2014/07/25 - 2014/08/05
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アイアムOKさん
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前日はバルでピンチョスをたらふく食べました。たぶん今晩もピンチョスでしょう。とはいえ、ピンチョスだけじゃあ物足りない。美食の町サン・セバスチャンに来たからには、星付きのレストランの一軒も訪ねておきたいところです。
というわけで、やって来ました「ムガリッツ」。ミシュランで星2つのレストラン。今は閉店してしまった「エル・ブリ」で有名な、分子ガストロノミー系の草分けの1つです。しかしぶっちゃけ、評価は賛否両論。ググって出てきたブログには、「理解不能」「こんなの食えネ」「見た目は凄いがちっとも美味くない」などの意見が散見されます。
楽しみじゃないですか。
ムガリッツは、お店のWebで予約を受けつけています。我々は、7月31日のディナーを予約しようとしたのですが、ディナーはかなり先まで埋まっている模様。ランチなら31日でも空きがあるということで、12:30から14:30までのランチコースを予約しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- エールフランス JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ホテルからタクシーで30分ほど。山の中にお店はあります。
少し早くついたので、外のガーデン席でワインを飲みながら待ちます。
やがて、そのまま外の席でコースの前菜がスタートしました。では、出てきた料理すべてをご紹介していきましょう。メニューに載っていた料理名とともに。 -
A dozen smeared radishes. ラディッシュ。指でつまんでそのままムシャムシャと。
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Two taste teasers; grill-dried mussels and home-made blue cheese veil. 左のチーズがぶよぶよで面白い食感。
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Marshmallow sponge with onion and pine nuts. マシュマロ。岩石に乗ってでてきます。
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Lacquered duck neck with herbs and dry grains. 鴨の絵が描いてある。首のところを食べるんです。
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Caesar's Mushroom with sesame. これは日本では見かけないキノコ。
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Black truffle slices. Fresh dressing of garlic and parsley. レイアウトにもこだわりが感じられます。
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Vegetable tiles. A hardful of Highland grass. これ、最初からテーブルに無造作に置いてあって、後から「実はこれも食べられるのよ」って台の上に乗せられた。確かに食べられるんだけど、芝生食べてるみたいでちっとも美味しくない。無理があるよなあ。
ここで前菜が終了し、建物の中に入ります。 -
テーブルには、ガーゼに包まれたパンと、石ころのようなものが6個置いてあります。
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「これも食べるのかな」と石を眺めていると、レストランのお兄さんが、「厨房へどうぞ」と声をかけてくれました。
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厨房とは言え、私たちが通されたのは、料理を盛りつけているだけのフロア。料理を作るところは別のフロアで、さらにもう1フロア「ラボ」があるそうです。
ラボでは日々、色んな実験が行われているとのことで、お兄さんはこんな花を私たちに差し出し「さあ、食べて」と。
「この花には日本酒がスプレーしてあるから、日本人の口に合うよ」
「出てくるものは、何でも食べられる」というのが彼らの演出するサプライズのタネのひとつです。 -
ところで、ムガリッツは一度火災で全焼したそうですが、日本はじめ色んな国からのサポートで再建できたのだそう。
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さて、席に戻ります。コースも中盤にさしかかってきました。
Set peanut with crab and squash cream. 何とも複雑な味のクリーム。
ここまで、手で食べる料理ばかりでしたが、はじめてフォークが出てきました。で、「そのフォークも食えるぞ」と。やはりそうきたか。
ポキっ。確かに食べられますが、砂糖のかたまりだね。 -
The game at the table; gambling a bite of bread and heavy cream. ここで、漫画と骨(写真の右端)が出てきました。「はいはい。これも食えってことだろ」と骨を口に入れかけましたが、そうではなかった。骨を使ったじゃんけんみたいなゲームを2人でやらされて、勝った方がキャビアをもらえるというゲームでした。
コースに戻ります。ナイフとフォークがセットされました。 -
Tomato with gelatinous broth. お肉の味がするトマト。面白い。そう、「美味しい」じゃなくて「面白い」。
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Costal fish with costal herbs. だいぶ料理がまともになってきました。
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ここで、すべてのテーブルにこのすり鉢が配られ、客が食材をすりすり。Linking... dip of fried bacon and saffron, cornbread.
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Cod tongues in a bone marrow emulsion. タラの舌。タラタンです。
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Pig tails and squid. ブタの尻尾なんて、日本じゃ食べないよねえ。
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Steak cured in blue... spicy contrasts. ステーキはブルーチーズの味がします。
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ここからデザート。ふたたび外の席に移動します。確かに、外の方が気持ちがいい。
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Herbs and fruits stained with a cold blue cheese cream. ブルーチーズがまた出た。
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Stracciatella. ストラッチャテッラって何のことだっけ?
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Lemon Succade with our herbs from yesterday and today. お店の菜園で取れたハーブ。
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Strawberries with cream. イチゴクリーム。
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An almost impossible bite: Sugary porta テーブルに置いてあった石ころは、砂糖の塊でした。それを削ってフリットにふりかけます。
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そして最後に、こんなパゴダのような物体が。
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ひょっとして、中からお勘定が出てくるかなと思いきや、チョコレートでした。
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コーヒーを飲みながらチョコを食べて、気がつけば4時間近く経っています。外で食べてる間は、そこら辺歩き回ったり、庭の写真撮りに行ったりとなごみながら過ごせます。他人の別荘に遊びに来たみたいなね。
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いやあ、ムガリッツ。期待に違わぬランチコースでした。料理の美味しさというより、サプライズを追求する姿勢。それはそれでアリではないかと。「え? これ食べられんの?」「え? こんな味なの?」の連続は、次の一皿を楽しみにさせてくれますからね。
もちろん、「こんなの料理じゃねえ」って怒る人もいるでしょう。その気持ちも分かります。まあ、分子系が嫌いな人は二度と行かなければいいだけの話で。私は、ここは最高のレストランだとは思いませんが、数年後にまた訪れたいと思いますよ。また「驚き」に遭遇したいですから。
ちなみに、本日のお会計、2人で462ユーロ。加えて、タクシーの往復で45ユーロ。ね。数年に1回ですよ。
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