2014/07/19 - 2014/07/20
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harihariさん
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平成26年7月19日。
日々の疲れを癒すために、どこかでのんびり過ごしたい...
できれば、美味しいものが堪能できるいいホテルで。
できれば、海の見える絶景の部屋で。
そして、できれば歴史ある名建築で。
全てを叶える宿が、蒲郡にありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
大阪から特急に乗って、昼前に名古屋に到着。
せっかくなので、鉄板ナポリタンとかいう名古屋グルメを食べたくて、メイチカの「パーラーみかど」という、これもまた昔ながらの喫茶店に入りました。
ナポリタンなんていつ以来だろ…
美味しかったです。 -
名古屋から40分ほどで蒲郡に到着。
-
恒例のご当地マンホール。
蒲郡市は竹島のデザインでした。 -
今回の旅は、特に決まった行き先もなし。
つまり、時間だけはたっぷりあったので、途中の小さな水族館に何気に立ち寄ってみたりして。 -
夏休みに入ってすぐの連休ということもあってか、多くの子ども連れが訪れていました。
海遊館や京都水族館と比べれば、ほんのささやかな水族館ですが、子どもたちは小さくても小さいなりの愉しみ方を知っているようで。 -
水族館も、魚の見せ方やキャプションに工夫を凝らして、大人でもじゅうぶん楽しめます。
-
ナントカうつぼ。
気持ち悪い。 -
南の島のリーフのような水槽。
家にあったら、一日見ていても飽きないだろうな… -
竹島水族館唯一のショー、オタリアのラブちゃん。
暑い中、いろんな芸で楽しませてくれました。 -
水族館を出ると、ぱらぱらと小雨模様。
でも、目的の「蒲郡クラシックホテル」が目の前だったので、一安心。 -
入り口から高台にあるホテルまでは、少し急な道を登って行き…
-
やがて、坂を登りきる直前、ホテルの全景が目に飛びこんできます。
『まだ新幹線が出来る前の東海道線で西へ向かうとき、列車が豊橋を過ぎて間もなく、左側の車窓も、小高い丘の松林から緑色の屋根の古風なホテルの背面が望まれ、それを眺めながら、(帰りには一日か二日、蒲郡ホテルへ寄って、のんびりしたいな)そう思いもし、また、何度か、その思いを実行に移した私だった。』
(池波正太郎氏のエッセイ「よい匂いのする一夜」より) -
昭和9年(1934年)に国際観光ホテル「蒲郡ホテル」として開業。
その後、蒲郡プリンスホテルを経て、2年前からは蒲郡クラシックホテル。
廃業や経営譲渡などを経て、開業後80年を迎えた今もなお現役の国内有数のクラシックホテルです。 -
開業当初から使われ続けている銅版の扉。
山高帽を被った高齢のドアマンが、颯爽と扉を開けてくれます。 -
菊池寛の「火華」、谷崎潤一郎の「細雪」、三島由紀夫の「宴のあと」などに登場する蒲郡。
蒲郡クラシックホテルの前身である「常盤館」が舞台になる小説も見られます。 -
蒲郡ホテルの前身である「常盤館」は、大正元年(1912年)に創業。
今も敷地内に遺構は残っているものの、常盤館自体は昭和55年に廃業しています。 -
和洋折衷・城郭様式の外観とは異なり、内装はアール・デコ調の優雅なスタイル。
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エレベーターは、昔ながらのアナログインディケーター(指針盤)。
創業当初(昭和9年)から使っているものだそうで。 -
ここが、この日の僕たちの部屋。
広さも申し分なく、部屋からのロケーションも最高。 -
窓から見える島は竹島。
日本に数あるクラシックホテルの中でも、随一の眺望。 -
建物を全部堪能するためには、エレベーターばかりを使ってられない。
階段を使わなければ見つからない面白さもあるもので・・・ -
3階と2階の間にあるステンドグラス。
今日は曇天なので、晴れた日にはもっときれいなんだろうな。。 -
2階の回廊から、1階のロビーを見下ろして。
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吹き抜けの天井にかかるシャンデリア。
そして、白い漆喰のレース模様もアールデコ調。 -
2階カフェのテラス席。
海を眺めながらのカフェなんて、最高に気持ちいいだろうな。 -
1階から2階の吹き抜けを見上げて。
どこを切り取っても絵になる。 -
館内の写真もいいけど、夕食までの間に近くの温泉に入りにいかないと...
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蒲郡クラシックホテルのほど近くにある、「ホテル竹島」。
ここは蒲郡温泉の大浴場があるので、お風呂はここに入りにきました。
暮れ行く時間、三河湾を眺めながらの露天風呂は最高!! -
お風呂からホテルに戻ると、オレンジの灯りが点されて、いよいよ夜の準備も整ったようです。
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竹島へとつながる橋にも街灯が点けられて、とてもいい雰囲気。
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夕食は、ホテルの離れ「竹島」で懐石料理。
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ここは、昭和55年に廃業した「常盤館」で宿として使われていた建物です。
蒲郡プリンスホテルの頃から、そのままの場所で食事処として使っているとのこと。 -
別館といっても、常盤館の遺構なので、本館よりも古く大正元年の建物。
ここに泊まれるのなら、それも悪くないかも。 -
三河湾と竹島を見下ろすことのできる、贅沢な眺望。
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こういう細工は、今ではなかなかお目にかかれないもの。
一度壊れてしまうと、修理をするにも職人さんがいないようで・・・ -
床の間は一枚もの。
遠州の「綺麗寂び」にも通じる、落ち着いたトーンのデザイン。 -
一品目のお料理。
どうやら僕たち以外にお客はいないようで、接客は若い綺麗な女性が対応して下さいました。 -
先付、京鴨ロース たらこソース添え。
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まずは熱燗一本目。
岡崎の丸石酒造の「三河武士」本醸造。 -
唐墨と大根と海老。
大根と唐墨を合わせて食べると、シャキシャキした食感とチーズのような塩辛さがお酒にぴったり。 -
虎魚丸仕立て。
白身のオコゼと旬菜で、夏の味わい。 -
鮪、鯛、よこわのお造り。
このあたりで、二本目のお銚子。
次は、設楽町の関谷醸造 「蓬莱泉 朋 大吟醸」。 -
丸茄子田楽。
かぼちゃやパプリカ、万願寺など色彩も豊かな一品。 -
試しに障子を開けてみると、縁側から外に出られるようになっていました。
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竹島へ向かう橋と、その突き当たりの鳥居がライトアップされています。
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黒毛和牛の照り焼き。
お肉が柔らかくて、とっても甘くて美味しい。 -
〆の料理は、浅利素麺。
貝のお出汁があっさりと美味しくて、お腹はいっぱいでもさらっと食べられてしまう。 -
デザートはマンゴーケーキとフルーツ。
大満足のコース料理でした。 -
この日は貸切状態だったので、食後に他の部屋を見学させてもらいました。
この部屋は、10人ぐらいが会食できる部屋で、雪の結晶の透かし彫りが入る飾り欄間が印象的です。 -
天袋の引き手は、蝙蝠のデザイン。
今まで見たことのないデザインかも。 -
食後の散歩は、あの鳥居のところまで。
水面に映る明かりがてとも幻想的。 -
橋の周りの海辺には、多くの人が夕涼み。
まっすぐ海に突き出た向こうまで歩いていきます。 -
写真右側の、一際小高い丘の上に立っているのが、蒲郡クラシックホテル。
ホテルは、小津安二郎監督の映画「彼岸」でも、ロケとして一シーン使われています。
今度観てみなきゃ。 -
橋を渡り切ると、島の入り口には八百富神社の鳥居がライトアップされています。
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常夜灯の明かりが、夜風に吹かれる波の上をユラユラと揺れて。
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人のいない静かなホテルのロビーで、ソファに腰をかけながら、昭和の面影を残す空間を少しの時間味わってみます。
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昭和初期から変わらない石造りのマントルピース。
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同じ一日でも、普段より旅の途中の一日はゆっくり終わるような気がします。
今日は、そんな一日の終わり方。 -
2日目。
カーテンを開けると、日が昇る直前の薄暗い三河湾。 -
朝食までの時間、のんびり散歩。
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昨日食事をいただいた、別館の食事処。
夜は暗くて全景が良く分からなかったですが、明るい時間に見てみると、やっぱりいい。 -
もう一つの食事処。
こちらの建物も、大正時代に創業した常盤館の遺構。
現在はステーキハウスの六角堂。 -
まだ人の姿も見えない早朝の竹島橋。
海の上を歩く、気持ちのいい朝。 -
竹島は全域が八百富神社(竹島弁天)の境内。
そして、独特の植生から全域が天然記念物に指定されています。 -
鳥居をくぐって、階段を登ると…
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八百富神社の境内。
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そのまま真っ直ぐに進むと・・・
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突き当たりに龍神の松。
周囲僅か700m程の小さな島なので、すぐに反対側の海に出てしまいます。 -
穏やかな休日の始まる朝。
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ホテルに帰って、眺望のいいレストランで朝食。
朝食の開始時間すぐにレストランに行ったので、運よく一つだけ空いていた窓辺のテーブルに案内されました。 -
パン皿はオリジナル。
ここのホテルが絵付けされています。 -
サラダとヨーグルト。
蒲郡のみかんジュース。 -
焼きたての暖かいパン。
お腹いっぱいなので無理でしたが、なくなるとお替りも勧めて下さいます。 -
卵料理、奥さんはオムレツ。
付け合せも美味しい。 -
僕はスクランブルエッグ。
朝食が美味しいというのは、僕たちの旅にとってとても重要なピース。 -
ルームキーは、前身の蒲郡プリンスホテル時代のもの。
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朝食会場のフレンチレストランは、パーティも可能な豪華な装い。
次に泊まるなら、ここでディナーでもいいかも。 -
朝食のあとは、チェックアウトまで海を見ながら部屋での〜んびり。
池波正太郎や三島由紀夫など、好きな文豪の愛したホテルに泊まれてよかった。 -
チェックアウトしてから、少しだけホテルの庭園の散策を。
昭和初期のまま残された、貸切部屋「離れ鴬宿亭」。 -
かつては茶室としても利用されていたのですが、今は1組限定で泊まれることができるとのこと。
次はここでもいいなあ。 -
海辺の文学記念館。
さまざまな文学作品に登場する蒲郡。この館では、そんな文学と蒲郡を勉強することができます。
素敵な建物は、元は蒲郡市内の医院を復元したもの。 -
かつて、このあたりの場所にあった常盤館は、多くの作家文人が逗留していますが、この部屋はそんな雰囲気を再現したもの。
障子の向こうには、僕たちが宿泊したホテルとは、また一味違った美しい風景が広がっています。 -
特に予定も何もないので、午前中はのんびりと海を眺めながら時間を過ごします。
この日の夜は蒲郡の花火大会。
僕たちは夕方には帰りますが、昼近くになると大勢の花火客が集まってきて、昨日とはうってかわった賑わいを見せ始めました。 -
三河の国司でもあり、蒲郡にもゆかりが深い藤原俊成像。
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竹島を望む俊成さん。
平安の世から今のこの国を見て、何を思う? -
お昼ごはんは、蒲郡駅前の「一松」という食事処。
夜は居酒屋になるのかな?
鰻屋さんでもあるみたいですが... -
ぼたん海老のお造り。
大きい!
甘い! -
ナントカの塩焼き。
お店のお母さんは、「あかなが」とか「あかまが」とか言ってたように思うんだけど…
とにかく、白身の美味しいお魚です。
一泊二日の蒲郡でしたが、名建築の宿に三河湾の旬の幸には大満足で、日頃の疲れを癒すには、ちょうどいいサイズの旅ができました。
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