2014/06/08 - 2014/06/08
8位(同エリア14件中)
ベームさん
6/8(日)、14日目。
ブルゴーニュ地方最後の日、今日はオーセールを経てパリに帰ります。
オーセール:セーヌ川の支流ヨンヌ川の西岸の小高い丘にに広がる古都。1世紀頃から水運を利用した交通の要所として重要な位置を占め、中世にはパリに木材を運ぶ拠点として栄えた。
またサン・ジェルマン修道院、サン・テチエンヌ大聖堂の建設によりサン・ジェルマン、サン・テチエンヌ詣での巡礼者が多く訪れるようになった町です。
パリの南東170キロ、ブルゴーニュ地方の北辺にあります。人口約4万人。
写真はポールベール橋からの大聖堂。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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地図左下。
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ディジョン駅。
2泊したディジョンを発ちオーセールに向かいます。
ディジョン発9:29。ラロシュ・ミジャンヌで乗り換え、オーセール着11:23。 -
途中のモンバール駅。
フォントネー修道院最寄駅です。 -
ラロシュ・ミジャンヌ駅で乗換え。
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乗換の合間にちょっと駅の外へ。
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オーセール・サン・ジェルヴェ駅到着。
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ガンベッタ通り。
駅からしばらく歩きます。
ガンベッタの名を冠する通り。広場など時々見かけます。普仏戦争前後、第三共和制時代に活躍したフランスの政治家です。1838~1882年。 -
ヨンヌ川の橋のたもとに着きました。
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ポール・ベール橋の上からは二つの壮麗な建物が眺められます。
サン・テチエンヌ大聖堂とサン・ジェルマン修道院です。 -
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カメラの調子が治らない。自分のでないので何処を触っていいのか分からない。
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素晴らしい眺めです。
ちょっとドイツのマイセンのドナウ川越しの眺めを思い出しました。 -
サン・テチエンヌ大聖堂。
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サン・テチエンヌ大聖堂。
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ヨンヌ川。
フォンテーヌブロー辺りでセーヌ川に合流しています。 -
サン・ジェルマン修道院。
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橋の中ほどに建つポール・ベール像。
オーセール生まれの政治家、生理学者。1833~1886年。 -
橋を渡ったポン通りのサン・ピエール教会。
帰りに寄ります。 -
通りから大聖堂の横腹が見えます。
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ポン通り。
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ここから先道が輻輳していて分かりにくかったです。
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古い家並み。
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糞害対策の立て看板。
「わんちゃん。
1.ビニール袋に手を入れる。2.糞を掴む。3.袋を裏返す。4.袋ごと籠に捨てる。袋は下に引っ張って取る」。
フランスはどこを歩いても犬の糞が落ちています。その対策でしょうがあまり効果は上がっていないようです。むしろオーセールは他の町より多い気がしました。 -
ごちゃごちゃした通りを行くと目の前に立派な建物が現れました。
シャルル・ルペル広場の郵便局です。フランスでもドイツでも官公庁は歴史のある立派な建物に入っています。 -
広場にはカデ・ルセルの像が建っています。
カデ・ルセル:末っ子ルセル、または見習士官ルセル。
詩人白髪のガスパールの詩「末っ子ルセル」の主人公でお人よしとして描かれています。服装からすると見習士官のほうが合っているようですが。
ルセルはオーセール生まれの実在の人物で、本名ギヨーム・ジョゼフ・ルセル、1743~1807年。 -
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広場から延びるシャルル・ルペル通り。
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通りの真ん中にも面白い像が。
レチフ・ド・ラ・ブルトンヌの像。
オーセール近郊の生まれで印刷工を経て作家になる。本名ニコラ・エドム・レチフ。1734~1806年。
じぶんの書いた本を娘さんに読んであげているのでしょうか。 -
ドラペリ通りを下ると時計塔が見えてきました。
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15世紀の時計塔。
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2本の針は月と太陽の位置を示しています。
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反対側から。
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またまた像があります。
マリー・ノエルの像。
オーセール生まれの叙情詩人です。1883~1967年。
人気があるらしくカデ・ルセルとともにあちこちで見かけました。 -
市庁舎。
先ほどの郵便局に比べ貧相です。
軒下に「リベルテ・エガリテ・フラテルニテ」の文字。フランス共和国の標語「自由・平等・友愛」。フランスの官庁には必ず見られます。 -
コルドリエ広場。
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コルドリエ広場。
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町の中心です。
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コルドリエ広場。
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ダンピエール通り。
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サン・ジェルマン修道院の方に向かっています。
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裁判所。
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女学校。
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サン・ジェルマン修道院にやってきました。
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サン・ジェルマン修道院。
6世紀の創建。11世紀に再建。サン・ジェルマンが埋葬されています。 -
このサン・ジェルマンは5世紀のオーセールの司教で、パリのサン・ジェルマン・デ・プレ教会に祀られているサン・ジェルマンとは違います。
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中庭。
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回廊。
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修道院の美術館。
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ここにもマリー・ノエルさん。
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礼拝堂に入ります。
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発掘された石棺みたいなのが無造作に置かれています。
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サン・ドニ、サン・マルタンの像が有ります。
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聖マルタン。
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地下の発掘現場。
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足元は鉄格子になっていて下が覗けます。
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古い遺跡です。
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修道院を出てコッコワ通りを大聖堂の方に行きます。
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大聖堂。
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サン・テチエンヌ大聖堂。
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13~16世紀。聖テチエンヌはキリスト教最初の殉教者です。
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司祭が何か喋っています。
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小さな子供が。
幼児洗礼でしょうか。 -
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大聖堂。
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ステンドグラスが見事です。
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久しぶりのジャンヌ・ダルクです。
「我らのために祈りたまえ」。
推測ですが昔ブルゴーニュ公国はジャンヌ・ダルクと戦っていたのでブルゴーニュ地方にはジャンヌ・ダルク像が少ないのでは。
1920年作とあります。ジャンヌが聖人に列せられた後です。聖人になったからには昔のことは言っておられないということでしょうか。 -
サン・テチエンヌの殉教。
西暦35、6年頃石打の刑で殉教した。 -
その説明板。
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この看板また見かけましたが効果なし。
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大聖堂の前、サン・テチエンヌ広場。
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サン・テチエンヌ大聖堂。
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駅の方への道すがら。
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ユベール通り。
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ヨンヌ川からかなり小高いところを通っています。
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劇場。
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橋の袂のサン・ピエール教会に寄りました。
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ここにもジャンヌ・ダルク像が。
オーセールではジャンヌ頑張っています。 -
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洗礼者ヨハネによるキリストの洗礼。
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再びヨンヌ川を渡ります。見飽きない景色です。
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もう一度大聖堂と、
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サン・ジェルマン修道院を振り返って。
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オーセール発14:37のTerでパリへ戻ります。。
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ラロシュ・ミジャンヌで乗り換え。
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乗り換えた列車は4人シート2列の8人用コンパートメント。
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ところがブルノワという駅で故障で25分間停車。この暑い日に冷房なしです。
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汗だくでベルシー駅に帰ってきました。
夕食は北駅前の日本語メニューのあるレストランでサーモン料理。ここのウエイター/ギャルソンとも馴染になりました。
2泊3日のブルゴーニュ旅行を終わり明日はパリから北へ、ノール・パ・ド・カレー地方です。ベームさん元気ですねえ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- コクリコさん 2016/09/21 21:40:59
- ふん害対策効果でてきました
- ベームさん、ご無沙汰しています。
オーセールの旅行記に「いいね!」ありがとうございました!
ベームさんが訪れた2年後の今年、フン害対策効果あったようで、街中では見かけず綺麗でした。
私は教会はサン・テテイエンヌ大聖堂だけしか行かなかったのですがベームさんはパリから日帰りでたくさん見学されたのですね。
偶然行ったオーセールでしたが、歴史、文学、ヨンヌ川からの風景と見所がたくさんあって面白かったです。
- ベームさん からの返信 2016/09/22 10:04:28
- RE: ふん害対策効果でてきました
- コクリコさん、
こちらこそ、お早うございます。
オーセール、懐かしかったのでコクリコさんの旅行記訪問いたしました。
街なかにふん害は見かけなかったですか。多分私の旅行記をオーセールのしかるべき人が見て町の名誉のためふん害一掃を図ったのでしょう。
ブルゴーニュ地方にはそのほかオータン、ボーヌなど良い町がありますね。体力があれば(もう望めませんが)もう一度行きたい所です。写真もあの時はカメラの調子がおかしくて変でした。
今年のフランス旅行、先を楽しみにしています。
ベーム
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