2014/07/11 - 2014/07/11
135位(同エリア1627件中)
かっちんさん
東京・ミュージアムぐるっとパスを利用し、凸版(トッパン)印刷の印刷博物館を訪れました。
印刷文化の歴史、印刷の仕組みと機械、最近の印刷技術などが丁寧に紹介されています。
体験コーナでは、活字を自分で拾って文撰と植字を行い、コースターに活版印刷することができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
台風一過の青空
飯田橋近くにある印刷博物館へ向かっています。
湾曲の建物が素晴らしいです。 -
凸版印刷本社のモニュメント
彫刻刀のイメージでしょうか -
併設されている印刷博物館
凸印刷は明治33年創業、110年の歴史があります。 -
体験教室の案内
夏休みの子供たち向けイベントです。 -
印刷博物館
1階にイベントのギャラリー、地下1階に総合展示ゾーンがあります。 -
カラー印刷した携帯カレンダー
総合展示ゾーンに入ると、印刷文化の歴史、印刷の仕組み、印刷機械、最近の印刷技術などが丁寧に紹介されています。
展示物は撮影禁止です。
このカレンダーは、日の数字があらかじめ印刷されている用紙に4つの手動印刷機を自分で操作し、黒、赤、緑、青の印刷を順番に追加して作りました。
これから、印刷工房「印刷の家」で、活版印刷の体験をやります。 -
活版印刷の活字
グーテンベルクが発明してから、550年間ほとんど形を変えずに行われている印刷方式です。
活字は鉛に文字を裏返して刻んであります。
体験では活字ケースから活字を1文字づつ拾う文撰(ぶんせん)をやります。
漢字は1万種類もあるので、今回の体験はアルファベット文字を拾います。 -
イチオシ
植字(ちょくじ/しょくじ)
活字を枠の中に並べ、印刷の元になる版を作ります。
文章の”&”の両側に、薄いスペーサを入れ、わずかな隙間を作ります。
文章の両脇にもスペーサをいれ、真ん中の位置になるようにします。
スペーサはいろいろな厚さのものが用意されています。 -
印刷機に組みつけ
版の活字をゴム製のハンマーで叩いて平面度を出し、印刷機に組みつけます。
印刷機のパラボナアンテナみたいな黒い円盤には、インクがたっぷりと塗られています。
今日の印刷用の紙はあらかじめ絵が描かれたコースターで、好きなものを5枚選びます。 -
インク付け
紙を印刷機にセットし、手前のレバーを半押しして黒いローラーにインクを付けます。
この操作を2回やります。
レバーを戻すと、黒いインクの円盤が自動的に回転し、インクのムラがでないようになっています。
よく考えたものですね! -
イチオシ
印刷
レバーを押す動作で、ローラーが活字に接触してインクが塗られるようになっています。
レバーを下まで押し切ると、紙と活字が接触し紙を刷ることができます。 -
印刷されたコースター
レバーを戻すと、ちゃんと印刷されています。 -
コースターの置台
印刷されたコースターのインクを乾かす台に立てかけます。
インクが乾くまで1日かかるので、コースターをわら半紙の間に入れて持ち帰ります。 -
出来上がったコースター
翌日、コースターを見ると綺麗な活字が印刷されています。 -
帰り道
小石川台地の下に位置する江戸川橋と飯田橋界隈は、昔から印刷会社が多いところです。
手動の活版印刷機は一つのレバー操作だけで、インク付けから印刷までできるメカニカルな素晴らしい装置です。
印刷博物館では印刷の歴史を知り、印刷原点の活版印刷を体験できます。
この活版印刷技術から、最近のコンピュータを活用した印刷に発展しているのです。
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