2014/06/06 - 2014/06/08
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Matt Yさん
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2週間にわたって週末弾丸でキタを覗いてきました。
まずは南、韓国から。
次の週に中国の中朝国境付近に行くことがあらかじめ決まっていたこともあって、それならばということでキタを南北から見て見ようという趣旨の旅に。
ソウルへは韓国発券のノーマルYを持っていてもともとは土曜日の朝の便の予約を持っていたのだけど直前に金曜日の夜の最終便に変更。
このあたり変更自由なノーマルYの面目躍如。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
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もともとの予約では土日だけで往復する予定だったが、フルに土日を回りたくなったので、行きの航空券を直前に土曜朝発の便を金曜20:05発の便に変更した。とはいうものチェックイン締め切りは19:25、遅くとも18:40には会社を出なくては行けず内心ヒヤヒヤだったのだが、早帰り日ということと大雨で電車が止まる前に帰れと言うことで割と余裕を持って羽田着。
しかしオンライン上翌日の便の予約が消えていなくてチェックインには手間がかかった。お腹が減っていたので5分でラウンジカレーをかきこみいざソウルへ! -
この日はいつも羽田ー金浦便に就航しているアジア域内用の777-200ではなく、欧米線に就航しているフラッグシップの777-300ER。その結果ビジネスクラスの定員が倍増、エコノミーの定員が逆に少なくなるという結果になり、チェックインでもゲートでもかなりの人がインボラアップグレードされていた。私はといえば事前にアップグレードポイントによるアップグレードをしていたので、インボラされた時の嬉しさは無かったけど、普段よりいい座席の恩恵に預かれる!
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この角度じゃ200か300かわからないけど
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スタッガードの席は初めてなのでルンルン気分。
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こうして並んでいると、一つ一つがコンパートメント状になっている
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個室感があっていいのだけど、やや引きこもり感があるのも事実。別にいいしくつろげて最高なのだが。
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機内食は太刀魚のソテーなんとかソース…まぁ不味くもなく、うまくもなくといった感じですかね。シートが快適すぎてあっという間に金浦着。
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AREXでソウル駅着。宿はソウル駅裏口が最寄りなのでAREXの出口が近く、歩く距離が短くて済んだ
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ソウル駅の裏側は寂れてて表側と全然雰囲気が違う。なんか普段着っぽくてほっとはするけど。
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今宵のお宿はKyo's House.民家改造型かな?中国語対応可能なせいか中国人旅行者が多かった。
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この種の宿に有りがちな窓のない部屋。しかしそこそこ居心地は良かった。
シャワーが部屋にあるのはいいけど、なんかしけっちゃう気がしたのは事実。 -
明けて2日目、土曜日。この日は板門店ツアーを予約していた。
集合場所のロッテホテルに向かう。ソウル駅の正面に泊まると乗り換えが必要だが駅の裏側からだと2号線のチュンジョンノ駅が近く、ロッテホテルがあるウルチロ入口まで近いのはありがたい。
早朝からキンパや野菜を売るおばあさんが道に入るけどああいう人採算取れているのか心配になる。取れているからいるんだろうけど。 -
まだ集合時間までは余裕があったのでソルロンタンを注文、、、するもなかなか出て来ず遅刻しそうになる。水でぬるめて5分で流し込んだ。
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日本語ツアーなので参加者は当然日本人ばかりだが・・・参加者の年齢層が異様に高い。私が最年少の部類だ。
実は板門店ツアーに参加するのは1993年以来、22年ぶり。当時は統一路と名付けられた国道一号線を北上、徐々に軍事車両が増えて緊張感が高まるという感じだったのに、今回は高速道路を走る。
しかも漢江の河口から臨津江沿いを走るので、田舎だなと思っているうちにいきなり対岸は北朝鮮という、緊張感が高まる演出もなく、勝手口から裏の家を塀越しに見るといった感じで拍子抜けする。 -
この川の向こうの山々はキタ。オドゥサン展望台の近く。さすがに厳重に鉄条網が海岸に張ってある
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92年の時は臨津閣で止まり、自由の橋を渡る手前で一人一人の照合が行われしずしずと民間人統制区域に入っていき嫌が上でも緊張感が高まったのだが、今は開城工業団地とのあいだでトラックの出入りもあるので、検問所の前を徐行して終わり。これも拍子抜け。
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あっという間に板門店の共同警備地域(JSA)の手前のキャンプボニファスに到着。ここで一旦視聴覚室のようなところでブリーフィングを受ける。といってもポプラ事件やプエブロ号事件のことなど。
以前と比べるとスライドから映像に変わっただけで、根本的なことは変わらず。 -
最後に注意事項の説明を受けた後承諾書に署名。これ92年の時は省略されてしまっていたくらい形式的なもの。
ブリーフィングが終わった後は国連軍のバスに乗り換え、JSAに入る。車窓からの写真は指定場所以外は厳しく禁止される。 -
バスに乗るもしばらく走るといきなり会談場前へ。人数の関係で2班に分かれる。最初の班が会談場内に入っている間こちらは会談場の前で待機。
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北側は少し高くなっていて北側施設の板門閣がある
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キタ側からは双眼鏡でこちらを観察
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因みにこの前年、キタ側から南側を見た会議場。
この時はなぜか私が行ったときの前後数ヶ月だけ、会議場の中に入れなかった。イコールあと50メートルほど南北がつながっていない状態。ここまで来たのに。というわけでいつかキタ側から再訪しなけば・・・
ちなみにキタからの板門店は基本和やかムードで、緊張感を煽る南からとは全然違います。キタはうちらは友好的なのにアメリカ帝国主義者の敵意のせいで…というのが基本路線。
一方南は北の好戦性ゆえの緊張、アピール。
私が初めて訪れた1992年は南側は東屋程度の建物しかなく、キタの板門閣と差があったが、今は逆に向こうを張る建物建てて対抗。 -
建物の影に半分身を隠して警備に当たる国連軍(実際には韓国軍で肩に「憲兵」の表示)
こんなに警戒している一方、我々は丸裸なまま、何も隠れルンバ所もなく北側に向かって一列に並べられて放置。 -
順番が来て中へ。
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このコンクリの仕切りが南北を隔てる境界。本来は共同警備区域の名の通り板門店ではお互い行き来できたのだが、ポプラ事件などにより明確に棲み分ける事に
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キタ側に入った!
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一応はマイクのコードが境界になっていますが、この建物の中はお互いに行き来自由
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一応警備の憲兵が厳しい雰囲気を演出していますが、物見遊山なジャパニーズツーリストは影響されません。
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会議場を出て振り返る
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会議場の前を後にしてバスに乗り、帰らざる橋の前で止まる。捕虜交換の時にこの橋を渡るともう帰ってこれないことからついた名前。
22年前はこの橋の近くにまだポプラ事件(視界を遮っていたポプラの木の剪定作業を国連軍がしていたところ北との小競り合いから斧で国連軍兵士2人が殺された事件。それまでは文字通り板門店エリア内は南北の境がない共同警備地域だったがその事件を契機に共同警備地域内にも南北の境界線が出来た)のポプラの切り株があったけど、今はなくなっていた -
緊張感漂うJSAを出てしばらく走ったと思ったらあっという間に臨津江を渡った。来る時もそうだったが、昔は自由の橋という細くボロい橋をソロソロ渡り、そこが特別な地と一般社会をはっきり分けていたものだが、今は新しい幅広な橋で一気に渡ってしまうので本当にあまりにあっけなく、気持ちの切り替えが追いつかない。
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板門店ツアーは、一旦臨津閣でトイレ休憩をし、食事の後ソウルへ帰る。我々はもう一箇所展望台に行きたかったので、ツアーに含まれている食事は放棄する事になり勿体なかったが、ここでツアーを離団。
臨津閣は以前は韓国人が物理的に最もキタに近寄れる地点で、キタに生き別れた親族の方角拝む祭壇があったりここが限界点という雰囲気もあった。また、臨津閣駅駅頭の「鉄馬は走りたい」のモニュメントもあり実際にここで鉄路が分断されていた時は真実味もあったが、時代が変わり、もう一駅、トラサン駅まで伸びて手続きさえすれば韓国人もこの先まで訪れる事が可能になった今、なんとも間抜け感漂うのは事実。
とはいえこの先へは自由に来れず指定された列車かバスを利用するツアーに参加する必要がある。
我々もここからトラサンへ行く列車に乗るDMZツアーに参加したかった(以前はここの駅のホームでツアーにもうしこんでいた)のだが、いまはソウルで手続きをするらしくもう満席で乗れないという、、、、ちょうど良い時間に列車は来るというのに -
次善の策と言うことで、ここ発のバスツアー(鉄道でトラサン駅に行くのではなく、ここからバスに乗る)の窓口に赴いたが、、ここまで自家用車で来て参加する人が多く、夕方の最終ツアーだけが空きがある状態。夕方までとは暇をもてあそびすぎるので、迷ったがトラサンは諦めて少し南にあるオドゥサンへ行くことにした。
昔は臨津閣まで列車の本数があったのだが、今は一つ南のムンサンまで電化、地下鉄型電車が来る代わりにムンサンー臨津閣は通常列車が走っていないも同然のダイアになってしまった。 -
代わりに走っているバスは、集落を一つ一つ周るルートのため、直線距離は駅一つの短い距離なのに、1時間以上かかった。ムンサン駅に着いた時はやや疲労困憊。
金村の駅まで数駅電車で移動し駅前の冷麺屋で冷麺をいただく。 -
金村の駅からバスで30分強でオドゥサン展望台到着。
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右から臨津江、左側から漢江のそれぞれ河口部分が合流する三角地帯。
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軍の監視施設。夜なんかはこれだけのエリアを見張り切れているのか、と思ってしまう。
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位置関係の模式図。展望台から北側までは2km。臨津江の部分の最短距離は650m。
(この先は臨津江は休戦ラインの南側に食い込むため距離的には南北は隔てられる) -
北側を望遠で。
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モデル農村的かコンクリートの3階建ての住宅などが見える。
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写真ではよく分からないけど、望遠鏡で覗いてみるとちょうど田植えの時期で大勢の人が田植えをしている様子が見える。
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基本人力で農作業をする北側。
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何でか知らないけど、行けそうで簡単には行けない向こう側(実際には金を準備して手続きさえすれば今は容易に旅行は行けるが)の世界を覗くのは妙なワクワク感があるものなんです。
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夜だったらゴムボートとかで簡単に南侵できそうだ
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板門店へ行く時通った高速道路が足元に見える。軍事的には敵に落ちたら兵站が容易になるこういうものがこんなにも敵の目の前に作っていいのかと思ってしまうが、要するに舐めきっている感じが正直する。
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展望台にはキタの生活を紹介(こきおろす)展示施設も併設。
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平壌←→ソウルの駅標の図。背景に平壌駅や高麗ホテル、人民大学習堂とかが描かれている
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北朝鮮の家の部屋を再現した展示。なかなか良い部屋ではない?
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展示用の部屋にあった看板。
アップしないでくださいというのにアップしちゃった。上がらないでくださいと書きたかったんだろうけど。 -
ソウルに戻り、同行した友人の友人にごはんをごちそうになってしまった。
韓定食だったが伝統式ではなく現代式にアレンジしたものでどれもが新しく、美味しかった。 -
〆は伝統喫茶店でパッピンス
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