お初天神で茅の輪くぐり

2014/07/04 - 2014/07/04

本町と梅新に所用があって出かけました。

梅新（梅田新道）曾根崎警察、お初天神・・この界隈はいつもテレビやラジオを通じてよく耳にするスポットです。いつもは素通りでしたが時間はたっぷりある身となってちょっと寄ってみようかな、って「シニアの冒険」です。

ビル風というのかな？お初天神にはさわやかな風が通り抜けて心地よかったです。

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩

本町で用事を済ませたらもう１時で通りがかりのそばやでランチ。

出かける時点では「運動不足解消に歩くか」という意気込みでしたが荷物が結構あったので地下鉄で梅田へ移動。

梅新のとあるビルで用事を済ませ未踏のグランフロントオオサカ（もうそろそろ空いてきた頃かな？）へでもとエレベーターを降りたのですが・・

お初天神って「露天神社（つゆのてんじんしゃ）」っていうんだ、ほんとは・・と急に興味がわいて・・

露天神社(お初天神) 寺・神社・教会

梅田中心部への経由地として入ってみました。

入ってすぐ右手に社務所がありました。

実にたくさんの神さんグッズがあるな〜と近寄ってみると・・

上部には芸能人の直筆ふだがずらり・・

黒木瞳だ〜

吉田玉男、吉田簑助・・
そうか文楽で曽根崎心中を上演するものね・・

もちろん歌舞伎界の名士の名もありましたよ。

野村克也・サッチー夫妻も・・

文楽の「曽根崎心中」ですね。

元禄16年（1703年）にこの神社の境内で実際にあった心中事件を題材に、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書きました。以後、そのヒロインの名前「お初」にちなんで「お初天神」と呼ばれるようになったのです。

元禄16年4月7日に堂島新地天満屋の遊女「お初」と内本町平野屋の手代「徳兵衛」がこの神社の「天神の森」にて情死した事件をもとに、近松門左衛門が劇化したものです。この作品は当時の人々の間で大評判となり、参詣回向の老若男女が大勢押しかけたといわれています。

このブロンズ像は二人の300回忌の後、氏子の一人が「お初さんのために」と100万円寄付してそれをきっかけに、地元の商店街などから寄付金が寄せられ、平成16年4月に製作されました。

昭和47年7月、曽根崎中1丁目の有志によって、恋に殉じた二人を慰霊するための「曽根崎心中　お初　徳兵衛　ゆかりの地」という石碑が建立されました。

露天神社の露とは名水だった〜。

意外な事実が次々判明、って私が知らなかっただけなんですけど。

菅原道真（菅公）がここで詠んだ

「露と散る涙に袖は朽ちにけり　都のことを思い出ずれば」に因る。（その他諸説有り）

夏のみそぎ「茅の輪くぐり」初体験しました。

まずは手と口を清めて・・。

人型（女性は赤、男性は白）に
右から生年月日、中央氏名、左に年齢を書く。

無料です。

くぐって本殿にお参り。

左にひときわ目を引く絵馬が・・

社務所で買えます。最新作、美人祈願の絵馬。

顔のないお初のイラストに自由に顔を描いて、真の美人になれるよう祈願しましょう。

この記事にも注目。

３月に引退した文楽浄瑠璃の竹本住太夫さんの５歳の姿が・・。

毎月第1金曜日に、境内に於いて開催「のみの市」に遭遇（雨天の場合は中止）。

開運稲荷社

古くは皮膚病の治癒を願って「鯰」の絵馬が多数掛けられ、お百度（右手）を踏む人々で混みあうほどだったそうです。

現在は明治42年の「北の大火」で焼失した近在の四社の稲荷社を併せて祀っています。

鳥居をくぐって左に・・

今やここは「恋人の聖地」

稲荷社右手に・・

表紙の七夕祭りポスターにも採用されています。

7月第3金・土曜日に行われる「例大祭」夏祭りの準備が進んでいました。

宵宮は午後7時頃から、地車囃子が拝殿横の特設舞台で始まる。しばらくすると舞獅子、傘踊りが入り、役太鼓の宵宮打ちが披露される。

テレビのニュースに注目しましょう。

ここから出ました。御堂筋側。

振り返ったところ。

ここを通って帰りました。