2014/06/06 - 2014/06/12
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yoshikiさん
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昨年9月のツアーでのアラスカ旅行、ツアーのメニューも多く満足だったのだが、
・アラスカ鉄道に全線乗車したい
・マッキンリーを間近で見ながらデナリ国立公園の最深部(ワンダーレーク)まで行きたい
・アラスカ大学博物館(フェアバンクス)をじっくり見たい
という思いが強く、もう一度アラスカを訪ねることにした。
2回目で様子もある程度わかっており、時期、期間、場所など自由度が高いので今回は個人手配旅行にした。
航空券は飛行時間が長いが価格の安いユナイテッド航空、シカゴ経由アンカレッジ・フェアバンクスにした。
宿泊だが、アンカレッジ等の都市部はホテル、B&B(Bed & breakfast)など選択可能で空きもあるのだが、夏の期間のアラスカはホテル代が高い。デナリ国立公園のホテルは、一泊$204+7%税と高いのだが公園入口に近いDenali Bluffs Hotelに現地旅行会社経由で予約をした。アラスカ鉄道もその旅行会社に依頼し、デナリ公園のシャトルバスは案外簡単にweb予約ができた。
成田からシカゴ経由でアンカレッジに入り1泊、アンカレッジからデナリまでアラスカ鉄道、デナリに2泊し1日はシャトルバスでワンダーレークまで往復、デナリからフェアバンクスまで再びアラスカ鉄道、フェアバンクスで1泊し、帰りはフェアバンクスからシカゴ、シカゴで市中観光、シカゴから成田、7日間の旅となった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
航空券はユナイテッド航空だが、成田〜シカゴはANAとの共同運航、機材はANAだった。
成田からシカゴまでは11時間40分のフライトだ。ANAは24時間前から座席の予約・変更ができるとの事なので、一番空いていそうな最後部の通路側の席を予約。エコノミーはほぼ満席だった。でも最後部で後ろがないのは気楽だし、シート間隔もANAのB777-E300は少し広めの感じでシカゴまでの長時間フライトは快適だった。 -
問題はシカゴ、オヘア空港だった。乗継時間は3時間、安心していたのだが到着が30分以上遅れ、入国審査では前に大グループがいて遅々と進まない。乗継時間まで40分を切った時点で危機感は頂点に・・・。何とか前に出してもらい、入国審査を通過、スーツケースをピックアップして次のUAに再び預け、到着したターミナル1からターミナル5に移動だ。
ご存知の方もあると思うが、オヘアは大空港、ターミナルの端から端への移動はモノレールを使って10分余り、事前に調べてはいたのだが現実の大空港では案内板を見るのも大慌てで最後にはダッシュで走ってしまった。何とか次のユナイテッドエアのアンカレッジ便には間に合ったが、大汗・・・。米国の航空会社は日本と違いチェックイン済みでも待たないと聞いており、乗り遅れたら後の行程が全部狂ってしまうので、写真を撮る余裕も無い程焦ってしまった。
写真はようやくたどり着いたユナイテッド航空のチェックインカウンタ。 -
ようやくアンカレッジに到着、成田から乗り継ぎを合わせて22時間近い。次回はもう少し近い乗継がいいかも。
タクシーでB&B「アークティック・フォックス・イン」に向う。メールで到着時刻を知らせておいたので、宿の女性が午後10時近い私の到着を待っていてくれた。
清潔ですがすがしい宿で部屋もそこそこ広く、充分だ。共有スペースに冷蔵庫や炊事設備もあり、持参した食料で遅い夕食に・・・。午後10時でこの明るさだが、着いたばかりで食事に外出を考えると億劫で、部屋でのんびりした。 -
写真は午後11時30分ころのサンセット、きれいだった。
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6月7日(第2日)アンカレッジ→デナリ公園駅
翌朝、7時前にアンカレッジ駅に向かう。宿の女性は昨晩、早く出ることを話しておいたので簡単なスナックと飲み物の朝食パックを手渡してくれた。ありがたい。駅までは歩いて15分くらい。少し早めにチェックインし、乗る予定のアラスカ鉄道列車を撮影。昨年のアラスカ旅行でも見たのだが、間近で見るEMD 製SD70MAC機関車は、迫力満点で素晴らしい。 -
アラスカ鉄道開業当時の蒸気機関車、可愛らしい。
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アンカレッジ駅、チェックインカウンタ。
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ゴールドスター・サービス(2階建て展望車)にチェックインすると写真のバッジがもらえる。
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駅内にはウェア等のショップがあるのだが、その一角でなんと鉄道模型を販売しているではないか!思わずKATO USA製の客車と実際とちょっと形式は違うが機関車を衝動買い。
私の鉄道模型のページはこちら↓
http://yoshikimorita.web.fc2.com/railmain.html -
定刻近くなり、予約の窓際席に案内される。まだ時期が早いのか団体客がいないのか、席はガラガラだ。
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展望車両専任のサービススタッフが景色や観光案内をしてくれる。
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飲み物もアルコール以外は無料サービスだ。
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3時間近く走り、2番目の駅「タルキートナ」に到着。
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ここでは20分の停車。パーサーの女性は気軽に写真撮影に応じてくれる。
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展望車の1階は食堂になっている。
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アラスカ地ビール「アラスカン・アンバー」とサンドイッチで昼食。アラスカン・アンバーはお気に入りで、この後のアラスカの食事では毎回味わった。
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途中で予定外に対向列車とすれ違い。この列車は「プリンセスクルーズ」の専用列車だった。
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列車はデナリ州立公園の境界線に沿って走り、渓谷の新緑が鮮やかだ。
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アラスカ鉄道の中で最も費用がかかり、建設が困難だったというハリケーン渓谷にかかる、高さ90m、長さ280mの鉄橋。
YouTubeの動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=xcKXRjmjew4&feature=youtube_gdata -
見所なので列車は速度を落として走ってくれる。
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列車はいくつかの渓谷を渡り、デナリ国立公園駅に近づく。
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デナリ国立公園駅に到着。ここではかなりの乗客が降りる。駅に隣接して小型機の飛行場もある。
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デナリ公園での宿泊、デナリ・ブラフス・ホテル。
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キャビンスタイルのホテルで部屋も充分な広さ。ツインルームしかないので仕方がないのだが、一人ではもったいない。
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6月8日(第3日)デナリ国立公園
今日はwebで予約しておいたデナリ公園シャトルバスで、公園最深部のワンダーレークまで往復する予定だ。片道5.5時間、11時間のバス旅行だ。料金は$10の入園料込みで約$57なので、昼食(ボックスランチ)付$150のツアーに比べて格安だ。 -
今回はワンダーレーク行き初日の始発便(5:15)を予約しておいた。前日チケットを受け取りにウィルダネス・アクセスセンターに行くと、写真のように今日のシャトルバスはすべて満席だ。
公園内では食料、飲み物等の販売は無いので、持参しなければならない。アクセスセンター内の売店でサンドイッチを買い込んでおいた。 -
アクセスセンターの出発場所には15分前の5:00到着。バスの座席は運転席のすぐ後ろが見晴らしが良くお勧めときいていたので、その席を確保した。
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14.8マイルのサベージ・リバー・チェックステーション、一般車の乗入れはここまでで、レンジャーが乗込んできて、乗客の人数をチェックする。今回は女性のレンジャーだった。
ここから先は野生動物の天国、人間は訪問者だという考えが貫かれており、唯一の未舗装道路と途中に何ヶ所かある休憩所、一番奥のカンティッシュナの数軒のロッジ以外は人造物は無い。 -
さっそくアラスカの州鳥、雷鳥のお出ましだ。道路際でまったく警戒していない。
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グリズリーベア親子も登場だ。
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ドールシープ。狼等を警戒して険しい崖の上に群れている。
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平原に群れているカリブー(トナカイ)。
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ムース(ヘラジカ)だ。この時期の動物たちは昨年秋に見たときに比べ、みな痩せている。えさが豊富になる夏場から太るのだろうか?
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カリブー、安心して平原に寝そべっている。
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公園最深部まで1/3、66マイルのアイルソン・ビジター・センター。建物は周囲の景観を損なわないよう、半地下構造になっている。内部にはデナリの自然についての展示やジオラマがある。
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マッキンリーといえば探検家、植村直己が冬季単独登頂で行方不明になったままであるが、写真はマッキンリーの景観案内。
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当日は曇り、同じ方角を撮ったが雪に覆われたマッキンリーは全く見えない。
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マッキンリーの眺望の月別データ。今回訪れた6月は全景が見える(15%)、部分的に見える(36%)で、今回は見えない(49%)に入ってしまった。昨年9月も見ることができなかったが、見たければ公園奥に2〜3日滞在せよということのようだ。次回への楽しみを残した。
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途中でカンティッシュナのロッジ「キャンプ・デナリ」の送迎バスとすれ違う。
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ようやく着いたワンダーレーク。公園入口から85マイル(136km)、5時間半のシャトルバス終着地だ。天気が悪いので色がいまいちだが、ここには人気のキャンプ場がある。
情報から知ってはいたのだが、アラスカの蚊は強烈だ。集団で襲ってくる。台湾で買った「香芽油」という蚊よけを持参したのだが、腕や首筋にスプレイするとかなり効果があった。 -
ここで簡単な昼食をとり、折り返しのバスに乗る。
今回はほんとうによく動物に出会った。 -
グリズリベアは路端に出てきてバスを気にすることなく草やその実?を食べ、悠然と道路を横断していった。
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ムースも同じように路端の樹木の葉を食べ、停車しているバスの前を横断していった。
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シャトルバスが公園入口に帰ってきたのは午後4時ごろ。
夕食までホテル近辺を散策する。公園入口付近はマッキンリー・パークとも呼ばれているが、幹線道路ジョージ・パークス・ハイウェイを挟んでフライトシーイング、リバーラフティング等のアクティビティの基地が多くある。 -
ショップやレストランもこの辺りに集中している。
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コンビニもありで、日用品から果物・食料、酒類など品揃えもよくリーズナブルな値段だ。
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この辺りでは有名なレストラン「サーモン・ベイク」。メニューが店頭に出ていたのでチェックしたが、アラスカン・サーモンは$33といいお値段。
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結局夕食はホテル敷地内のレストラン「マウンテイナー」で食べることに。ビールは例のようにアラスカン・アンバー、料理は「BBQ Pork Rib Half Rack」骨付きポーク、付け合せにサラダとポテトが付き$18。おいしく量も充分、ハーフにしておいてよかった。
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6月9日(第4日)デナリからフェアバンクスへ
フェアバンクスへのアラスカ鉄道は午後4時なので、午前中は周辺のハイキング、午後は前回訪れなかった「ビジター・センター」の見学とした。
デナリ駅を中心としていくつものハイキング・トレイルが整備されており、足の向くまま周辺を約3時間歩き回った。 -
道端まで「ジリス」が出てきている。
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午後からデナリ・パーク・ビジター・センターへ。
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デナリ公園の自然や動物の展示が大変充実している。また、ハイビジョンの300席近い大劇場もあり、デナリ公園の1年を通した自然が上映されていた。
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デナリ公園駅。駅の感じは日本のものとは全く違う。
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駅のすぐ近くハイキングトレイルの途中のライリー・クリークを渡る鉄橋がある。アンカレッジ行きの列車の通貨時間に合わせて写真を撮りに行く。
青空をバックに、お気に入りの写真が撮れた。 -
デナリ駅に入線するアラスカ鉄道「デナリスター号」
YouTube動画はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=LOs9vvvUEQU&feature=youtube_gdata -
デナリからフェアバンクスまでのアラスカ鉄道は、普通車(アドベンチャー・クラス)を予約していた。乗客はデナリまでの列車よりまだ少なく、どの席でも自由に座れる。月曜日という曜日のせいでもなく、この時期がシーズンはじめで空いている時期だったのかもしれない。
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デナリ駅を発車してすぐ、マッキンリーパーク周辺の街がネナナ・リバー越しに見える。
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列車はしばらくネナナ・リバーに沿って走る。ラフティングを楽しんでいる様子も見えた。
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しばらく走ると平原の湿地帯を走るようになる。
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軽食や飲み物の売店を備えた全席パブリックスペースの車両も隣にあり、天井も高く眺めもよいので、ここでしばらく寛いでいた。これなら料金の安いアドベンチャー・クラスで充分かなという感じ。車内で、私のアラスカ旅行へのきっかけとなったTV番組「アラスカ鉄道の旅」に出演していたと思われる車掌に遭遇、記念撮影に気軽に応じてくれる。
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午後8時、終着フェアバンクスに到着。
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フェアバンクスの宿は「地球の歩き方」で見つけた「Ah, Rose Marie B&B」。日本で言えば朝食付きの民宿、宿代は$70と格安だ。
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旅行前にWebで調べるとこのJohnさんはしばらく日本で英語の先生をしていた人だ。泊まった人のブログでも宿の評判が良い。
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6月10日(第5日)フェアバンクス アラスカ大学博物館
朝食はオレンジジュース、トースト、スクランブルエッグ、コーヒー、フルーツと必要充分。
Johnさんは大変親切で、フェアバンクス散策のアドバイスを色々といただいた。 -
フェアバンクスはバス路線が色別で9路線あり充実しており、旅行前にwebで路線図、時刻表を調べていったので大変重宝した。あまけに60歳以上はシニア無料とJohnさんに聞いて大喜び、フェアバンクスの市内移動は全て無料で済んでしまった。
バスの運転手もすごく親切で、乗る時に行きたい場所を言っておけば、そのバス停で知らせてくれるし、目的地への行き方も教えてくれる。
フェアバンクスは流しのタクシーがなく、バスは大変助かった。 -
アラスカ大学フェアバンクス校(UAF)博物館(Museum of the North)に入る。
この博物館は昨年も訪れたのだが、是非再度訪れたいと思って充分な時間を確保していた。
展示は、アラスカの自然、動物、歴史、特にエスキモーやアラスカ・インデアン等のネイティブに関する資料では第1といわれている。今回は日本語オーディオガイドを借りて、じっくりと見学した。 -
日本人でアラスカになじみが深いといえば、その一人は星野道夫だと思う。
彼は写真家で、アラスカの自然とネイティブを愛し、この地に定住もしていた。 -
彼が撮った素晴らしい写真が何枚も展示されている。
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展示は南東部、南西部、内陸部、極北アラスカ(北極圏)などの地域に分けて展示され、特にネイティブの暮らしについての展示が充実している。
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海岸エスキモーが鯨やアザラシの狩猟に使う船、ウミアックだ。アザラシの皮を張って作る。
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永久凍土層から見つかった3万6千年前のバイソンのミイラ。お尻にライオンに襲われた爪あとがある。
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また、アラスカといえばゴールドラッシュだが、金の掘り方や実際の金塊の展示も・・・。
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アラスカになじみの深い日本人といえばもう一人、忘れてならないのがジャパニーズ・モーゼとも呼ばれているフランク安田だ。彼の生涯は新田次郎の「アラスカ物語」に詳しく書かれているが、明治初期にアメリカからアラスカに渡り、極北のバローでエスキモーの女性と結婚しエスキモーと同化した。極北の海岸エスキモーを食糧危機から救うため内陸に彼らを導いて移動し、内陸のアラスカ・インディアンとの共存の村・ビーバーを造った人である。
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フランク安田夫妻の写真や、アラスカ大学を卒業し教職となったその娘、安田ハナの展示もあった。
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UAF博物館の後、バスで大型スーパー、フレッド・メーヤーへショッピングに。
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ここは桁違いに大きなスーパーで日用品、衣類、食料品・・・、なんでも揃う。フードコートもあり、ここで昼食を済ませた。
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巻き寿司や握りずしもあるが、値段は日本の約2倍。
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カニ、サーモンも豊富においてあるが、値段は高い。
サーモンは1ポンド当り$24、キロ当り約5600円だ。 -
いったん宿に戻って荷物をまとめ、ダウンタウンを散策した後、空港までの途中でバスの乗り換え地点なので、またフレッド・メーヤーへ舞い戻った。
夕食もスーパー内で調達し、中二階のセルフコーナーで。少量のアルコールがなかなか買えず、ようやく見つけたプレミアム・サッポロ・ビール、カナダ製の輸入品だった。鉄火巻きを試食、やはり日本での方が旨い。 -
フェアバンクス空港は一応、国際空港なのだが、発着時刻もあってか、すっきりと空いている。
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20:30フェアバンクス発、翌朝5:18にシカゴ着、飛行時間5:48、シカゴとの時差は-3時間だ。
時差でおかしくなりそうなのでゆっくり寝たいところなので、通路側エコノミーを予約していたのだが、チェックイン後に係りの女性が追いかけてきて、無償で前部のエコノミー・プラスへアップグレードしてくれていた。ラッキー!
エコノミー・プラスは空いていて横も空席だったが、こんな時に限ってなかなか眠れない。 -
アラスカの大地を離れ、山岳地帯を飛び越えてシカゴへ。
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往路もトランジットしたシカゴ・オヘア空港へ到着。
機内から見てもいかに巨大空港かがわかる。
この後、10時間以上の乗継時間を利用してシカゴ観光へ。
「アラスカ旅行番外編-シカゴ-」をご覧ください。
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