トリアー{JALダイナミックパッケージ(成田ーFRA+2泊)で行く、ドイツ最古の都市・トリアー。1泊し、ポルタ・二グラ、カイザー・テルマル、カールマルクスの家を巡ります。フランクフルトHbf.から時計回りにFRA長距離鉄道駅まで、TGV,RE、ICに乗り一周します。}
2014/06/07 - 2014/06/08
7位(同エリア108件中)
地中海人さん
フランクフルトHbf.からTGVでザールブリュッケン乗り換えトリアーへ。1泊してカイザーテルマル、カール・マルクスの家、ポルタ・ニグラを巡り、コブレンツ乗り換えフランクフルト空港長距離鉄道駅に戻ります。
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主な日程 これまで何度かANA旅作を利用していたが、初めて成田発JALを利用することとなった。FRA経由ギリシャ方面へは,ワンワールドグループでの通し利用は難しい。JALダイナミックパッケージフランクフルト便Cクラスでは格安の三ツ星ホテルを放棄せず1泊してトリアーを訪問、アテネのシンタグマ地区とオモニア地区に2泊ずつと初めてサモス島3泊の旅。
2014年6月6日(金)
仙台発7.45→成田?着8.50 NH3232便 ANApp665
成田?発11.35→FRA?着16.40 JL407便 JALFOP4550
→SバーンでHbfまで 駅の隣のコンチネンタルホテル泊
★ 6月7日(土)
フランクフルト中央駅8.57発(パリ東駅行きTGV9556)→ザールブリュッケン着11.00
同発11.04(RE12011)→トリアーHbf12.11着 65EUR
トリアー遺跡散歩(ポルタ・二グラ カール・マルクスの家 カイザーテルマエ)
ペンタホテルトリアー1泊15,493円朝食付き、WiFi有料
6月8日(日)
トリアーHbf発10.20(RB12219)→コブレンツHbf着12.18
同12.48発(IC2023)→FRA長距離鉄道駅着13.59 (34EUR)
FRA発18.00→ATH着21.55 LH5924便 ANApp790
ATH鉄道駅から地下鉄でシンタグマ駅まで(8EUR)
シンタグマ広場から徒歩2分のパンホテルに2泊(8597+8589円 朝食付き WiFi無料)
6月9日(月)
アテネ・ラリッサ駅10.18発→テーベ駅11.28着(12.9EUR)
テーベ・アクロポリスの街歩き、ミケーネ遺跡を巡る。
テーベ14.21発アテネ・ラリッサ駅15.21着(IC53 一等車は6人掛けコンパートメント)で帰る(2等13EUR)。
メトロでモナスティラキ駅まで、古代アゴラを散歩。
6月10日(火)
午前 メトロでピレウスへ、街歩き、考古学博物館を訪問
午後 アテネ国立考古学博物館
夜のオモニア広場近辺を歩く。
オモニア駅から徒歩5分のアートホテル2泊(1泊55EUR 朝食付き WiFi無料)
ホテルには元日本語ガイドのミランダさんがおり、相談に乗ってくれ助かりました。
6月11日(水)
午前 メトロでケラミコスの墓を訪問→エレフテリアス広場まで歩く→
午後 バスでエレフシアへ
古代アテネの聖地を訪問
夜 オモニア広場近辺
6月12日(木)
午前 アカデミーア・プラトニアを散歩
午後 ゼウス神殿散歩
ATH発16.20→サモス着17.15 ANApp 113
空港からタクシーで25分(25EUR)のサモスタウンのエミリーホテルに3泊(1泊24EUR 朝食付き WiFi無料)
6月13日(金)
サモス博物館→ピタゴリオまでバス(20分1.7EUR) 紀元前6世紀の遺跡博物館
ピタゴリオビーチ カフェ・キャプテンで休む。
6月14日(土)
サモスタウンからバスでピタゴリオ→タクシー(10EUR)でへーラー神殿往復
ピタゴリオビーチ カフェ・キャプテンで休む。
6月15日(日)
サモス発12.55→ATH着13.50 A3 245便 ANApp 81
ATH発18.25発→FRA着20.25 LH1823便 ANApp564
フランクフルト コンチネンタル泊
6月16日(月)
フランクフルトの街歩き、ゲーテハウス訪問
FRA発19.20 JL408便 JALFOP4550
6月17日(火)
成田着13.40
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費用
仙台→成田 ANAから株主優待割引で9,300円
成田←→FRA JAL便Cクラス とコンチネンタルホテル2泊で 338,470円(Iクラス JALFOP2倍ポイントキャンペーン適用無し)
FRA←→アテネATH LHから 456.94EUR
ATH←→サモス エーゲ航空から 181,64EUR
ドコモ 海外1DAY ドイツ1,280円/24H ギリシャ1,580円/24H
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以下写真は全てソニーのスマホ・エクスペリア SO-01F。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エーゲ航空 JAL ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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フランクフルトHbf.の正面玄関です。夜はかなり暗くなります。
タクシーが多数待ち受けていますが。 -
2014年6月7日(土)朝
フランクフルトHbf.からトリアーに向かいます。
駅の向かいのホテルというのはこういうとき便利ですね。 -
フランクフルトHbf.
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フランクフルトHbf. チケット売り場
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フランクフルトHbf. チケット売り場
前日夕方はかなり混雑していました。 -
往復ともコブレンツ経由でと依頼したら、時計回りで、往はザールブリュッケン乗り換え、復はコブレンツ乗換えFRA長距離鉄道駅着で組んでくれた。
ドイツ人も時計回りが身についているのかな。 -
往のチケット
TGVパリ東駅行きTGV9556の自由席で発券されました。
フランクフルト中央駅1番ホーム8.57発→ザールブリュッケンHbf.12番ホーム着11.00 ドイツ国内なので座席指定されていません。
同11番ホーム発11.04(RE12011)→トリアーHbf12番ホーム北側12.11着 とあります。
下段が領収書となっていて、65EURとあります。
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Hbf 1番ホーム
乗換え時間が短い場合でも、DBのホームページ上及び切符で発着ホーム番号がわかるので気楽ですね。
ザールブリュッケン着が数分遅れましたが、到着ホームの反対側からコブレンツ行きも、乗り換え客が全員乗車した後、数分遅れで発車した。 -
トリアー駅です。
ドイツ標準語はトリーア(Trier)だそうですが、地元の人はトリアーで通じます。 -
トリアー駅前です。
ここから西へまっすぐ行くとモーゼル川で、途中の南側一体が旧市街です。 -
ルクセンブルグ・仏・独国境に近く、フランス領であったときもある、古代はケルトとゲルマンがせめぎあった地域で、現在は人口10万人のドイツ最古の街です。
駅前から西へまっすぐの道は、古代は城壁だったのでしょう。 -
10分も歩くと、旧市街への門、ポルタ・二グラ(2世紀頃に建てられた黒い城門)
城壁は跡形も無い。
ローマ帝国が蛮族に押されがちになる、2頭政から4頭政に移行したAD293年5月1日、バルカン出身のコンスタンティウス・クロルスが西方副帝としてここを、ブリタニア、ガリア、ヒスパニア、北西アフリカを担当する首都とした。
時はディオクレティアヌスの時代。正帝副帝4人でライン川、ドナウ川を防衛線として蛮族に対処し、東方ではササン朝ぺルシャに対峙していた。 -
ポルタ・二グラ
三階建てと四階建ての二つの塔からなる。
中世には下層階が教会に、上層階が修道院に改装されたが、ナポレオンがローマ時代のポルタ・二グラに戻した。 -
ポルタ・二グラから南へ伸びるSimeonstr.がこの街一番の繁華街です。 -
Simeonstr.
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この季節、ドイツと言えば、白アスパラガス
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この季節、一日一食は必ずこれです。
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Simeonstr.
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Broyostr.
この通りの一本西側に、トラヤヌス帝時代からすでに存在する通りがあり、そこに、 -
カールマルクスの家があります。
ポルタ二グラを毎日眺めて、過去2000年のホモサピエンスの歴史を反芻したのでしょうね。 -
カールマルクスの家
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カールマルクスの家
顎鬚はハドリアヌス帝が鬚を伸ばしたため、それ以来ローマ帝国で続いている風習です。トラヤヌス帝時代までは、鬚を伸ばすことを許されたものは、喪中か、公判中か、蛮族、軍人に限られていたようです。 -
カールマルクスの家の中庭
ゲルマン民族の思想家として、ルターを継いだ、ということでしょうか。 -
カールマルクスの家を出、南に下り、ここを左に曲がると、
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大浴場跡 バルバラテルメン
もともとゲルマン系のトレウェリ族が住んでいたが、ケルト系も移り住み、戦略的な要地であるこの地にローマが町を作り、ローマ軍団基地となる。モーゼル川を100キロ下ればコブレンツで、ライン川には河川艦隊も置かれ、副帝は東に西に12年間、奔走したことでしょうね。
5世紀、フランク族の支配下に置かれたが、フン族の侵入によって一旦破壊された。 -
大浴場跡 バルバラテルメン
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大浴場跡 バルバラテルメン
この街も、遺跡の上に旧市街。 -
カイザーストリートを東へ10分でカイザーテルメン
4世紀に作られた皇帝の大浴場跡 -
カイザーテルメン
地下もよく保存されていました。 -
カイザーテルメン
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カイザーテルメン
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カイザーテルメン
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カイザーテルメン
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カイザーテルメン
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カイザーテルメン
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カイザーテルメン前の公園
木陰で休憩。 -
ここがペンタホテルトリーアのレセプション。
客は皆、ここでホテルのレセプションはどこ?と尋ねます。
チェックインして、まずは一杯。
カウンターの帽子は翌日列車内に忘れてしまい、最後の写真。 -
ペンタホテルトリーアの朝食会場
四つ星、比較的新しい。駅から徒歩30分。
ポルタ近辺のホテルを探したが土曜日のせいか満室だった。 -
6月8日(日)
朝食後の散歩です。ホテルの入り口。Kaizerstr.のカイザーテルメンとモーゼル川の中間。 -
Kaizerstr.
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Neustr.
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スシトリーア
ここはセルフサービス食堂です。
客は低カロリー食志向の人たちのようで、魚、サラダなどを。 -
前日、寿司を店名とした店主に敬意を表し、ここで休憩。
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Brotstr.
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Neustr.
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Brotstr.
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中央広場
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中央広場
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中央広場
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中央広場
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中央広場
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中央広場から聖ペテロ大聖堂
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聖ペテロ大聖堂
キリストが着たとされるローブが保存されており、数十年に一度公開されると言うが。 -
聖ペテロ大聖堂
14世紀、ここの大司教は金印勅書で定められた選帝侯の一人となり、ドイツ国内で強い勢力を誇ったことがあったという。 -
聖ペテロ大聖堂
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Simeonstr.からポルト二グラ
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ポルト二グラを東側から
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トリーアHbf.からコブレンツまでのRB12219は始発だった。乗って待っていたら、ザールブリュッケンからコブレンツ行きの列車が向かいのホームに停車し、こちらより先に発車するようで、他の乗客も乗り移ったのでつられて私も。乗って発車してから帽子を忘れたことにきずく。
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トリーアからコブレンツまではモーゼル川沿いを走ります。
川の両岸には、丘陵伝いに所狭しとワイン畑です。
ローマ帝国の退職兵士はワイン醸造の免許と土地を与えられ、当初は赤ワインを作ったが、後に土地にあった白ブドウ用を植え、現在のモーゼルワインとなったようです。 -
ワインはローマ軍団と共に必ず持ち込まれ、ゲルマンよりも先に服属したケルト人は、エトルリア人を通して既に存在を知っており、とくに好んだようです。
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モーゼル川河畔のワイン畑は、トリアーの町より歴史が古い。
ローマ人は大甕でワインを作っていましたが、ケルト人が樽で熟成するのを真似て、その後ローマ世界に普及したくらい、ケルト人も「神酒」に熱中し、ワイン樽は今に至っていると言う。
古代は、当初アンフォラを満載し、ワイン生産するようになるとワイン樽を積んだ長さ20メートルの輸送船「リブルナ」が行き交ったモーゼル川を観光船が。
古代は、冬は熱いお湯で、夏は冷たい水で割って飲まれていたという。 -
コブレンツHbf.
RE内には自転車置き場があります。 -
コブレンツHbf.
ここで後続の列車から帽子を回収した。
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コブレンツからFRAまでのICは、座席指定です。
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コブレンツHbf.
次の列車は座席指定なので、ホームで乗車位置確認です。
わかりやすいですね。 -
FRA長距離鉄道駅
トリアーからコブレンツで乗換え、FRA長距離鉄道駅までやってきました。 -
FRA長距離鉄道駅
ホームから上がったところ。 -
FRA長距離鉄道駅
ここで帽子を忘れたことに気がつく。一日に同じ間違いを2度。早くも若年性痴呆症? 愕然とする。一人旅は、もう長くは無いと観念した。
この通路の右側にLHの鉄道駅構内チェックインカウンター、黄色いマシーンがあります。ANAのEチケットでドロップオフできます。
FRAからアテネの往復はLHの航空券をネットで予約していた。ところが、ここのLHのチェックイン機械でもカウンターでも、搭乗券は発券されず、往はエーゲ航空運行なので、?のエーゲ航空カウンターに行ってという。 -
で、あの広大な出発階のはじにある6**番のエーゲ航空カウンターまでやってきたら、今度は、あっちのキオスクの陰にあるマシーンでプリントして来て、と言う。
ところが黄色い機械では方法を変えても出てこず、インフォメーションではA3便名を教えるからそれで打ち込んでみたらというのみ。LHの案内係に助けを求めたら、写真の赤いマシーンだと言う。見たらコードシェア便専用のようだ。ここで久しぶりに汗をかきました。それにしても構内に多数ある黄色いマシーンではなく、この赤いマシーンに限り、双方のカウンターで発券できないシステムは一体?
この後、LH扱いA3運行FRA発18.00→ATH着21.55のLH5924便で、アテネ4泊、サモス島3泊の旅です。
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