がんばれ！「ベイサイド芦北」

2014/06/22 - 2014/06/23

　熊本在住の彼女との遠距離恋愛歴1年余り。
　月イチペースで、熊本にお伺いして、デート兼小旅行を楽しませて頂いております。
　これまで宿泊場所は、新八代駅前の東横イン、あるいは人吉のサンホテル人吉と、大手ホテルばかり利用していたのですが、今月はちょっと変化。電話苦手な私が、恐る恐る電話して予約したのは、「ベイサイド芦北」内「洋風民宿 夕凪館」。

　「ベイサイド芦北」は、かつて「ハーバーレスト夕の海」という名称で、芦北町活性化の核にと、有志の方がオープンした、観光・商業スペース。当初は、ウッドデッキが美しく、観光馬車を曳くお馬さんも居りました。そして、他所の観光地から、?先進事例”として視察に訪れるスポットでありました。
　・・・・それから10余年、
　ウッドデッキは、傷みが目につくようになり、名称が変わったということは、オーナーも代わったのでしょう・・・。
　「田舎で、いかに食っていくか？」という命題の難しさを、痛感させられます。

　とはいえ、
夕暮れ時、白熱灯の灯りに照らされたウッドデッキは、やはり美しく。
眼前の芦北の海は、あくまで穏やかで、立ち寄る人に、きっと?癒し”を与えてくれます。　

　全国各地、画一的な全国チェーンの系列店ばかりとなってしまったら、やっぱりツマラナイ・・・・。
地元の人々の夢や想いを読み取るのも、「観光」の醍醐味と思います。
「洋風民宿 夕凪館」なぞ、子育て現役中のご家族が、他のお仕事もこなしつつ、切り盛りしているのだろうな〜〜と思い浮かべると、とっても応援したくなりました。

　がんばれ！「ベイサイド芦北」。
　

エリア 水俣・湯の児温泉(熊本)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

阿蘇くまもと空港から九州自動車道・益城熊本空港ICへと向かう道。
　「九州の、どこがそんなに好きなの？」
　とは、彼女にもよく訊かれますが。

　う〜〜ん・・、
　なにげない街路樹の緑にも、九州では“勢い”を感じます。

　　　そんな九州が、好きなのかな・・・・。

関東地方では、田植えといえば、ＧＷ期間中が最盛期なのですが、ここ熊本では夏至も過ぎた今頃が、最盛期。
　日本という国土の広さを実感。
（写真は、芦北町内にて）

「ベイサイド芦北」内の「洋風民宿 夕凪館」に到着したのは、午後6時30分。
　待っていてくださったのは、部活帰りらしい男の子を連れたオトウサン。
　チェックインして、部屋を案内してくださると、そそくさと帰られてしまい・・。
　え〜〜っ！？、管理人さんは、いないの〜〜！！・・・。

　彼女とも話したのですが、
「これじゃあ、女性が泊まるのは、ちょっと怖いな〜」。
写真のように、とても雰囲気はいいのでありますが・・・・、ザンネン。

（ちなみに、彼女は、今夜は自宅に帰ります）

部屋自体は、新しくてきれいです。

いかにも“手作り”な、洗面台。

　　　でも、それもいいかな。

すぐ外は、穏やかな海。

　晴れていれば、夕陽がきっと美しいのでしょうね。

　彼女と一緒に夕飯を、ということで、
同じ「ベイサイド芦北」内の、居酒屋「さるかに合掌亭」さんに。

　イタリア料理店の「ピストロ パザパ」さんは、ハンバーグがおいしいお店として、ちょっと有名なようですが、そちらは次回のお楽しみとして。

　生ビール、大ジョッキで。

　これから運転する彼女は、「熱いお茶をください」。

　二人でもお座敷席に通して頂いて、くつろげます。

鶏の唐揚げ。

　やっぱり、揚げたてアツアツは、おいしい〜！

　豚しゃぶサラダ

　彼女が、サッと取り分けくださり。

　「ししゃも」と「ぎょうざ」。

　焼きたてを、さっと持ってきてくだれば、それだけで十二分満足。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　お腹いっぱいになって・・・・。

　腹ごなしに。「ベイサイド芦北」の周囲を、ちょっとお散歩。

　翌朝。

　彼女のお家の玄関先に咲く、紫陽花。