2014/05/07 - 2014/06/07
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iketakeさん
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ネパール紀行 その7
タトパニとは、ネパール語で「熱い水」の意味である。いわゆる、お湯、温泉ということだ。タトパニという名前の場所がある。それは、温泉が湧き出ているから付けられたのであろう。タイにも、ナムローン「熱い水」という地名はたくさんある。これも、温泉がある場所である。
さて、ツアー7日目の5月30日はポカラを出発する。いつもアンナプルナ・トレッキングに行く際に利用しているローカル・バスで、ベニという山間の街へ行く。そこから、バスを乗り換えてさらに山奥へと進み、タトパニという街で1泊する。
朝6時のバスに乗り、ベニへ向かった。前にもお話をしたが、ネパールのローカル・バスはかなり老朽化している。日本人がイメージしているバスとは全く異次元の乗り物のようだ。タイヤとエンジンが付いたブリキの箱、という表現がピッタリである。それに加えて、道路がひどい。舗装が剥がれてそのままになっている場所がたくさんあり、そこを通る度にバスがバウンドしたり左右に大きく揺れる。
もうひと言加えると、彼らは何でも乗せてしまう。例えば、生きたニワトリ、ヤギ、建設資材、家財道具などなど。今回も、ニワトリが3匹足を縛られて棚に乗っていた。いわゆる、ただで使える輸送の道具でしかないのである。発展途上国という言葉はあまり使いたくないが、まさにこれからの国なのである。
あまりバカにしていたら、案の定、途中で故障してしまった。急にゆっくりと走り出し、途中の村で止まって修理を依頼した。お陰で、1時間のロスタイム、ベニへは10時34分に到着。別のジープに乗り換え、10時53分に出発。この旅1番の難所、ガタガタ凸凹の山道を2時間かけてタトパニに到着した。そして、ホテル・ヒマラヤという宿に宿泊した。1泊150ルピーと安いが、食事はホテルで食べるのが条件だ。山のロッジと同じシステムである。ベッドしかない小さな部屋だが、まぁ、一泊だから我慢することにした。
宿に着いて昼食を食べ、早速温泉へ向かった。温泉は2ヵ所ある。街から川沿いを上流へ300メートルほど歩いた所に、地元の人が集う露天風呂がある。そこは、入浴料50ルピー。浴槽が2ヵ所あり、38度と44度。まず、38度の浴槽で身体を慣らしてから、44度の浴槽に入った。その日は、誰も入浴していなかった。上流を見ると山間からニルギル山(サウス・6839M)が見える。肉眼では見えるが、写真に写すとぼやけてしまう。翌朝、ホテルの屋上から写真を撮ったらよく写っていた。
もう1ヵ所の温泉は、500メートルほど下流にある。そこは、外国人向けの温泉で、入浴料100ルピー。浴槽は2つあるがその日はひとつしかお湯が無かった。オフシーズンなのでトレッキング客も少ないのだろうか? 大体、トレッキングの帰りに立ち寄る温泉である。我々のように、わざわざ温泉に入りに来る観光客も珍しいのではないかと思う。
その晩は、奮発してグリル・ステーキを食べた。店員は牛肉だと言っていたが、何の肉だか判らない。でも、美味しかった! 夜になると街は真っ暗になるので、早めに部屋で休んだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ツアー7日目の5月30日はポカラを出発する。待ち時間にチャイを飲む。
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チャイ屋が並ぶバスターミナルからアンナプルナの山々がよく見えていた。
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朝6時のバスに乗り、ベニへ向かった。ネパールのローカル・バスはかなり老朽化している
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彼らは何でも乗せてしまう。例えば、生きたニワトリ、ヤギ、建設資材、家財道具などなど。今回も、ニワトリが3匹足を縛られて棚に乗っていた。いわゆる、ただで使える輸送の道具でしかないのである。発展途上国という言葉はあまり使いたくないが、まさにこれからの国なのである。
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鶏が3羽乗っていた、そのうちの1羽がウンコをたれていた。
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この道ですねー、怖いですねー揺れますよ。
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案の定、途中で故障してしまった。急にゆっくりと走り出し、途中の村で止まって修理を依頼した。故障箇所は前輪のバネが何枚か折れた、こんなの当たり前です。この道だもん!手馴れたおっさんが車の下に入り懸命に修理しています。お陰で、1時間のロスタイム、
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ベニの街ここでジープに乗り換える、もうすでに先客がいて、残っている場所は後ろの補助席しかない!
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全部乗り終えたときには、補助席は三人がけに成り身動きも出来なかった。またまた始まる苦行のたび!それ出発だ!半端なゆれでは無いぞ!この揺れは。われわれの前にカップルがいて、しばらくして何事か・・・コーク・・と聞こえたがネパール語なんか分かるわけなく、そのうち彼氏がTシャツを脱ぎ彼女に渡した。彼女はそれを口にあて、ゲロを吐き始まった。
それで気が付いたが後の祭り、コーラーを入れていたビニール袋をくれといっていたのだ。
渡してあげたが、降りるまでゲロを吐いていた。 -
集落で何人か下りたので後列横並びドアー側が空きそこに異動し、車外の景色も撮ることが出来ました。山の中の道は舗装なんて無い! ♭こんなのモーいやだ〜こんなのもいやだ〜
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私は体質的に揺れには弱く船、バス、レジャーランドの揺れる機会、その他揺れ全般等に乗るとすぐにゲロを吐いていましたが、この旅のお陰で克服できたのかな〜と思えるようになったのでありました。本当は酔ってる暇が無いくらいバウンドが大きく絶え間なく危険でそれに備える気持が酔うことを忘れさせていると知ったのでした。話は難しくなりましたが、分かってもらえたかな?
向こうには白く光る山が輝いていた。 -
こんなところにも人がいました!
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まだかな〜
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まだ着かないのか?
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ヤレヤレやっと着いて安宿目指して歩きます。
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先ほどの白く輝く山が見えています
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そうです、この山はニルギル山(サウス・6839M)と呼びます。
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ホテル・HIMARAYA 泊150ルピーと安い
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ホテル・HIMARAYA の前の石畳通路
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1泊150ルピーと安いが、食事はホテルで食べるのが条件だ。
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昼食は豆のカレー
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それでは温泉に入り旅の疲れを癒しましょう。温泉は橋の向こうです
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橋を渡るのです
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橋は不気味に古くゆれていました。
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わたったところで山をバックに記念の1枚
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記念の2枚
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記念の3枚
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記念の4枚
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最後の5枚
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いい湯ですはるばるやって来たかいがあるというもんです、
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これのため凸凹ガタガタ道を乗り越え、ゲロも我慢して来たのです。
サイコーいい気分です。 -
次の温泉へ
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もう1ヵ所の温泉は、500メートルほど下流にある。
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そこは、外国人向けの温泉で、入浴料100ルピー。
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浴槽は2つあるがその日はひとつしかお湯が無かった。オフシーズンなのでトレッキング客も少ないのだろうか?
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大体、トレッキングの帰りに立ち寄る温泉である。我々のように、わざわざ温泉に入りに来る観光客も珍しいのではないかと思う。
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貸切の温泉はこれまた最高
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疲れも吹っ飛びました
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今日は一つしかなっかた温泉
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あのバスは本当にひどかったな〜
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やれやれ温泉は本当にいいもんです
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1泊150ルピーの部屋
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1泊150ルピーの部屋、ベッドは2個、トイレは共同。
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今日もお風呂は体を癒してくれた、すっかりリフレッシュして宿に戻る
小道はなんとなく風情もある
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