ネパールで温泉　その６

2014/05/24 - 2014/06/07

今回はポカラからバスでブルジュン温泉へ行くことにした（タクシーは高いというのも理由のひとつである）。
ツアー６日目の５月２９日、７時に起きて宿を出発した。近くの小さなレストランで、朝食にハムサンドを食べてチャイを飲んだ。バスはレイクサイドのバラヒ・チョークから出発する。このバスでバガルまで行き、温泉行きに乗り換える。７時５０分のバスに乗って、ダムサイト、空港を経て街中に入る。結構遠回りだと思ったが、庶民の足・ローカル・バスだから仕方がない。タクシーなら１０分ほどだが、５０分かけてバガルに到着した。
バスから降りて、「ブルジュン・タトパニ行きのバスはどこ？」と訊ねると、
「あのバスだよ！」と教えてくれた。バスは、右ウィンカーを出して出発するところであった。「待ってくれ！」と叫び大きく両手を振って、バスに向かって走り出した。このバスを逃すと、１時間ほど待たなければならない。必死になって手を振った。すると、車掌のお兄ちゃんがドアから顔を出して目で合図してくれた。　バスは止まり、何とか乗ることができた。ネパールのローカル・バスは優しいね！！！
　ポカラの郊外の住宅地を抜けて、とうもろこし畑が広がる村に入る。だんだん山が深くなり、切り立った断崖が見えてきた。このあたりは、世界で最も深い渓谷や轟く瀑布があるらしいが、それがどこだか判らない。目の前に広がる渓谷は、１００メートル以上はあるだろう。垂直に伸びた断崖は、太古の昔に氷河によって出来たものに違いない。
　バスは、凹凸の山道をバウンドしながら登って行く。シートベルトなど無いので、しっかり掴まっていないと頭や足をぶつけてしまう。まさに、苦行のバス旅行である。ちなみに、バス料金は２５ルピー＋６５ルピー＝９０ルピーです。
　バスは、１時間２０分で目的地（終点）の手前５００メートルの地点に到着した。我々はそこで降ろされ、バスはＵターンした。どうしてかと不思議に思っていたら、その訳が判った。温泉に向かって歩き出すと、途中に故障したトラクターが止まって道路を塞いでいた。多分、バスの運転手は来る途中トラクターとすれ違った時、その情報を聞いたのであろう。
　
　炎天下で砂埃が舞う砂利道を１５分ほど歩いて、広い河原に出た。釣り橋が目に入った。もしかしたら・・・。
　温泉は、吊り橋を渡った向こう岸の河原にある。吊り橋を渡り河原に下りた。すると、露天風呂が２ヵ所あった。手を入れるとかなり熱い。
　お湯の温度は４５度と５０度で、ほとんど熱湯風呂である。それでも、気合を入れて入浴した。初めは熱いが、入ってしまえば何とかなる。熱くなったら、川に入って身体を冷やす。川の水温は１５度、その差３０度だ。１１時半に上がって、バス停に向かった。
地図によると、この近くにもう１ヵ所の温泉があるらしい。次回は、車をチャーターして温泉探しをしてみたい。
さて、明日はもっと山奥へ入り、ヒマラヤを見ながら温泉三昧だ！！！

エリア ネパール

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

きわめて尾篭な話になりますが、バスにたっぷりとゆり捲られ、腹の中をかき回され、気分は最悪、たまらなくなりこの辺りで野グソをたれ、ついでにゲロも吐き、やっと気分も収まりヤレヤレ、温泉に入り心身ともリフレッシュするぞー！

あそこに誰かいる

先客がいるみたいだ

先を越されたか

ヤギか、羊か？何かいた。

山の吊り橋を渡って右方向。

熱いぞ！

ネパール人の家族４人も入浴中だった。

やっと慣れたかな、それにしても熱いぞー。

我慢我慢。

川をバックがやはり雰囲気がいい！

それにしても熱い熱い。

帰りのバスが怖い、またあの道を引き返すのか？苦行の旅は続くのであった。

凸凹街道を何とか乗り切り、ポカラの街に戻れば野良牛が我が物顔で道路の真ん中を闊歩していました。車は何事も無くよけて走っています。

とっ捕まえてステーキにしちゃうぞ、きょうはみんなでBQだー、なんちゃって。