スリランカ周遊　女一人旅（2014年6月）

2014/06/07 - 2014/06/14

北海道ほどの大きさの国に７つの世界遺産があり、かつアーユルヴェーダも体験してみたかったので、ひと足早い夏休みとして行ってきました。基本バス移動で、一週間にいろいろな所を巡ったのでかなり忙しい旅になってしまいましたが、いろいろな人と出会いとても楽しい旅行になりました。

・1日目：羽田発（10:35）〜バンコク着（15:05)　バンコク泊
・2日目：バンコク観光　バンコク発（22:10）〜コロンボ着（00:01）ニゴンボ泊
・3日目：ダンブッラへバス移動　シーギリヤロック観光　ダンブッラ泊
・4日目：ダンブッラ石窟寺院観光、キャンディへバス移動、マーケット・仏歯寺　キャンディ泊
・5日目：ピンナワラ象の孤児院、コロンボ経由でヒッカドゥワへバス移動　ヒッカドゥワ泊
・6日目：ビーチ散策、アーユルヴェーダ　ヒッカドゥワ泊
・7日目：コロンボへ電車移動、コロンボで買い物　機内泊
・8日目：コロンボ発（01:20）〜バンコク着（06:15）　バンコク発（07:35）〜成田着（15:45)

（2014年6月現在1Rs.=約0.8円）

エリア その他の都市(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

初バンコクです。

空港からエアポートレイルリンクでパヤタイ駅（Phaya Thai)まで行き、そこからBTSへ乗り換えてアソーク駅へ。夕方だからなのか、BTS乗り場はものすごい混雑で券売機も長蛇の列。

やっとのことでAsok駅から徒歩5分程のホテルTUNE HOTEL ASOKE BANGKOKへ。部屋は少し狭いですが、新しくて綺麗なので文句なし。Free Wifiももちろん完備。

夜はタイ人の友達とCentral Worldのイーサン料理のレストランで食事。そのあとはパワースポットのPhra TrimuratiとErawan Phumへ行きお祈り。（すみませんこの辺写真全く撮ってません）

2日目。
午前中はAsok駅から徒歩5分程のHealth Landでタイマッサージ（2時間500B)。人気店なので、予約必須です。

お昼からは友達とウィークエンドマーケットへ。ものすごい人で賑わってます。

お昼はウィークエンドマーケットの屋台でパッタイ。
タイっぽいスカートやズボンが欲しかったが、現代風なデザインしか見つからず、結局何も買わず。

船で次の目的地ワットポーへ向かいます。

タイ人は無料、外国人は100B払って中へ。
巨大な涅槃像は迫力あります。

渡し船で5分程、対岸にあるワットアルンへ。ここは入場せず外から写真を撮っただけ。

この後友達と別れ、早めに空港へ。ここから本格的な一人旅が開始です。

バンコクを出発してスリランカに到着したのが深夜00:01。

空港タクシーで予約していたニゴンボにある宿「Blue Horizon Guest House」へ。着いたら冷たいペットボトルの水をくれました。これは嬉しいですね。翌朝早く出発し、本当に寝ただけですが、綺麗で清潔感あるホテルでした。

タクシー代Rs.1,500、宿泊費\2,812(adoda.comにて事前支払）。

3日目。

朝食を済ませ、7:30には宿を出発。最後にまたペットボトルの水をいただきました。宿からバスターミナルまでトゥクトゥクでいき(Rs.200)、ダンブッラまでバスで向かいます。

ダンブッラまでの直通バスはないので、クルネーガラ（KURUNAGALA)で乗り換えます。A/C付インターシティバスでRs.400（スーツケースを座席に置いたので、2席分の料金です）。

クルネーガラのバスターミナルはいろいろなバスが行き交ってて、交通の要衝という感じです。どのバスに乗るかキョロキョロしていれば誰かしら声をかけてくれるで助かります。

ここからダンブッラまでローカルバスでRs.80。

ダンブッラバスターミナルから宿までトゥクトゥクでRs.150。
今夜は2部屋しかないゲストハウス「Blue Sky Guest House」です。

宿泊費\3,241(adoda.comにて事前支払）。

同じトゥクトゥクのドライバーとシーギリヤまでRs.2,000で行くことになり、14:00ころ宿を出発。

途中頼んでもないスパイスガーデンに立ち寄るのも観光地ならではのご愛嬌。販売しているオイルやスパイスなど＄50や＄200とかしてました。日本人はたくさん買っていくそうですが本当でしょうか。

40分程でいよいよ今回の旅行のメイン、シーギリヤロックです。

入場料Rs.3,990（DVD付）。ゲート近くには自称ガイドがたくさんいますが、振り切って中へ。

5世紀後半、狂気の王カーシャパが建造した切り立った岩山の宮殿。想像以上に大きいです。

スズメバチに注意との看板があります。出くわしたら怖いですね。

のぼり始めるとすぐに

シーギリヤレディとご対面です！

5世紀の作品だそうですが、今でも色鮮やか、美しいです。

かつて500人ほどこの岩山の壁に描かれていたそうですが、現在残ってるのは18人のみ。

鏡のような光沢があるミラー・ウォール。

この辺にもまだガイドがうろうろしています。話しかけて勝手に説明をしだすので「あなたはガイド？」と聞くと決まって「違う、ヘルパーだ」と言います。お金を請求されると分かってるので、毅然とした態度で断ります。

ライオンの入口につき、さらに心もとない階段で登ります。

写真見えずらいですが、階段の横に巨大なスズメバチの巣がいくつもあります。もともと高いところは平気な方でしたが、さすがに不安定な階段とハチの恐怖、さらに強風で完全に腰抜け状態。すかさずヘルパーが来て手を引いてくれました。。

やっと頂上へ！周りはジャングルです。

ここから登ってきました。

王様のプールだそうです。

シーギリヤロックをあとにし、ダンブッラの市街地へ。

もうすぐポヤデー（満月祭）らしく、その準備がされていました。

途中アーユルヴェーダやシルクショップへまたもや立ち寄ることになるも、いかにも観光客相手のお店といった感じで、全く興味ありません。

宿に戻り、夕飯を買いに向かいのお店へ。

コットゥ・ロティ（Kottu Roti）というカタカタ音を立てて作る料理とカード（Curd）というヨーグルトを買い、宿のテラスで食べることに。

ロティおいしいです。野菜や卵とかいろいろ入っています。でも食べても食べても全然減りません。
大部分は宿のスタッフにあげました。

カードはそのまま食べたのですが、酸味が強いヨーグルトって感じで何か甘いシロップが欲しかった。

マンゴーも美味しかったです。

4日目。

朝食前に石窟寺院へ行くことに。6:30過ぎに宿を出て。たくさんの野良犬や野猿を避けつつ到着。7時にチケットを買い(Rs.1,500)入場です。

20分ほど階段を登り、頂上に到着。ここで靴を脱ぎ、チケットを見せて石窟へ入ります。地元の人はみんな階段からはだしで登っていました。

早々とチェックアウトを済ませ、ローカルバスでキャンディへ（Rs.100)。途中で渋滞がありつつも3時間程で到着。着いた時刻はお昼くらいだったでしょうか。

バスを降りたところからトゥクトゥクで本日の宿「Sevana Guest House」へ向かいます。

噂通り清潔感あるちょっとした高級ホテルみたいなお部屋です。
Wifiはロビーでしかつながらず、かつ電波はかなり弱いです。

宿泊費Rs.2,750(現地で現金払い）。

荷物を置いたら徒歩で早速街歩きです。
キャンディは賑わっててお店もたくさんあり都会という雰囲気です。

キャンディ・マーケットへ。１階は食品・スパイスなどで２階は衣類や靴、土産物など。２階は客引きがすごいです。

こちらでマサラやクミンなど5種類のスパイスを購入(Rs.650)。

が、帰ってからスパイスを改めて見ると、どのスパイスにも日付のみで肝心な名前が記載されていないため、なにがどれだか分からなくなってしまいました。あほな私。。

こちらのバティック屋で染め方など丁寧に説明していただきました。
どれもモダンで芸術的なデザインでとても素敵でした。

途中「FASHION BUG」という今風な洋服屋でスカートなどを買いました。かわいいデザインのものがたくさんあり購買意欲止まりません。先ほどのマーケットで買わなくてよかった。買った衣服は最後の写真に載せてあります。

こちらは街のど真ん中にある有名なクイーンズ・ホテル。コロニアル建築で気品あります。

仏歯寺のプージャーまで時間があったので、近くの高級そうなホテル「Royal Bar and Hotel」でポットの紅茶をいただく(Rs.336)。

街の喧騒を離れ、束の間の優雅なひととき。

18時過ぎいよいよ仏歯寺へ(Rs.1,000、DVD付)。靴をビニール袋に入れ持ち込んで入ろうとしたら、靴置き場に預けるように言われました（Rs.100?)。

耳をつんざくような音楽とともに入口へ。現地の修学旅行生や観光客で混雑しています。

仏歯の扉が開く時間が近づくにつれ、現場は物々しい雰囲気に。扉が開くや否や、人々が一斉に祈ります。

実際に直接歯を見ることはできず、歯が入ってると言われている金色の入れ物をみます。

一方観光客は一斉にカメラを向け写真を撮りだします。

外へ出たらすっかり暗くなっていました。満月がライトアップの寺とともに綺麗です。

夕飯は宿近くの「Balaji Dosai」でGhee Dosa(Rs.100)をいただきます。安くておいしいのでお勧めです。

左のドーナツのようなワデーという揚げ物は、席に着くとテーブルに置かれ、食べた分だけ最後に請求されます。

5日目。

今日は夕方までにヒッカドゥワへバスで行くため大移動日。8時ころ宿をチェックアウトし、バスでピンナワラの象の孤児院へ向かいます。

まずキャンディのバスターミナルからキャーガッラ(Kagalle)行きに乗って、カランドゥパナ・ジャンクション(Karandupana Junction)下車。そこからバスで乗り継ぐはずでしたが、10時からの川の水浴びに間に合わないと思い、そこからトゥクトゥクで15分ほど(Rs.500)で行くことに。

着いた！ここまで来る途中に、似たような施設があるので、ドライバーにはきちんと「ピンナワラの象の孤児院へ」と伝えた方がいいです。

ちなみにスーツケースを預ける場所があるか心配していたのですが、チケット売り場の裏に置かせていただきました。

10時過ぎになると、象たちが孤児院から商店街を通過して、川へ移動します。
その様子は大迫力！

気持ち良さそうです。

地元客、修学旅行生、観光客とたくさんの人です。周りにはホテル・レストランがあり、川の様子を見渡せるようになっています。

象の水浴びを見たら、さっさと移動です。
トゥクトゥクで先ほどのジャンクションにいってもらおうとしたら、ドライバーにバスより電車の方が早くてゆったり座れるからお薦めだというので、とりあえず最寄りの駅まで行ってもらうことに(Rs.400)。

しかし、このあと激しく後悔することに。

次のコロンボ行きの電車まで30分ほど待って、乗車。席は満席だったため、ドアのところに立ちます。ドアは基本開けっ放しです。

最初は情緒あっていいなと思ってたのですが、コロンボに近づくにつれて乗客が多くなり、最後にはもみくちゃな状態になって大変でした。。

やっとコロンボに到着。ホームは人で溢れかえってます。もう暑さと疲れでボロボロです。ポヤデーが近いので、電車を利用する人がいつもより多いそうです。

もう電車は乗りたくないと思い、駅から少し離れたパスターミナルまで行き、A/C付のインターシティでヒッカドゥワへ向かいます(荷物との2席分でRs.600)。車掌さんはいるし、涼しいし、座れるしで断然快適です。

18時くらいに本日の宿「The Tandem Guest House」へ。

宿泊費\6,076(2泊分、adoda.comにて事前支払）

部屋もA/C付で、きれい。Wifiも問題なく繋がります。

滞在してきたスリランカの宿でここがダントツ一番でした。
もっと長く滞在してゆっくりしたかったです。

6日目。

朝、浜辺を散歩していると地元のおじさんに話しかけられ、ウミガメを見たいかと聞かれ、探してもらいました。大きい甲羅！

次にウニを食べたいかと聞かれ、海から拾って割ってもらい、中身をいただきました。新鮮でおいしい！
親切なおじさん、ありがとうございました。

オフシーズンなのであまり人はいませんが、静かで散歩にはいいですね。

本日はポヤデーのため、地元のお店はほとんど閉まってます。。

ここヒッカドゥワはロシア人観光客が多いらしく、英語と並んでロシア語表記が多かったです。

アーユルヴェーダが今日の目的だったので、宿の人に開いているところを探してもらい、なんとか一件見つけました。

シロダーラ30分とボディマッサージ60分で計Rs.5,000。

シロダーラ気持ちよかったです。全身オイルだらけで宿へ帰りました。

宿でシャワーを浴び、再びビーチを歩いてると、地元のお兄さんに話しかけられ、話してるうちに今夜のポヤデーで寺へ一緒に行くことに。

お兄さんの友達も合流して、地元の人しかいないようなお寺へ。屋台もたくさんあり、縁日のような賑わいです。靴を預け、はだしで階段を登っていきます。

熱心にお祈りしています。

参拝後、無料の食事をいただきに配給所？のようなところへ。が、どこも長蛇の列！
3〜4個所まわり、なんとか空いてそうなところで並ぶことに。

手でいただきます。ちょっと辛かったですが、スリランカの食事で一番おいしかったです。これが無料なんて信じられません。

7日目。

昨夜は帰ったのが遅かったため、もう一泊したいところですが、今夜のフライト前にお土産を買わなくてはいけないため、コロンボへ向かいます(Rs.160)。

コロンボ・フォート駅に着いたのは13時ころ。

駅を出たところに荷物預り所があるので、スーツケースを預けます(Rs.56)。

ロッカーはなんと2階！旅行者に優しくない。。重たいスーツケースを引きずりながら階段を登り、なんとか空いてるロッカーへ荷物を入れます。

コロンボ・フォート駅。

身軽になったところで、パラダイス・ロード(Paradise Road)とMlesna Tea Shopが入っているクレスキャット・ブールバード(Crescat Boulevard)へトゥクトゥクで向かいます。(二か所でRs.600)

クレスキャットの地下フードコートです。多国籍なお店がたくさんあり、冷房も効いててかつWifi使えます。

ここにきて疲れと眠さがピークのため、どこにも動く気がせず、ここで時間つぶしていました。

食品スーパーで最後のスパイスやお茶などを買い込み、そこからトゥクトゥクで駅で荷物をピックアップして、そのまま空港へ向かいます(Rs.3,000）。

空港にはだいぶ早めの19時ころ着きました。うとうとしながら深夜のフライトまで待ちました。

楽しい旅をありがとう、スリランカ！

お土産公開です。手前にはタイで買ったものもあります。

紅茶は会社や友達へのお土産用、自分には主にスパイスを購入しました。

衣類はすべてキャンディの「FASHION BUG」で購入(4点でRs.3,625)。
安くてかわいいデザインが多いのでおすすめです。

この旅行記へのコメント （5）

• 埼玉のおばさんさん 2014/07/17 17:41:46

  早速のお返事ありがとうございました！

  SHANTI　さま
  ヘルパーは１０００ルピー位と考えていましたので、途中からでも１００円位で済んだとは驚きと共に感心しました。
  トゥクトゥク交渉方法もよく解りました。
  詳しくアドバイスをいただき、とても参考になりました。
  また解らない事が有りましたら、お聞きしたいと思います。
  その節はよろしくお願いします。
  ありがとうございました。

• 埼玉のおばさんさん 2014/07/16 13:28:18

  最新の情報参考になりました

  SHANTI　さま
  はじめまして　
  ８月にペラヘラ祭りを見たく初スリランカ旅行を計画中です。
  ６月に行かれた旅行記なので興味深く読ませていただきました。入場料やトゥクトゥク料金（よくぼられると口コミが有り不安でした）。参考になりました。大きなウニをいただけたようで羨ましいです。お聞きしたいのですが、シーギリアロック登頂時ヘルパーさんに助けていただいたようですが、料金はお支払いしたのでしょうか？私は高所恐怖症なのですが、なんとかして登頂したいと考えています。もうひとつは、トゥクトゥク利用時、お値段交渉されましたか。提示値で乗車されたのでしょうか。おばさん一人で行きますので情報はとても助かります。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。

  SHANTIさん からの返信 2014/07/16 23:33:26

  Re: 最新の情報参考になりました

  はじめまして。コメントありがとうございます！ペラハラ祭りに行かれるのですね。すごく羨ましいです。
  
  シーギリヤロック登頂時はヘルパーに手を貸してもらいましたが、そのまま頂上で少しガイドもしてもらったので、最後にチップを要求され渡しました。100円くらいでしょうか。
  
  トゥクトゥクは必ず交渉するようにしてください。目立つ所に立ってたり積極的に話しかけてくるドライバーは、吹っ掛けてくる確率が高いので、他のドライバーに値段を聞くなどして比べた方がいいです。
  
  シーギリヤロックは確かに大変でしたが、実際に行ってみて言葉に表せない程素晴らしかったです。何かまたあれば、知っている範囲でお答えしますので聞いてくださいね。

• Peggyさん 2014/06/30 07:20:47

  参考になりました。

  SHANTIさんはじめまして｡
  
  私も今週末スリランカに行くので、最新情報が参考になりました。
  シギリヤロックの入場料が値上がりしていたり、キャンディにかわいいアパレルショップがあるのも事前リサーチでは分からなかったので、とても役に立ちました。
  

  SHANTIさん からの返信 2014/06/30 21:40:05

  Re: 参考になりました。

  はじめましてPeggyさん。
  コメントありがとうございます。
  
  もうすぐスリランカ楽しみですね！
  この旅行記が少しでもお役に立てれば嬉しいです。アパレルショップはメインストリートにあるので、すぐ見つかると思います。
  気をつけて楽しんで来てくださいね。