増上寺の鐘突き

2014/05/20 - 2014/05/20

増上寺には下に書いた生島淳の講演会を聞くために訪れた。開始までには少し早めに来て、境内を散策していたら、５時になり梵鐘を突く音が聞こえた。お坊さんが体全体を使って、打っていた（写真）。その音が静かな境内や近隣に響き渡る。聞いてみたが、鐘は朝は５時。夕方は１７時と２回突かれるそうだ。ただし冬季（１０−３月）は５時半。夕方１７時は通年。

何故スポーツの講演がされるのか。夕方に行い、教団関係者のみならず聞いて欲しいという企画であります。
また、境内からは東京タワーがすぐ西側にそびえたっている。寺の建物と、対比をみせていた。

講演会：主催：増上寺東京教区教化団Ｈ２６仏教イブニングスクール一夜一会＝「日本人の強さを考える〜日本人メジャーリーガーに見る成功の条件byスポーツライター生島淳

まず最初に日本の公式球と、ＭＬＢの公式球の実物を回覧し、その材質の違い、滑り易さを体感させてくれた。それぞれ手でこねたが、やはり相当滑り易さが違う。MLBのほうが滑る。
何故日本人がＭＬＢで成功するか、ピッチャーなら成功しやすい。それは、子供の頃からの教育の違い(細かくは聞き漏らした)。野手ではスワローズからの青木が最後なんだろう。捕手では城島がマリナーズでバッテイングを買われてある面成功したが、投手とのコミュニケーションの限界を感じで帰国した経緯がある。今後も捕手は難しいだろう。
野手ではゴロの捕球の仕方の指導で大きく違う。日本では股下の真ん中で捕球するように指導。アメリカでは両足の外で、捕球し即送球できるように指導している。右足の右側で捕球し、右手で素早く送球する。捕球は大変だろうが、このほうが格段に投げやすい(早い)。
田中将大が日本からの連勝記録を更新しているが、それは何故か、と私が質問した。まずは田中の能力の高さが勝ちを継続しているのだが、ローテーションの巡り合わせにもよる。田中は現在、何故かヤンキースのローテーション４番目にいる。ローテーションは相手の球団もきっちり守り、同じ順番同士で対戦することになる。ローテーション4番目というのは自責点４点台の投手で、点を取りやすく勝ちやすい。７月のオールスター戦には多分出るだろうが、オールスターズ後は、ローテ順位が繰り上がるだろうが、それとは関係なく、好成績を続けるでしょう。（この講座の次の登板で田中は黒星を喫したが（７勝１敗）、連続記録にとらわれないで済んだことになり、清々したことだろう。）
生島の姉は今回の東日本大震災の津波被害にあっている。そのことを本に書いているが、読んでみた。生島家の歴史などを含め、立派なノンフィクションだ。兄に生島ヒロシ(博)はラジオなどのパーソナリティで活躍しているが、以前は淳の親かと思っていた。が、かなり年の離れた兄だった。

エリア 三田・田町・芝浦(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

大門。講演会の案内看板が立てかけられていた。
大門は、ここの地名になっている。

同上。

大殿。

大殿と光摂殿の間に東京タワーが見える。

同上。

同上。

大殿の右側に東京タワーが。

光摂殿にかかる東京タワー。

同上。
このように様々な位置関係がある。

鐘楼堂。
朝は夏期（４−９月）が５：００．冬期（１０−３月）は５：３０．夕方は通年１７：００．
江戸三大名鐘と言われている。（寛永寺、浅草寺？）

講演会のパンフレット。

光摂殿。入口。

光摂院講堂での講演会。