2014/02/04 - 2014/02/05
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chikanaさん
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2014年2月4日(火) 〜6日目〜
スース駅9:55発チュニジア行きの列車の切符を買って、ホームにあるベンチで列車が来るのを待ちました。
11:45頃にスースに到着。
私はここから近いセントラルというホテルを目指しました。
まだ12:00前なので、チェックインできるか心配でしたが大丈夫なようです。
部屋はシャワー付きか付きではないかの部屋しかなく、共同のシャワーはありませんでした。
私は20ディナールのシャワー付きの部屋に泊まる事を決めました。
私が泊まった部屋はツインルームで、窓とクローゼットが付いていました。
このホテルのチェックアウトは12:00でした。
部屋で少し休んで、まずはスーパーのモノポリを目指しました。
- 旅行の満足度
- 1.5
- 観光
- 1.5
- ホテル
- 1.5
- グルメ
- 1.0
- ショッピング
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
いろいろ買った中でまずかったものは、このスーパーの手作りっぽいマフィンでした。
料理下手な私が作った方がおいしく焼けるのではないかと思うくらいまずかったので、申し訳ないと思いつつこの国のホームレスの人にあげてしまいました。
おいしかったものはパックに入ったフルーツジュースで、旅で疲れた体に溶け込んでいくようでした。
あと、上の写真のウエハースもおいしかったです。
ココアバニラ味よりもカプチーノ味がとてもおいしく、袋に小分けされているので友達などのおみやげにしました。
大きさは1つ7×9cmくらいです。
スーパーのモノポリはクレジットカードが使えました。 -
買い物を終えて15:00頃ホテルに戻ると、疲れがドット出てしまったのでそのままベットで寝てしまいました。
20:00頃目が覚めて、お腹が空いたので夕食を食べにレストランに向かいました。
ホテルを出ると小雨が降っていました。
ダウンのフードをかぶり、少し歩くけどモハメド・アビド・パスタカサという店を目指しました。
レストランは結構混んでいて、私が着いたテーブルも前のお客さんが出たばかりなようで後片付けがされていませんでした。
ウエイターに片付けてもらい、メニューをもらいました。
私はタジンが食べてみたかったので注文してみたのですが、メニューにあるのにウエイターはしかめっ面で首を横に振りました。
結局私は、ショルバというスープと、スースでも食べたブリックを注文しました。
スースではシーフード入りを注文して失敗してしまったので、今度はプレーンのブリックを注文しました。
上の写真の右側の料理がショルバです。
左側のサラダは付け合せとして出てきました。 -
上の写真はブリックです。
ショルバはすぐに出てきて、先に出されたフランスパンと一緒に食べたのですが、スープだというのにとても冷めていました。
別のレストランで食べたレンズ豆のスープも冷めていたので、冷製以外のスープ=温かいという私の中での常識がこの国で覆りました。
味も単純でダシが全く出ておらず、酸っぱいだけのスープでまずかったです。
次に出てきたブリックも皮はパリパリでおいしいかったのですが、ここでのブリックも味付けが全くされていなかったので物足りませんでした。
値段は安かったのですが、全然満足できない料理でした。
食事を終えたのでホテルに戻りシャワーを浴びました。
シャワーはあまり勢いがなく、温度もぬるくて今一でした。
ぬるいのと温かい温度が交互に出てきて、あまり気持ちの良いシャワーではなかったので早々に上がりました。
浴び終えた後、水が床一面に広がってしまいました。
シャワーの湿気で部屋が包まれている中、就寝しました。 -
2014年2月5日(水) 〜7日目〜
8:00頃に起きてメディナに向かいました。
昨日はスーパーで買い物をした後、メディナに行って少し観光をしたかったのですが、疲れてできなかったのでこの国最後の買い物を楽しみました。
適当に寄った店の店員がしつこくて面倒くさかったです。
15:00発の飛行機に乗らなければいけないので、最小限のおみやげを買いホテルに戻りました。
荷物を整理していると、誰かがドアをノックしてきました。
開けてみるとこのホテルの女性スタッフでした。
部屋を掃除していいか聞いてきたので、私は快く承諾しました。
スタッフは昨日私がシャワーを浴びた後の水がまだ床に残っているので、モップで拭きはじめました。
女性はこの国の感想などを聞いてきたので、本当はもう2度と来たくないくらい嫌な思い出ばかりだったけど、気持ちとは正反対の事を告げてしまいました。
すると女性は何か言いにくそうに私に話しかけてきました。
お金の話をしているようです。
様子からみてチップをねだってきました。
私はさっきのおみやげで札を全部使ってしまい、もう小銭しか残っていません。
余裕があれば渡してあげたいところなのですが、残りの小銭は空港までの運賃に取っておかなければなりません。
そんな素振りを見せてもまだ女性はチップをねだってきます。
バンカという言葉が女性の口から出ました。
銀行に行って両替してまでチップを払えと言っているのでしょうか?
この女性はあまり良い人ではないと思いました。
私が困っていると、丁度いいタイミングで1階からオーナーらしき男性が女性の名前を呼んでいます。
助かった。
その隙に私は荷物をまとめ、チェックアウトを済ませました。
地球の○き方の地図に載っている、35番の空港行きバス停へと向かいました。
地図にある通りの場所にバス停はあるものの、バスを待っている人にこのバス停のバスは空港行きがあるか尋ねたら、ないような素振りを見せきました。
何度も何度も人に道を尋ね、最後に紳士的な男性に尋ねると、空港行きのバス停まで連れてってくれました。
結局チュニス・マリン駅の前のバス停まで来てしまいました。
35番のバス停が空港行きがないわけではないと思うのですが、本数的にはチュニス・マリン駅の前のバス停の方がたくさんありそうなので、利用するならこちらのバス停をお勧めします。
空港行きのバスの切符は窓口で買えるようで、男性が私の代わりに買ってくれました。
私がいくらかと訪ねると、男性はいいよいいよと言って結局もらってくれませんでした。
チュニジアの男性に良くしてもらったのは初めてだったので、少し感動しました。
バスは15分くらい待ったら発車しました。
道は少し渋滞しています。
空港行きのバスを探すのに時間がかかってしまったので、私は少し焦っていました。
けど、意外にも空港には早く到着しました。
空港の出発ロビーに入る前で荷物検査を行い、チェックインカウンターへ向かいました。
3時間前なので他の乗客はあまりおらず、すんなりチェックインする事ができました。
書いておいたハガキを出そうと空港にある郵便局に寄ると、少し混んでいました。
30分くらい並んでようやく切手を買う事ができました。
今までの国はエアメールで出したい旨を伝えると、後は窓口で預けて終わりというパターンがほとんどだったのですが、今回は切手だけ渡されて、すぐ側のポストに入れるよう指示されました。
これでこの旅は終わりです。
チュニジアは私にとって過酷で、もうこんな旅は2度としたくないと思う程でしたが、この国で唯一救いだったのは神がかり的とも言える女性の対応でした。
道を尋ねたときは何とか分かりやすい言葉で伝えようとしてくれる努力が伺えましたし、早く教えてあげなきゃと焦って私の手をギュと握りながら説明してくれた方もいました。
一緒に長い列に並んでくれた上列車の切符代を出してくれた方や、寒がっている私にヒジャブをさりげなく膝に掛けてくれた方もいました。
一生頭が上がらない程の優しさを頂けたと思っています。
私に無償の笑顔を見せてくれた深いブラウンの瞳の奥には、単なる優しさだけではなく、しなやかさやたくましさも映るほど透き通った眼差しでした。
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