直行便で近くなった石垣へ　その２　西表島も行ってみた。

2013/09/22 - 2013/09/28

パラオに潜りに行きたい！と思い計画をたてた初心者同然の立派なブランクダイバーの私達夫婦は、練習を兼ねてせっかくなので綺麗な海をめざそうと石垣島へ行くことにした。
ちょうどセントレアから直行便も就航したことだし、新しくなった石垣空港も見たいし。

そしてせっかく石垣まで来たのだからついでに西表島にも行ってみたいよね、やっぱり。
何か自然がいっぱいで東洋のガラパゴスとか言われてるし…


航空券はANAマイルで、宿は楽天トラベルと近ツーで予約した。

9月22日　 セントレアから石垣へ　川平泊
23〜25日　ダイビング　25日は市街へ移動
26日　　　西表島へ
27日　　　レンタカーで石垣島一周
28日　　　石垣からセントレアへ

エリア 西表島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

川平湾でのダイビングのあと市街地のベッセルホテルへ送ってもらう。

ダイビングショップの送迎はタクシーかレンタカーしか有効な移動手段のない石垣ではホントにありがたかった。

ネイチャー石垣さんに感謝！

ベッセルホテルカンパーナ沖縄 宿・ホテル

このホテルは繁華街からは少し離れているものの、フェリーやバス乗り場に近く貸し自転車もあるので便利だ。

ダイバーには嬉しい器材乾燥場所もある。

何と言ってもベッドがクイーンサイズで部屋も充分に広い。

縦横無尽に寝返りができて旅行の疲れも吹っ飛びそうだ。

もう一つ便利なのは洗面所がバスルームの外にあること。

なかなか気が利いている。

西表島ではピナイサーラの滝を見にトレッキング、ついでにカヤックも体験するツアーに申し込んだ。

何かと「ついで」が多いが人生そんなものなのだ。

石垣島から日帰りでツアーに参加する人が多く、フェリーで西表島に渡ると色んなツアー会社のお出迎えが待っている。

送迎の車の中で説明を聞き、身支度をして早速カヌーで出発。

だいたい時間が同じなのでカヤックの数も多くなる。

カヤックを岸につけ滝の上までトレッキング。

途中、途中でガイドさんが西表島ならではの自然や動物の説明などしてくれる。

これは板根（ばんこん）と言って熱帯雨林ではよく見られる根っこの状態のこと。
表土が浅く地中深くまで根を伸ばすことができないので、大木は根を板のようにして自らを支えるのだそうだ。

うっそうと木が茂る中を歩く。

お天気がいまいちだったけど、炎天の中を想像するとこの方が歩きやすかった。

ときおり吹き抜ける風が心地いい。

山道なのでこんな所も。

ジャングルらしく木々も大きい。

１時間弱、歩いて登っただろうか。

ようやく滝の上に到着。

汗をかいているので水場が気持ちいい。

でもこの後ろは滝つぼなので覘くと冷や汗も。

お〜怖っ…

カメラにはこんな画像が納まっていた。

そうこうしている間にガイドさんがリュックから色々取り出して昼食を用意してくれた。

定番らしいソーキソバ。

それにしても一人で皆の（この日は６人分）の食料と水を背負って登るとは…
仕事とは言えご苦労様です。

私ら食べる人。

食事を終えて休憩したあと来た道を途中まで戻り、滝つぼまで下る。

下りは楽なもので半分くらいの時間だった。

ピナイサーラの滝は西表島の中で一番落差のある滝だそうだ。

ピナイサーラの滝 自然・景勝地

せっかくなので泳ぎますか！

少々寒いけど意を決してドボン。

はい、証拠写真。

泳いだど〜！

そして即座に着替えて暖をとる。この間、約３分。
女性は体を冷やすとよろしくないんですのよ、オホホホ。

滝上でも滝下でもゆっくりと休憩をとったため、帰りのカヌーはまばら。

後方に見えるのがピナイサーラ。

静かな川をのんびりゆっくり進む。

聞こえるのは鳥の声だけで気持ちいい。

周りはマングローブが延々と続いている。

イリオモテヤマネコの生態について説明書き。

道路標識もヤマネコ注意の看板を見かけたがなかなか遭遇することはできないらしい。

デンサターミナル（上原港）まで送ってもらいバスで大原港まで。

デンサターミナルの船着場。

ツアーは石垣島から上原港行きでスタートするのが一般的らしいが、海況によりフェリーが運航されないことがよくありこの日も大原港からになった。

石垣島からの日帰りツアーはフェリーの運航によって催行されないこともあるので、日程に余裕を持って申し込むのがベストだ。

…ってそれが出来れば苦労しないけどねぇ。