2014/05/22 - 2014/05/22
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traveldogさん
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五月、新緑が青々と茂り、初夏ともいえる日に5回目の秩父巡礼に行った。天気予報では午後から崩れるとのことだったが、幸いにも雨に降られず、快適な巡礼の旅であった。
今日の予定は、23番音楽寺、24番法泉寺、25番久昌寺である。御花畑駅で秩父鉄道に乗り、次の影森駅で下車。Suica(スイカ)が使えず、昔ながらの懐かしい切符を発券している。運賃170円。
影森駅から歩いて2〜3kmのところに24番札所法泉寺はある。駅を出て道を聞く。まっすぐ行くと着くとのこと。24番ですねと確認すると、その寺には番号はついていないよと言われる。どうも「ほうせんじ」の発音が悪いようだ。あらためて「その先の信号のある交差点を左に曲がり、まっすぐ行くと赤い橋にぶつかるから、越えたら右に曲がると左にありますよ」と教えてくれる。交差点で別の人に「ほうせんじは、どちらですか」と聞くと「まっすぐ行くと直ぐ」とのことなので、そのまま直進すると金仙寺と書かれた道標に出会った。どうも道を間違えたようだ。「ほうせんじ」が「ほんせんじ」と聞こえるのか? 金仙寺の読み方は「こんせんじ」で、それと間違われたのだろう。(後でネットで調べたら、確かに「こんせんじ」だった) 「ほおせんじ」とはっきり言わないとだめなのだ。着いたら1時間が経過していた。
法泉寺の本堂の手前には100段以上の石段がそびえていた。ここを登りきると三間四面づくりの本堂が待っていた。観音菩薩が安置されている。石段下には、地元の物産を売っている茶店があった。昼食用にとサンフルーツときゅうりの漬物を買う。
次の札所は25番久昌寺、法泉寺からバスが出ているのでそれに乗っていった。2〜3キロしか離れていないので歩いても行ける。バス料金は、Suica(スイカ)を使って、175円だった。
久昌寺の赤い山門からまっすぐの所に観音堂が見えた。山門には「御手判寺」と書かれた額が掛かっていた。別名を御手判寺というらしい。本堂は観音堂に向かって右手の池の先にある。本堂のそばに弁天堂があった。正午をまわっていたので、境内のベンチを借りて昼食をとった。
久昌寺から音楽寺までは、ずいぶんと歩いた。宝林院前を通り、右手に酒づくりの森という酒造所を見つつ登り道が続いた。遠く下の方に赤い橋(巴川橋)が見えた。秩父ミューズパークの長い道を歩き続けて、23番札所音楽寺まで1時間40分を要した。帰路は音楽寺停留所からバスで左周りのコースをたどり、西武秩父駅にもどった。バス代258円だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
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西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅に乗り換える。途中仲見世通りには土産物が売られていた。
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わらじカツ丼が名物 これはサンプルの巨大なカツ丼 もちろん食べられません。
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御花畑駅から乗車
三峰口方面の電車は1時間に1〜2本と少ない。ちょうど10:11のに乗れた。この次は10:46発。 -
昔ながらの乗車券。今では本当に見られなくなった。
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影森駅から先ずは25番札所の法泉寺に向けて出発
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駅を出て直ぐの曲がり角で道を尋ねた。
私が法泉寺(ほうせんじ)を速く発音してるのか、ほっせんじ、ほんせんじと聞こえるらしい。後で気が付いたのだが、金仙寺という近くの寺院を「こんせんじ」と呼ぶので、これと間違えたらしい。はじめ金仙寺への道を教えてくれる。念のため「25番のほうせんじですね」と確かめると、「番号はついていないよ」という。「法律の法のほうせんじです」というと、「ああ、ほおせんじね」とあらためて、「交差点を左に曲がると赤い橋があるから、それを渡り右に行くと左側にあります」と教えてくれた。
発音は難しい。 -
このコンビニがある交差点で再び道を尋ねる。
どうもこの人も「ほうせんじ」を「こんせんじ」と聞き違えているようで、金仙寺への道を教えてくれた。 -
ジュリヤンというパン屋があった。ちょっと小腹がすいてきたので、アンパンを購入。仲間もつられて購入。やわらかくて美味しいパンだった。
キャノン電子の工場の前にある。 -
寺院らしき森が見えてきた。ちょっと期待。
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金仙禅寺とある。
ここで道が違うと気づき、腰かけて話をしている婦人連に法泉寺への道を聞く。もどって赤い橋を渡り右に行くのこと、婦人の一人は法泉寺のある別所の生れとのこと。こんどは確かだ。 -
もどらずにまっすぐ金仙寺の方に向かい、その手前を左折する。方角は前方斜め左だ。方向さえあっていれば道は正しい。
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目標の赤い橋が見えた。
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ふり返れば武甲山がそびえている。
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赤い橋が近づいてきた。
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巴川橋という赤い橋を渡った。
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途中道に迷ったが、無事に24番札所光智山法泉寺に着いた。臨済宗のお寺。
秩父巡礼は観音霊場巡り、四国八十八か所のように弘法大師ゆかりの寺を周るのではないので、真言宗寺院もあるが、臨済宗や曹洞宗など禅宗寺院が多い。 -
法泉寺門前には、土産物やうどんを売る茶店があった。
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茶店の先には、登らなければ観音様に会えない長い石段があった。帰りに数えたら116段あった。
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石段の登り口にあるのは、文昭院殿と刻まれた石灯籠で、もともと東京芝の増上寺にあったものだ。
増上寺の石灯籠は秩父や川越の寺院に点在していてよく見かける。 -
元禄15年5月18日の道しるべ
江戸日本橋南三丁目の心求・はまが願主となり、建立したものだ。
この心求の道しるべはどこかで似たようなのを見たなと思い、記録写真を調べたら、6番札所卜雲寺の門前にもあった。 -
これが7番札所卜雲寺門前にある心求・はまの道しるべ
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■24番札所 光智山法泉寺 臨済宗
本尊 聖観音菩薩
御詠歌 天照す神の母祖の色かへて なほもふりぬる雪の白山
石段を登りきった所にある三間四面づくりの本堂 -
口中に病を得た恋ヶ窪の遊女が、僧からもらった楊枝を用いたら治癒したという伝承がある。黒文字の楊枝のお守りがあった。
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本堂横に懸けられた恋ヶ窪遊女の絵
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石段を降りようとして見ると武甲山がそびえている。
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長い石段を降り、バスを待つ間、しばしの休憩をとる。おかみさんがお茶を出してくれた。何か買わないといけないかなと見回すと手ごろな果物がある。では昼食に食べようとサンフルーツを買った。勧められるままに一晩漬けたというきゅうりの漬物も買った。両方ともすぐ食べられるようにカットして、袋に入れてもらった。
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久那のバス停を降りて、25番札所久昌寺に向う。ここから数分のところにある。
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山門前には御手判寺の碑があった。久昌寺の別名らしい。
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地蔵菩薩の向こうに朱塗りの山門が見える。
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赤い山門には御手判寺の額が掛かっていた。
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門をくぐると先の方に観音堂が見えた。
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観音堂だ。本堂と寺務所(納経所)はこの先の離れたところにある。帰りに観音様を拝むのを忘れないようにしよう。何しろ秩父巡礼は観音霊場巡りだからと自分に言い聞かせる。
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久昌寺の本堂
■25番札所 岩谷山久昌寺 曹洞宗
本尊 聖観音菩薩
御詠歌 水上はいつくなるらん岩谷堂 朝もくなく夕日かがやく -
本堂の横に弁天堂があった。
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弁天堂から池に沿って弁財天の幟が立っている。
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下に見えるのは観音堂。弁天池には蓮の花が咲いていた。
ベンチを借りて昼食をとる。 -
御手判寺の由来
秩父巡礼は、昔13の尊者が聖地を巡ったことが始まりといわれる。そのひとりの性空上人が地獄に行き、多くの罪人を救ったため、閻魔大王からもらったのが寺の宝物になっている石の御手判とのこと。 -
御手判の写真 実物は見られなかった。
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イチオシ
弁天池から本堂と弁天堂をふり返る
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奥野に住む鬼女は悪行により、村人から畏れられていたが、その鬼女から生まれた娘は母親に似ず信仰心厚く、観音をまつり、母の菩提を弔った、これが寺の縁起とのこと。
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観音堂に寄り、観音様を拝む
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もと来た道をもどる。
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寺の近くに弁天茶屋というそば屋があった。
これから音楽寺まで4〜5kmの道を歩いた。 -
ほっとなごむ田園風景
これはあやめ? 水生でない。 -
宝林禅寺の前を通過
この寺は普賢菩薩をまつる秩父十三仏霊場のひとつとあった。十三仏霊場とは何だろう。 -
店一軒ない道を歩いて「あらやしき」というもち菓子屋があったので、よもぎ饅頭を買い、食べた。
すぐ先には「酒づくりの森」という酒蔵が見えた・・・時間の都合で通り過ぎる。 -
遠くに去年行ったダムが見える。浦山ダムだ。29番長泉院のそばだった。
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秩父路らしい風景に一瞬立ちどまる。
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遠くに赤い橋が見えた。24番法泉寺ははるか下の方だ。
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やっと秩父ミューズパークに入った。ここから3?ほどの道が続く。
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パークには、テニスコート、レストラン、コテージ等があるが、温泉は営業停止のようだ。
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やっと23番札所 松風山音楽寺に着いた。
13尊者がここで松韻を聞き、菩薩の音楽を感じたので、松風山音楽寺を山号寺号とした。 -
本堂
■23番札所 松風山音楽寺 臨済宗
本尊 聖観音菩薩
御詠歌 音楽の御声なりけり小鹿坂の 調べにかよふ峰の松風 -
松風になびく南無観世音菩薩の幟
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観音堂への石段
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観音堂
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ここにも増上寺の石灯籠(文昭院殿)があった。
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石灯籠 観音堂 鐘楼
秩父事件(明治17年)のときに困民党のリーダーがこの鐘を鳴らして、秩父の町へと雪崩れこんだと伝えられている。 -
ここから歩いて5分のところに、13尊者(13権者)の石仏があるというので行ってみた。
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13権者の石仏
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中央に大きな地蔵尊、右に7体、左に6体だ。
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1234年13人の権者(ごんじゃ)が秩父札所を開き、そのとき松風の音に菩薩の音楽を感じたので、松風山音楽寺と名づけたとある。
権者とは、仏が人を救うために人などの仮の姿で現れたものをいうそうだ。 -
音楽寺からバスに乗り、宝林院を経由して大きく左回りコースで秩父駅にもどった。
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秩父駅仲見世に飾ってあったこの舞台造りの観音堂に見覚えがある・・・そうだ26番円融寺の岩井堂だ。300段の石段の上にあった。懐かしい。
今日の札所巡りは、24番法泉寺、25番久昌寺、23番音楽寺の順にまわったが、23、24、25の順が省エネだったな。道も間違えたし、こんな日もあるさ。
(おしまい)
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