昆明～鳳慶魯史鎮～臨滄（中国雲南～ラオス～タイ旅行①）

2012/01/10 - 2012/01/13

鳳慶県及び臨滄市は、大理から南に２００キロあまり行った地域だ。
標高がそれなりにあって、緯度は南なのに割合寒かった。
開発されてないのはいいが、旅行のための施設が何も整ってなくて、食堂やみやげ物屋や博物館やらがなく、見所を自分で調べたり見つけたりしないといけない。
旅行者にとっては旅行のしにくい地域だった。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 2.5
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昆明から、まずは鳳慶へ向かった。１７８元。
昆明西バスターミナルを１４：３０に出発し、鳳慶バスターミナルに着いたのが２２：３０。８時間もかかった。

鳳慶はそこそこ大きな町だ。
ついた時間が遅かったので、バスターミナル付近のビジネスホテルで一泊した。１２０元。
鳳慶から魯史へは、バスで３０元。
１１：２０に出発し、１４：３０に到着した。

写真は、バスターミナル付近の風景。

魯史は、鳳慶北の山奥にある古鎮。
昔は、茶馬古道上の郷鎮で、南方から大理へ抜ける要衝にあったということで、田舎にもかかわらず古い建物がたくさん残っている。
魯史古鎮は標高２５００メートルもあり、頭が痛くなった。

この新志賓館に泊まった。４０元。
魯史にはこんな宿しかない。ここも片手間でやってるような宿屋だ。

魯史のバス停付近。
こんな建物しかない村だ。

バス停近くの小汚い食堂で、麺料理を食べた。４元。
味も素っ気無い。

魯史古鎮は、山の斜面に広がる。

古鎮の入口。
石畳が見事だ。石でガードレールを作っているのも面白い。

道沿いには狛犬がいくつもある。
素朴な味わいがなかなかよい。

古鎮の街並み。
全く開発されておらず、人々がそのまま暮らしている。

古鎮の中心、四方街。奥には古劇楼が見える。
トラックやらロバやらが自由に放たれていて、古鎮のリアルな生活感があるが、何を観光したらいいのかよく分からない。

古井戸。

古鎮の外には菜の花畑があったりする。

こういう裸の土壁の素朴な家も多い。
青い花との組み合わせもよい。

花の種類は知らないが、色がいい。

魯史古鎮の朝市。
春節が迫っていたためか、やたらと賑やかだ。

この謎の食べ物は、豆腐にカビの生えたもののようだ。
たくさん売られていたが、さすがに手は出せなかった。

ロバなんかの動物もたくさん売られていた。

豚も売られていた。
これを捌いて食べるのか、もっと育ててから食べるのか、どちらにしても生々しくて想像したくない。

古鎮の向かいの山にも田畑が広がる。

魯史の次は臨滄へ向かった。
まずは鳳慶へ戻り、バスを乗り換えて臨滄へ行く。
１７：００に鳳慶に戻り、１７：３０発のバスチケットが取れたのでそれに乗り、１９：３０くらいに臨滄に着く事ができた。
臨滄までは１２０キロくらいあるが、バスがかなりとばした。

臨滄は臨滄市の中心として、この地区で一番大きな町だ。
お寺のほかに繁華街やら動物園なんかもある。

臨滄ではこの騰達賓館に泊まった。９０元。
１０階建てくらいのそこそこいいホテルだった。

鳳翔仏寺。臨滄で有名なお寺らしい。
漢字以外にも何かの文字が書いてある。

漢民族のお寺とは明らかに異なる。
壁に書かれた絵も南方仏教っぽい。

本堂に上がるには靴を脱がないといけないらしい。
これも漢民族のお寺にはない習慣だ。

象のオブジェ。足元の狛犬がかわいらしい。

臨滄にある、西門公園。
一日時間があったので、こんなところもぶらぶらしてみた。

公園内にある、八戒歴険城。中には子供が遊ぶ遊具があるようだ。

池の足こぎボート。

狛犬が両前脚とも玉に乗っけているのも珍しい。

公園の端には動物園がある。１０元。
見かけによらずいろんな動物がいてびっくりした。

熊もいた。
こんなみすぼらしい動物園で猛獣を見ると、檻とか鍵の手入れはちゃんとしてるのかな、逃げ出さないかな、と不安になる。

虎もいる。
通路と檻がとても近いし、檻もなんか錆びてる気がする。
実は鍵が開いてるんじゃないかという気がして、これ以上近づけなかった。

狼もいる。
蛇の檻もいくつもあったが、どの檻の中にも蛇がいなかった。逃げ出したんじゃないかとそれはそれで不安になった。

レッサーパンダもいる。
他にも、コンドルや銀狐みたいなやつとか、狭い動物園なのにいろいろいた。

臨滄は、バスの乗り継ぎで滞在しただけで、ひまつぶしにお寺へ行って公園を散歩しただけだったが、昔の変な中国が残っていた。