2014/03/23 - 2014/03/23
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papagenaさん
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クレイドルマウンテン(標高1545m)
1億6500万年前に出来た粗粒玄武岩の大地が氷河によって削られて出来た山岳地帯です。
*[PDF]Tasmania(タスマニア)より
www.ystours-aus.com/img/tasmania.pdf
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
-
クレイドルマウンテンの朝
バルコニーからのパノラマ
ここ南半球では太陽は北の空を移動します。
わかっちゃいるけど、なんか変な感じでした。 -
旅のおとも、白梟じーちゃん。亡き父の家にあったぬいぐるみです。
今回もしっかり連れてきました。
私たちの動物好きは父親譲り、子どもの頃『野生の王国』を一緒に見て動物の話を聞いたものでした。
じーちゃんが着けているアクセサリーには母の名前のカルトゥーシュが彫られています。
両親は考古学が好きで、晩年はしょっちゅう2人でシルクロードやエジプトに行っていました。
私は歴史や地理には全く興味がなくて、旅の話もよく聞いてあげなかったけど、今同じようなことをやっているんですね。 -
クロフエガラス
出発までの時間、ホテルの裏庭を散策しました。 -
イチオシ
後ろを振り返ると、ワラビーの親子がボードウォークをピョン!
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茂みに隠れてこちらを伺う母ワラビー
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イチオシ
アップ
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パディメロン
すっかりお馴染み -
ダブ湖サーキット入り口
9時
ダブ湖一周ハイキングに出発 -
クレイドルマウンテンとダブ湖
(Mさんはドブ湖と発音されていました) -
ボタングラスのタンニンで紅茶色の水を試飲
湖の水を手で掬ってなめてみました。
柔らかくて、匂いも味も全く問題なし。
舌の奥に紅茶のような渋みが残るような. . .
とにかく普通に美味しかったです。 -
ティーツリー(マヌカ)
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ティーツリー(マヌカ)アップ
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ペンシルパイン
実がなっている -
ペンシルパインの若木
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レモンの香りのボロニア
葉を手でもむとレモンの香りがするそうです。
私たちは試す時間が無く残念! -
ボロニア
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バウエラ(和名は「愛のかんざし」という。AJPR「タスマニア再発見」より)
ボロニアににているけれど、花弁が6枚 -
ワラタ
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スノーベリー
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レザーウッド?
写真の腕の悪さを呪いたくなる。
ピントは後の葉に合っていて、花の形状が分からない。
AJPRのタスマニア再発見の写真と見比べてみたら、葉の形、花のつき方からレザーウッド? -
マウンテンピンクベリー
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マウンテンカラント
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セロリートップパイン
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セロリートップパインの葉
一枚に見えるがいくつかの葉の集合体なんだそうです。 -
時折、時雨が降ってきて、またすぐお陽様が顔を出す移り気な山の天気。
湖に虹がかかり幻想的でした。 -
バンクシア
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何をしているのでしょう?
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私たちはグレイシャーロックという大岩の上に立っています。
岩には柵が無く、足を踏み外すと湖に真っ逆さま。
そんな所に立って何をしているかと言えば. . .
私は岩の写真を撮ろうとしており、友達が私を支えています。
半年前に自宅ガレージで足を踏み外し腰椎を骨折するという前科が私にはあるので、「また落ちたらどうすんねん!」と、みんなハラハラ. . -
で、撮ったグレーシャーロックの表面。
岩の表面に縦横に溝が入っています。
これらの溝は横方向は氷河が削り、縦(垂直)方向は雨水が削って出来たものだそうです。 -
クレイドルマウンテンの頂上(左)
タスマニアで1617mのMt.Ossaに次いで2番目に高い山です。
頂上付近の岩に縦に亀裂が入っているのは柱状節理といってマグマが地上に出て来た後、ゆっくりと冷えて固まっていく時に縮んでひび割れが出来、そのひび割れが地下へと拡がって、同じような6角形の柱を束ねておいたみたいな形になったものです。。 -
雨水が飲料用として売られていた
妹が買ったものをハイキングの休憩の時にみんなで飲みました。
クセが無くてとてもおいしかった。 -
滝
強風の中、高速で飛び回る白い鳥を発見しました。
Mさん「あれはキバタンですね」
私たち「え〜キバタンって、こんなに速く飛ぶんですね?(@ @)」
Mさん「いえ、あれは風に流されてますね」
私たち「アジャぁ!そりゃまた、えらい事やないですか?キバタンがんばれ!」
などと、ワイワイがやがやのやかましゅう言いながらの、その道中の陽気なこと!
オバちゃんのお守りはさぞや疲れたことでしょう -
ダブ湖を廻って森の中をあるきます。
左奥にパンダニの大木が見える
パンダニは生きている化石。
むかしむかし恐竜の餌だったそうです。 -
虫こぶ
木に虫や菌が寄生して出来るこぶのようなものです。
でっかいカマクラくらいの虫こぶを着けている木もありました。 -
枝を広げ、葉を茂らせ、たくさんの苔やシダを体に乗せて
キングビリーパインはまっすぐ空に向って立っていました。
でも、目をその根元に移すと. . -
イチオシ
その幹の中はガランドウ、土の中の根と繋がっていない。
表皮の4分の1ほどが地に接しているだけでした。
Mさんが「どうやって立っているんだろう」感慨深げにつぶやいて、私たちは何も言う言葉がなかった。
木の生命力と、こんな所に気がつくMさんに感動しました。 -
南極ブナ(fagus)タスマニア固有種
落葉樹
黄色く色づいてタスマニアの秋を飾るそうです。
南極の海岸の土壌からfagusの花粉の化石が見つかり、1500万年前の南極が今まで思われていたよりずっと暖い気候だったということが分かった!
http://www.nationalgeographic.co.jp -
南極ブナ(Myrtle Beech)
常緑樹
むかし、地球には陸は超大陸パンゲアの1つだけ。
それが1億7000万年前、2つに分裂し南に大移動したのがゴンドワナ大陸。
今の南極、オーストラリア、アフリカ、南アメリカ、インドが1つの大陸に含まれていました。
その後、分裂と移動を繰り返して今の状態なわけですが、クレイドルマウンテンはゴンドワナ大陸と同じ頃ににできたということですね?
「大陸移動説」大好きなので、ネットで調べたら面白い記事を見つけました。
*『ゴンドワナ植物』http://www2u.biglobe.ne.jp/gln/13/1325.htm より抜粋
【ナンキョクブナ科の植物は,ゴンドワナ大陸と云う発想が出て来た当初,その理論を証明するのに重要な役割を果たしました。
初期の探検家や植物採集家等は,南アメリカ大陸南端部のフエゴ島の「ブナ」林と,タスマニア島やニュージーランドの南部海岸にある「ブナ」林とが大変よく似ていたことに気付きました。
このように極めて遠く離れた処に「ブナ」林が分布していることは大きな謎でした。
その謎を解くべく研究者等がシノギを削り,その分布のメカニズムについての研究が進みました。
そして遂に大陸移動説が起こり,ゴンドワナ大陸と云う概念が生まれたのです。】
-
森の中を紅茶色の小川が流れています。
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白い岩石が珪岩?
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森の道を行く
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ボート小屋。
ダブ湖サーキットを一周し終点。
http://4travel.jp/travelogue/10888938につづく
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