【世界遺産見聞録035】タスマニア原生地域

2012/09/26 - 2012/09/26

シドニーからひとっ飛び。人生初の上陸となる「タスマニア」へと行ってきました。複合遺産に訪れるのも初めてのこと。素晴らしい景色をこの目に焼き付けて…！

エリア クレイドル・マウンテン＝レイク・セント・クレア国立公園(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス レンタカー 徒歩

ロンセストンからレンタカーにて、世界遺産「タスマニア原生地域」の中心と言っても過言ではない「クレイドル・マウンテン」を目指します。

道中には牧場がいっぱい。

牛や羊も歓迎してくれているようです。

自然もいっぱいです。

今回の車は日産マーチ！

色はビミョーですが、日本車は運転しやすいですね。

壁のようにそびえる山が見えてきました。

ここから景色がガラッと変わります。

いざクレイドルマウンテンへ。

駐車場に車を停め、ビジターセンターへ。
公園への入園パスを購入すると、シャトルバスに無料で乗車できます。

さて、ここからビジターセンター運営のシャトルバスに乗り換え、ダブ湖へと向かいましょう。

徐々に近づく絶景のオーラにドキがムネムネ…

途中、野生のウォンバットを発見しました。

●Tasmanian Wilderness
登録区分 複合遺産
登録基準　文化遺産(3),(4),(6)
　　　　　自然遺産(7),(8),(9),(10)
登録年 1982年
拡張年 1989年

なんという名前かは分かりませんが、バス停の周囲にはこの鳥がいっぱいいました。

もしかしてあれは湖…？

おおっ！眼前にダブ湖が見えてきました！！

この絶景！大自然の作り出す最高の光景です。

写真右上に写っている、山頂が雲で隠れた山こそがクレイドルマウンテンです！

クレイドル＝「揺りかご」。

山頂が揺りかごの形に似ていることから、こういう名が付いたのだそう。

それではダブ湖に近づいてみましょう。

この景色は本当に感動しました。

自然と笑みがこぼれます。

水は凄く澄んでいます。

草から染み出たタンニンにより、琥珀色に染まっていますね。

周辺にはトレッキングルートがいっぱい用意されています。

「DOVE LAKE CIRCUIT」は、湖を一周するルート。

1周約5.7キロを2時間かけて歩くコースで、初心者向けです。

ここまで来たらトレッキングしないと！

空気も綺麗だし…

空も綺麗だし…

なによりも、絶景だし！

何時間でも歩いていたい！！

でも…時間があまりないためすぐに引き返しました。

ズコーッ！

今度はダブ湖を背にしてビジターセンター側へ歩いてみます。

また違った景色が広がっていました。

小川の上を渡る橋も。

野生のウォンバットを間近で見るという目的でこっちへ歩いてきたのですが…

そう簡単には見つかりませんね。

でも、目を凝らして探していると…

コースのド真ん中にほかほかのウ○チが！！
こんな大胆なウ○チは見たことがない！！

やはりいた！

遠くに動く物体があると思ったら、あれは間違いなくウォンバット！

間近…とは言えないけど、一応目的は達成。

ということで、タスマニアの大自然を全身で感じる素晴らしい旅となりました。次回来ることがあれば、洞窟に残る文化遺産（ステンシル技法の壁画）の方も見に行きたいと思います。

＜完＞