2014/04/27 - 2014/04/27
515位(同エリア2131件中)
昆虫博士さん
野生動物保護センター(Orphaned Wildlife [OWL] Rehabilitation Centre)の年1回の一般開放に行ってきました。
この野生動物保護センターはデルタにあり、バンクーバー市内から車で30分ほどです。いつもは教育用ケージに入っている猛禽類しか見学できませんが、この一般開放(Open House)の2日間だけイベントとともに治療リハビリ施設などの見学ができます。
この一般開放はフェスティバルのような感じです。メインイベントである、治療・リハビリを受けた鳥を野生に戻す瞬間は感動的でした。ホットドッグやマフィンなどのテントも出るので、半日ぐらい遊べて お勧めです。
■ 野生動物保護センター (OWL) 訪問歴 ■
1回目) 教育用ケージ見学
http://4travel.jp/travelogue/10853834
2回目) ハクトウワシ放鳥&治療リハビリ施設見学
http://4travel.jp/travelogue/10882535
- 旅行の満足度
- 4.5
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野生動物保護センター(OWL)は、メトロ・バンクーバーのデルタ(Delta)のバウンダリー湾近くにあります。
バンクーバー市内から車で30分ほどです。
周りはのどかな田園風景が広がります。 -
野生動物保護センター(OWL)に到着です。
一般開放日(Open House)は年に1回しかなく、その2日間以外は治療リハビリ施設などの内部見学はできません。野生動物保護センター (O.W.L) サファリ・動物観察
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メインの建物では、先住民アーティストの Xwa Lack Tun がちょうど話をしていました。
まずは、この建物に入ります。 -
1階は売店になっていて、猛禽類(フクロウ、ワシ、タカなど)のグッズがたくさん売られています。
ハクトウワシのキーホルダー。 -
フクロウの置きもの。
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売店の奥は、剥製コーナーになっています。
小学生の校外学習などに使われているものだと思います。 -
フクロウなどの剥製が、実際の生息環境とともに展示されています。
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午後1時からハクトウワシの放鳥があり、それを見ようと皆集まっています。
右の建物の2階から、この施設で治療したハクトウワシを飛ばし、野生に帰します。
この一般開放日のメインイベントです。 -
野生に帰すハクトウワシの登場です。
けっこう大きいです。
この一般公開日に合わせて放鳥するのは2羽で、昨日もハクトウワシを1羽放鳥しています。 -
いっせーので!っと、空中に投げると、
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元気に大空に飛び立っていきました。
自然界でたくましく生きていって欲しいです。 -
その後、しばらく上空を旋回していました。
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怪我が治っても野生に帰れない鳥たちが2ヶ所の “教育用ケージ” で飼育されています。
まずは、1ヶ所目です。 -
ハクトウワシ(Bold Eagle)。
アメリカの国鳥です。
ハクトウワシは、この施設で最も多く治療・リハビリを受ける鳥です。 -
アカオノスリ(Red-tailed Hawk)。
タカの仲間です。 -
ハヤブサ(Peregrine Falcon)。
右目が怪我で白くなっています(外傷性白内障?)。 -
コチョウゲンボウ(Merlin)。
ハヤブサの仲間です。 -
アメリカチョウゲンボウ(American Kestrel)。
ハヤブサの仲間。 -
アメリカフクロウ(Barred Owl)。
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アメリカワシミミズク(Great Horned Owl)。
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この教育用ケージの横では、“Raptor Ranch” というグループが猛禽類の説明をしています。
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“Raptor Ranch” はBC州を拠点とし、捕獲された猛禽類の保護、リハビリをするグループです。
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プール・ケージ(Pool Cage)です。
ここではハクトウワシやミサゴ(Ospray)が魚を捕る訓練をします。 -
普段は鳥たちがリハビリをしているのでしょうが、この日は その代わりに“アヒル釣り” ができました。
釣り上げたアヒルに番号が付いていて、その番号の景品がもらえます(1回2ドル)。
ハクトウワシのぬいぐるみなどがもらえました。
ラッキー! -
リハビリ用のケージも公開されています。
八角形の建物です。 -
ここには8つの小部屋があり、小型の猛禽類が飛ぶ練習をします。
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“Schoolhouse” です。
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中には黒板があり、校外学習のときはここで勉強するのでしょう。
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この施設で治療した鳥類の種類と数が書かれています。
2013年は438羽もの猛禽類がここで治療・リハビリを受けました。
ハクトウワシ(Bald Eagle)が最多で98羽、続いてアメリカフクロウ(Barred Owl)が71羽です。
施設名にOWLという略語を使っているだけあって、フクロウの仲間が多いですね。 -
来場時にメインの建物で話をしていた先住民アーティストの Xwa Lack Tun のテントです。
弟子が木彫りをしています。
彼のホームページです↓
http://www.xwalacktun.ca/ -
“鳥類治療センター(Bird Care Centre)” に入ります。
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“医療室(Medical Room)” です。
猛禽類が運び込まれると、まずここで全身のチェックや血中の金属濃度などが調べられます。 -
壁には鳥の骨格の図表が貼られています。
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点滴もあります。
実際に点滴するのか、傷口などの洗浄用なのかはわかりません。 -
清潔区域です。
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“集中治療室(ICU)” です。
ヒト用の集中治療室ではベッドが並んでいますが、ここでは檻が並んでいます。
野生に帰す可能性がある治療中の鳥は 一切公開していないので、ぬいぐるみが入っています。 -
保育器があります。
人間のものとそっくりですね。
これもぬいぐるみです。 -
このフクロウはぬいぐるみでなく、生きています。
前回、事務所にいたメンフクロウ(Barn Owl)です。
まったく動かないので、まるで剥製のようです。 -
赤ちゃんフクロウです。
かわいいです。 -
この車で小学校に出張授業に行きます。
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2時からは “Bird of Prey Meet & Greet” が始まりました。
この施設の教育用(野生に戻せない)の猛禽類を連れてきて 説明をしてくれました。 -
ハクトウワシです。
とても立派で、かっこいいです。 -
動物保護用のヘリコプターも見学できます。
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フクロウの顔ハメ看板もあります。
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もう1ヶ所の教育用ケージです。
ここは前回も来ましたが、もう一度見学します。
詳しくは前回の旅行記も参考にして下さい↓
http://4travel.jp/travelogue/10853834 -
シロフクロウ(Snowy Owl)のオス。
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シロフクロウ(Snowy Owl)のメス。
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コミミズク(Short-eared Owl)。
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ハヤブサ(Peregrine Falcon)。
翼が折れていて、痛々しいです。 -
ヒメコンドル(Turkey Vulture)。
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イヌワシ(Golden Eagle)。
頭の羽が金色なので、その名前が付いています。
楽天ゴールデンイーグルスもこのワシから名前が取られています。 -
出口では、フクロウの着ぐるみが見送ってくれました。
ホットドックやマフィンなど売っているテントもあって、楽しく半日過ごせました。
この一般開放は年に1回しかありませんが、お勧めです。
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