宮古島で探鳥（２０１４年４月）

2014/04/23 - 2014/04/25

ＣＴ社の２泊３日の格安ツアーを利用して宮古島へ行ってきました
空港到着後は自由行動にしてもらって仲間と二人でレンタカーを借りての鳥撮りです
残念ながらフルに１日探鳥活動ができるはずの２日目はほとんど雨
二人とも初めての宮古島でしかもガイドも無しでやや無謀とも思えましたが、なんとかこの島ならではの野鳥との出会いがありました
景色も晴れていたらどんなにか素晴らしいかと思える宮古島でした

エリア 宮古島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

４月２３日
ＪＡＬにて羽田出発
絶好のお天気で富士と裾野がよく見えました
那覇空港乗り継ぎで宮古空港をめざします

御嶽山、乗鞍、白馬、立山・・・中部山岳地帯の山々も見られました

宮古空港に到着後、予約していたレンタカーを借りて先ず最初の探鳥地と決めていた池間島をめざしました
晴れていればもっと海の青さが出たのでしょうが鈍よりした曇り空です

池間湿原で最初に目に入った野鳥はカイツブリ
ちょっとがっかり

その次に動くものを発見
ファインダーで追いかけるとイソシギ・・

湿地を見下ろす観察台のすぐ近くにきたメジロ
この地方にいるのでリュウキュウメジロ
本州のメジロどう違うのかゆっくり比較してみたいと思います

遠くにアオサギもいると・・・・
でもよく見るとムラサキサギです
飛び出しの飾り羽も綺麗です

湿原を横切るムラサキサギの美しい飛翔姿です

池間湿原から大野山林を目指す途中で寄り道
マングローブの海岸
野鳥はここでは見つけられませんでした

大野山林へ到着
アカショウビンなどのいる池を探しましたが道に迷ってウロウロする羽目になりました
その間で蝶がいろいろ撮影できました
これはベニモンアゲハという奄美以南で見られる熱帯の蝶です

アサギマダラも今年なって初めて見ることができました

こちらはアオスジアゲハ

熱帯雨林の中でこの森を管理する職員かボランティアの方に出会ってようやく水場に到着
持っていったブラインドを使って身を潜めます
独特の声がしたかと思ったらすぐにアカショウビンの姿を発見

しばらく池の上に張り出した枝にとまってくれました
特に下半身の羽の色が赤紫っぽいリュウキュウアカショウビンです

池にやってくる目的のひとつは水浴びです
池というよりも小さくたまった水たまりを目指して飛び込んできます
ここは暗い森の中なのでＩＳＯ感度を上げても高速シャッターは切れません

アカショウビンの水浴びです
こうして初日はなんとか目的の一つだったアカショウビンとの出会いもあって午後１４時半過ぎからの探鳥にしてはまずまずでした
同行した仲間は構えた位置が良くてサンコウチョウまでゲットしました

４月２４日
朝から雨・・・・・
早朝、大野山林をめざして小降りになるのを待ちましたが小降りどころか風雨強くなりホテルに戻って朝食
食事後は東平安名崎へドライブ
夏であれなアジサシなどが入ってくるポイントです

岬の草原は鉄砲百合の群落です

雨なので島内を車でウロウロして野鳥がいれば車から撮影します
アマサギの群れが畑に入っていました

シロハラクイナも走行中に見つかりました
警戒心が強く直ぐに小さな畑の一角に逃げ込んでしまいます
逆の道から回り込んでなんとか横向きのシロハラクイナをゲット
初見初撮りです
雨の中のドライブもなんとか成果を上げられます

次に向かったのは来間島
ここも大きな橋で宮古島とつながっています
季節がら鯉幟が泳いでいました
この橋の上から池間島の長大な橋も遥か遠くに見られます

来間島の唯一の収穫はイモリ？を咥えたイソヒヨドリ
直ぐ近くにメスがいてこのイモリをプレゼントしました

午後雨は相変わらずでしたがレインコートに身を包みカメラも防水シートに包んで大野山林の水場へ
大物を狙うのはここしかないですからね
着いて比較的短時間でアカショウビンが出てきてくれました
これは足輪がついていて前日の個体とは違う固体です
オオクイナなども撮れないかと期待しましたが雨もますます激しく撤退

ホテルに戻ってベランダから海辺に広がるホテルの敷地を眺めます
イソヒヨドリが飛び回っている庭です

ここのイソヒヨドリはフレンドリーです
これはメスですが目の前でカメラを構えても逃げません

オスも向こうから近づいてきました
ほとんどノートリミング

４月２５日
この日の朝もどんより曇り
レンタカーが昨日で返却
姉妹ホテル（シギラリゾート）の周辺を徒歩で探鳥しました
池のほとりでバン

上空をミサゴが飛びました

変わったサギが目の前を通過
慌ててシャッターを押して確認するとアカガシラサギでした
冬羽なのか幼鳥なのか成鳥夏羽ではないのは確かです

更にリゾート地の奥までいくと磯にクロサギを発見

しばしクロサギに遊んでもらうことに

海上を飛ぶクロサギ
背中に模様があるのが今回初めて分かりました

チュウサギかと思います
丸いのはチュウサギの卵ではなく近くの池で飼われているアヒルの卵ではないでしょうか？

これがそのアヒルの群れ

チュウサギの枝どまり
以上が宮古島３日間の成果です
重ね重ねお天気が悪かったのが悔やまれます

最後にこの宮古島３日間の一番の印象に残ったアカショウビンに登場してもらって締めとさせていただきます