二度目のベトナムは中部へ（フエ編）

2014/04/09 - 2014/04/10

一年ぶりの家族旅行は、去年に引き続きベトナムへ。世界遺産、遺跡好きの父の希望で、ベトナム中部への旅です。
観光スケジュール盛りだくさんの中、隙を縫って必死にお買い物をしたり(笑）ドタバタでしたが、天気にも恵まれ、楽しい旅となりました。

【スケジュール】
一日目、関空発ホーチミン、乗り換えてフエ空港へ。
フエ、インペリアルホテル泊。
二日目、フエ観光、ホイアンへ移動。アナンタラホイアンリゾート泊。
三日目、午前、ホイアン旧市街観光。午後、ダナン観光。夜、ホイアンのナイトバザール。
四日目、午前、ホイアン旧市街でショッピング。午後ミーソン遺跡観光、ダナン市内でマッサージと買い物。
夜の便でダナン空港発、ホーチミン乗り換え関空へ。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

関空発ベトナム航空にて、ホーチミン・タンソンニャット空港へ。そこで国内線に乗り換え、フエ・フバイ空港へ。
ホーチミンに降り立った途端、暑い夏の空気に包まれます。
日本との時差は、マイナス二時間。
ホーチミンでは国際線ターミナルと国内線が別の建物になっており、スーツケースを運びつつ、500m程移動しました。
入国審査を通過し、スーツケースを受け取り、国内線のチェックインをし、また荷物を預け。そうこうしていたら、二時間程あった乗り継ぎ時間は結構あっという間。

フバイ国際空港 (HUI) 空港

フエの空港に迎えに来てくれたガイドさんと合流して、フエ・インペリアルホテルへ。空港から車で30分くらい・・・だったかな。
五つ星ホテルだけあって、サービスはなかなか行き届いていました。
客室は、王宮をイメージした重厚感あるデザインとの事ですが、やたら扉が重く、開けるのが結構大変。バストイレのドアも同様で、いちいち閉める時に、大きな音がしました。重厚感も善し悪し(笑）

インペリアル ホテル フエ ホテル

ホテル全景（写真は翌朝のもの）
ホテル着がだいたい19時頃。長距離移動で疲れたので、夕食はホテル内のレストランへ。1階の日本食レストランが、宿泊者は10％offだよと、ガイドさんに勧められたけれど、ここまで来て日本食でもないでしょう。と言う事で16階のレストラン「STARLIGHT LOUNGE」へ。
相当高いのでは？と警戒するも、コース料理で一人400,000vnd(ベトナムドン、だいたい二千円くらい)
ベトナムの物価にしたら、相当高いのでしょうが。

インペリアル ホテル フエ ホテル

レストランからの夜景。
レストランの反対側には、King'sというバーがありました。そちらの方が眺めが良かったのかも。(パノラマバーと書いてあったし)

インペリアル ホテル フエ ホテル

コースは何種類もあり、全て400,000vnd
英語とベトナム語のメニューで、読むのが面倒になり、ウエイターにお勧めを聞いたら「アジアンコース」を勧められ、それをチョイス。
私達の希望をよく心得ている(笑）ナイスな提案でした。
まず生春巻き。

一年ぶり(笑）のフォー。
この後も、毎日朝食でフォーを食べていました(笑）

名前はわからないけれど、ワンタンのような(多分ライスペーパー)上にのっているピンクっぽいものはエビでした。

ベトナム料理は、意外と野菜もたくさんとれます。
料理名が、わからない。すみません。

食べかけ・・・すみません。
旅行中、料理の写真を撮っていたのですが、この後も時々撮るのを忘れて食べてしまいました(;^ω^A
ちなみに前の写真とは別の料理ですよ。

チャーハン。ベトナム米はパラパラでおいしい♪
これも食べかけ（汗）

デザートで終了。暑い所はフルーツもおいしい(^○^)
お腹いっぱいです。
時間的にはまだ20時台ですが、体は日本時間のままなので、22時過ぎ。
疲れと満腹感とで、その場で眠りそうでした。
翌日は朝から観光なので、本日は大人しくこれで終了。

翌朝、ロビーにて。
バイキングの朝食をたらふく頂き(笑）チェックアウトをすませて、8:30にガイドさんとロビーで待ち合わせ。
ホテルは少し古い感じはするものの、清潔でいいホテル。
バスタブも大きく、それとは別にシャワーブースがありました。
ま、使い勝手は、日本のホテルのような訳にはいきませんが。

インペリアル ホテル フエ ホテル

本日は一日、古都フエを車で観光します。
ツアーだったのですが、ラッキーな事に家族四人＋ガイドのクーンさん（ベトナム人・日本語が堪能）＋ドライバーと貸し切り状態。

最初に訪れたのはティエンムー寺。七層八角形の塔が目立ちます。

ティエンムー寺 寺院・教会

他に観光客もあまりおらず、静かに見て回る事が出来ます。
観光シーズンではないのかな？

ティエンムー寺 寺院・教会

すぐそばに川があって見た目涼しげですが、この時点で既に結構暑い。
早春の北陸から、いきなり真夏のベトナムへ来ているので、暑さにはなかなか慣れません。
お寺を出ると土産物屋が並んでいました。歩いていると売り子が寄って来て絵葉書を見せてきました。10枚セットで1ドル。写真がわりと綺麗だったので、言い値で購入。
USドルは、相変わらず普通に使えました。

ティエンムー寺 寺院・教会

次に訪れたのが、グエン朝王宮。
午門が修復中で、シートで覆われていて残念。
フエフェスティバルが間近に迫っており、可愛らしい蓮の花の飾り付けがされていました。

阮朝王宮 城・宮殿

敷地内はかなりの広さ。
暑さもあり、母は足が悪い為、ガイドさんの提案でカートに乗って移動しました。
(写真、左隅のがそれ)
一周5ドルはちょっと高めかな。でも母は大喜び(^○^)

阮朝王宮 城・宮殿

馬車で回る選択もあったのかな？
よくわかりませんが(?_?)
でも乗り心地はきっとカートの方が断然良さそう(笑）

宮廷音楽と舞踊を鑑賞出来るはずだったのですが、フェスティバルの準備の為、一週間休演中で見られず。残念。

閲是堂 劇場・ホール・ショー

その代わり・・・というわけでもないですが、舞台に上がる事が出来ました。気分は出演者？(笑）

閲是堂 劇場・ホール・ショー

移動し、右無・左無。ここでは、王族衣装を着て写真撮影が出来ます。
男性は皇帝（黄色）女性は皇后(赤)のようです。有無を言わせずズボン、上着、靴、被り物を着せられます。(着衣の上から)
一人ずつ玉座に座って撮影会(笑）
ツアーに組み込まれていたのでいくらかわかりませんが、有料のようです。

右廡、左廡 建造物

フエ宮廷美術博物館へ。内部は撮影禁止の為、外観だけ。
見応えのある美術品が並んでいました。

フエ宮廷骨董博物館 博物館・美術館・ギャラリー

車で移動しドンパ市場へ。
ありとあらゆる物が、所狭しと並べられています。ここではお茶を買いました。
値切ったのですが、後で考えたらそれでもかなり割高でした。ベトナムの売り子は手強い。
市場には、当然冷房もなく、匂いもかなり独特なので、買い物ならスーパーマーケットの方がずっと楽です。スーパーはクーラーも効いてて清潔で、値段がついてて安いです。
でもここで買ったお茶の味は意外にもかなり美味しかったので、まぁ良しとします(笑）

お昼ご飯はフエ名物の宮廷料理を頂きました。
見た目が楽しい食事です。味も勿論おいしかったです。

中でも派手な料理の写真を載せておきます。
２番のフェニックス。
首は生の人参なので食べられない。首の下には卵、その下のサラダ、尾羽の部分が食べられます。美味しかった(≧ω≦)ｂ

４番、パイナップルに飾られた、エビの揚げ春巻き。
一口サイズで食べやすい。

The King rice
具沢山のチャーハンといった感じでしょうか。
他にスープやデザートもあり、お腹いっぱいになりました。

午後からは、郊外の帝廟を廻ります。
まずはトドゥック帝廟へ。
入り口を入るとすぐに大きな池があります。雨期には蓮の花でいっぱいになるようです。

トゥドゥック帝陵 建造物

池を右手に見ながら、道なりに奥へ進みます。
左手、階段を上って行くと

トゥドゥック帝陵 建造物

象、馬、文官などが。カイディンにあるのは事前に知っていたのですが、ここにも。
お墓にはつきものなのでしょうか？

トゥドゥック帝陵 建造物

更に奥に進むとお墓。
しかしここには遺体はなく、未だどこにあるのかは不明との事。

トゥドゥック帝陵 建造物

次はカイディン帝廟。
ここは他とは趣の違う西洋風で、芸術的にも優れて豪華とガイドブックにあったので、楽しみにしていた所です。が、階段が多く両親が登れるかどうか、かなり心配していた所でもありました。

カイディン帝陵 建造物

それでもなんとか頑張って、登る事が出来ました。
段数はありますが、一段一段が高くなく、同じ高さで整っているので登りやすい。龍の手摺があるのも助けになります。
途中、踊り場のようになっていてそこにまた装飾品がおかれていたり、気を紛らわしながら、休憩する事も出来ました。

カイディン帝陵 建造物

頑張ったかいあって、美しい帝廟の内部を見る事が出来ました。
ガイドに言わせると、悪い王様だったらしいですが。というのも、税金を高くして、そのお金で豪華なお墓を作ったから。なるほど。
でもそのおかげで観光客が来るのだから、何がいいのやら悪いのやら。

カイディン帝陵 建造物

フエ観光はこれで終わり。車で一路、ダナンへ向かいます。
車窓から中部ののんびりした風景を眺めつつ、途中一回トイレ休憩をはさんで、三時間程でダナン着。
ダナンの、APSARA(アプサラ)というレストランで夕食です。

センリバー ホテル ホテル

夕食はベトナム料理。
ホイアン名物、カオラウっぽい汁無し麺が出たり、

ヤシの実？くりぬいた中にはスープ。

他にも盛りだくさん。
この他にごはん、フルーツ。
ワインも頂いたので、今回もおなかいっぱい。
もちろん美味しいですd(-_^)good!!

内装が、三日目に予定しているミーソン遺跡を思わせる物になっていました。

すっかり暗くなりました。
食事後、今夜から二泊するホイアンのホテルへ向かいます。

ホイアン編へ続く☆☆☆