2012/12/21 - 2012/12/24
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【旅の目的】
沖縄戦の戦跡を巡礼する
【主な視察先の市町村名】
▼1日目:12月21日(金)
那覇市
▼2日目:12月22日(土)
北谷町・宜野湾市・南風原町・南城市
▼3日目:12月23日(日)
糸満市・那覇市
▼4日目:12月24日(月・祝)
那覇市
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おはようございます。
今回の47都道府県完全制覇の旅は「沖縄県」。戦後67年を迎え、沖縄戦の戦跡めぐる慰霊の旅をします。
ANA「羽田(7:45)→那覇(10:35)」。さっそく機内で朝食を頂きます。
もぐもぐ…(゜Д゜)ウマー -
那覇空港に到着。めんそーれ!
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日産レンタカーを利用。今回の相棒は「マーチ」です。よろ!
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最初にやって来たのは「沖縄都市モノレール?」の敷地内にある「ゆいれーる展示館」。
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モノレール建設の経緯や県内交通の歴史を学びます。
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モニターで垂れ流しになっていたご当地アイドル「らぐぅん」。「ゆいレールが行くよ」という曲を歌っているのだが、沖縄に来た開放感からかCDを買ってしまった。
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お次にやって来たのは「琉球新報社」にあります「新聞博物館」。こちらで沖縄戦の歴史を活字から読み取ります。
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沖縄戦60周年を迎えた時に作成した「沖縄戦新聞」。とても興味深い内容です。
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こちらは戦後の動乱期を綴った新聞、コザ騒動などの記事が読めます。
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勉強の後はお腹が減るよねー、ってことで社屋内にあります「レストランロッキー」。
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もちろんこれを食べます、「沖縄そば」。これウマー!
この旅ではなるべく多くの沖縄そばを食べようと決意。 -
玄関先に止まっていた移動編集車「りゅうちゃん号」。くるりんぱ。
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お次は「対馬丸記念館」にやって来ました。
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このように乗船していた子供たちの名前が書かれており、この裏には顔写真がずらーっと並んでいます。言葉が出ないね…
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さて対馬丸記念館の裏手が「波之上宮」という神社になっておりまして、今回の旅の安全を願い参拝します。そこから見える波の上ビーチ。砂浜がきれいです。
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続いてやって来たのは「旧海軍司令部豪」。
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那覇市内中心の小高い丘にありまして、市街が一望できます。
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まずは資料館で沖縄戦における海軍の役割や作戦内容などを学びます。こちらは大田實司令官。「沖縄県民斯ク戦ヘリ」の電報で有名ですね。
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坑道マニアが吸い寄せられそうな入口です。
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内部へ入るとこのような感じの地下壕になっておりまして、司令官室に向かいます。
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こちらが当時のまま残っている司令官室。
また幕僚室では手榴弾が炸裂した傷が塀に残っていたりと当時の現場の様子をそのまま伝えています。 -
豪から出てきました。ちょうど売店があったのでアイスを食べます。こちらは「おっぱ乳業」の紅芋ソフト。ウマー。
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移動してきました。こちらは日本最南端の駅でありますゆいレール「赤嶺駅」です。視察開始。
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コンパクトな車両で良いです。那覇市内は道路がものすごい渋滞するのでこれはとても便利。
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移動してきました。「漫湖公園」。名前がステキすぎるので思わず立ち寄ってみた。
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結構大きな公園で、学生さんたちがサッカーの練習していたり、花壇がのある広場では近所の人たちが懇談していたりと「うちなー時間」を楽しんでおられました。
次回はぜひここで室外写生でもしてみたいと思った。 -
今日の「ぬこ」。
那覇市漫湖公園にいた「ぬこ」。
この公園にはぬこがめがっさいた。
今日の「ぬこ」おわり。 -
お次は「安里配水池」。こちらはDFSギャラリアの正面くらいにありますが、戦時中は「シュガーローフ」と言って日本の丘陵陣地があり激戦地でありました。
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こちらが当時の様子がわかるレリーフ。
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市街地が良く見えます。周辺はDFSがあったり高層マンションがあったりと完全に周りから取り残されています。訪問する人もほとんどいません。ただ、ずっと残っていてほしいと願うばかりです。
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いったん宿にCIし、夕食を食べに出かけます。やって来たのは「ジャッキーステーキハウス」。
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テンダーロインステーキを頂きます。おぉおいしい!ウマー!!
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さて、夜の視察会をすこし行います。飛行機の離発着を間近でみようと瀬良島に行ってみたが、すでに時間も遅くほとんど見れなかったため那覇空港施設の視察へ。
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クリスマスシーズンですから。
雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう…雪……有希………長門有希…
長門は俺の嫁! -
こんなものを持ち込む方は本当にいらっしゃるのでしょうか?というか大迷惑なんですけどw
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さてコンビニでさんぴん茶とオリオンビールほかを買って宿営地に帰還。一杯やって寝ます。おやすみなさい。ぐーすかぴー。
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おはようございます。2日目。朝食バイキングをモリモリ食べます。
本日は、米国の沖縄上陸経路をたどり各地の戦跡を巡ります。作戦名「Operation Iceberg」スタート。 -
まず始めに「普天間宮」で本日の視察の安全を祈願しお参りします。普天間宮には洞窟があるそうで見学したかったのだが早朝なので見学できなかった。
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やって来たのは嘉数高台公園。公園になっておりますが、戦時中は陣地がありこちらも激戦地となりました。安里もそうだけど、高台に陣地を設けそこが激戦地となるのですね。
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こちらには「トーチカ」と言われる鉄筋コンクリート製の防御陣地が残っています。
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ここから入って、窓から銃口を出してって感じでしょうか。入ろうかと思ったけど、かなり入り口が狭く、さらに雨が降っていたのでやめておいた。
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展望台がありましたので登ってみます。
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普天間飛行場が見えました。オスプレイと思われる機体が駐機しております。NHKの普天間関係のニュース映像はここから撮られたものを使っていると思う。
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移動してきました。こちらは「砂辺馬場公園」。このあたりが米軍上陸地とされていまして…
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こんな感じの海岸線です。上陸しやすそうな地形ですね。
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このようなモニュメントも設置されています。
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今日の「ぬこ」。
北谷町砂辺馬場公園にいたぬこ。
ニャーニャーと何かを訴えながら足早に去っていきました。
今日の「ぬこ」おわり。 -
次の目的地に行く途中にあったスーパー「かねひで」でお土産を買います。沖縄そばの乾麺や沖縄風炊き込みご飯の素などを購入。
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目的地に着きました。南風原文化センター。こちらでまず「沖縄陸軍病院豪」の歴史について学びます。
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南風原地区の戦時中の様子などの展示もあります。弾の破片で穴の開いた着物。
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文化センターから少し離れたところに「陸軍病院壕」がありますので見学します。
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こちらが「沖縄陸軍病院壕」の入口。
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説明をしてくれるボランティアの方と一緒に入ります。内部はシャッターが切れないほど真っ暗。ヘルメット着用。ひめゆり部隊も一時期こちらの壕にいたそうです。
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お次は糸数にある「アブチラガマ」に向かいます。途中のサトウキビ畑。
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お昼なので道路沿いにあるそば屋に飛び込んでみます。「そばやーきらばる」
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沖縄そばウマー!
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到着しました。総合案内センターで受付を済ませ、案内をしてくれるボランティアの方と一緒に現地へ向かいます。この時間帯の見学者は私一人だけでした。
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こちらもヘルメット着用。ボランティアの方に導かれてガマの内部に入っていきます。
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こちらがアブチラガマ(沖縄陸軍病院糸数分室)入口。入ります。
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内部は「聖域」となっておりますので撮影禁止。しかしここはすごい戦争遺産です。修学旅行などでどれくらいの方が来ているかは知りませんが、ぜひ訪問してほしいと思う場所でした。
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続いて南城市にやって来ました。農村環境改善センターに置いてあるという89式15インチ加農砲を見てみます。
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ありました。無造作に置かれていました、これサビちゃうよね…
さて本日の作戦はここまで。宿営地に戻ります。 -
ちょっとだけ寄り道します。那覇港を視察してみます。こちらは「那覇ふ頭」。
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こちらからはディナークルーズ船が出ているようです。沖縄でディナークルーズですか。これは使えそうですね、ニヤリ。
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お次は「那覇新港ふ頭」。
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離島へのフェリーが出ていますが、どちらかというとコンテナ船などを取り扱う港って感じでした。
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宿営地に戻ってきました。この旅の宿営地は「かんぽの宿那覇」。体育施設や大浴場があるので学生の団体が泊まっていた。
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晩御飯を食べに出ます。ご当地のハンバーガーチェーン店である「A&W」。アメリカンスタイルのドライブスルーがカコイイです。
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店内もクリスマス一色ですね〜。食べます。
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ウマー!ファーストフードうまー!
高校生バイトちゃんにクラムチャウダーもご一緒にいかがですか?って言われたから付けちゃったよー!
満腹になったところで宿営地に戻りすぐ寝た。食って寝るは旅の基本。ぐーすかぴー。 -
おはようございます。3日目。早朝バイキングもそこそこにさっそく出発。作戦開始。こんな感じの田舎道を迷いながらやって来たのは…
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沖縄陸軍本部壕跡(陸軍病院山城本部壕)。南部へ撤退した病院本部がこの壕の中に置かれていました。
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慰霊碑も建っていますね。
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そうです、聖域なのです。その雰囲気は現場で感じ取って頂きたい。
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お次は言うまでもありません。ひめゆりの塔。
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沖縄陸軍病院伊原第三外科壕が正式名称です。
(第一:外科/第二:内科/第三:伝染病科) -
ひめゆり平和祈念資料館を視察します。もう黙って見ていることができません。涙が勝手に…。
最後は「解散!」で終わるのですが、極限状態で解散と言われるこの絶望感。女子学生たちのひとつひとつのドラマが心を打ちます。 -
さぁ解散命令が出て「ひめゆり部隊」は行く当てがありません。行き場を失った彼女らは追いつめられてここで最期を迎えます。
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荒崎海岸。海岸には「ひめゆり学徒散華の跡」というレリーフがありました。
「岩陰に一筋の黒髪 乙女らの自決の地なり 波もとどろに」という引率教官であった仲宗根政善先生の碑文も。 -
追いつめられ目的を失った彼女らに、この海岸から見る海はどう見えたのでしょう…
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さて平和祈念公園にやって来ました。まずは祈念資料館で戦争に関する展示を見ます。
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おや、売店があります。小腹が減ったので何か食べます。
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沖縄そばウマー!しかも安ーい!!一杯400円(^^)
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お腹も満たされたので、平和の礎などを見て第32軍司令部終焉の地へ行きます。
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こちらが国立沖縄戦没者墓苑。18万余柱が納められています。
花を買って備えます。手を合わせます。いやー…18万ですか…。 -
さてここ「摩文仁の丘」は本当に沖縄本島のどん詰まりにあります。陸軍第32軍がどんどん南部へ撤退しますが、見える景色も相まってここに来るともう「終了感」がハンパないです。
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主な戦跡を米軍の進撃ルートでたどり南部へ来たのでより一層「終了感」を感じますが、こんなガケのような所に…
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陸軍第32軍司令部終焉の地があります。本当にもう最後って感じがします。
せっかくですので摩文仁海岸まで下ってみます。 -
途中にある健児之塔。師範学校男子部(鉄血勤皇隊)の碑です。
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見えてきました、摩文仁海岸。
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ここが本当に本当の最終地点。摩文仁海岸。これですべてが終了です。
戦跡巡りもこれで終了、本当によい勉強になった。日本人として知っていなければならないことだらけだし、一度自分の目で見て感じる必要があると強く思います。 -
平和祈念公園の駐車場に戻りました。売店があったので若干寒いのですがブルーシールの紅芋ソフトを食べてみます。ウマー。
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ソフトクリーム買ったらサービスでサーターアンダギー付けてくれた!
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移動してきました。こちらは国際通りからちょっと入った「新天地市場本通り」。ここに行きます。
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ぢゃん!公設牧志市場。那覇市民の胃袋を支える市場を視察してみます。
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おー!見たことない色をした魚が!!これ美味しいのかな?
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生鮮三品があるところはやっぱり活気がありますなぁ。この後2階にある飲食店も見学した。時間が無いので今回は食事をしなかったが次回は見たことのない魚とかたらふく食べようと思います。
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市場の後は「国際通り」を徘徊、今回の旅もこれをもってほぼ終了しました。明日の東京羽田行き第一便で帰るのでレンタカーを返します。走行距離何?だったっけなぁ〜?
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レンタカー屋からすぐの東横イン美栄橋店が最後の宿営地となります。駅から近いし最高のアクセス。CIし小休憩後、食事に出かけます。
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なんかカコイイの撮れた。
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やってきたのは琉球料理と舞踊の店「四つ竹」。ここで琉球舞踊を見ながらコース料理を食します。たまにはゼイタクします。
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こんな感じの座敷席をひとり占め、ムフフ。
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プハー!オリオンビール最高!!しかも瓶!!!
豆腐ようは食べるだけで酔っぱらう。ちなみに泡盛は飲み放題。あーはっはっ、楽しい! -
こんな感じで琉球舞踊を見ながらお酒を飲めます。めがっさ贅沢だと思わないっかなぁ〜どうにょろ?
ちなみに最後に踊り手の方と記念撮影ができます。おひとりさまでも係りの人がちゃーんと撮ってくれますので安心です。 -
食事の後は沖縄では珍しい温泉に入りに行きます。繁華街の真ん中にデデーンとあった天然温泉「りっかりっか湯」。
いろいろなところをゴシゴシ洗ってゆーっくり浸かって旅の疲れを癒します。目を閉じればこの旅で感じたことなどがよみがえってきます。ステキな時間です。
宿営地に帰り爆睡。ぐーすかぴー。 -
おはようございます。4日目、最終日。本日は帰るだけです。ゆいレール美栄橋駅から那覇空港へ。こちらは空港ロビーの魔除けを買って出たシーサー。
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け、けしからん。カワイイ・・・
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ラグビー全国大会出場を決めたコザ高校の出発を見送る関係者。「ちばりよ〜コザ高校!」というの横断幕が掲げられていた。がんがれー!!
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本日搭乗する飛行機のクルー。カコイイ!
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ANA「那覇(8:05)→羽田(10:15)」。理由は一番安かったから。空の色がきれいですね。
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羽田に帰って来ました。湾曲鉄骨がお出迎え。帰って来たと感じます。
さて今回は沖縄の戦跡を巡る旅でしたが行って良かった。学生時代に行くのと大人になってから行くのとでは、感じるモノが全く違う。沖縄の歴史に触れることは日本人として必要なことだと改めて思った。
いやー沖縄一人旅は初めてだったけどいいところだね〜。毎年来たい感じだよ…
おしまい。
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