2014/02/23 - 2014/03/03
89位(同エリア264件中)
海鮮山鮮さん
映画の好きな老夫婦、娘達に背中を押されて、若かりし時二人で観た古き良き時代の映画の地を訪れる旅でした。「カサブランカ」「外人部隊」「ペペルモコ」又最近亡くなられたピーターオトール主演の「アラビアのロレンス」のロケ地でもあるモロッコは二人で是非訪れたい地でした。
成田発パリ経由で十数時間、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てるジブラルタル海峡を飛び越えて地中海と大西洋の境目、モロッコの玄関であるカサブランカ空港にランデング、マラケシュ、ワルザザード、エルフード、フエズ、ラバトと内陸の主要都市を8日間、約1,600〜1,700kmを自動車で巡りました。
温暖で緑豊な地中海と大西洋に面した商都カサブランカ、首都ラバトと乾燥の大地、サハラ砂漠、カスバ街道、オアシスを分けるのは3,000〜4,000m級のアトラス山脈です。
2月のアトラスの山々は未だ雪深く、ここが灼熱の大地アフリカかと疑うばかりの景色でした。
マラケシュからワルザザードに向かうアトラス山塊越えは圧巻でした。2,260mのCOL du TICHKA峠から今来た道を振り返りゾッとしました。バス2台が漸くすり抜ける山道は両側が数百メートル切り立った「馬の背」の難所でした。
地平線から昇る朝日で目を覚まし、地平線に沈む夕日で1日を終わるモロッコの人(70%がベルベル族)の雄大な自然に育まれる生活が羨ましい、ビルの陰で日の出も夕日も見ることの出来ない都会育ちには羨望の地です。
朝日に、夕日に晒された己の影のなんと長いことか・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
アトラス山脈の標高2,260mのティシカ峠を超えて、アイト・ベン・ハッドウに、そこは映画「アラビアのロレンス」の舞台となった世界遺産アイト・ベン・ハッドウの要塞集落です。
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サハラ砂漠、北端の町エルフードから4WDを駆ってメルズーガの大砂丘に夜明け前に出発、漆黒の大地、満天に「天の川」「隙間無い星!星!星!!」
明けの明星が東の地平線でひと際輝きを増すと、満天の星はいつの間にか消え去り、間もなく地平線が一筋の真紅の線に変わると底冷えのする砂漠の夜は灼熱の昼の世界へと変わっていきます。
神秘的な地球の一瞬の変幻に只々感激・・・・
帰路は駱駝に揺られてその余韻に浸るひとときでした。 -
モロッコを緑の大地と乾燥の砂漠に分けるアトラス山脈、
大西洋や地中海から吹き寄せる水分は、アトラス山塊に雨と雪を降らせその豊富な水脈は砂漠側は地下水となりオアシスとなります。
アトラス山脈の麓、標高約1,650mの高原リゾート「イフレン」には
王室の別荘やアフリカ大陸には珍しいスキー場がありました。 -
世界遺産「フェズ旧市街」案内人が居なければ抜け出せないほど迷路の入り組んだ旧市街です。
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モロッコの玄関口で最大の都市カサブランカ、この町のシンボル「ハッサン2世モスク」、塔(ミナレット)の高さ210m、最大25,000人が礼拝できるというアフリカ最大のモスク。
因みにモロッコは「王国」であり、現国王はアラウィー朝15代モハメッド6世が統治されています。
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