2014/04/08 - 2014/04/08
368位(同エリア722件中)
ペコちゃんさん
- ペコちゃんさんTOP
- 旅行記443冊
- クチコミ111件
- Q&A回答1件
- 723,653アクセス
- フォロワー24人
春爛漫の一日、トレッキング仲間・10名で東青梅から飯能まで歩いて来ました。
電車で東青梅に行き、宗泉寺 ⇒ 塩船観音 ⇒ 立正佼成会・桜並木 ⇒ 七国峠 ⇒ 長澤寺 ⇒ 飯能 という春のハイキングに相応しいコースです。
2万歩以上も歩き、足が疲れましたが、この時期ならではの美しい花景色を堪能できました。
写真は、ミツバツツジと桜に囲まれて、優しく見守る「塩船平和大観音像」。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8時半過ぎに東青梅駅に着き、駅交番のお巡りさんに、塩船観音までの道順を、念のため確認します。
-
青梅四小の交差点を、右に曲がります。
おばあちゃん、バスが来たよ、気を付けて行ってね! -
途中の民家にあった、可愛い花・・・ジャスミンでもないし、何という名前の花か?
-
東青梅駅から約15分、「吹上しょうぶ公園」から少し歩くと、見事な桜のお寺が見えてきました・・・ここは「宗泉寺」・・・全員初めて来ました。
-
右手には、東京都指定天然記念物の「カヤ」・・・高さは約25m、幹周りは4.6mで、樹齢が約200年の巨木です。
カヤの木は耐久性が高いので、碁盤・将棋盤が作られます。 -
階段を登ると、左手に鐘楼堂、右手には小さな稲荷神社と、それを見守るかのように大きなカヤの木が聳え立っています。
-
満開の枝垂桜とミツバツツジに青空のコントラスト・・・思わずシャッターを押したくなります。
-
このベニシダレ桜は、感動ものです。
-
境内には、ベニシダレの他に、ソメイヨシノやヤマザクラなども咲いていました。
ここに花見に来る人は少ないようで、ゆっくり春を楽しめます。 -
桜の他に、大きなミツバツツジが何本もあり、艶やかな花が満開でした。
-
寶龍山・宗泉寺は、この地を治めた師岡城の城主・師岡山城守将景を開基として1550年に創建された曹洞宗の寺院で、本尊は地蔵菩薩です。
本堂および庫裡は平成元年から五年にかけて大改修がなされました。 -
かつての鐘は、将軍綱吉の頃(1706年)の作でしたが、太平洋戦争の時に供出させられ、昭和35年に新たに奉納されました。
鐘楼の欄間彫刻も見応えがあります。 -
宗泉寺を後にして、更に城山通りを進んで行くと、「塩船観音寺 750m」の標識が・・・もう少しで、塩船観音に到着です。
-
塩船観音寺は、真言宗醍醐派の別格本山。
大化年間(645~650年)に、若狭国の八百比丘尼が、一寸八分の紫金の観音像を当地に安置したのが開山と伝えられています。
平安時代から室町時代には、隆盛を極めました。 -
ここは、約2万本のツツジがあるツツジの名所で、毎年4月中旬~5月中旬には「つつじ祭」が開催され、満開の時は見事な眺めです。
-
室町時代に建てられた「仁王門」はコンパクトな山門ですが、国の重要文化財指定です。
-
山門の左右にある仁王像二体は、昭和48年に修理した際に、阿形の胎内から万延元年(1860年)の修理棟札が発見され、「寿永三年(1184年)雲慶作」との記述がありました。
-
仁王像は風雪に晒され、かなり傷んだ感じですが、東京都の有形文化財に指定されています。
-
仁王門から阿弥陀堂を通って行くと、左右に大杉があります。
御神木でもある大杉の幹周りは約6m、高さは約40m。 -
更に階段を登って、本堂に向かいます。
-
室町時代後期に建てられた茅葺の本堂は、国の重要文化財に指定されています。
-
10時になると住職さんが法螺貝を吹いて、時を知らせました。
-
本尊は、1264年に作られた、高さが145cmの十一面千手観世音です。
-
本堂の横にある「旧鐘楼」・・・100円で鐘を突くことができます。
-
「塩船」の由来は、周囲の地形が小丘に囲まれ、舟の形に似ているところから『弘誓の舟』になぞらえて塩船と名づけられたそうです。
弘誓の船(ぐぜいのふね):衆生救済の誓いによって菩薩が悟りの彼岸に導くことを、船が人を乗せて海を渡すのに例えた語。 -
平成22年には、開創1350年祭を記念し、都内最大級の「塩船平和大観音像」が建立されました。
-
平和観音像の周囲は展望台になっていて、天気が良ければ富士山や奥多摩の山々が見渡せます。
-
ツツジの花は、まだ咲いていませんが、園内のあちこちに植えられたミツバツツジと桜のコラボが、本当に見事です。
-
桜とミツバツツジに彩られた遊歩道。
-
本当に綺麗です。
-
青梅ゴルフ倶楽部を横に見ながら、七国峠を目指してトレッキングを続けます。
-
ゴルフ場を過ぎると、立正佼成会の敷地が広がります。
-
ここから、桜並木が続きます。
-
満開の桜を見ながら歩いて行くと・・・
-
ビジターセンターに続く第2ゲートがあります。
-
青梅練成道場は、立正佼成会会員の研修施設として昭和41年に開設され、法華経精神を基盤とした次代を担う青少年を育成する場として、運営されています。
-
ビジターセンターの周りには、野球場やグラウンド・テニスコート・キャンプ場・バーベキュー場などが、広大な敷地にあります。
-
12時前でしたが、桜の下で昼食。
-
広場の奥には、植え込みで「青梅」の文字が・・・
-
ビジターセンターでトイレを借り、ついでに係りの人にシャッターをお願いしました。
-
青梅練成道場には、青梅~飯能に跨る330haの広大な山林があり、昭和59年から会員による植林・緑化が始まって、手入れが行き届いた山林となっています。
これは、宮崎の会員が記念植樹した「ひむかの森」の石碑。 -
阿須丘陵の沢に下って、飯能方面を目指します。
-
今年の雪は尋常ではなく、こんな大木が折れていました。
-
透き通った沢の水を見ると、心まで洗われます。
-
阿須丘陵七国コース・急坂注意のコースを選んで左側へ・・・本当は、右側の旧上州街道近道が正解でした。
-
標識にあった通り、急坂を登って行くと、春蘭の群生が・・・大地にしっかり根を張った、この清楚で可憐な花を見ていると、何だか元気を貰いました。
今日は同好会発足記念の、最初のトレッキング・・・会の名前は、すんなりと「春蘭会」に決まりました。 -
先程の標識の所まで戻り、歩いて行くと、2つの沢が合流して川になりました。
この川は、入間川に注いでいます。
コンクリートダムの水も温み、すっかり春景色・・・ -
♪ はーるが来た はーるが来た どこに来たー ♪
-
ゴールの「長澤寺」に到着しました。
-
ここの桜も満開で、見事です。
-
お寺の近くのバス停から、飯能駅行のバスに乗る予定でしたが、次のバスは1時間後・・・なので、30分以上歩いて、飯能駅に辿り着きました。
快晴の下、満開の桜や鮮やかなミツバツツジを楽しみながら、約6時間のロングトレイルを全員、無事に完走・・・今後の春蘭会の活動が楽しみです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
51