庭園の饗宴箱根

2012/04/26 - 2012/04/27

過去に何度も訪れた箱根。今回は、最近訪れた箱根離宮も含めて、それぞれに趣深かった3つのホテルの庭園を紹介したいと思います。一昨年4月に訪れた富士屋ホテル、歴史あるホテルで、古くからの人々の息吹とともにその庭園の凝ったつくりに心を動かされました。富士屋ホテルは、クレジットホテルのポイントをためて行きました。その近くにあるエクシブ箱根離宮は、富士屋ホテルを訪れたとき、その華麗さに感動し、エクシブの会員権を買って今年訪問しました。この離宮はその昔、富士屋ホテルと宮ノ下で覇権を争った奈良屋旅館の跡地に平成22年3月に建てられたものです。このホテルはまさに贅を尽くした感じがしましたが、庭園からみる箱根の山々の遠景にはすべてのものを凌駕する雄々しさを感じました。最後に紹介するのは1万坪の庭園を誇る湯元にある吉池旅館です。この庭園も由緒あるもので、その行き届いたサービスとともに、広大な人工美の華麗さに魅了されたことはいうまでもありません。

エリア 宮ノ下温泉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

堂々とした歴史を感じる富士屋ホテル

富士屋ホテルエントランス

富士屋ホテルのエントランス付近。赤絨毯と独特の香りは日光金屋ホテル、軽井沢万平ホテルあるいは、奈良ホテルのものと同じで、明治の時代を感じさせるものでしょうか。

室内は落ち着いた雰囲気

富士屋ホテルの食堂。ここで、富士屋ホテルの歴史についての説明会がありました。

食堂で富士屋ホテルの歴史について説明会が行われていました。

食堂には3代目社長の顔があり、サービスが行き届くような願いが込められています。

中庭の景色

滝の見える鯉が住んでいる池

はなれの菊華荘の庭。朝食はこちらでいただきました。

ジブリ映画のモデルを彷彿させるような外観です。

富士屋ホテルの近くにあるエクシブ箱根離宮にも遊びに行ってみました。その豪華さにも目を奪われ、1年後に思わずエクシブの会員権を購入してしまいました。

箱根離宮の宿泊棟の外観。

箱根離宮の中庭から見る前景の箱根の山々

箱根離宮の豪奢なエントランス

ここからは、本年（平成26年）の箱根離宮に止まった時の写真が続きます。泊まった部屋は角部屋でした。

きれいに整備された部屋です。ウエルカム　ジュースがサービスでついています。

ブスルームには、自動で風呂が沸くシステム風呂になっており、ジャグジーがついており、テレビもありました。最もテレビは館内の説明だけでしたが。

広々とした明るい室内

こちらでチェックインします。

豪華なレセプション　ロビー。

ロビーからホテルの前景の箱根の山並みの一部が望めます。

中庭

箱根離宮のエントランス

夕食は炭火焼です。

本日のお品書きです。シェフに創立4年目。奈良屋旅館の跡地に建てられたことを知りました。

炭火焼レストランのワインセラー

露天風呂のある浴場は「月の湯」といいます。

ここからは再度、一昨年に戻ります。吉池旅館による前に箱根神社に行ってきました。

神社の鳥居から芦ノ湖を望む

芦ノ湖お決まりのボート

ついでに成川美術館にも立ち寄り芦ノ湖を眺めました。

成川美術館の喫茶店から芦ノ湖を眺める人々。

この景色、どこかTVで見た映像に似ていませんか？

鳥居の二重奏

美術館で展示されていた水晶？

いよいよ最後の宿泊地「吉池」の中庭です。

この中庭は三菱商事二代目社長の岩崎与之助氏の別邸として作られたのが始まりだそうです。

後景に箱根の山並の一部を垣間見ることができます。

鯉も伸び伸びしているように見受けられます。

ここからは山荘庭園

中庭からロビーを望む

旅館ロビー

吉池の正面

泊まった部屋から中庭を望む。さて、どの庭園がお好みだったでしょうか。