ロサンゼルスに3泊4日って可能？

2014/03/20 - 2014/03/23

小学校4年生からバスケ漬けの長男。
その長男の高校進学が決まったら家族でNBAを見に行こう！と妻が3年前から密かに計画していました。
大好きなバスケの本拠地で本場のNBAを見せてあげたい…
ただそれだけです。

ついでに本番のディズニーランドも行こう！
と張り切ってました。

しかし私自身、この3月のクソ忙しい時に一週間の休みなんて考えられなかったので、家内と子供2人の3人でいってらっしゃい…の予定でした。

少し悔しい思いもあり、JALの国際線羽田〜ロサンゼルスをポチポチとを検索したところ、ありましたよ。木曜日から日曜日の4日間で現地3泊出来るじゃないですか。

初日木曜日の朝（水曜日の夜中）12時05分羽田発サンフランシスコ経由のロサンゼルス。
帰りも現地土曜日（日本日曜日）サンフランシスコ経由羽田22時半着。

そう、これならアメリカ本土3泊の旅が可能。
しかもたった1日の有給で！

という訳で家族とは現地合流のほぼひとり旅です。

エリア ロサンゼルス(アメリカ)

水曜日の仕事を終え、羽田空港へ。
JALの国際線サクララウンジは全て無料のビュッフェ形式。
エコノミーの機内食は期待できないですからね。

9時間半の退屈な時間を過ごし、やっとサンフランシスコ着。
ロス行きのアメリカン航空のフライトまでは2時間以上あったので、アメリカン航空のラウンジでサービスのビールで一休み。
JGCメンバーのありがたみを感じた瞬間でした。

完全に夜のフライトです。

ロサンゼルス到着したのは22時半…。
危険な時間は百も承知です。

さて、日本から予約していったダウンタウンのMAYFAREホテルにどうやっていくか。
時間も遅いしタクシーかな…
いやいや、それではつまらない。
家族連れなら仕方ないですが、なんせひとりなので今回の旅の目的をここで決めました。
「可能な限り電車バス等、公共の交通機関を使う」
空港からダウンタウンのユニオンステーションまではFRYAWAYという空港バスがあることは事前に調べていました。
タクシーが$30位のところ、$8なら安いでしょ。
乗り場がわからなければその辺の人に聞くと優しく教えてくれます。

ユニオンステーションに着いたはいいけどここからホテルまでは地下鉄しかない。
この時点で23時半。
さて、地下鉄に乗るか固くタクシーで行くか。
悩んでも仕方ない。
7th st駅まで行けば歩けると思い地下鉄へ。
とにかく夜中のMETROの駅構内は人が少ない…。
Red LINEに乗りこみます。

乗り込んだのはいいが、なんだこの怪しい空気は…
家族ではやめた方がいいかもしれません。

駅を出で方向感覚がなくなったため、ホテルの場所をゴミ収集のおじさんたちに聞くと、これがまた懇切丁寧に教えてくれました。
ホテルまでの道中、素敵な夜景もGET。

MAYFARE HOTELの部屋です。
決して良いホテルではありませんが、ひとりで$80ちょいと思えばまずまずです。
フロントでは優しく色々教えてくれます。

この時点で夜中の12時半。
そういえば、夕飯食べてない…。
フロントで近くに何かないかと聞くと、すぐ隣にセブンイレブンがあると。
海外のコンビニは何故かワクワクしますが…

日本ではガキンチョ達がたむろしてますが、ここはロサンゼルス。恐らく日本のガキンチョ達とそんなに変わらない年齢なのでしょうが、見た目の迫力がちがいます。
ワクワクよりドキドキです。

とりあえず、ピザとビールとナッツ等を買いあさり、ホテルに逃げ込みます。

3日間で唯一１日ひとりでフリーな日のスタートです。
昨夜のフリーウェイも明るくなるとひと味違います。

今回の家族旅行のメインは長男のNBA観戦です。
私は残念ながら観戦予定日のフライトなので、せめて会場だけでも見ておこうと思い、レイカーズの本拠地Staples Centerへ。

こんなデカい広告を見るとRedbullが飲みたくなります。

地下鉄でダウンタウンからハリウッドへ。

普通の街並みにハリウッドサインがあるだけですが、それだけで画になります。

お決まりのチャイニーズシアター。

NCAAのイベントやってました。
ミニバス大好きな小学校4年生の娘が一緒ならここで楽しめたなぁ、と思っていたら家内から「ロス到着」とメール。

やはり観光地ですね。

これもまたベタな画です。

１日しかないフリー、22年前に行けなかったあの場所に行く為にタクシーに乗り込みます。

ハリウッドからチップ込み$40。
到着しました、憧れのサンタモニカ。

20年もsurfしていながら海外の波乗り経験はほぼありません…
死ぬ前にsurfしたい海のひとつ、どうしてもここに来たかったのです。

あぁ、時間があれば…

かっこいい…

この看板持って帰りたいです。
いや、それは泥棒です。

見えるかな？

サンタモニカピアには小さな遊園地があります。

キレイで広いショッピング街があります。

反射して見えづらいですが、ルイヴィトンのサーフボードです。

サンタモニカ滞在は2時間程。
予定通り、家族がディズニーランドへ向かっているとの情報が入り、急いでタクシーでダウンタウンへ。
ホントはバス乗りたかった…
しかし時間をお金で買えるのなら、とプリウスの助手席に乗り込みます。
この運転手さん、少しシャイな方でしたが、プリウスは燃費がイイ車だと誉めてました。

今度は昼間のユニオンステーションです。
ダウンタウンからAmtrakでディズニーランドがあるアナハイムへ向かいましょう。

22年前はグレイハウンドバスで旅しました。その時、Amtrakに乗りたかったという記憶が蘇ります。
とても背が高く、Maxやまびこなんて比じゃないです。

2階からみると相当高い位置に座っていることがわかります。

スタバが似合います。
と勝手に思ってるだけです。

私は乗り鉄でも撮り鉄でもありませんが、景色を見ながら乗るAmtrak、なんかイイ気分です。
隣にキレイなお姉さまが座ったので束の間のトークを楽しみます。
サンディエゴの学生さんでした。
22年前にひとりで行ったサンディエゴを思い出します。

因みに、私の英語力は中学卒業レベルです。

約40分でアナハイム到着。日本でいう新幹線なので結構速いんです。

後ろ姿を気にするのは日本人だけなのでしょうか。

アナハイム市内にはこんなバスがそこら中に走っています。

家族と合流出来ました。
早速歩いて行ったステーキの旨さとボリュームに感動する長男。

時差ボケで爆睡の子供たち。

2泊目と3泊目にお世話になった、ディズニーグランドカルフォルニアンホテル。
パークと繋がっていて便利な高級感のあるホテルです。

http://adisneyparks.disney.go.com/html/japan/hotel/DLR/GrandCalifornian/

家族と過ごせるのはたった1日。
この僅かな時間を大切にしようとヘロヘロになるまでアトラクション乗りまくりキャラクターと撮りまくります。

世界中に夢を与えてくれた、ウォルトディズニー氏（本名ウォルター・イライアス・ディズニーWalter Elias Disney）氏に感謝です。

夜も綺麗です。

霧に浮かび上がる幻想的なショーでした。

今回の目的は、
「公共の交通機関を使う」
METRO市内の地下鉄、Amtrakは長距離電車、あとは路線バスでしょう。
さすがにGreyhoundバスに乗る距離でもないし。

聞くところ、ダウンタウンまでの交通機関の選択肢として、路線バスがあったんですね。

というわけで、家族とは泣く泣くバイバイし、ディズニーランドの正面入り口から460のMETROバスでダウンタウンへ。

普通の路線バスが普通に高速道路を走り、普通に各地の停留所で市民が乗り降りするので時間はかかります。
ディズニーランドからダウンタウンまで約90分。
これだけ乗って$2.9は破格です。

バス後部座席にはずっとひとりで騒いでいる危険なおじさんがいましたが、皆さん完全無視です。

やはり家族連れには向かないですね。
安全をお金で買うという選択肢は忘れてはいけません。

サンフランシスコ行きのフライトは15時すぎ。
それまでダウンタウンを散策しようと思いたどり着いのがココ、グランドセントラルマーケット。
http://www.grandcentralmarket.com/
所謂、ロス市民の台所ってやつですね。

セントラルマーケットで初バーガー。
デカいです。

グランドセントラルマーケット前に、短い乗り物があります。
世界一短いケーブルカー「エンジェルスフライト」
今度来たら乗ってみよう。

3回目のユニオンステーション。
この駅には大変お世話になりました。

タバコはフィルターギリギリまで吸うものなのです。

因みにカルフォルニア州は条例で建物内全て禁煙なので、屋外の喫煙所でしかタバコは吸えません。

FRYAWAYでロサンゼルス空港のアメリカン航空カウンターに行くと、私が乗る予定のサンフランシスコ行きはキャンセルになったと。急遽ユナイテッド航空に振替。
アメリカン航空からユナイテッド航空カウンターまで結構遠いのですが無事チェックイン。
ユナイテッド航空には、さり気なくハーレーショップがあります。
渋い。

サンフランシスコの上空です。

サンフランシスコのJALサクララウンジでチキンラーメンとおにぎりとアサヒスーパードライをいただきました。
さすがJAL、日本人の心を掴んでますね。

アメリカ本土3泊4日間の旅が終わります。
羽田空港到着は日曜日の22時過ぎ。
94時間日本から離れ、本土滞在時間は約72時間。
その内ロサンゼルス滞在時間は約65時間。

たった1日でしたが家族と過ごすディズニーランド、地下鉄・長距離電車・路線バスと公共の交通機関を使用した移動、憧れのサンタモニカ訪問と、短期間ながらも自分なりに満足の行く旅でした。

その後、家内から送られてきたメール…

「レイカーズ勝ったよ」

あ〜父ちゃんが一番観たかったのに。
仕方ないです。私が休めなかったのですから。
これは次回にとっておきましょう。

今回のお気に入りみやげは、サンフランシスコで見つけたギター型イヤホン収納キーホルダーです。