2012/07/12 - 2012/07/12
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ペコちゃんさん
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梅雨の合間を縫って、仲間13名と都内散策に出掛けました。
今回は、根津美術館 → 四ツ谷・消防博物館 → 新宿御苑 というコースで、どこも初めて行く所です。
メンバーの皆さんも、初めてという人が多く、楽しい一日となりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9時過ぎの電車に乗り、原宿から千代田線の表参道駅で降りて、最初に「根津美術館」へ・・・ここは、東武鉄道の社長などを務めた実業家で茶人の初代・根津嘉一郎(1860~1940)の蒐集品を保存・展示するために、昭和16年に開館した美術館です。
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平成21年に新しい展示棟が竣工したので、一度来てみたいと思っていました。
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寺院のような切妻造の屋根を持つ新展示棟に入ると、広いホールと展示室やショップがあります。
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1階のホールは、南側が全面ガラスになって、庭園に面しています。
梅雨のこの時期は、庭園の緑が鮮やかで、心が洗われる気持ちになります。 -
山梨県に生まれた嘉一郎は、実業家・政治家として腕を振るう一方、美術品の蒐集を積極的に行いました。
コレクションを単に秘蔵するのではなく、「衆と共に楽しむ」ことを願っていたので、その遺志を継いで、昭和16年に美術館を開館させたのが、二代目・嘉一郎です。
根津コレクションは、茶道具もさることながら、日本・東洋美術の一級品が揃っています。
また、ホールには、如来立像などの中国の石仏が常設展示されています。 -
今回の展示テーマは、「中世人の花会と茶会」。
展示室内は撮影禁止のため、写真はありません。 -
美術館の収蔵品は、約7千点にも及びます。
その中で、尾形光琳(1658~1716)の『燕子花(かきつばた)図屏風』は、国宝にもなっており、必見の作品です。
縦150.9cm 横338.8cmの総金地の六曲一双の屏風に、燕子花の群生を鮮烈に描いた図は、日本絵画を代表する作品の一つで、ほぼ水平に近い位置から燕子花が真横に描かれた右隻、やや高い位置から見下ろすような目線で描かれた左隻と、違った視点から描かれています。(写真はHPより) -
『燕子花図屏風』は毎年、4月下旬~5月中旬に公開されますが、今年は4月19日(土)~5月18日(日)・・・一度、観てみたいですねー。
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ホールから見えた庭園に出てみました。
根津美術館を訪れるもう一つの楽しみは、この庭園の散策・・・ここは、まさに都会のオアシスです。 -
美術館の敷地は、根津嘉一郎が購入する前は、荒廃した江戸時代の屋敷でしたが、明治39年に取得して、数年がかりで造園し、私邸にしました。
この起伏に富んだ敷地に、深山幽谷の趣のある庭園を造り、4棟の建物を配置しています。 -
石畳の小径を進み、樹々の中へ入って行くと、茶席やさまざまな石造物があります。
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この池には、ゴールデンウイークの頃、見事な燕子花の花が咲きます。
池の先に見えるのは「弘仁亭・無事庵」。 -
凝った作りの門柱。
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鳥居の奥には、「天神の飛梅祠」の祠(ほこら)があり、天神となった菅原道真が、中国で参禅した姿を表した、石造りの渡唐天神像が祀られています。
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池の中にある石の井筒からは、今でも地下水が噴出しています。
池の先には、昭和30年に移築されてきた「斑鳩庵・清渓亭」が見えます。 -
背中に塔を乗せた象さん。
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表参道から10分ほどで、こんなにゆったりした時が流れる一角があるとは思いませんでした。
都心であることを忘れさせる静寂です。 -
庭に一歩足を踏み入れた瞬間、鳥の声、木々のざわめきが心地よく耳に届きました。
車の往来が激しい通りに囲まれているはずなのに、その喧噪は全く聞こえなかったのが、とても不思議です。 -
昼食は、表参道駅の近くの和食店を予約しておきました。
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ビールで喉を潤し、皆さん、大満足。
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昼食後は、再び地下鉄に乗り、「消防博物館」へと向かいます。
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「四谷三丁目」駅で降りて地上に出ると、目の前に10階建てビルが聳えています。
平成4年に竣工したこのビルの2階には、四谷消防署も入っています。
5階の屋上には、消防ヘリコプターも見えます。 -
先ず、エレベータで5階に行き、「江戸の火消」ゾーンから見学しました。
江戸時代の火消の誕生や仕組みについて紹介するフロアです。
案内の女性が、展示物などを説明してくれます。 -
「武家の火消」コーナー、「町方の火消」コーナーに分けて、装束・道具・古文書・錦絵などが展示されています。
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これは、武家が火消しに当たる際の衣装・・・何だか燃えちゃいそうですが、実際に火を消すというより、指示や警備をするための礼服だとか。
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また、火消のシンボルとなる纏が、本物の半分のサイズで展示されています。
あの大岡越前守忠相(1677年?1752年)が、町火消組合を創設し、1720年には「いろは四十七組(のちに四十八組)」の小組に再編成したほか、防火建築の奨励や火除地の設定、火の見制度の確立などの施策で、江戸の防火体制は強化されました。 -
多種多様な「まとい」・・・纏は地域毎に決まっていて、火消しをする際の目印に使ってました。
つまり、屋根の上で纏を振れば、「この家までで、延焼を食い止めるぞー!」という合図・・・因みに、江戸時代の消火方法は、建物を壊して燃え広がりをさせない「破壊消火」でした。 -
4階は「消防の変遷」ゾーンです。
明治時代の「近代消防のはじまり」、大正時代の「消防の躍進」、昭和に入った「消防の近代化」の3コーナーに分け、装備の近代化によって発展を遂げた消防の変遷を紹介しています。
これは、昭和8年の防火ポスター。 -
1階と地階の吹き抜けの上には、東京消防庁に初めて導入され、昭和57年まで活躍した消防ヘリコプター「ちどり」が展示されています。
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地下1階は「消防自動車の変遷」ゾーン。
東京に初めて消防ポンプ自動車が導入されたのは、大正6年。
このフロアーでは、大正時代から平成に至るまでに活躍した本物の消防自動車8台を展示しており、見学者に人気のゾーンです。 -
いすゞ・メッツの「はしご車」・・・このハシゴを上っていくには、ちょっと勇気が要りそうです。
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記念写真は、人気のベンツ車の前で。
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昭和30年頃、丸の内消防署で使われていたベンツ製の消防車。
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手前は、昭和4年に輸入され、神田消防署に配置された「マキシム消防ポンプ自動車」・・・昭和28年まで、20年以上第一線で活躍しました。
左は、下谷消防署のスタッツ消防ポンプ自動車。
今度は孫を連れて来たいと思いながら、新宿御苑に向かいました。 -
新宿御苑は、江戸時代の屋敷があった敷地を、明治12年に新宿植物御苑として開設しました。
宮内庁から環境省に管轄が移り、4月には内閣総理大臣主催の「桜を見る会」、11月には環境大臣主催の「菊を観る会」が開催されます。 -
新宿御苑は、イギリス式・フランス式・日本式の庭園がある広大な庭園です。
フランス式整形庭園は、約100種500株のバラ花壇を中心に、左右にプラタナスの並木を配した開放的な庭園です。
バラが見頃を迎えており、台湾から来た高校生達もパチパチ写真を撮っていました。 -
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どのバラも綺麗です。
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ヤブミョウガ・・・初めて見ました。
梅雨時で、多少蒸し暑い一日でしたが、雨にも降られずに、表参道(根津美術館:1200円)・四谷三丁目(消防博物館:無料)・新宿(新宿御苑:200円)と、あまりお金もかけずに、仲間と楽しく過ごした初夏の一日でした。
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