2013/12/27 - 2014/01/03
308位(同エリア554件中)
くろへいさん
7日目スリランカ最終日
今日は、コロンボまでバスで移動して、そのまま深夜のフライトでバンコクに飛ぶ。
そのまま会社に移動して、夜まで働くという、地獄のようなスケジュールだ。
殆ど罰ゲームのような日程だが、貧乏サラリーマンは仕方が無い
当初は、ポロンナルワから列車でコロンボへの移動を考えていたが、始発駅から乗車する訳ではなく、指定席も満席の為、まず座ることは出来ない。
1-2時間の移動なら我慢もできるが、7-8時間以上も掛かる事を考慮すると、よほどの鉄オタでも尻込みするに違いない。
仕方なく、できれば乗りたくない「長距離バス」での移動となったが…
図らずも、いや、想像通りこの日はこの旅最大の苦行となってしまった。
あまり思い出したくは無いが、書かねば旅行記は終わらない。
という訳で、最後の気力を振り絞り、スリランカ最終章編に行ってみよう。
目指すは「コロンボ」そして一気に「バンコク」待ってろよ!
魅惑の旅程
□1日目 自宅→バンコク→コロンボ市内(泊)
□2日目 ホテル→ナーヌ.オヤ→ヌワラエリヤ(泊)
□3日目 ヌワラエリヤ周辺観光(泊)
□4日目 ヌワラエリヤ→キャンディー(泊)
□5日目 キャンディー→ダンブッラ→ジリテール湖(泊)
□6日目 シーギリヤ、ポロンナルワ観光
■7日目 ジリテール湖→ポロンアルワ→コロンボ→バンコク(翌朝着
★関連旅行記一覧★
憧れのスリランカ航空Yクラスで行く魅惑の島スリランカ1-2日目
高原鉄道編
http://4travel.jp/travelogue/10846922
憧れのスリランカ航空Yクラスで行く魅惑の島スリランカ3日目
中央高原ヌワラエリヤ編
http://4travel.jp/travelogue/10852411
憧れのスリランカ航空Yクラスで行く魅惑の島スリランカ4日目
古都キャンディー編
http://4travel.jp/travelogue/10856972
憧れのスリランカ航空Yクラスで行く魅惑の島スリランカ5日目
ダンブッラ編
http://4travel.jp/travelogue/10859322
憧れのスリランカ航空Yクラスで行く魅惑の島スリランカ6日目
シーギリヤ&ポロンナルワ編
http://4travel.jp/travelogue/10861256
憧れのスリランカ航空Yクラスで行く魅惑の島スリランカ 最終日
コロンボ編
http://4travel.jp/travelogue/10864157
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
さて、今日は旅の最終日
ジリテール湖畔から会社のあるタイのチョンブリ県までの移動がはじまる。
最初の移動は、昨夜フロントで手配を頼んだハイヤー?でポロンナルワまで。
しかし、タイのトゥクトゥクと違い、一回り小さい為、2人が座席に座ると荷物を置く場所が無い。
仕方なく、大きなスーツケースを膝上に置いての移動となった。
初っ端から、ハードな移動だ。 -
ポロンナルワ市内にあるバスターミナルに到着。
恐ろしく狭いトゥクトゥクに耐える事40分。
料金は1200RPS
早速、尻が痛くなった -
バスターミナルにあるキオスク
長時間の移動になるので、飲料水だけは買っておく。 -
バスターミナルには標識や看板が無い。
その為、バスのグレードとか出発時間も不明。
長距離路線には「インターシティー」という高速バスがあるらしい。
然しながら、誰に聞いても
「コロンボに行くならこれに乗れ」
と不敵な面構えのボロバスの停まるプラットホームに案内されてしまう。 -
エアコンなし
スプリングなし
乗員制限なし
おまけに命の保障もない、ないないずくしの完全ローカル仕様。 -
本日の移動第2弾
「恐怖のボロバス」でコロンボまで
このバスは、狭い、暑い、遅い というバスの3重苦を兼ね備えている。
長距離のくせに、路線バス並みに数分毎の停車を繰り返す。
エアコンが無いので、窓を開けると、猛烈な排気ガスに砂埃の洗礼。
カーテンの無い車内では、窓越しに照らす赤道直下の太陽が、腕や顔をジリジリ焼き付ける。
停車する毎に乗客の人数は変動するが、概ね80−150%の乗車率だ。
今どき、インドやミャンマーでも、こんなボロバスは見かねないぞ。
勘違いしてもらいたくないが、好きでこんなバスに乗っているのではない。 -
ポロンナルワから地獄のローカルバスで6時間。
夕方前のコロンボのバスターミナルに到着した。
窓際に接した右腕は、常時照りつけられた太陽に焼かれ、照り焼きチャーシュー。
排気ガスにまみれて、顔はドロドロ、髪はバサバサ、長時間身動きの取れない移動で、激しい腰痛に、ボロ雑巾となった。
おまけに降車時には「荷物代」として車掌から500Rpsを請求される。
"人間様"の乗車券が、220Rpsなのに、何故荷物の方が高いのか理解できない。
文句を言ったが、「ノー」の一点張り。
いかんとは分かりつつ、気力体力が限界の為、言いなりに払ってしまった。
その後、ようやくたどり着いたコロンボフォート駅前の食堂街に転がり込む。
因みに、フォート駅が何処か分からずに、トゥクトゥクで移動したが、運転手曰く
「駅までは遠いので400Rps」の言葉を信じて乗ると、実際には300mしかない。
もう、ぼられっぱなし。
極度の疲労で、怒る気力も無い。 -
倒れこむようにして、食堂の椅子に座る。
ウェットティッシュで顔を拭くと、純白のティシュは凄まじいドドメ色に。
鼻をかむと、汚泥のような鼻汁が。
殆ど、罰ゲームか?
先ずは、冷えたセブンアップを一気に喉へ流し込んだ。
妻のウナギ犬も、電池が切れかけに…
嗚呼、貧乏旅行は厳しいな…
気分は、下川祐二 -
汚い安食堂だったけど、活気があって美味しかった。
美味い食堂の雰囲気は、世界中共通している気がする。 -
食堂のマドンナお勧めの、チキンブリヤニは160Rps
観光地の食堂で食べるカレーが、一皿500Rpsとかって何なんだ?
現地人価格で食べるご飯は、安くて美味しいな。 -
さて、荷物をフォート駅のクロークに預けて、コロンボ市内の観光に出発。
美味しいチキンを食べて、気力体力がみなぎって来た。
フォート駅から歩いて市場付近の下町を散策する。
異国情緒に溢れた風景が広がる。 -
市場周辺
ここでもトゥクトゥクは大活躍だ。 -
この辺には、多くの香辛料が売られていた。
-
野菜市場周辺
初めて訪れる国では、必ず市場を訪れてみる。
市場こそ、旅の醍醐味が満載している。 -
乾物屋さん
見た事もない乾物がきれいに並べられている -
ジャガイモ、玉葱、にんじん…
スリランカだけに、カレーの食材屋さんかな?
て言うか、カレーしか無いじゃん -
香辛料専門のお店
何も、こんな小さな店にする事は無いだろう
小人用かと思って中を覗くと、僅か1/4畳ほどの空間一杯に、おっさんが座って店番していた。
罰ゲームか? -
イチオシ
被写体発見!
店主の爺さんも、まるで売り物の乾物同然。
ぶら下がった天秤といい、雰囲気最高!
思わず、観光写真用の爺さんかと思った。
爺さんに一礼して、ご承諾後シャッターを切らせて頂いた。
爺さん、ありがとう。
お陰で、良い写真撮れたよ! -
フォート内には、諸々な店が並ぶ。
此処も、乾物専門店
南アジア最大の漁港であるコロンボには、諸々な海鮮物が集まってくる。 -
香辛料専門店
此処で、シナモンを大人買い -
さすが本場だけあり、信じられない"超激安"に妻のウナギ犬は大興奮
「こんなにシナモン買ってどうするの?」
と聞くと
「15-20本を束ねてラッピングして、月末に日本に一時帰国した時にお土産として配るんよ」
日本だと、セイロン製のシナモンは一束1,000円くらいするらしいが、問屋で買えば50円もしない。
「凄い、かしこいね」
と褒めると、曰く
「貧乏サラリーマン家庭の主婦の知恵だね」
ひと言余計だ。 -
染料みたいに艶やかな香辛料
興味深いが、何に使うのか分からない -
乾物屋さん
乾燥海老は、殆どがタイ産との事
見ると、奥に置かれたダンボール箱には、我家の隣町の乾物市場のマークが。
こんな所でお目にかかるとは… -
この一帯は、物流エリア
市場で卸された品々をスリランカ中に配送する、トラック野郎共の基地だ -
仕立て屋さん
「スーパーモダンファッション」の看板に胸が躍る -
市場周辺
-
突然、爺さんに呼び止められる
「そのカメラで、ワシを撮ってくれんかね」
「いいですよ」
というと、爺さんはいきなり新しいシャツに着替えて、背景の場所を探す
この広告は、爺さんが選んだ撮影場所だ。
シャッターを押して、カメラの画面を見ると大満足
別に写真を送ってくれとも言われず、何がしたかったのか未だに謎だ -
このむさいオヤジ達も同じ
別に、くろへいから「撮らせてくれ」とはお願いしてない
歩いていたら、急に呼び止められて
「ヘイ、ジャパニ、俺達を撮ってくれ!」
先ほどの爺さん同様、画面を見て、満足して終わり
ナンなんだよ君達… -
色とりどりの果物がきれいだったので、店主に
「写真撮っていいですか?」
と聞いたら、
「勿論だジャパニ」
と快く了承」
しかし、カメラを構えると
「違う、違うぞジャパニ、こっちだよ」
見ると、彼らは果物の前に立ち、勝手にポーズをとっている。 -
フォートで有名なヒンズー寺院
-
フォートから灯台方面に歩いて行く
-
年代物のコロニアルホテル
-
フォート内から望むコロンボ港
本来は軍事的な理由で撮影禁止だが、特に咎められる事は無かった
コロニアルな税関の建物に西日があたり、黄昏のハバービュー -
フライトは午前0時過ぎなので、ぶらぶら市内を歩くが、さすがにへばってきた
-
再度トゥクトゥクに乗って、海岸沿いをドライブする
-
海岸通りにあるドイツ料理店
Trip Advisorを参考に、この旅最後のディナーを頂く -
この一週間、毎日3食激辛スリランカカレー攻めの為、手作りソーセージに感涙
嗚呼、美味い…
冷えた生ビールも最高
その後、空港に向かうが、全然タクシーが捕まらない。
結局、トゥクトゥクしか見つからずに、鞄を抱えながらハコ乗り状態で空港まで2時間の道のり。 -
魅惑のスリランカ航空は、今回も期待を裏切らずに3時間の遅延。
長時間の移動で、珍しく機内では爆睡してしまった。
バンコクの街中を爆走するトゥクトゥクを見て、無事家に戻ったと実感する。
捕捉
今回、はじめてスリランカを旅する機会に恵まれました。
僅か6泊7日の日程でしたが、その間6箇所の異なる世界遺産を訪れる事ができました。
スリランカの人達の多くは親日的で、至る所で親切にして頂きました。
それ以上に、至る所でぼったくって頂き、最後には殆ど現金を使い果たしてしまいました。
幾つかの食堂では、外国人とローカルの方達とは異なる二重価格制度が敷かれており、理不尽に高い料金を請求されました。
明らかに、何倍もの金額をぼったくられると、一瞬殴ってやろうかと思いますが、大人気無いので笑顔で支払いました。
こうして、ぼった人が少しでも幸せになれば、私もぼられ甲斐があるというものです。
いろいろありましたが、私はこの国が大好きです。
機会が在れば、是非もう一度訪れたいと願っています。
でも、地獄のボロバスは遠慮したいと思っております。
最後に、スリランカの皆さん、ありがとう
又行くね!
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