1998/08/09 - 1998/08/23
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ふーてんナッツさん
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1998年8月に夏休みと有給休暇を利用して、中国東北地方へ2週間旅行しました。特に目的もなく、行ってみたいという好奇心だけでさすらった時の記録です。
今振り返ってみて、若かった頃だからこそ出来た旅行だと思います。そして忘れていた多くのことを思い出す事が出来て良かったです。
<旅程>
8/9:成田-(飛行機)→大連(泊)
8/10:大連-(飛行機)→哈爾賓(2泊)
8/12:哈爾賓-(列車)→牡丹江(泊)
8/13:牡丹江-(列車)→図們(泊)
8/14:図們-(バス)→琿春(泊)
8/15:琿春-(バス)→延吉(泊)
8/16:延吉-(列車)→吉林(2泊)
8/18:吉林-(乗合TAXI)→長春(泊)
8/19:長春-(列車)→瀋陽(2泊)
8/21:瀋陽-(列車)→大連(2泊)
8/23:大連-(飛行機)→成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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行きは中国国際航空の成田発→大連便と、新華航空の大連→ハルビン便でハルビン迄行くだけ行って、帰りはハルビンから大連の間は地上を移動して、最後の大連→成田は中国国際航空便で、という計画を立てました。期間は2週間です。
まず8月9日、成田からCA952便で大連へ行きました。 -
大連に着いて、いきなり問題発生です。
持って行ったイギリスポンドのT/Cが空港でも付近のホテルでも中国元に両替できず、やむなく空港近くのクレジットカードが使える航空賓館で宿泊しました。(298元) -
翌10日、中国元の持ち合わせが少ないので朝早く起きて市バスに乗って大連市街へ行き英ポンドのT/Cを両替出来るホテルがないか探しました。幸い2件目の富麗華大飯店というホテルで両替出来ました。
その後、大連周水子空港へ戻って行って10:40発の新華航空で哈爾賓へ向かいました。 -
新華航空は無事に哈爾賓閻家崗空港に到着し、その後空港バスで市内へ行きました。
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当時の空港バスの切符です。
値段は“10元ぴったし”。 -
適当に哈爾賓駅前の龍門大厦にチェックインしました。(朝食付き1泊280元)
初めてのハルビンなので、ここにじっくり2泊して市内観光をします。 -
その後哈爾賓駅へ行き、今後何処へ行くか迷った挙句、翌翌日の牡丹江行きの切符を購入しました。
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購入した硬座特快34元の切符。
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翌11日。
龍門大厦の外観。朝食がとても美味しかった。
ここでもイギリスポンドのT/Cは両替出来ませんでした。
(おまけに何でお金にサインしてあるの?なんて言われました) -
龍門大厦の中、威厳があります。
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朝食後、市バス(0.5元)で北の方の松花江の辺まで行って散策しました。
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松花江付近です。
ベンチに座って川面を眺める、何か満足そうな1人の老女。 -
付近の公園ではタスキをかけた女性がビールを売っていました。
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イチオシ
サイドフェアリングに“長江”と読める字が書いてある、クラシカルなモーターバイクがありました。風格があります。
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川の上をロープーウェイが行き来していました。
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ロープウェイに乗ってみることにしました。(往復60元)
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当時のチケットです。
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対岸の太陽島へ行って引き返してきました。
当時川の水位が高くて、川の水が溢れそうでした。 -
道端で見かけたスマートボールみたいな賭け事。
いくらやってもお客の方が負けてました。 -
翌12日、12時にホテルをチェックアウトして哈爾賓駅へ行き、牡丹江行きの列車に乗りました。
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5時間半足らずで夕方に牡丹江駅に到着しました。
この後何処へ行くか決めてませんでしたが、とりあえず明日の図們迄の切符を買いました。 -
購入した翌日13日の図們迄の硬座の切符。(25元)
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当日の宿泊は東亜賓館に宿をとりました。(172元)
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結構綺麗な部屋の様子。
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翌13日、牡丹江の街をぶらぶら散策。
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サイドカーを付けた2輪のあんちゃんです。
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ピンク色の可愛いーい!3輪車。
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前2輪の自転車も。
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道端ではゆで卵?を売ってました。
その後、12時頃にホテルをチェックアウト。牡丹江駅より13:44発の列車で図們へ向かいました。列車の中ではあちこちから朝鮮語が聞こえて来ました。 -
夜の7:10頃図們駅に到着しました。町全体が暗くいかにも国境の町という感じで何か緊張しました。
真っ暗闇状態なので手軽に駅前の華麗賓館に宿をとりました。暗いレセプションでのチェックインを済ませました。(70元)
中国語の上手い2人づれの日本の留学生の女性もいました。ワタクシがサラリーマンと言ったら驚いていました。
夕食は駅前の店で、冷麺と合三鮮(ナスとピーマンと芋の炒め物)とビールで14元。安い上に美味しかったです!(写真は翌日撮ったものです) -
翌日、図們市を散策しました。
これからどうしたものかと思いながら。 -
いっそのこと中国と北朝鮮とロシアとの国境付近の琿們へ行ってみようと思い、朝ホテルをチェックアウトして、図們駅前から琿春行きのバスに乗り込みました。(10.4元)
客が一杯になってから10時頃出発しました。
北朝鮮の国境沿いを走って行きます。川のすぐ向こうは北朝鮮(のはず)です。 -
バスの切符に付いてきた3万元の保険証の表裏、それだけ危険なのだろうか。
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2時間余りで琿春に着きました。
持ってきていたガイドブックにも地図が無いので、人力自転車で街の中心部まで乗っけてってもらい(1元)、無事電力賓館というホテルにチェクイン出来ました。(80元)
ここまで来たなら、中・朝・露の国境が集まる防川迄行こうと思い、CITS(中国旅行社)を探し訪ねて行ってみました。防川迄は行けることは行けるが200元とのこと。即決はできませんでした。
夕食は外で食べましたが、外はとても暗かったです。屋台でくし焼き10本とビールで10元。それと冷麺(2.5元)を頂きました。 -
翌日15日に撮った部屋の様子。
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一休みして街中へ散策に出かけました。
街のつくりはいたって簡単、東西南北に1本の道路が交差しているだけです。ハングル文字も目立ちます。 -
改めて防川へ行こうとCITS(中国旅行社)へ行って見るとなんと休みでした。
近くに居た他の運転手に聞くと、防川までは最初200元でOKと言っていたのですが、暫くして日本人はダメとか台湾人ならOKなので台湾人の振りをしてくれ等と言い出すので、こちらはしがないサラリーマンの身、日本に帰れなくなると困るので諦めました。 -
防川行きは諦めて、仕方なくバスターミナルから延吉行きのバスに乗りました。(16.4元)
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その当時のバスの切符の表裏です。裏は保険証書になってました。
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バスは日本の親知らず子知らずを思い浮かばせる程の険しい道を走って行きました。
なぜ切符に保険が付いていたのか、理由が判った様な気がしました。 -
お昼過ぎに延吉に到着しました。
当時持っていった旅行ガイドブックには延吉には鉄道駅が書いてなかったので、鉄道駅は無いものと思っていました。ところがおりたバス停の行き先には延吉駅が書いてあり、喜んで市バスに乗って行きました。
出来れば翌日、長白山へ行きたかったのですが、ルートがよく解らないので諦めてやむなく翌日の吉林行きの切符を購入しました。 -
駅の様子。
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購入した吉林行き硬座の切符です。
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外の広場ではダンスを踊っている人々がいました。
今日は終戦記念日?だからでしょうか。 -
宿泊は駅前の飯店にとりました。(82元)
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PEONY?製のテレビが水害のニュースを流しています。
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翌16日、早朝暗いうちから機関車の汽笛の音で目が覚めました。
外へ出て朝食を食べ、駅でテレサ・テンのテープと北朝鮮の切手を買いました。 -
中国語とハングル文字の看板です。
(韓国では旅館はヨグァンのはずですがこれはリョグァンの綴り、北朝鮮の綴りでしょうか?) -
10時にホテルを出て、延吉駅に行ってみるとSLが。朝暗いうちからうるさかったのはこれらのSLだった様です。
でもおかげでいい写真を撮ることが出来ました。 -
イチオシ
これも。
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イチオシ
これもです。
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イチオシ
バックショット。これもいい!
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延吉駅の看板です。
“延吉”は中国語の発音では“イェンヂー”に近い発音だと思いますが、この看板に書いてあるハングルでは漢字の朝鮮語読みで“ヨンキル”。
日本語だと中間の“エンキチ”。この辺がとても面白いですね。 -
ワタクシは普通の列車で吉林へ向かいました。
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7時間かけて午后5時半頃、吉林駅に到着しました。
到着後、駅で明日の長春行きの切符を買いましたが、朝6時40発の切符しか買えませんでした。
宿は駅前の飯店に入りました。(60元) -
買った長春行きの切符です。
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翌17日、長春行きの列車に乗ろう吉林駅へ行ったのですが、なんと乗り遅れてしまいました。
仕方なく、吉林にもう1泊することにして観光しました。 -
訪れた文廟博物館。
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孔子像です。
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この日は少し奮発して交通賓館の13Fに宿泊しました。(204元)
蚊取り線香の匂いが染み付いた衣類の洗濯をして、久々にエアコンの効いた部屋でくつろげました。 -
翌18日、長春へ行くべくバスターミナルへ行きましたが、そのバスの便がありませんでした。
仕方なく中国人と4人で相乗りでタクシーで長春へ向かいました。(40元) -
荒れた道をVWジェッタのタクシーが時速120キロ位でやたら飛ばすので、肝を冷やしました。
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長春到着後、駅で瀋陽迄の切符を買いました。
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これも硬座、46元。
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こちらでもホテルは交通賓館にチェックイン(140元)して、その後長春市内を散策しました。
ここまで来るとハングル文字は見かけません。 -
街中でポーカーをやる人々。
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中国将棋も。
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偽満州国八大部を回ろうと思いましたが、場所がよくわかりませんでした。
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レンタサイクルで南湖公園を散策しました。
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南湖公園。
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おめんの展示が綺麗でした。
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偽満州国遺跡。
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翌19日、朝出発前の交通賓館の部屋の様子です。
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長春から列車で瀋陽に向かいました。
瀋陽には定刻30分遅れの12:50に到着しました。 -
瀋陽南駅では明日の大連行きの切符が買えないというので、大連行き切符を買うために瀋陽北駅に引き返して買いました。
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購入出来た大連行き切符。
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宿は駅北の東方大厦(朝食付 1泊180元)に2泊しました。綺麗で満足のいくホテルでした。
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翌20日、瀋陽を散策しました。
ここは中山公園です。 -
省博物館です。
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中の様子。
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故宮博物院付近の様子です。
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瀋陽故宮博物院です。
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ここも故宮内です。
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918事変陳列館へ行きましたが、中へ入れませんでした。
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その後、北霊公園等散策しました。
夜は海鮮しゃぶしゃぶ食べ放題(48元)で腹一杯飲食し、夜7時過ぎにホテルへ戻りました。 -
翌21日、6時起床朝食後、ホテルをチェックアウトして列車で大連へ向かいました。
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12:30に大連駅に到着しました。
大連博覧大酒店にチェックイン。(1泊400元X2) -
イチオシ
長い旅の疲れと暑さのせいで、スーパーで買ってきた日・米・中の代表的なビールの大瓶をがぶ飲みしてしまいました。自分にとって美味しさは左の順かな。
それにしてもバドワイザーの大瓶は初めてお目にかかりました。 -
翌日、大連の博物館などを見学して、23日にCA951便で無事に成田へ帰着することが出来ました。
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残っていたモロモロ。
吉林省文廟博物館の入場券。 -
遼寧省博物館入場券の表裏。8元。
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瀋陽故宮博物院(皇室后宮?)入場券の表裏。
25元。 -
瀋陽故宮博物院入場券の表裏。
10元。 -
黒竜江省で取られた建設事業費。
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列車のエアコン料金。
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これも。
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黒竜江省で取られた旅館サービス料。
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吉林省で取られた旅館サービス料。
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