サウスダコタ州に西部開拓史をたずねる 1992年6月

1992/06/17 - 1992/06/20

アメリカの中西部
サウスダコタ州の
ラピッドシティには
親しくしている家族がいるのでこれまでに5回以上行っています

最近の旅程は
成田10:40NH012シカゴ着08:20シカゴ発11:56ラピッドシティ着13:13
向こうの家族にピックアップしてもらい
ご自宅に泊めて頂いています

この旅行記は
1992年に初めてサウスダコタに行って来た時のことです
サウスダコタ州の東の都市
スーフォー(Siox Fall)から入り西へ行きました
名前はアメリカ原住民スー族から来ています
スー族とダコタ族は同じです

スーフォー空港で
フォードのサンダーバードをレンタカーして自分で運転しました
ひたすらフラットな
緑の少ない大平原をオートクルーズをセットして
北へ30マイル
西へ30マイル
約2時間のドライブすると
デスメットに到着です
ここは大草原の小さな家を書いた
ローラインガルスワイルダー
の家族が住んだ町
彼女が書いた大草原シリーズ9冊のうち
4冊はデスメットを舞台にしています
このシリーズはインガルスファミリーの開拓者としての厳しい生活を描き、彼らを支えたパイオニアスピリット、家族愛、勤勉さそして力強さを記録したほんとうの物語です

デスメットにはローラインガルス一家が住んだ家
ローラの両親のお墓
大草原シリーズのファンにとっては聖地みたいな所です

毎年6月に開かれるローラインガルスページェントには大草原シリーズの野外劇も開催され、多くのローラファンが訪れます

その当時、デスメットには、レストランがオックスボウというのが1軒
宿泊施設も1軒でした
テレビにアメリカ原住民用のチャンネルがあったのを覚えています

サウスダコタへの旅は
東のニューヨーク、ワシントン
西のサンフランシスコ、ロスアンゼルス
の都会とは違ったアメリカ
を知る機会になると思います
そして、それらの事は国とは何か、社会とは何か、家族とは何か
日頃あまり考えないことですが、再考するチャンスになるかもしれません

州の真ん中に時刻変更線があります

エリア ラピッドシティ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 飛行機

Sioux Fall
多分スー族の滝という意味

サウスダコタ州の大平原
オートクルーズをセットしてひたすら走ります

この前の週はテネシー州を東から西にドライブしていました
テネシー州は緑溢れる大草原です
サウスダコタ州は荒野の大平原

こんな景色です

ローラの作品のひとつ
大草原の小さな町
Little town on Prerie
Desmet
デスメットに到着

ローラの作品のひとつ
Long Winter
長い冬
に登場する
大寒波で鉄道も不通

デスメットでたった１軒
のレストラン
Oxbow
ここで夕食食べました

アルコールありません
ルートビアという甘くない気の抜けたコーラみたいな飲料がありますがアルコール飲料ではありません

ここで、妻がバッグを忘れましたが
ちゃんと取って置いて呉れました

レンタカーの
フォードサンダーバード

ローラの家
内部が見学出来ます
ローラ関連商品たくさんあります

デスメットで唯一の宿泊施設
モーテル

テレビで
アメリカ原住民チャンネルがあった

ドラッグストアでバドワイザーを買って
モーテルで飲みました

次の朝は周辺を見学
ここら辺
朝は凄く冷え込みます
気をつけて下さい

説明プレート
関心あったら読んでみて下さい

ローラの
父さんと母さんのお墓がある
墓地

ローラの家
の説明員
開拓時代の衣裳を着て
演出効果満点
お願いして記念撮影

妻は
ローラの大ファン
ローラのグッズを買えて大満足

デスメットを出て
I-90
インターステート９０を
ひたすら西へ

途中のドラッグストアで一休み

個人が経営する
西部開拓史博物館で
old western museum
入場料は4.5ドル

Morderで時差１時間発生
同じ州に中で時刻が違うなんて凄いですね

アメリカ原住民関係のお土産がたくさん
インデアンのケープ
ディビークロケットがかぶっていた毛皮の帽子
を買いました
合わせて65ドル

このI-90west沿いには観光したいものが
たくさんあって
ラッピッドシテイでの友人との
待ち合わせ時間に遅れました

サウスダコタの友人宅で
夕食を頂きました

アメリカの中西部は
2億年前は海底だった
そうで、その後隆起したという
色々な岩石が発見されている

という説明を友人から聞いているところです

大統領の顔が彫刻された
マウントラッシュモア
ワシントン
リンカン
ルーズベルト
あともう一人？

アメリカの大不況の時
雇用対策で行われた

当時の苦労が分かる
博物館がある

ヒッチコッックの映画
北北西に針路を取れ
で最後の決闘シーンの舞台がここ

ウエスタンショー付きのレストランで
西部開拓時代の食事を頂く
チリコンカーニ
ベーコンと豆をチリ味で調理した料理

テレビのローハイドで
カウボーイが食べてましたね
ウィシュボンさんが作ってましたね

ウエスタンミュージックのショー
ハーモニーがキレイだった

兵役で日本に来た経験の人
が多くて
基地の地名が出て来ます

市立博物館
アメリカ原住民の歴史と
移民の開拓の歴史
が展示されている

帰国の朝
ラピッドシティ空港まで送ってくれました
飛行機が遅れていて
レストランで別れを惜しみました

ラピッドシテイは日光の今市と姉妹都市です

ユナイテッドのゲートで
お別れの記念撮影

シカゴ経由で成田に戻りました

この旅行記へのコメント （4）

• ことりsweetさん 2017/12/01 19:06:38

  まさに！

  norio2boさん、こんばんは。
  
  さっそく記事を見せていただきました。
  赤毛のアンのプリンスエドワード島もですが、自分の読書経験とかで
  思いを寄せた土地に自由に行けるのは旅のよいところですよね。
  私も大草原の小さな家のインガルス一家の話のテレビシリーズが大好きで
  みていたことを今更思い出しました。
  
  大都会でない中西部の気候の厳しい土地、そこで家族みんなで
  一つずつの問題を解決して、愛のある一家の話だったなあと懐かしく思い出しました。
  私が始めて留学にいったのもそんな中西部のある町でした。
  サウスダコタにもやや近いのでそういう土地柄は想像できます。
  父さん、母さん、ローラ。。。実在して
  訪ねる事が出来るのですね。
  奥様と同じ趣味かもしれませんね。ふふ。
  
  よい記事を教えていただきありがとうございます。
  いつか行けるといいなあ。
  プリンスエドワード島はまさに私の趣味で行きたいところだったので
  あの年の朝ドラに感謝でした。あれで主人に行く気を持ってもらえたので。笑
  
  長くなりました。
  ではこのへんで。
  
  ことりsweet
  
  
  
  
  
  

  norio2boさん からの返信 2017/12/01 22:15:47

  Re: まさに！

  早速、読後感想コメントをいただきありがとうございます。
  
  25年前の旅行です。あの後も、金婚式のお祝いとか、サウスダコタ州とワイオミング州境へのキャンプ、老人ホームへのお見舞いとか伺いました。
  
  インガルスファミリーがニューヨークから入ってきてカンザスから順次西へ進んでいくポイントをトレースする旅を計画した事もありました。
  (ローラの書いた9冊のリトルハウスブックをトレースする旅)
  
  インガルスファミリーの最初の住居「横穴式の丘の側面に作ったもの」が記念碑的になって残っているようです。
  
  ワシントン散歩編作成中です！

• ぴろろんさん 2014/02/15 17:00:42

  マイナーな街ですが良い所ですよね

  norio2boさん、こんにちは。
  
  私の古い旅行記にご訪問＆ご投票をありがとうございます。
  96年当時にこのあたりに行く旅行者はあまりいませんでしたし、今でもどちらかというとマイナーな街だと思います。でも見どころがたくさんあって、もう一度再訪したい町のひとつです。
  
  同じ頃の旅行記、懐かしく見せていただきました。
  
  これからもよろしくお願いします。
  
  ぴろろん

  norio2boさん からの返信 2014/02/16 08:10:18

  RE: マイナーな街ですが良い所ですよね

  > norio2boさん、こんにちは。
  >
  > 私の古い旅行記にご訪問＆ご投票をありがとうございます。
  > 96年当時にこのあたりに行く旅行者はあまりいませんでしたし、今でもどちらかというとマイナーな街だと思います。でも見どころがたくさんあって、もう一度再訪したい町のひとつです。
  >
  > 同じ頃の旅行記、懐かしく見せていただきました。
  >
  > これからもよろしくお願いします。
  >
  > ぴろろん
  
  こちらこそ
  宜しくお願いします
  
  オリンピックで寝不足です
  葛西の銀メダル良かったですね