2013/08/30 - 2013/09/08
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bluetulpeさん
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政治・宗教に無関係で生きてきた半世紀!の女一人チベット旅です。
成都→寧着、西寧着から青蔵鉄道で拉薩に到着。
ここまでの過程は、下記をご覧ください。
http://4travel.jp/travelogue/10854495
拉薩駅で無事にガイドさんに引き渡され、ドライバーさんと3人で拉薩市内へ。
徐々に大きくなるボタラ宮に大感激しながら、ボタラ宮のふもとの雲南料理屋さんへ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
3人でディナー
今回のツアーはガイドさん、ドライバーさんとの完全プレイベート旅。
海外でよくツアーに参加するのですが、1人の時とかガイドさんと2人だとちょっと息がつまる。
食事もお仕着せで、1人だというのにたくさん出てくる。そしてそのたくさんのお料理を目にして1人でげんなり〜って感じ。
でも今回は毎回「何食べたい?」「たくさん食べられる?」とか聞いてレストランを決め、オーダーを取ってくれる。
3人でテーブルを囲むので色々と話を聞けたし、たくさんのお料理の前でげんなりすることもなかった。
そしてなにより1人ツアーの恐怖!お土産屋さんに連れていかれることもなかった。本当に良かった!
ボタラ宮でちょっと興奮してしまっていたので、拉薩到着後お初の食事は軽めのヌードル。
さて、ホテルへ〜 -
今回の拉薩でのホテルは、
ヤブシ ピュンクハン ヘリティッジ ホテル(堯喜平康文化旅館)
ダライラマ11世の家族が過ごしていた家の完全チベット式のホテルです。
このホテルは私が「ここ!」とお願いしてツアーに組み込んでもらいました。
さて、恒例のお部屋紹介
ここがホテルのエントランス。
通りに面している所にアクセサリー屋さんがあり、 -
ここを通過した先にレセプションがあります。
なんとここで1000元のデポジットを要求されました!それもキャッシュですよ!
元来キャッシュを持ち歩かない私。それに今回はツアーだし〜
私の手持ちの100元と、ガイドさんに借りた100元でカンベンしてもらいました。 -
中庭を通り越して、
*ホテルエピソード1
このホテルをホテルとして評価すると★1です。
ごみが捨てていなかった時もあったし、トイレットペーパーがなくなっても補充していませんでした。
備え付けの水の補充もありません。
でも最初にガイドさんからチベットの水は美味しいから、せっかくだからそれを沸かしてお茶を飲んでみて下さいと言われていたので水道水で十分でした。
それでも、この備え付けのお水がかなりこだわっていてとても高級なお水でした。備え付けの中国茶葉も厳選されていてとても美味しかったです。 -
急な階段をのぼって
*ホテルエピソード2
バスルームは向かって右側に洗面、真ん中にトイレ、左側にシャワーと位置していたのですが、シャワーを浴びるとどんなに気を使ってもトイレも洗面も水浸しになってしまいます。
バスタオルが2枚準備されていたので、1枚はその水対策で使用しました。 -
この廊下の左側
*ホテルエピソード3
拉薩は1日の中で四季があると言われるくらい温度の変化が激しいです。昼間は半袖でOKでも、夜はダウンがいるほど冷え込みます。当然ホテルにいる時は夜なので、エアコンのない部屋はかなり冷え込みます。
ツインのシングルユーズでしたので、寝る時はもう一つのベッドの布団をズリズリ引きずり出して掛けて寝ていました。 -
この窓のお部屋です。
この窓は外出中、湿気対策のために開け放たれています。
*ホテルエピソード4
部屋に1歩入ると、寒さと湿気臭さで・・・・・チェックイン直後は、ボタラ宮を目にした後だったのでげんなり感は半端ない〜
どういう訳かガイドさんも一緒に入って来て、ホテルを変えろ変えろとうるさい!
自分でここを選んだのだけれど、一瞬迷う〜でも、とりあえず1泊してみるとガイドさんを説得する。 -
ベッドルーム
ツインベッドの部屋です。かなり広いです〜
*ホテルエピソード5
以上に挙げたように、このホテルはマイナス要因がかなりあった。
だけど、4泊最後までここのホテルに宿泊していました。
もし途中でホテルを変わっていたら・・・・・昼間チベットに浸っていて、夜は普通のホテルに泊っていたら〜多分ここまでチベットに恋焦がれて帰国するこはなかったと思う。 -
洗面所、トイレ
その左に
*ホテルエピソード6
ここをホテルと考えず、チベットの建造物と考えることにした。
1日24時間チベットを感じることが出来る。湿気臭さも一瞬で慣れるし、寒ければユニクロのウルトラダウンを着て、布団を一枚多く掛けて寝れば全然OK! -
シャワー
バスタブはありません。
*ホテルエピソード7
WIFI状況はサクサクとはいかないけど、とりあえず時間差はあるけどLINEも使える。
観光を終えてホテルに帰って来て検索したいことがたくさんあったけど、ここでは禁句ばかりで残念〜(苦笑) -
シャワールームから見たベッドルーム
*ホテルエピソード7
ここでは普通の海外一人旅とはちょっと違った。いつもは部屋の中でがんがんTVをつけているのだけど、今回だけはTVをつけたくなかった。静かな部屋の中で寝ていると、なぜか涙がこぼれてきた。
ガイドさんにこのことを話すと「高山病だよ!」だって〜
さて、明日の打ち合わせをしてガイドさんを送りだした後、雨が降っていたけどボタラ宮へ行こうと表に出ると〜しっかりガイドさんに捕まった。「出かけないで!」これが拉薩での外国人一人旅の現実です。 -
おはようございます。今日は9月3日(火)です。
朝食は毎日同じメニュー。
選べるのがドリンクだけで、ホットミルクか紅茶。
前日に朝食の時間とホットミルクか紅茶かを伝えます。 -
本日一番最初に向かう場所はボタラ宮。
ボタラ宮の近辺は、このような巡礼者と観光客でたくさんの人が。
ちなみに巡礼者は1元。観光客は100元だそうです。
もちろん私の場合はツアーなので、入場料はガイドさんが支払ってくれます。 -
世界遺産の石碑
-
ものすごい存在感です
-
階段をゆっくり登って行きます。
薬を飲んでいても息がきれます。 -
途中一休みの景色
ここで死んだ人もいます〜とガイドさんに脅される。 -
またもうちょっと歩きだします。
-
着いた!
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白宮を見上げます。
-
ボタラ宮めぐりもここで一休み〜
とにかく今回のツアーはかなり緩めのスケジュールなので休んでばかりです。
これにてボタラ宮ツアーも終了。 -
この坂を下って下界へ
-
裏側から見たボタラ宮
もうお昼ご飯 -
ここのお店で
-
水餃子
美味しかった〜
次はちょっと郊外のセラ寺へむかうよ! -
セラ寺着いた!
着いた途端また休憩。この画像の手前のフルーツの屋台でガイドさんがザクロを買ってくれたので2人でがぶり〜 -
マニ車
-
セラ寺はちょうどお経の時間。
若いお坊さんの行動でけっこう笑えた〜
入り口のところに曼荼羅の壁画があり、それについて私、ガイドさん、尼僧、公安の人で討論になる。
結局みんな尼僧の説明に納得。 -
実は私服を着てたので公安の人とは気付きませんでした。
話しているうちに袖口のPOLICEと書いてあったので?! -
拉薩の街中にはこういう私服警官が沢山いるから気をつけてね!とガイドさん。
私服でも髪の毛が角刈りなのですぐにわかるそう。 -
空のブルーが本当に綺麗!
先ほどお経をよんでいたお坊さんたちが一斉に走り出して、一か所へ -
禅問答が始まります
-
青空に映えるセラ・ウツェ山の麓にあるセラ寺。
本当に心地よい時間が過ぎていきます。 -
セラ寺前の道路。ここでドライバーさんと待ち合わせして向かった先は、拉薩の街中に戻ってバルコルとジョカン見学
-
車を降りてジョカンへ向かいます。
-
バルコルを歩いていると中国人観光客が多いです。
最近では拉薩は中国で人気の観光地なのだそうです。
若い中国人観光客がチベット人を追いかけて写真を撮る光景を目撃。どこでもいるんだよね〜 -
広場到着
-
ジョカン前の五体投地
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ジョカンの入り口が観光客でごったがえしてる
-
時計周りに登って来てまた一休み〜
-
すかっ晴れの青空が綺麗〜
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広場の眺め
-
五体投地
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見学終了後、お茶しよう〜
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ということでバター茶
口に合いませんでした!
日本で言う納豆?納豆な飲み物じゃぁないけど〜 -
バルコルを歩きながら
ガイドさん「今日の夜ごはんどうする?」
私「トイレが綺麗で、WIFIがさくさく出来るところ」 -
で、どこかのホテルの韓国料理屋さんになった。
ビビンバをいただきました。
拉薩はほとんど雨が降りません。雨季というのは夜に雨が降るのだそうです。
まだまだ雨季なので、夜になると昨日同様雨が降り出しました。
ガイドさんにホテルまで送られて、出かけないでね〜と釘を刺されます。
はいはい、出かけませんよ。 -
おはようございます。今日は9月4日(水)です。
拉薩から北へ約130キロのナムツォへ行きます。ナムツォというのはチベット語で「天の湖」という意味です。
この画像はホテルの屋上から見えるボタラ宮 -
拉薩の郊外に出ると、こういう小屋がありスピード規制があります。
出発場所で時間のチェックを受けて、到着場所で再チェック。
A地点からB地点まで決められた時間をかけて車を走らせなければいけないということ。 -
なので早く到着しそうだったら、こうして時の経過を待ちます。
-
青蔵鉄道がチベット高原を走っています。
-
時の経過を待ちながら、私とガイドさんは〜ガイドさん曰く「青空トイレ」
「青空トイレ」じゃぁないよ、「の○○」と教えてあげる。開放的です! -
B地点到着。
時間のチェックだけでなく公安のチェックも受けます。その都度パーミットのチェックもあります。
本来ならば外国人の1人旅は規制されます。じゃぁ今回の場合は?
本当は5人来ていて、他の4人は先に帰ったと言っているそうです。 -
お昼はおそば
寒いうえに雨がしとしと降ってきた -
3時間ぐらいかけてナムツォに到着
雨が本格的になってきた・・・・・ -
湖にむかう途中の峠、ラゲン・ラにはためくタルチョ
ここは標高5000超え
雨もあがって美しい青空が見えてきました。 -
あまりの美しさに涙
タルチョの先には美しい湖が見えます
本当に心揺さぶられる景色です。 -
湖に向かって歩き出します。
空が近いです。雲も近いです。
湖の先にはニェンチェンタンラ山脈が見えます。 -
湖を背にした景色です。
-
胸がいたくなるような美しい景色です。
決して高山病で苦しいわけではありません。感動です。
ちょっと写っている観光用のヤクに乗りました。20元 -
小山の上にはたくさんのタルチョが・・・・・
感動のナムツォを後にして、拉薩にもどる途中温泉保養地ヤンパチェンに立ち寄ります -
帰りに寄る上海のホテルはプールが有名な所なので水着を持参しています。これでも一応中年スイマーなのでね!
そんな話をガイドさんにしていたら、絶対に水着を持ってくるよう指示あり。
見るだけならただだけど、温水プールにはいる場合は別に98元支払います。
水着は持ってきたのだけど、化粧水や日焼け止め忘れてきちゃったからどっちでも良かったのだけど、最終的にガイドさんがプールに入りたかったようです。彼女ノリノリです。 -
これが屋外のいわゆる露天風呂みたいなところ。
-
ここが温水プール。かなり水温高いです。
顔をつけたくなかったので、スカーリングで前へ行ったり後ろに行ったりしていたら、ガイドさん含め保養に来ていたマダム達が教えろ!教えろ!の嵐
優雅に見えるけど、温水の下ではかなりハードな動きをしてるのよ〜心臓がばくばくしてきた。
マダム達がお礼にバター茶をご馳走してくれると言ってくれましたが、苦手なので丁重にお断り。
もう帰るよ! -
プールからの眺めもとっても綺麗。
ガイドさんは、人にはシャワーを浴びると高山病になるから浴びるな!としつこく言ってたくせに、標高4200の場所でスカーリングしたらどうなるかわかってるのかしら!?
手足がピリピリしてるじゃない〜まったく!なんて、でも今回のガイドさん、本当に憎めないのよ。 -
さて、拉薩に帰ります。
-
本日のディナーはこんな感じ〜+スープ。いつもの3人でいただきます。
-
ついに憧れのボタラ宮のライトアップです。やっと辿り着きました!
それは、素晴らしく圧巻です。
今まで色々は建造物を見てきましたが、私にとってはナンバー1です。 -
おはようございます。今日は9月5日(木)です。
とうとう拉薩、最後の一日になりました。
今日のホテルから見えるボタラ宮。
今日はまず、拉薩から1時間ほどのヤムドク湖に行きます。 -
ここでも時間のチェックがあるよ。
-
江沢民トイレというそうです。
もちろん壁なんかありません。私が入って行くとスマホを手にしながら用をたしてる女性と鉢合わせ。
もう慣れた。全然恥ずかしくない。 -
まずはランチ
-
チベット仏教3大聖湖の一つなので巡礼する人も少なくない。
-
このような積み石や、水葬のため天国に昇るための梯子を見るとなんとなく不思議と涙が湧いてくる。
-
ヤムドク湖到着。ここで標高4500位。
-
チベット犬と私。
一緒に写真を撮らせてもらいます。15元 -
ヤムドク湖の美しい景色をもう一度どうぞ〜
-
もう1枚!
-
ヤムドク湖にある天井も隣との壁のないトイレ。
ガイドさんにこういうのを「青空トイレ」というのよ!と教えてあげる。 -
ダライラマの夏の宮殿、ノルブリンカ
-
紫陽花が美しかった。
これにて拉薩の市内観光終了。
ガイドさんから「今日の晩ご飯どうする?」と聞かれたので、なんとか一人行動をお願いしてみる。
しぶしぶだけど認めてもらい、ボタラ宮の前で車を下してもらう。
じゃぁ明日ね!
ボタラ宮広場には、 -
チベット和平開放記念碑があります。
-
何時間見ていても飽きないボタラ宮
-
ボタラ宮からホテルまで徒歩10分ぐらい。
途中デパートでパンやヨーグルトなど夕食を買い込んでホテルまで戻りましたとさ。
翌日9月6日(金)早朝、ガイドさんとドライバーさんが迎えに来てくれて拉薩を発ちます。
いつもは楽しい旅をしていても、旅の最終日には日本に帰れる楽しみも感じます。
今回は本当に帰りたくない!と不思議な感覚に陥りました。 -
空港に向かう途中朝日が昇り、それと同時に又涙が・・・・・
ガイドさんとドライバーさんの手前ごまかすためにカラのあくびをひとつ。
拉薩にいる間何回涙がこぼれたかな・・・・・?
なんの涙かは帰国して約半年、なんとなくわかりました。でもここでは内緒です。
涙の訳がわかったので、やっと旅行記に着手することが出来ました。
政治・宗教、歴史的にとても難しいチベットです。
単純なトラベラーとしての、あいも変わらずつたない旅行記ですがご覧いただきありがとうございました。
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