中国中央民族大学短期留学

2014/01/07 - 2014/01/21

私達の市の日中友好協会の主催で９人の学習者と会長合計１０人の短期留学です。春節の１月３1日前の学生の少ない時期を毎年選んでいます。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

民族大学は北京大学の２つ手前の国家図書館駅徒歩１０分ぐらいのところにあります。北京の北西でしょうか？
学生１５０００人、職員数千名の大きな大学です。大学構内には食堂、医院、スーパー、郵便局等あり大変便利です。

火曜日夜の到着でしたので翌日北京銀行で両替して簡単に大学周辺を散策して地理感を覚えました。昼は学生食堂で６０円ぐらいです。現在１元１７．５円ぐらいで昨年より円の両替率は悪くなりました。ドルにやや連動しているようです。
その後教室に戻り中国語で自己紹介をしました。自分で話せる程度の中国語で長くても短くても構いません。

テキストは中国語教本のベストセラーの「３０１」を使い会話、文法、会話のロールプレーです。人の前にでるとあがってなかなかテキストどうりに会話できません。中国の小学生の初年程度ですが中国語は発音(４声）が難しく英語より難しい言語と私は感じています。
３０１は日本の中国語教室で一番使われています。教師にも教えやすい面があるからでしょう。しかし、このテキストの上を学習しないといつまでも新聞が読めません。

宿舎は３星ぐらいでしょうか？　スチーム暖房、シャワー、冷蔵庫付でソフアのまえにテレビがあり前日安倍首相の靖国神社参拝や反日画像の繰り返しです。これは日本にいる人は知らない中国人のひつこい反日感情です。一方天気は日本での報道されていたＰＨ2.5はなくほとんど東京とおなじでマスクをしているひとはほとんどいませんでした。

午後はフリータイムです。それぞれ連れ立って北京観光です。定番の王府井、天安門、景山公園、北海公園等らあまり遠出はしないようでした。前回は新幹線利用で天津にいったのですが。
イートンカードは５０元で購入しました。２０元はデポジットで後で返金可能です。地下鉄は改札を出なければいくら乗っても２元、バスは０．４元ー１元という安さです。大学から地下鉄の駅なで歩くのが嫌で大学前のバス停から終点の前門まで乗りました。市内観光が１０円です。デポジット返金手
続は大変面倒です。

朝飯はほとんど宿舎前のこの店で食べました。おかゆ、面包等で学生食堂より近く、安く清潔だからです。

看板です。２４時間営業です。

店内の様子。

宿舎の上から階下に一軒の四合院が見えました。貴重な存在です。今わずか胡同に残っているだけと聞いています。

宿舎の居間。

宿舎の厨房。冷蔵庫や湯沸しポットがあり洗い場もありますが料理は禁止です。

余りお見せしたくない画像ですが寝室です。大分乱れていて御免なさい。

ここまでお見せしたのでトイレ、洗面所、シャワー室です。
割合スチーム暖房が良く効いて部屋は温かく洗濯物は一日で乾きます。

肝心の中国語学習ですが日曜日を除いて９時ー１２時の３時間授業です。

私は宿舎に先生に来ていただいて個人レッソンをうけました。一時間８０元２時間１６０元で同室のＹ氏と８０元ずつ払いました。最初は私の希望の李白の漢詩の発音を習いました。その後日本から用意していた中国語の歌２曲を持参してＩＣレコーダーをバックミージュックにして習う予定でしたがレーコーダーが電池キレで使えませんでした。すかさず先生は持参のスマートホン？で歌を呼び出しボリユームをあげてカラヲケ大会になり盛り上がりました。

次いでテキストの新出単語の予習もしました。若い女性の先生ですが明るい気さくな人でした。

次の日は私一人で個人レッスンを男の学生にお願いしたした。
教材は私が日本から用意した日本の文化の紹介の中から「日本の高齢化問題」「地震」「紅葉)「銭湯」でした。かれは日本の文化・事柄に興味がありいろいろ質問があり私も自分が用意した話題ですからそこそこ会話になりました。中国語を話せないという学習者のほとんどが単語不足ですがもうひとつは突然の話題についていけないのも原因です。自分の好きな話題なら大人の日本人は常識、経験を生かして会話したらよいと私は考えます。

帰りにその私が書いたつたないコピーをわざわざ部屋に戻り大事そうに持ち帰りました。日本文化に興味があるようです。

中国ではいろいろ食べました。私の好物はパイナップルご飯と竹筒ごはん、小龍包、餃子です。

バンコクではマンゴーご飯がおいしく果物とご飯の組み合わせは日本ではまずありません。

各種中国料理はたくさん注文して大勢で食べるといっそうおいしく食べられます。このあと一羽の北京ダックをたべました。
１０人ですからひとり５０元ですみました。

午後私は一人で今回２度目の王府井の新華書店に行き中国語のテキストを４冊、ＣＤを４個購入しました。
商業中国語２冊とＣＤ２枚
中国語口語速成(聞く力編)２冊とＣＤ２冊
初級、基礎編は前回来た時購入済ですから４冊揃いました。今回の２冊は大変難しく私には２年ぐらいスピードリスニングが必要です。

同室の友人と北京駅に行きましたが余りの混雑にそこそこで退散しました。

そのあと三里屯に行きました。外国大使館の多いところです。
夜は外国人の溜り場的酒バー、クラブがネオンに輝くようです。
私たちはコーヒーとケーキのしゃれた店に入りました。
コーヒーの上に三つ葉マークがあり飲むのがもったいないくらいです。
４１元でした。

帰国前日は国貿駅に一人でいきました。北京一、中国一の高層ビル街で世界各国の有名ブランドの店があります。

ルイヴィトン、フランス、イタリア、イギリス、アメリカ、ドイツ
各国のブランド品がここに集中しています。

私は一番高層ビルと思われるビルに入りました。６１階のホテル専用のエレベターで降りたところはアメリカのパークハイヤットホテルのロビーでした。アメリカンコヒーをオーダーすると見晴らしの良い席に案内してくれました。コーヒー５０元、サービス料１５パーセント、展望料金と思えば安いと思います。実はこのビルは銀泰中心ビルでした。２４９．９メートル。
１番高いビルは地上８０階、３３０メートル次ページ写真窓の外に見えるビル。

見晴らしは素晴らしいです。北京の古跡観光も良いですが中国の新しい未来を予想できるところも見ることをお勧めします。新しすぎてガイドブックも間に合わないようです。