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ナポリで体験した救急医療

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2005/04/14 - 2005/04/15

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buraburakoさん

 「東地中海クルーズ12日間」に乗船した時の事である。
 夕刻 イタリアのジェノバを出港した時から風が強かった。
 船は大揺れに揺れて翌朝ナポリに入港した時には風は治まったものの皆がっくりしていた。
  同行したS氏夫妻の奥様も顔色がわるかった。
 上陸してからフニクラーレ(登山電車)に乗ってボメロの丘に向かう途中あと少しの所で奥様がひっくりかえったのである。
 殆ど満員だった乗客はすぐ廻りを取り囲みコートをかけるやら頭にタオルを敷くやら 1人の女性は何かの小瓶を取り出して 嗅がせたりして終点に着いた時には 救急車が待っていて一人の男性が担ぎあげて担架まで運んでくれた。

  私が一緒に乗り込みあとの二人はタクシーで後についてプーパープーパーと10分ばかりで病院についた。
 病院ではスタッフが待っていてすぐに医者が診察、心電図まで撮ってくれて何でも血液のサーキュレーターが悪い 要するに 脳貧血をおこしただけで心配ないので あと ゆっくり休むように云われた。
  
  我々が日本人である事、今朝港に着いた事、パスポートは船に置いてきた事など話すと医者も良く心得ていて何か書類に 
 サインしただけで診療費は一切とらなっかった。 外国人観光客の医療は無料なのである。
  一番喜んだのはS氏 いくら支払うのか青くなったいたのがタダと聞いてサンキュー、サンキューとしばらくは医者の手を 離さなかったのである。
  
  
もうその頃には歩けるようになった奥様を載せてタクシーで船にもどった。   車はスパッカナポリの坂を駆け抜けアット云う間に波止場に到着た。

  頭上に翻る洗濯物を後に。

 そんな訳でナポリ観光は出来なかったが それにもましてナポリの人たちの思いがけ無い優しさ、暖かさを再認識した。
 

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