大連市　長海県　大長山島

2014/01/13 - 2014/01/15

8年ぶりに大連へ行ってきました。市内と大長山島をぶらぶらと。
PM2.5の影響は自分が行ったときはそれほど感じませんでした。
1日目　成田→仁川経由大連（大韓航空）
2日目　大連港→大長山島金蟾港（獐子島号）
3日目　大長山島鴛鴦港→皮口港（広鹿島1号）→大連市（バス）→周水子空港→仁川経由成田
3日目は大長山島から飛行機で大連まで帰りたかったがチケットが取れず船+バスで戻ってきました。間に合うか心配だったけど割合余裕を持って到着しました。空港に時間までに戻れるかバスの渋滞にひやひやして余裕がなかったため最後のほうの写真は撮ってません。

エリア 大連(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

大韓航空で成田発。

仁川空港で乗り換え

待合ロビー

13時仁川発

携帯に夢中な仁川空港の作業員

大連は小雪が舞ってました。空港で帰りのチケット（大長山→大連）を買おうとするがこちらでは買えないとのこと。エアポートバスで市内中心部まで移動。

大連駅前からホリデイインエクスプレスまで歩いて移動。ホテル客室。

ホリデイ イン エクスプレス 大連 シティ センター IHG ホテル (大連海尊智選假日酒店) ホテル

翌日のホテル予約とsimカード購入等で時間をとってしまい、夜になる。散歩がてら大連港へ明日の切符を買いに行く。春節前のライトアップが派手派手。

新しくなった大連港。「大連港」って書いてあった時計台のビルはなくなってました。

奥の建物で切符を購入します。

大連港 海岸・海

獐子島号の切符を購入。大連港からは1日1便しかない。大長山島まで168元。長山群島を周遊するようなルートになるので途中下船することになる。

切符売場出口前より。

大連港 海岸・海

大連港駐車場よりコンラッド方面を望む。

港湾前広場のイルミネーション。

歩いていると餃子の王将を発見。夕食をとることにする。

餃子の王将 (二七広場店) 中華

外壁には故大東社長の写真が。

餃子の王将 (二七広場店) 中華

メニューの一部。

餃子定食23元。味はまあまあ。1元＝17円なので日本円で390円程度。元も高くなったもんだと実感する。

ここらへん一帯は昔からあまり変わっていない。
この後、カルフールで下着等を買って帰宅。

学校も春節前のイルミネーション

翌朝、乗船のためタクシーで再び大連港へ。

荷物検査へ向かいます。

8：00発の獐子島号へ乗ります。
待合室の様子。冬はシーズンオフかと思っていたが釣り客などで意外に混んでいる。

バスで埠頭まで。

埠頭の様子。中国海事の「海巡」。

船に乗り込みます。

獐子島号。

船内は満席。荷物を置くスペースがなく皆通路脇に置くので動きづらい。乗務員のお姉さんがゲロ袋を配って回る中、出発。
備え付けのテレビでは反日ドラマ絶賛放映中。船内は暖かくウトウトするが、聞こえてくる中国人俳優の微妙な日本語が気になる。

10：30、大長山島金蟾港で下船。船はこのあと海洋島などいくつかの港をめぐる。ここで降りる人は少なかった。海洋島あたりで釣りを楽しむ観光客が多いのだろう。

タクシーで昨日予約した長海賓館へ。タクシー代10元。お客さん少なく予約する必要もなかったかも。

一泊200元、押金300元。クレジットカード不可。

部屋からの眺め。海がすぐそば。このあと受け付けのお姉さんに飛行機のチケットを取ってもらおうとお願いしてチケットオフィスに連絡してもらうがまだ取れないらしい（たぶん運行が決まってなかったからかも）。とりあえず携帯の番号を聞かれたのでオフィスに伝えてもらう。当日の朝でも大丈夫じゃない？的なことを言ってたがいくらなんでもそれはないだろう。

観光案内所があるのでそこへ向かう。

観光案内所へ行ったがシーズンオフのためか閉まってました。
しかたないので島内の地図のボードをパチリ。

町並み。県庁所在地で海産物の恩恵があるためこの島は裕福っぽい。図書館もありました。

島中心部の商業施設。

海産物を扱う店が多い。

中心商店街の裏道。

中心商店街の裏道。

牡蠣の殻があちこちにつんである。

快餐庁でウイグル麺を食べる。まずいというほどでもないがそれほどでもない。

昼食後、タクシーに乗って三元宮へ。島内のタクシーの数はかなり多く感じました。近場はだいたい10元でいけます。

門の扉が閉まってたので周りの様子を撮影。三元宮は高台にあり島が見渡せます。

撮影してたら中で犬がほえ始め、しばらくして管理人さんが門を開けてくれました。入場料10元渡して中へ入ります。

こんな廟みたいのが沢山あります。

こんな像がいくつもあります。あんまり訪れてる人はいなそう。

ふーん、という感じ。

この島の伝説等に関係しているのかな。

廟の上からの眺め。ここからは島の南側が一望できる。海の向こうにあるのは小長山島であろうか。

金蟾港方面。煙突から煙がもくもく出てる。工場？

港の様子。

静かで落ち着く場所です。そろそろおいとまします。

雪をほうきでお掃除。終わって一休み中。

タクシーに乗って祈祥園へ向かいます。

なんかの石碑。

隣接する居住地域。

反対側は港が見渡せる。

冬なんで観光客もいなく、静か。

上陸した金蟾港を望む。

冬の海ひねもすのたりのたりかな。おだやかな海。

のんびりできる東屋があるのが気温が寒いのでちゃちゃっと見て回る。

なんかの像がある。

灯台みたいなものかな？

自然豊かな島でも煙突から煙がもくもく出てるのを見るとちょっと残念に思う。

金蟾港ターミナルらしいが鍵が閉まってて開いている様子がない。

港の時刻表。皮口が本土のメインの窓口のようである。大連港は１日１便しかない。

歩いて町の中心部に隣接する公園に来ました。

漁船が多いです。

海産物の販売等で島の財政が裕福なんでこんな公園が作れるのだろう。

公園というか遊歩道みたいなもんです。

モダンな感じの建物が多い。

中国のイメージと少し違う。

クジラのオブジェ。隣接して市場がある。

このあとホテルにいったん戻る。その際に結構前に携帯に着信があったのに気づいたためいそいでフロントのお姉さんに航空会社に掛けなおしてもらうがもう業務終了後ででなかった。失敗した…。翌朝に再び連絡することにするが無理っぽいな（実際無理だった）。

夜のライトアップ。春節前で華やか。
この後海産物店で土産購入。
干しナマコ(中国では海参という)4匹で100元（以前6匹と書きましたが4匹の間違いでした）。水戻し不要の冷凍真空パックは1個50元。あとアワビの真空パックも40元で1個購入。

公安前より。汚職撲滅キャンペーン実施中みたいな看板がかかっていた。

県庁政府前広場。もう少し遅い時間に大勢の人がダンスをして運動不足を解消していた。

山の上からレーザー出したり派手な演出。来る前はもう少しひなびた島の想定をしてたのだが。

夕食を食べに行く。せっかくなのでナマコ料理を食べたいと思ったが、紅焼とかだと1匹50元で6匹使用からで300元からと予算オーバーになってしまうので火鍋屋に行って無理やりナマコを1匹付けてもらった。（本来鍋なんかに入れるもんじゃない）

個室に案内され火鍋を食べる。

ナマコとホタテと牡蠣とえのきの鍋。ナマコは細かく切ってもらいました。合計140元。ちょっと高い。
量が多くて食べきれなかった。ノロウィルスが怖いのでじっくり火を通して食べる。ナマコはこりこりして味はなかった。火鍋のたれの味です。ナマコをこんな食べ方する人はまあいないでしょう。

次の日の朝航空会社へ連絡してもらったが案の定残念ながら飛行機のチケットが取れなかったので朝の船で皮口まで行ってバスで大連市内まで向かいます。まずタクシーで鴛鴦港まで。20元。ここは来たときと違う港です。ここで皮口までのチケットを買います。40元。大連港ラインと違ってこっちは予約不要で乗れます。

後ろから乗り込みます。

広鹿号。

空調効いてなくて隙間から冷気が入ってきてメチャ寒い。相変わらず反日ドラマ絶賛放映中。8年前の旅行で見たドラマと違って国民党軍の兵隊が主人公だったりした。台湾はもう取り込んだというような自信が感じられた。

8:30出航。席はガラガラ。20％ぐらいの入り。

海が凍ってる。寒い。

ガリンコ号ではありません。

あまりに寒くて尿意を催してくる。たぶんトイレ無いっぽいからやばくなったら甲板から海に向けてするしかないな、などと考える。

やっと陸が見えてきた。

過積載っぽい船。

9:30皮口港に到着。所要1時間。港のバス乗り場のすみっこで用を足して大連行きバスに乗り込む。10時ちょうどに発車。埠頭からバス乗り場までは距離があるのでバスで移動するのだが乗船券が切符代わりになるので捨てたりなくしたりしないように注意。

料金30元。あちこち寄りながらずっと下道でいくので結構渋滞に巻き込まれ2時間30分ぐらいかかった。時間は少しかかるが宿から港までのタクシー代込みでトータルで90元なので行きの切符より安くいける。ちなみにここでも反日ドラマやってました。今度は現代版の設定でした。
この後タクシーで空港まで行って帰国しました。