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随分以前に北京郊外の明の十三陵、あの地下宮殿を訪問し、あの時も今でも明の王都は北京で、モンゴル帝国「元」を北京から追放した明が元に代わって、紫禁城の主になった、とついこの南京に来るまで思っていたが、ここ「明孝陵」に来てその認識が改まった。明は北京に王都を定める以前にこの地を最初の王都にしていた、と。<br /><br />以前瀋陽を訪問した際、駅の北にある北陵公園「昭陵」を訪問し、清王朝の二代目皇帝ホンタイジの墓をお参りしたが、明の後を継いだ清王朝が、その王都を最初から北京に定めた訳ではなく、瀋陽を最初の王都と定め、市の中心部には立派な「瀋陽故宮」が「北京故宮」同様に今でも大勢の観光客を引き寄せているが、丁度、南京も清の瀋陽と同じような位置づけであったのかも知れない。<br /><br />地下鉄駅を降り地上に出ると、そこは丁度中山陵の麓の辺りに位置していて、周辺は深い木立になっている。方向案内板が出ていて、右へ行くと中山陵へ登るなだらかな坂道が続いていて、左手の方向には、少しばかり土地の盛り上がった林が広がっている。中山陵へはひっきりなしに電動カートが乗客を満載して往復しているが、左手、明孝陵へ向かう人は殆どいない。同じお墓でも明の初代皇帝と孫文のとでは、人気の度合いがこれ程も違うのか。<br /><br />駅からは明孝陵へ向かう整備された歩道がついていて、陵を取り巻くように澄んだ小川が流れていて、恰も陵を守るお堀のような役割をしている。陵の入口まで来ると入場料70元となっている。約1000円。お墓をみるだけなのに、かなり割高だ。壕を通して小山を眺めると林が鬱蒼としていて、建物の屋根も一つだけ見える。五重塔、七重の塔のような大きな建物はない。相当に広い敷地で、中に入ってもお墓の場所まで行きつくのは、かなり歩かなければならないようだ。今回は外から眺めるだけにしておこう。南京は良い街だから、又来る機会もあるだろう。その時の楽しみに、1カ所位は取って置こう。<br /><br />小川の流れに沿って、陵を右手に見ながら暫らく歩き、この陵の有名な参道、石像神道まで行きかけたが、そこも又相当な距離があるようで、午後のバス便のこともあり、又地下鉄駅まで引き返し、南京駅まで戻ることにした。

中国・歴史の旅(137)南京「明孝陵」。

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2012/04/24 - 2012/05/03

198位(同エリア288件中)

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16

ちゃお

ちゃおさん

随分以前に北京郊外の明の十三陵、あの地下宮殿を訪問し、あの時も今でも明の王都は北京で、モンゴル帝国「元」を北京から追放した明が元に代わって、紫禁城の主になった、とついこの南京に来るまで思っていたが、ここ「明孝陵」に来てその認識が改まった。明は北京に王都を定める以前にこの地を最初の王都にしていた、と。

以前瀋陽を訪問した際、駅の北にある北陵公園「昭陵」を訪問し、清王朝の二代目皇帝ホンタイジの墓をお参りしたが、明の後を継いだ清王朝が、その王都を最初から北京に定めた訳ではなく、瀋陽を最初の王都と定め、市の中心部には立派な「瀋陽故宮」が「北京故宮」同様に今でも大勢の観光客を引き寄せているが、丁度、南京も清の瀋陽と同じような位置づけであったのかも知れない。

地下鉄駅を降り地上に出ると、そこは丁度中山陵の麓の辺りに位置していて、周辺は深い木立になっている。方向案内板が出ていて、右へ行くと中山陵へ登るなだらかな坂道が続いていて、左手の方向には、少しばかり土地の盛り上がった林が広がっている。中山陵へはひっきりなしに電動カートが乗客を満載して往復しているが、左手、明孝陵へ向かう人は殆どいない。同じお墓でも明の初代皇帝と孫文のとでは、人気の度合いがこれ程も違うのか。

駅からは明孝陵へ向かう整備された歩道がついていて、陵を取り巻くように澄んだ小川が流れていて、恰も陵を守るお堀のような役割をしている。陵の入口まで来ると入場料70元となっている。約1000円。お墓をみるだけなのに、かなり割高だ。壕を通して小山を眺めると林が鬱蒼としていて、建物の屋根も一つだけ見える。五重塔、七重の塔のような大きな建物はない。相当に広い敷地で、中に入ってもお墓の場所まで行きつくのは、かなり歩かなければならないようだ。今回は外から眺めるだけにしておこう。南京は良い街だから、又来る機会もあるだろう。その時の楽しみに、1カ所位は取って置こう。

小川の流れに沿って、陵を右手に見ながら暫らく歩き、この陵の有名な参道、石像神道まで行きかけたが、そこも又相当な距離があるようで、午後のバス便のこともあり、又地下鉄駅まで引き返し、南京駅まで戻ることにした。

旅行の満足度
5.0
  • 地下鉄「明孝陵」駅を出たところは、丁度、中山陵と明孝陵の両方へ行ける場所だった。

    地下鉄「明孝陵」駅を出たところは、丁度、中山陵と明孝陵の両方へ行ける場所だった。

  • 中山陵は昨日のツァーで行ったばかり。今日は明孝陵に向かう。

    中山陵は昨日のツァーで行ったばかり。今日は明孝陵に向かう。

  • この深い木立の中に明孝陵がある。

    この深い木立の中に明孝陵がある。

  • お堀のような川の先の小山が御陵だ。

    お堀のような川の先の小山が御陵だ。

  • 入場料、70元! 大分高いですねえ・・

    入場料、70元! 大分高いですねえ・・

  • 御陵には入らないで、お堀の周辺を歩くことにした。

    御陵には入らないで、お堀の周辺を歩くことにした。

  • 自然風の庭園が綺麗だ。

    自然風の庭園が綺麗だ。

  • ああ、ハスの花が満開に開いている。

    ああ、ハスの花が満開に開いている。

  • 前方の右手先の方に中山陵がある。

    前方の右手先の方に中山陵がある。

  • この森は明孝陵。

    この森は明孝陵。

  • ああ、御陵内の建物の屋根が少し見える。

    ああ、御陵内の建物の屋根が少し見える。

  • お堀で釣りをしている人もいる。

    お堀で釣りをしている人もいる。

  • ああ、柳が水中に自生している!

    ああ、柳が水中に自生している!

  • 殆ど訪ねる人もいない明孝陵。静かで、自然が多分に残されている良い御陵だった。

    殆ど訪ねる人もいない明孝陵。静かで、自然が多分に残されている良い御陵だった。

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