2013/12/15 - 2013/12/15
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enyasuさん
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2013年12月15日(日)在日朝鮮族女性会の忘年会に参加してきました。
写真は数字を朝鮮語で話す子供達、日頃の学習の成果発表の場となりました。
この旅行記では女性会の活動について私が思ったことを書いています。
朝鮮族の子供達が自らの文化、習慣を守りながら日本で活躍するために、親である朝鮮族ニューカマーが何をすべきか、どうしたらいいのか・・・enyasuは朝鮮族の子供達に明るい未来が到来することをせつに願っています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
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『もうすぐクリスマス。今日はどんな送年会になるのかなあ。』
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忘年会は赤羽で開催されました。
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司会は呉さんと趙さん
『ファイティング!』 -
18:00開始です。
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延辺大学日本校友会からは
金吉山会長 -
趙松天副会長
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延辺日本人会からは
中溝正俊会長とenyasuが挨拶 -
この日は延辺の料理でイベントを楽しみました。
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『マシイッソヨ!』
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以下、enyasuが当日話したかったことを書いてみます。
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日本で暮らすことになった朝鮮族のみなさんが心配することってなんでしょうか。
仕事をはじめとした経済的なこと -
故郷に残っている両親のこともあるでしょう。
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ですが、一番気になることは子供達の未来、将来のことではないでしょうか。
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日本では日本語で日本の教育を受けます。
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母語である中国語や朝鮮語を学ぶ機会が少なくなる、話せなくなることは朝鮮族の方にとって心配なことでしょう。
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お国に帰省した時に祖父母と孫が意思疎通出来ない、双方にとってつらい現実にもなります。
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朝鮮族のお母さん達にとって一番の心配の種は、日本人が現時点において抱く中国や朝鮮のイメージによって子供が受ける影響ではないでしょうか。
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親は何を言われても問題ないかもしれません。異国の地で苦労されてきた“挑戦族”ですので、多少の困難にはへこたれません。きっと。笑
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ですが、子供となると話は別です。
友達からお国のことを聞かれて「私は朝鮮族よ。」と言っていじめにあわないだろうか。仲間外れにされないだろうか・・・
私の娘は2003年、3歳の時に延辺で生活を始めました。小学3年生まで暮らしたのですが、ある時「パパ、日本人は悪い民族なんでしょ。みんなの前で日本人ってあまり言わないで恥ずかしいから・・・」
本当に驚きました。 -
2010年夏に日本に戻ってからは、娘は日本の良さを知り、好きになり、今ではそのような悲しいことをいうことはなくなりました。
現在、朝鮮族の子供達の置かれた環境は、「朝鮮」と聞いた時の日本人の反応は・・・ -
朝鮮族の皆さんは自分の言葉で中国、朝鮮、韓国の方とお付き合いができます。すごいことです。
子供達の未来を考えた場合、親はまず日本の友人に堂々と故郷のことを紹介したらいかがでしょうか。
ではどのような場で? -
私は故郷となった延辺朝鮮族自治州をenyasu旅行記やブログ、日本での日本人会をはじめとした活動を通じ、日本人に紹介していきたいと思っています。
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日本人が中国や朝鮮半島のことを知らなければ、ますます壁が厚くなるだけです。近くなることは本当に難しいです。
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在日朝鮮族女性会では定期的に会員の子供向けに中国語、朝鮮語講座を開いているようです。
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日本の子供達にもそのような学習の場があればいなあとよく思います。
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国籍が異なる子供達同士が語学を学びながら友達になり、隣国のことを知る、そうした機会が日本の各地で増えることを期待しています。
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会員の方が運営する塾(※小学生が対象)
毎日中国語が学べ
月 バレエ、ダンス、水泳、空手
火 知育道場
水 ピアノ
木 英語
金 韓国語
充実した習い事が体験できそうです。 -
宇賀教育学院
住所:東京都北区上十条1丁目29番4号十条ビル3階
最寄駅:埼京線の十条駅から徒歩5分
京浜東北線の東十条駅から徒歩10分
電話:03−6386−8662
予約先:zhenhua653@hotmail.com
夏休みや春休みを利用た中国、韓国へのプチ留学も企画しているそうです。 -
中国や韓国、北朝鮮に対する思いは人それぞれです。
しかし、何か言う前に、現地に出かけて隣人達と語り合ってみてもいいのではないでしょうか。
まずはコミュニケーションの手段として -
朝鮮族の方を通じ、英語以外に中国語や朝鮮語を学ぶ。
多言語を話せる日本人が増えれば、少なくとも民間において、この極東地域における交流、相互理解が進むのではないでしょうか。 -
近い将来「朝鮮族のみなさんのおかげで、中国、朝鮮半島の友人ととても近くなることが出来ました。五輪も成功し、日本はこんなに元気になりました!」そう感謝される日が来ることを信じています。
子供達が誇りを持って「僕は朝鮮族だよ。」「私は中国人よ。」と言える社会をいっしょに作っていきましょう!
忘年会とても楽しかったです!!
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