天国に近いところーメキシコのカンクン

2013/10/26 - 2013/11/03

メキシコ・カンクンはダイビングやクルージング、カリブ海をクルーズする大型客船の拠点として有名なだけでなく、近くにトゥルム遺跡など、数多くのマヤ文明後古典期の遺跡があることから、それらの遺跡研究・見学の拠点地としても重宝されているメキシコ、カンクン。13年ぶりに7度目の訪問となりました。
Royal Sunset の全景をラグーンから見るとこんな風に。このホテルの一部を所有したのが10数年前のこと。

エリア カンクン(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アメリカン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの窓からビーチを見ると、プライベートビーチに広がった紺碧の空、マリーンブルーの海、そして真っ白なビーチと萱のhut。

部屋の住人の目を楽しませようと、こうしてバスタオルでいろいろな物を作ってサービス。時には象であったり・・・と。

毎日ホテル側がプログラムを作って、ゲストを飽きさせないようにと・・・。毎朝ヨガも行われており、近くにはスポーツ・ジムもあり、夜はロビーでいろいろなショーもあった。

ビーチで興じている若者たち・・・かれらは「若いねえ」、どうっ、あのはしゃぎ様は・・・とシニアはすこし、やっかみ・・・。

ビーチにはバーもあり、飲み放題！　軽食のランチなら、ここで注文もできる、もちろん「すべて込み」のプログラム All Inclusive に含まれている。

プールは以前は子供用もあったが、そこはマッサージやスポーツ・ジムにとってかわられていた。

この日は「チ・チェン・イッツァ」へのツアーでおでかけ。
昼食に立ち寄ったところでは、ショーもあった。

Chichenitza
ユカタン半島のユカタン州州都メリダの東、約120キロメートルにある「後古典期マヤ」の遺跡で総面積は約1.5平方マイル。半島のつけ根の密林にあるティカルは「古典期マヤ」の遺跡。現在、高速道路により分断されているが、北部はトルテカ期、南部にはプウク期の建物が残っており、南北での町の構成がはっきりと違いを見せている。

頂上の神殿部分は6メートル、通称の「カスティーヨ」はスペイン語で城塞の意。「ククルカンのピラミッド」、「ククルカンの神殿」とも呼ばれる。

大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が配されていて、最上段には真四角な神殿がある。ピラミッドの階段は、4面の91段を合計すると364段で、最上段の神殿の1段を足すと、丁度365段である。

上段のチャックモールのところまで、以前は登れたのだが・・・。

チャックモール。

今で言うサッカーのような競技で、試合が白熱するほど雨が降り豊作になると信じられていて、勝敗で生贄になる者が決まったとされるが、勝った側が生贄になったとも負けた側が生贄になったとも言われている。

セノーテ（聖なる泉）

雨が降らない時や豊作を願う時に、神の予言を伺うために、財宝や生贄の人間が投げ込まれたという。スペイン征服時のスペイン人の記録によれば、吉兆を占うために、定められた日に女性を放り込んだとしている。

13年前は私もここで泳いだ。

ホテルのロビーで行われていたショー。外からの客人はそこで軽食・飲み物を注文し…ショーを楽しむ。特に…そのツアーに入っている新婚さんやカップルを舞台に呼び込み、芸をさせ、楽しい夜を演出していた。

ある日、バスでダウンタウン地区のショッピングモールへ。あいにく雨にうたれたが・・・。
食品は豊富で、バラエティーに富んだ食材が・・・。からし（Chilli)の種類がかなり多く、ニンニクもたくさん使うようだ、それにサボテンも食材になっていた。

三食食べたり飲んだり…制限なし…これはなかなかいいプログラム。買い出しの手間もないし・・十二分にあそび呆けることができる。

時にはダイニングルームを、ホテルの外のを使い、すなわち屋外に変えて、ショーを見ながら舌鼓。

ホテルの中では一週間、たとえば「アジアスタイル」とか、今晩は「メキシコの夜」と称して、メニュもそれにちなんだものが出る。ワインもボトルで何本か供されるが、予約をしておかないといけない。

スポーツ・ジムのビルの中には、エステサロンがあり、約一時間で「16000円也」。
内容は少ししょぼく・・まあ・・少し高い気もするが、観光地なので・・・そんなもんでしょ。

「やめて〜」写真撮るの・・・。

この夜は「Mexican Night」でマリアッチがきて、各テーブルへきてリクエストに答えて歌ってくれました。
マリアッチのズボンの脇にある飾りはグループごとに変わる。それを何十種類も以前、面白くって撮った覚えがある。

Xcaret　（イ）シカレ海浜公園へツアーで出かける。広大な敷地に、いろいろな催しが行われており…一日でも二日でも、すべてのイベントを見尽くすことはできない。　海へ入ればシュノーケルで十分熱帯魚が見られ、退屈しない。

希望者は外洋まで船を出してくれ、連れて行ってくれる。・・・が、帰りは自分で泳いで帰らないといけない。

川下りも、シュノーケル、ゴーグル、フィン、ライフジャケットを無料で貸与してくれ、流れに沿って自由に楽しむことができる。　川も数本あり、それぞれ趣が異なり…楽しめる。

イルカと遊泳…そして写真撮影。でもお代は1万数千円！（約3，40分）

泳げない人でも、海を眺め・・・トロピカルジュースを飲み・・・木陰で恋人といるだけで「幸せ」な気持ちになるであろう。

一日の終わりは、入り口近くで行われるハイライト「マヤ文明」のショー。腰で打つサッカーのようなゲームを実際にやって紹介したり、マヤがどのように文明をつくり・・・そして消えていったかを歴史から紹介するショー。

このショーはまさに圧巻で、どのようにスペイン軍に占拠されたかをも物語っている。

折しもハロウィーンと重なり、ここメキシコでは「死者をまつる」大祭が行われる時期。灯をともし、我々も先祖に敬意を。

この時期、こうした骸骨やしゃれこうべが至る所に。

毎夜、このような夕日が見られ幻想的な夜景を醸し出す。

Sunset Clubグループの中の、Marina Lagoon に船に乗って見学に。途中　島に生息しているワニも見る。

最終の3時まで、昼食をしたり、ぶらぶらしたり・・・。ここでも All Inclusive のプログラム内なので、食事も飲み物もお好み次第。

以前はここにも一週間宿泊して、water jet でスキューバ　& 熱帯魚と戯れたが…今回はなし。sailing boat のクルージングもここから出航していたし、ジャングル・ツアーも。
以前は一日チャーターで、一人12000円くらいであったが、今回は4時間で15000円と値上がり。数年前　最大級のハリケーンに見舞われ、メンバーも5万円ほど寄付をさせられたからねえ・・・。

ホテルごとでメニュも異なるので、こうして時には場所を変えるのも楽しい。メンバーはどのホテルを使ってもいいが…そして提携会社のホテルと一週間単位で「権利を交換」できるが・・・まだマイアミとハワイくらいしか、交換して使ったことがない。

メキシコ・シティで古代の遺跡の修復をし、また大学院で学んでいるYWさんが、わざわざ会いに来てくれた。7年ぶりの再会。
グループのみんなに、「死者をしのぶ」ための（砂糖でできた）しゃれこうべを記念に持ってきてくれた。

ホテルのロビーに飾られていたハロウィーンの飾り。

チチェンイッツァは・・・と専門的なお話も聞けました。

最後の買い物を…とダウンタウンへ。

食材となるサボテン。
サボテンは針、皮、繊維、汁・・とすべてが利用される貴重な植物。

「結構疲れてますねえ〜」とYWさんにマッサージをしてもらうEAさん。

突然バスに乗り込んできたこの青年は、早口で宗教について語りだし…最後には細かな品を、寄付をしてくれた乗客にあげていた。

最後の夜の食事は、ロブスターをホテルの近くのレストランへ食べに行った。お向かいのお店は以前よく行った店だが、予算の関係上…お隣のレストランへ。それでも1万数千円もするのだから・・・観光客しか行けないだろうなあ。
ちなみにテキーラが小さなグラスに一杯、US$20!!

超・高級なテキーラだと、メキシコに19年も在住のYWさんいわく、「幻のテキーラ Don Julio 1942」だとか。

mussel やイカなどのはいった海鮮の前菜

二人でいっぱいのロブスター。おいしかった！

わあ〜、このサイズのロブスターを食べたんだあ。

（お客様〜、触らないでくださ〜い）

ホテルへの帰り道　見た幻想的な夜景。

「たのしかったカンクンへの旅」にカンパ〜イ。

カンクンから超・早朝に発った飛行機から見た朝焼け。
朝3時起床、3時半の車が来ず、大慌て！　急きょ3台のタクシーを呼び、空港へ120キロで猛ダッシュ。

こんな風に楽しみました。

カナダ・バンクーバーあたりの上空から見た雪山。