2013/11/02 - 2013/11/02
30位(同エリア155件中)
edanさん
パツクアロからミニバンのバスで1時間弱のサンタ・クララ・デル・コブレへ行ってみました。
名前のとおり銅の町、銅製品の工房がたくさんあります。
小さな町ですが、観光客もそこそこ訪れるようで宿やレストランも充実しているようです。
ミュージアムでは加工の実演や、ビデオ上映、作品展示となかなか見ごたえのある場所でした。
サンタ・クララ・デル・コブレから更にバスで1時間ほど、山を2つくらい越えたような場所にタカンバロはあります。
「なんにもないなぁ〜」というのが第一印象。
情報もなにも持っていないからとりあえず観光案内所に行くと、予想外に英語で対応してもらえました。
それにしてもそんなに見るとこがない、夜にはなにか死者の日のイベントがあるみたいだけど...「1時間くらい歩いてさっさと帰るか」なんて思って歩いていると、先ほどの観光案内所の人が私を追いかけてきてきました。
「めったに外国人なんて来ない上に、日本人は初めて!」
「その日本人を一日案内してこい」
と、上司に言われたそうです。
せっかくだからとお言葉に甘えたいけど、帰りのバスがあるかどうかが一番の心配事。。。
16時を過ぎたら夜の23時までないって!?
来るときに乗った普通の路線バスは終わるのが早いみたい。
別の町外れにあるバスターミナルからPrimeraPlusでパツクアロに戻れるらしいが。。。
まあ、せっかくのご縁だからと一日付き合ってもらうことに。
夜に行われた死者の日のイベントでは、民族舞踊やミスコンなどもやっていました。
顔をスカーフで覆った先住民族、プレペチャ族の娘さんたちとも出会いました。
未婚の女性は顔を隠すのが伝統のようです。
そして、マヤ民族の人たちの伝統的スポーツ火の玉ホッケー?!
フランシスコ君がプレイしていました。
木のボールにガソリンを浸して火をつけて、まるでホッケーのように敵陣へゴールを決めるというゲームです。
ユカタン州のシカレ エコ・テーマ・パークで金網を張った中でプレイされているのは見たことあるけど...
これは、ボールが割れたり、観客に飛んできたりして迫力満点!
地域の人にとってのパワー・スポットである湖を訪れた時
ちょうど風が凪いでいてきれいに湖面に景色が写りこんでいたのですが
フランシスコ君が「写真とって見て!」というので撮ってみると
「ほら、ここにモンスターが写るでしょ」って
ほんとだ!顔に見える?
湖にまつわる民話が語り継がれており、要約すると...
太陽の神様と2人の女性が恋愛のモツレで1人の女性がその湖に沈んでいるそうな。
神様は2,3,4月しかそこにはやってこないそうです。
湖の水に手を入れるとその人は必ずその地に戻ってくるという言い伝えもアリ。
私が手を入れてからフランシスコ君がその話をしてくれました。
その日の最終バスに乗る私を、家族全員でお見送りまでしてくれたし...
再訪しない訳にはいかないかも?!
最初は何の興味もわかなかった町だけど
一生懸命に不慣れな英語で案内してくれる
彼、フランシスコ君のおかげで
この旅一番の思い出の場所になりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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★Santa Clara del Cobre
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★民族衣装を着たプレペチャ族の娘さん タカンバロにて
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パツクアロからミニバスに乗ってサンタ・クララ・デル・コブレへやってきました。
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豆のスープ、美味しかった!
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タカンバロへ行くバスに乗るために、サンタ・クララ・デル・コブレからタクシーで道路の分岐点までやってきました。
バスは1時間に1便のようです。 -
1時間ほどバスに揺られてタカンバロに到着。
バスはここまで。 -
10分くらいのぼり坂を歩いて行くと街の中心です。
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街の中心にある教会に入ってみました。
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特に変わった特徴なしの教会...
ここを出たあとに観光案内所を発見、フランシスコ君と出会いました。 -
フランシスコ君のお言葉に甘えて観光案内をしてもらうことに。
もう一度、カテドラルにやってきました。
1人でやってきた時には気が付かなかった場所も彼の一生懸命の解説付きで見ることが出来ました。 -
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銅製の装飾はサンタ・クララからの寄贈品だそうです。
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町にあるもう一つの教会
Templo Expiatorio del Hospital de Indios -
町から少し離れた場所にある
Capilla de Santa Maria Magdalena へやってきました。 -
イチオシ
扉は施錠されていました。
しかし、近くの雑貨屋さんがここの管理をしているらしく、鍵を貸してもらえました。 -
中は新しくされていますが、16世紀の教会だそうです。
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天井は木製のレリーフ画が飾られています。
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これはオリジナルのマリア像
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La Alberca del Rey Tacamba
タカンバ王のプール? -
ここはタカンバロの人たちにとっては大切な場所...パワー・スポット?
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鏡のようになった水面
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「あのあたりを写真に撮ってみて」
とフランシスコ君に言われて撮った写真。 -
モンスターの顔に見えるらしい。
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町に戻って"遅い昼食"兼"早い夕食"
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露天で死者の日のパンを買いました。
シナモンなどのスパイスが効いた甘いパンです。 -
夜になるとソカロでイベントが始まりました。
そこでダンスを踊るミチョアカン州先住民、プレペチャ族の娘さんたち。 -
老人の踊り
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イベントの合間に、町の墓場へ。
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フランシスコ君もプレイする"火の玉ホッケー"が始まりました。
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ソカロの横の道路が試合場です。
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試合中に何度も玉の火が消えてしまいますが替え玉が用意されていています。
それはガソリンの入ったバケツに漬けられていて、観客のすぐそばに置いてあります...火の玉が飛んで中に入ったら大惨事だね... -
火の玉炸裂!
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今回の旅の中でいちばん楽しい1日でした♪
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