ムンバイ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 愛車:三菱ギャランハードトップは良く走る車だった。世界のトップラリーでも優勝したことのある1970年代の名車でしたが、その車をインドの貨物船で神戸からインドはボンベイ(現在のムンバイ)へ送り、シルクロードの一つであった南ルートをフランスのパリまで1万2千キロを走破しようとした時のことです。<br /> JAF の協力を得てカルネ(一時輸出)の許可を得てシルクロード、そしてアジアンハイウエイを走ってみたいと思ったのです。<br /> ところが、事件が起きるのは自分に「おごり」や「油断がある時」だ、と教えられる事件はボンベイ(現在のムンバイ)に着いてすぐに起きてしまった。<br /> 当時の私はアメリカ大陸を西から東へ、そして東から西へとロッキー山脈を越えてグレイハウンドでのバス旅を果たし(当時はこんなことする日本人はいなかった=1ドル360円の時代、ラーメン一杯20円の時代のこと)、シベリア鉄道でモスクワまで「一週間の列車旅」をしたりと、それなりの大きな旅をしていたから多少のハプニングなら平気だ、と言うつまらない自信ができ、天狗になっていたのだろう。<br /> そんな心の油断が事件を呼ぶのだと思うが、「旅先ではご用心!」を呼び掛けたいと、恥を忍んで私の「旅先事件簿」、題して「旅先ではご用心、・・・・」シリーズを記しています。<br /> 今回のインドからパキスタン、アフガニスタンへの珍道中はハプニングが日常の波乱の旅でしたが、学ぶことが多かったと思えば・・・今は懐かしい、と思えるのだからありがたい。<br /> あの時、死んでいたか?と言う事件が少なくとも5〜6回もあったと記憶しています。 <br /> そこで何が危険か? 何を注意すべきかを少しでも知っていただけたら、と私の体験から一人旅好きのあなたに「気をつけたいポイント」を実話で紹介し、リスクヘッジを・・・お薦めします。<br /><br /> まず、私の失敗は旅先情報が少なかったことからです。 千鳥ヶ淵の近くにあったインド大使館を何度も足を運びながら、現地の気候や地域情報を仕入れたのでしたが、当時はネット情報などなく、後は旅行雑誌、地図など、今から考えれば情報は古いものばかりでした。<br /> その上、大使館の職員はカルカッタ出身でしたから、ボンベイとはまったく気候が違っていたのです。<br /> 現地に着くまでそのことに何の疑問も持たず、あの大国を日本同様に扱っていた自分の愚かさを感じたものです。<br /> 即ち、ボンベイに愛車が届く時期を見計らって休暇を取り、インドへ向かいましたが、着いたらクルマの陸揚げができていません。<br /> ビーチに面したホテル群の一角に陣取り、毎日海を眺めて待ったのですが、雨期に入っており、ボンベイあたりは4月が一番暑く、7月は雨期だったんです。港の周りには何隻もの貨物船が待機しており、まだまだ待たされる、と言うイライラした状況、そんな中で街に出たら巧妙なギャングの餌食になってしまったんです。<br /> 当時は電卓がとても珍しく、ポータブルの計算機はインドではまずなかったんです。<br /> 街に出た私はお店に入っては計算機をはじいて日本円だといくらになるかを計算していたのですが、そんな私に近づいてきた二人の好青年、日本語で「こんにち〜わ」と親しげに話しかけてきたのでした。<br /> 旅先で変に馴れ馴れしく日本語で話しかけてきたら要注意です。 「日本大好き〜!」なんて言ってきたら先ず怪しいのです。<br /> 私はパスポートから現金、重要書類(運転免許証など)そっくりやられて、身動きできなくなりました。<br /> この話は長くなりますので、興味ある方は・・・メールでもください。 アドレスはwishbone007@homail.co.jp またはブログ「ど〜んと来いオーストラリア」(http://blog.livedoor.jp/holidaystay/)をご訪問ください。

旅先ではご用心、時には生死を分ける 事件が・・・・?!

6いいね!

1977/08/12 - 1977/08/16

233位(同エリア374件中)

0

2

Holisun

Holisunさん

 愛車:三菱ギャランハードトップは良く走る車だった。世界のトップラリーでも優勝したことのある1970年代の名車でしたが、その車をインドの貨物船で神戸からインドはボンベイ(現在のムンバイ)へ送り、シルクロードの一つであった南ルートをフランスのパリまで1万2千キロを走破しようとした時のことです。
 JAF の協力を得てカルネ(一時輸出)の許可を得てシルクロード、そしてアジアンハイウエイを走ってみたいと思ったのです。
 ところが、事件が起きるのは自分に「おごり」や「油断がある時」だ、と教えられる事件はボンベイ(現在のムンバイ)に着いてすぐに起きてしまった。
 当時の私はアメリカ大陸を西から東へ、そして東から西へとロッキー山脈を越えてグレイハウンドでのバス旅を果たし(当時はこんなことする日本人はいなかった=1ドル360円の時代、ラーメン一杯20円の時代のこと)、シベリア鉄道でモスクワまで「一週間の列車旅」をしたりと、それなりの大きな旅をしていたから多少のハプニングなら平気だ、と言うつまらない自信ができ、天狗になっていたのだろう。
 そんな心の油断が事件を呼ぶのだと思うが、「旅先ではご用心!」を呼び掛けたいと、恥を忍んで私の「旅先事件簿」、題して「旅先ではご用心、・・・・」シリーズを記しています。
 今回のインドからパキスタン、アフガニスタンへの珍道中はハプニングが日常の波乱の旅でしたが、学ぶことが多かったと思えば・・・今は懐かしい、と思えるのだからありがたい。
 あの時、死んでいたか?と言う事件が少なくとも5〜6回もあったと記憶しています。 
 そこで何が危険か? 何を注意すべきかを少しでも知っていただけたら、と私の体験から一人旅好きのあなたに「気をつけたいポイント」を実話で紹介し、リスクヘッジを・・・お薦めします。

 まず、私の失敗は旅先情報が少なかったことからです。 千鳥ヶ淵の近くにあったインド大使館を何度も足を運びながら、現地の気候や地域情報を仕入れたのでしたが、当時はネット情報などなく、後は旅行雑誌、地図など、今から考えれば情報は古いものばかりでした。
 その上、大使館の職員はカルカッタ出身でしたから、ボンベイとはまったく気候が違っていたのです。
 現地に着くまでそのことに何の疑問も持たず、あの大国を日本同様に扱っていた自分の愚かさを感じたものです。
 即ち、ボンベイに愛車が届く時期を見計らって休暇を取り、インドへ向かいましたが、着いたらクルマの陸揚げができていません。
 ビーチに面したホテル群の一角に陣取り、毎日海を眺めて待ったのですが、雨期に入っており、ボンベイあたりは4月が一番暑く、7月は雨期だったんです。港の周りには何隻もの貨物船が待機しており、まだまだ待たされる、と言うイライラした状況、そんな中で街に出たら巧妙なギャングの餌食になってしまったんです。
 当時は電卓がとても珍しく、ポータブルの計算機はインドではまずなかったんです。
 街に出た私はお店に入っては計算機をはじいて日本円だといくらになるかを計算していたのですが、そんな私に近づいてきた二人の好青年、日本語で「こんにち〜わ」と親しげに話しかけてきたのでした。
 旅先で変に馴れ馴れしく日本語で話しかけてきたら要注意です。 「日本大好き〜!」なんて言ってきたら先ず怪しいのです。
 私はパスポートから現金、重要書類(運転免許証など)そっくりやられて、身動きできなくなりました。
 この話は長くなりますので、興味ある方は・・・メールでもください。 アドレスはwishbone007@homail.co.jp またはブログ「ど〜んと来いオーストラリア」(http://blog.livedoor.jp/holidaystay/)をご訪問ください。

旅行の満足度
3.0
観光
3.0
ホテル
3.0
グルメ
2.5
ショッピング
2.5
交通
2.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
50万円 - 100万円
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 1970年代の名車、三菱ギャラン ハードトップ はインドでは6倍の関税をかけられた。

    1970年代の名車、三菱ギャラン ハードトップ はインドでは6倍の関税をかけられた。

  • ギャランの後ろ姿は何ともおしゃれに感じたものです。 走りが良く、静かで、当時はエレガンスな感じがしたものです。<br /> ボンベイから砂漠を、そしてカイバル峠を走ったのです。この車で

    ギャランの後ろ姿は何ともおしゃれに感じたものです。 走りが良く、静かで、当時はエレガンスな感じがしたものです。
     ボンベイから砂漠を、そしてカイバル峠を走ったのです。この車で

この旅行記のタグ

6いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

インドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インド最安 367円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

インドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP