スペイン最古の大学がある街、サラマンカ

2013/10/24 - 2013/10/24

サラマンカは古代ローマ時代より銀の道の交通路として
発展した街です。
１２世紀にはスペインの最古の大学がつくられ、
大学の街として多くの学生が住み活気のある街になっています。
旧市街にはマヨール広場、カテドラル、サマランカ大学などの見所があります。

エリア サラマンカ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

サラマンカのメインストリートの
マヨール通りです。
通りの先にはカテドラルの塔が見られます。

うしろを振り向くと
サン・マルティン教会です。

サン・マルティン教会は１２世紀に建てられた
ロマネスク様式の教会です。
教会の北側には当時の建物が残っており
歴史を感じさせます。

マヨール通りを南に進んでいくと
大学の教会のドームが見えます。

大学の建物です。

通りには巡礼のマークであるホタテがありました。

貝の家といわれる建物です。
壁一面に４００個以上のホタテの装飾が付いています。

カスティーヤ王国で最高の格式を誇る
サンティアーゴ騎士団に所属する貴族の館として
１４８３年に建設されています。

入り口の紋章部分です。

中に入ると中庭があり、
イスラム的な感じも受けます。

現在は図書館として使われています。

上を見上げると教会の尖塔が見えます。

サリナ広場です。

街行く人は厚着です。
今日は少し肌寒いです。

天皇、皇后が皇太子、皇太子妃の時代に
サラマンカを訪れたことが書かれています。

サラマンカ大学です。

この広場の銅像はルイス・ポンセ・デ・レオンです。
１６世紀に聖書のスペイン語訳を出して
逮捕されたサラマンカ大学の教授です。

銅像の前の大学の入り口正面には
１５３４年に完成した
プラテレスコ様式の浮き彫りの
華麗な多彩な装飾が見られます。

装飾の中心部には
カトリック両王（フェルナンド王、イサベル女王）の
胸像があります。

この通りにはウナムノの博物館があります。
スペインの文学者で
サラマンカ大学の学長も勤めています。
彼の書斎、蔵書が残されています。

カテドラル（新）の西側入り口です。

新カテドラルの北側入り口です。

カテドラルの北側には
アナヤ広場とアナヤ宮殿があります。

アナヤ宮殿は現在は大学の
事務所、教室として使われています。

アナヤ広場は旧市街で数少ない広場のひとつです。
普段は広場には人が多いのでしょうが、
今日は寒いので学生などが通り過ぎて生きます。

街の中心であるマヨール広場に向かいます。

マヨール広場の南側には
マヨール広場の建築を依頼した市長と
建築家のチュリゲラの像があります。

もちろん机に座っているのがチュリゲラです。

マヨール広場の北側の市庁舎です。

１７２９年にチュリゲラにより
マヨール広場は造られています。
全体にはチュリゲラ様式の建物が並んでいますが、
落ち着いた装飾華美でない感じです。

広場の中央部には本の市が開かれています。
古本もありますが、けっこう新本も売られています。
サラマンカが大学の街らしいところです。

マヨール広場です。
広場の３面は４階建ての建物で囲まれています。

マヨール広場の地面には
２００５年ヨーロッパで一番の広場と
プレートがあります。

広場からいくつかのこのような門があり
通り抜けが出来ます。

マヨール広場から西へ歩くと
１７世紀に建てられたゴシック様式の教会である
ラ・プリシラ教会です。

もう少し歩くとフォンセカ修道院です。
１５２１年に大司教フォンセカの埋葬地に
フェリペ２世がアイルランドからの移民を
受け入れた施設です。

修道院は現在宿泊施設としても
使われています

建物の中庭はきれいです。

ラ・ペリシラ教会近くまで戻って来ると
ウルスラ修道院があります。

１６世紀に聖女ウルスラを祈念して
女子の教育、病人や貧しい人への援助を目的に
造られています。

旧市街の通りですが、
石畳で細い、曲がりくねった道が多いです。

このような道を歩いていくのは
歴史のある街ときには特に歩くのが楽しみです。
サラマンカ旧市街は世界遺産に登録されいます。