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表紙写真 : 赤沢宿の “日本一短い東海道” 【唯一営業を続ける<br />       江戸屋旅館(奥)、手前の大きな屋根が 旧大阪屋旅館。】<br /><br />秘境のベールに包まれた集落・赤沢(あかさわ)。 秘境といえど 隠れ里では決してなく、江戸時代から昭和初期にかけて栄えた 日蓮宗ゆかりの宿場町。山奥ゆえ、旅先リストに幾度と挙がるも断念してきたが、ついに念願叶って 町歩き。<br /><br />最寄の身延駅から、まずは小さなバスに揺られ早川町へ。日本一 人口が少ない町・世界最古の温泉旅館がある、早川町について そう教えてくれたバスの運転手さん。乗客は私だけ、まるで助手席に座っているかのような気分。<br /><br />角瀬地区のバス停から、今度は山道を歩き上る。勾配がある坂道を  ひたすら上っていく‥‥と、気付けば、林の切れ間から見える谷は、遥か眼下に。休みやすみ歩くこと50分、ようやく畑や石垣が視界に入ってきて、斜面にへばりつくように家々が並ぶ 赤沢集落に到達。<br /><br />汗をかき息を荒くして、やっとこさ辿り着いた分、その驚きと感動、喜びは ひとしおで‥。歩いたから なおのこと、山深さやそのスケールを実感。<br /><br />ひな壇状に築かれた特異な集落景観、家々を支える重厚な石垣に、続く石畳の 坂道、木造の立派な旅籠とその軒下に並ぶ“講中札”、流るる雲より高くそびえる 七面山と、山間に響き渡る“講”のお経‥‥まるで時代を さかのぼったかのような、時間旅行の心地に。<br /><br />そして、内部を見学させて頂け、女将さんの温かさに触れた江戸屋旅館での ひと時に、おばぁさん達が切り盛りする、ほんわかスローなお蕎麦屋さんの口福‥‥。<br /><br />土産物屋もない ひっそりした集落だが、そうして惹き付けてやまず、なんとも離れがたい感覚に。ありし日のままの、落ち着いた佇まいが自然と琴線に触れたのでしょうか。そして帰路にも、陽だまりに包まれた忘れられない ひと時に恵まれ、実に思い出深い1日に。

にっぽん ・ 山深き秘境に たたずむ、江戸時代の宿場町歩き 【 山梨県赤沢宿 】

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2013/08/24 - 2013/08/24

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tokotoko

tokotokoさん

表紙写真 : 赤沢宿の “日本一短い東海道” 【唯一営業を続ける
       江戸屋旅館(奥)、手前の大きな屋根が 旧大阪屋旅館。】

秘境のベールに包まれた集落・赤沢(あかさわ)。 秘境といえど 隠れ里では決してなく、江戸時代から昭和初期にかけて栄えた 日蓮宗ゆかりの宿場町。山奥ゆえ、旅先リストに幾度と挙がるも断念してきたが、ついに念願叶って 町歩き。

最寄の身延駅から、まずは小さなバスに揺られ早川町へ。日本一 人口が少ない町・世界最古の温泉旅館がある、早川町について そう教えてくれたバスの運転手さん。乗客は私だけ、まるで助手席に座っているかのような気分。

角瀬地区のバス停から、今度は山道を歩き上る。勾配がある坂道を  ひたすら上っていく‥‥と、気付けば、林の切れ間から見える谷は、遥か眼下に。休みやすみ歩くこと50分、ようやく畑や石垣が視界に入ってきて、斜面にへばりつくように家々が並ぶ 赤沢集落に到達。

汗をかき息を荒くして、やっとこさ辿り着いた分、その驚きと感動、喜びは ひとしおで‥。歩いたから なおのこと、山深さやそのスケールを実感。

ひな壇状に築かれた特異な集落景観、家々を支える重厚な石垣に、続く石畳の 坂道、木造の立派な旅籠とその軒下に並ぶ“講中札”、流るる雲より高くそびえる 七面山と、山間に響き渡る“講”のお経‥‥まるで時代を さかのぼったかのような、時間旅行の心地に。

そして、内部を見学させて頂け、女将さんの温かさに触れた江戸屋旅館での ひと時に、おばぁさん達が切り盛りする、ほんわかスローなお蕎麦屋さんの口福‥‥。

土産物屋もない ひっそりした集落だが、そうして惹き付けてやまず、なんとも離れがたい感覚に。ありし日のままの、落ち着いた佇まいが自然と琴線に触れたのでしょうか。そして帰路にも、陽だまりに包まれた忘れられない ひと時に恵まれ、実に思い出深い1日に。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
4.5
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • JR身延駅<br /><br /><br />明けたばかりの5時半に富士宮を発ち、<br />身延線に揺られること1時間、身延駅に。<br /><br />県南西に位置する身延町は、日蓮宗総本山・<br />身延山 久遠寺(くおんじ)の門前町。

    JR身延駅


    明けたばかりの5時半に富士宮を発ち、
    身延線に揺られること1時間、身延駅に。

    県南西に位置する身延町は、日蓮宗総本山・
    身延山 久遠寺(くおんじ)の門前町。

  • JR身延駅<br /><br />駅前にあった地図で予習。<br /><br />中央・上に記された早川町 角瀬(すみせ)が、<br />最寄バス亭のある地区で、その下に 目的地・赤沢宿。<br /><br />地図には、身延山久遠寺と山岳信仰の霊山 七面山も。<br />記されてはいないが その間には、双方を結ぶ参道 <br />“身延往還”が通じ、赤沢宿は その身延往還最後の<br />宿場町という。

    JR身延駅

    駅前にあった地図で予習。

    中央・上に記された早川町 角瀬(すみせ)が、
    最寄バス亭のある地区で、その下に 目的地・赤沢宿。

    地図には、身延山久遠寺と山岳信仰の霊山 七面山も。
    記されてはいないが その間には、双方を結ぶ参道
    “身延往還”が通じ、赤沢宿は その身延往還最後の
    宿場町という。

  • JR身延駅 ・ 早川町営バス<br /><br /><br />身延駅 7時発のバス(奈良田温泉行き)に乗車。<br />1日に4便しかなく、これを逃がすと次は 11時台;。<br /><br />住民の利用は少なめで、時期によって登山客の利用が<br />多いそうだが、この日は 私ひとり貸切便。<br /><br />【 七面山登山口・赤沢入口 】 バス停まで乗車。

    JR身延駅 ・ 早川町営バス


    身延駅 7時発のバス(奈良田温泉行き)に乗車。
    1日に4便しかなく、これを逃がすと次は 11時台;。

    住民の利用は少なめで、時期によって登山客の利用が
    多いそうだが、この日は 私ひとり貸切便。

    【 七面山登山口・赤沢入口 】 バス停まで乗車。

  • 早川町営バス ・ 奈良田温泉行き<br /><br /><br />下部温泉駅経由のため、富士川を3度ほど渡る。<br /><br />車内では、観光バスも担当していたという<br />運転手さんが、赤沢宿についても教えてくれた。<br /><br />事前情報に乏しく、不安だった赤沢への山道という<br />道程も、運転手さんとの会話で なんとなく解消。

    早川町営バス ・ 奈良田温泉行き


    下部温泉駅経由のため、富士川を3度ほど渡る。

    車内では、観光バスも担当していたという
    運転手さんが、赤沢宿についても教えてくれた。

    事前情報に乏しく、不安だった赤沢への山道という
    道程も、運転手さんとの会話で なんとなく解消。

  • 早川町営バス<br /><br /><br />下部温泉 付近の風景、ここはまだ身延町。<br /><br />早川町営だが、40分弱は身延町内を走行。

    早川町営バス


    下部温泉 付近の風景、ここはまだ身延町。

    早川町営だが、40分弱は身延町内を走行。

  • 赤沢入口<br /><br /><br />狭い谷に入り、ようやく早川町へ。<br /><br />と、数分でバスは停車。この坂道を上って<br />いくんだよ、と言って 運転手さんは<br />バス停ではない赤沢の入口に、厚意で<br />降ろしてくれた。感謝。<br /><br />いよいよ、山道に いざ。

    赤沢入口


    狭い谷に入り、ようやく早川町へ。

    と、数分でバスは停車。この坂道を上って
    いくんだよ、と言って 運転手さんは
    バス停ではない赤沢の入口に、厚意で
    降ろしてくれた。感謝。

    いよいよ、山道に いざ。

  • 赤沢入口 → 赤沢集落<br /><br /><br />斜面に沿い続く 山道の先、<br />赤沢集落へは 約2kmの道程;<br /><br />終始 上り坂;;<br /><br />また、山肌を縫うようなクネクネさに、<br />乗用車も すれ違いが難しい 道の狭さ。<br /><br />ただ一本道なため、迷うことはない。

    赤沢入口 → 赤沢集落


    斜面に沿い続く 山道の先、
    赤沢集落へは 約2kmの道程;

    終始 上り坂;;

    また、山肌を縫うようなクネクネさに、
    乗用車も すれ違いが難しい 道の狭さ。

    ただ一本道なため、迷うことはない。

  • 赤沢入口 → 赤沢集落<br /><br /><br />ぜぇぜぇ歩くこと 20分。<br /><br />木々の切れ間に見えた谷は、遥か遠くへ。<br /><br />眼下に見えるのは、七面山 登山口への道と、<br />七面山に源をもつ 春木川(富士川>早川の支流)。<br /><br />赤沢は、春木川右岸の標高500〜600メートルに<br />かけての急斜面に、集落が形成されているという。

    赤沢入口 → 赤沢集落


    ぜぇぜぇ歩くこと 20分。

    木々の切れ間に見えた谷は、遥か遠くへ。

    眼下に見えるのは、七面山 登山口への道と、
    七面山に源をもつ 春木川(富士川>早川の支流)。

    赤沢は、春木川右岸の標高500〜600メートルに
    かけての急斜面に、集落が形成されているという。

  • 赤沢入口 → 赤沢集落<br /><br /><br />晴れてはいるものの、雲のかかる空模様。<br /><br />また朝とあってか、雲も低く 山みちを<br />通っていた。それがまた神々しい。

    赤沢入口 → 赤沢集落


    晴れてはいるものの、雲のかかる空模様。

    また朝とあってか、雲も低く 山みちを
    通っていた。それがまた神々しい。

  • 赤沢(早川町)<br /><br /><br />のんびり歩くこと約50分、<br /><br />暑くもなってきて すっかり牛の歩みに<br />なっていた頃、ようやく 辺りが ひらけ、<br />こつ然と赤沢集落が!<br /><br />集落の背後にも、1000メートル級の<br />山々が そびえる。

    赤沢(早川町)


    のんびり歩くこと約50分、

    暑くもなってきて すっかり牛の歩みに
    なっていた頃、ようやく 辺りが ひらけ、
    こつ然と赤沢集落が!

    集落の背後にも、1000メートル級の
    山々が そびえる。

  • 赤沢(早川町)<br /><br /><br />集落の入口にあった案内板。<br /><br />赤沢は平成5年、国の“重要伝統的<br />建造物群保存地区”の選定を受けた。

    赤沢(早川町)


    集落の入口にあった案内板。

    赤沢は平成5年、国の“重要伝統的
    建造物群保存地区”の選定を受けた。

  • 赤沢宿<br /><br />集落の歴史は古く、<br />平安時代後期から 先人が住んだ<br />と いわれているという。<br /><br />身延山から七面山へ向かう参詣客が<br />泊まる宿場として、明治から大正に<br />かけて最盛期を迎えた 赤沢宿。<br /><br />江戸後期から残されている、木造の<br />民家や旅館が30戸ほどあり、<br />斜面に その佇まいをみせている。

    赤沢宿

    集落の歴史は古く、
    平安時代後期から 先人が住んだ
    と いわれているという。

    身延山から七面山へ向かう参詣客が
    泊まる宿場として、明治から大正に
    かけて最盛期を迎えた 赤沢宿。

    江戸後期から残されている、木造の
    民家や旅館が30戸ほどあり、
    斜面に その佇まいをみせている。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 大阪屋旅館<br /><br /><br />威風堂々ぶりが、集落の中でも<br />ひと際 存在感を放つ 旧旅館。<br /><br />役目を終えた現在も、住人が<br />住んでいるようす。

    赤沢宿 ・ 大阪屋旅館


    威風堂々ぶりが、集落の中でも
    ひと際 存在感を放つ 旧旅館。

    役目を終えた現在も、住人が
    住んでいるようす。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />隠れ宿‥‥かのごとく、山々に囲まれた<br />山腹に ひろがる赤沢宿。<br /><br />写真左手には、七面山(1989m)<br />の山並み。まさに 眺望絶佳〜

    赤沢宿


    隠れ宿‥‥かのごとく、山々に囲まれた
    山腹に ひろがる赤沢宿。

    写真左手には、七面山(1989m)
    の山並み。まさに 眺望絶佳〜

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br />ひな壇状に 家々が並ぶ光景。<br /><br />ひな壇ごとの高低差も相当なもの、<br /><br />宿場町は、平地の街道の両側に<br />旅籠が連なる‥そんなイメージが<br />強いから、新鮮そのもの。

    赤沢宿

    ひな壇状に 家々が並ぶ光景。

    ひな壇ごとの高低差も相当なもの、

    宿場町は、平地の街道の両側に
    旅籠が連なる‥そんなイメージが
    強いから、新鮮そのもの。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br />このような山腹の地に、集落が<br />形成されることは珍しいが それは、<br />七面山の参詣客増加に起因。<br /><br />家康の側室・お万の方が“白糸の滝”<br />で身を清めて参拝したことから、<br />女人禁制が解かれたこともあり、<br />ピーク時には年間参詣客30万人超にも。<br /><br />そうした“講”の 束の間の宿場として、<br />七面山を望む この地に築かれた。 <br /><br />写真の上の方へも、まだ集落は続いている。

    赤沢宿

    このような山腹の地に、集落が
    形成されることは珍しいが それは、
    七面山の参詣客増加に起因。

    家康の側室・お万の方が“白糸の滝”
    で身を清めて参拝したことから、
    女人禁制が解かれたこともあり、
    ピーク時には年間参詣客30万人超にも。

    そうした“講”の 束の間の宿場として、
    七面山を望む この地に築かれた。

    写真の上の方へも、まだ集落は続いている。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 宿の駅清水屋<br /><br /><br />旧大阪屋旅館と 並び建つ<br />清水屋 (旧旅館)。<br /><br />現在は “宿の駅清水屋”として、<br />建物内部を開放する 休憩処に。<br /><br />が、イベント準備中のこの日は<br />内部に入れず‥残念;;<br />

    赤沢宿 ・ 宿の駅清水屋


    旧大阪屋旅館と 並び建つ
    清水屋 (旧旅館)。

    現在は “宿の駅清水屋”として、
    建物内部を開放する 休憩処に。

    が、イベント準備中のこの日は
    内部に入れず‥残念;;

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />山間ゆえ、<br /><br />目に映る 家々や旅籠の どの背景にも、<br /><br />彩りを添える みどり。

    赤沢宿


    山間ゆえ、

    目に映る 家々や旅籠の どの背景にも、

    彩りを添える みどり。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />はっとする程の急斜面・深き緑が<br />つつみ隠すように 佇む集落。<br /><br />畑などが一体的に ひろがる<br />宿場町景観も、新鮮でいい。

    赤沢宿


    はっとする程の急斜面・深き緑が
    つつみ隠すように 佇む集落。

    畑などが一体的に ひろがる
    宿場町景観も、新鮮でいい。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />朝にかけて雨が少し降った<br /><br />と住民の方が教えてくれた。<br /><br />大正生まれという、そのおばぁさん<br />からしても、今夏は 雨が降らない<br />異常気象らしい。

    赤沢宿


    朝にかけて雨が少し降った

    と住民の方が教えてくれた。

    大正生まれという、そのおばぁさん
    からしても、今夏は 雨が降らない
    異常気象らしい。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />静けさにも包まれた 集落を<br />のんびり歩く。<br /><br />ひな壇、中段の一角に。

    赤沢宿


    静けさにも包まれた 集落を
    のんびり歩く。

    ひな壇、中段の一角に。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 身延往還石畳<br /><br /><br />狭い 石畳の道に沿って、<br />旅籠や家々が軒を連ねる光景。<br /><br />この石畳が、参道・“身延往還”。<br /><br />賑わいに変化はあったものの、<br />この景色たたずまいは、もう何年も<br />変わらぬままなんだろうな‥。

    赤沢宿 ・ 身延往還石畳


    狭い 石畳の道に沿って、
    旅籠や家々が軒を連ねる光景。

    この石畳が、参道・“身延往還”。

    賑わいに変化はあったものの、
    この景色たたずまいは、もう何年も
    変わらぬままなんだろうな‥。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />宿場町と向かい合って そびえる、<br />山岳信仰の霊山 ・七面山。<br /><br />参詣客は ここから一旦 谷へ下り、<br />七面山を登詣する。

    赤沢宿


    宿場町と向かい合って そびえる、
    山岳信仰の霊山 ・七面山。

    参詣客は ここから一旦 谷へ下り、
    七面山を登詣する。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 妙福寺<br /><br />七面山の鍵を預かった由緒あるお寺。<br /><br />もとは、真言宗のお寺だったそうだが<br />1297年、日蓮上人の弟子らが七面山<br />登詣の際に、一夜の宿を求めたのが機縁と<br />なり、時の住職は 村人と共に改宗を決意<br />されたのだそう。<br /><br />更に心を惹きつけたのは、本堂と子安八幡堂<br />を結ぶ小さな 屋根付き渡り廊下。。<br />渡ってみたい衝動を、抑えておさえて;

    赤沢宿 ・ 妙福寺

    七面山の鍵を預かった由緒あるお寺。

    もとは、真言宗のお寺だったそうだが
    1297年、日蓮上人の弟子らが七面山
    登詣の際に、一夜の宿を求めたのが機縁と
    なり、時の住職は 村人と共に改宗を決意
    されたのだそう。

    更に心を惹きつけたのは、本堂と子安八幡堂
    を結ぶ小さな 屋根付き渡り廊下。。
    渡ってみたい衝動を、抑えておさえて;

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />旅籠と 七面山と。<br /><br />バスの運転手さんが、妙福寺 界隈の<br />風景を オススメとして教えてくれた。<br />

    赤沢宿


    旅籠と 七面山と。

    バスの運転手さんが、妙福寺 界隈の
    風景を オススメとして教えてくれた。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br />妙福寺の すぐ側に残る旧旅館(両国屋)。<br /><br />宿場の賑わいも昭和の初めまでで、七面山<br />登山口までの車道が完成すると、客足は<br />遠のいたのだそう。<br /><br />往時、全38戸のうち9軒あった旅籠、<br />現在も営業を続けるのは わずか1軒のみに。<br />ただ、7軒の建物が現存。<br /><br />今の光景からは信じがたいが、ピーク時には<br />旅籠では収容しきれず、近隣の民家にまで<br />参詣客が宿泊したという。

    赤沢宿

    妙福寺の すぐ側に残る旧旅館(両国屋)。

    宿場の賑わいも昭和の初めまでで、七面山
    登山口までの車道が完成すると、客足は
    遠のいたのだそう。

    往時、全38戸のうち9軒あった旅籠、
    現在も営業を続けるのは わずか1軒のみに。
    ただ、7軒の建物が現存。

    今の光景からは信じがたいが、ピーク時には
    旅籠では収容しきれず、近隣の民家にまで
    参詣客が宿泊したという。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 大黒屋<br /><br /><br />この建物も、妙福寺の側に残る旧旅館。<br /><br />と、軒下には、文字が記された <br />古めかしい板が並んでいて・・・

    赤沢宿 ・ 大黒屋


    この建物も、妙福寺の側に残る旧旅館。

    と、軒下には、文字が記された
    古めかしい板が並んでいて・・・

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 大黒屋<br /><br />赤沢宿は、信仰を同じくする集団 “講”の<br />定宿だったことから、【講中宿】とも<br />呼ばれるそう。<br /><br />自分たちの“講”の定宿であることを<br />示すため、旅籠に残したもの‥‥<br />それが 写真の“講中札”。<br /><br />通称「板マネギ」ともいい、旅籠の軒下に<br />ずらりと 並ぶ。

    赤沢宿 ・ 大黒屋

    赤沢宿は、信仰を同じくする集団 “講”の
    定宿だったことから、【講中宿】とも
    呼ばれるそう。

    自分たちの“講”の定宿であることを
    示すため、旅籠に残したもの‥‥
    それが 写真の“講中札”。

    通称「板マネギ」ともいい、旅籠の軒下に
    ずらりと 並ぶ。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />身延往還石畳を歩いて、さらに<br /><br />集落の山上の方へ。

    赤沢宿


    身延往還石畳を歩いて、さらに

    集落の山上の方へ。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />山上から 赤沢宿を眺めて。<br /><br />

    赤沢宿


    山上から 赤沢宿を眺めて。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />斜面に築かれた 独特な宿場風景に、<br />思わず息をのむ。

    赤沢宿


    斜面に築かれた 独特な宿場風景に、
    思わず息をのむ。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />七面山を見上げて。

    赤沢宿


    七面山を見上げて。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />赤沢宿のはずれ、<br /><br />石畳は 急斜面をジグザグと、また<br />ひっそりと東の身延山へと延びていた。<br /><br />すると、谷の方か、七面山の方から<br />お経のような声や太鼓?の音が<br />響き聞こえてきて・・

    赤沢宿


    赤沢宿のはずれ、

    石畳は 急斜面をジグザグと、また
    ひっそりと東の身延山へと延びていた。

    すると、谷の方か、七面山の方から
    お経のような声や太鼓?の音が
    響き聞こえてきて・・

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />長閑な山間に、規則的に響くその声を<br />なんだか不思議に感じつつ 気付けば、<br /><br />時計の針が 11時に近づいていたので、<br /><br />町歩きの他に、もう一つ愉しみにしていた<br />ものを求め、風流な坂道の一角を下る。

    赤沢宿


    長閑な山間に、規則的に響くその声を
    なんだか不思議に感じつつ 気付けば、

    時計の針が 11時に近づいていたので、

    町歩きの他に、もう一つ愉しみにしていた
    ものを求め、風流な坂道の一角を下る。

    赤沢宿 名所・史跡

  • そば処 武蔵屋<br /><br />集落唯一の食事処のお蕎麦屋さん。<br />(そして、土・日祝日のみ営業;)<br /><br />11時となり、さっそく入店。(〜15時)<br /><br />のんびりな おばぁさん方に迎えられ、<br />座敷席に落ち着く。歩き疲れた足を伸ばせて、<br />やすらぐ〜。ざるそばと季節の野菜天ぷらを注文。<br /><br />客・私ひとりの店内・・、でも、セミの鳴き声と<br />そば打ち(切り)の規則的な音、台所から聞こえてくる<br />おばぁさん達の話し声で 退屈なんかせず。。<br /><br />“これいいんでない”とか、“この かぼちゃ<br />傷んでる〜”と、天ぷらの材料選びの話し合い<br />のようで(苦笑) 。ココロ和む ひと時。

    そば処 武蔵屋

    集落唯一の食事処のお蕎麦屋さん。
    (そして、土・日祝日のみ営業;)

    11時となり、さっそく入店。(〜15時)

    のんびりな おばぁさん方に迎えられ、
    座敷席に落ち着く。歩き疲れた足を伸ばせて、
    やすらぐ〜。ざるそばと季節の野菜天ぷらを注文。

    客・私ひとりの店内・・、でも、セミの鳴き声と
    そば打ち(切り)の規則的な音、台所から聞こえてくる
    おばぁさん達の話し声で 退屈なんかせず。。

    “これいいんでない”とか、“この かぼちゃ
    傷んでる〜”と、天ぷらの材料選びの話し合い
    のようで(苦笑) 。ココロ和む ひと時。

  • そば処 武蔵屋<br /><br /><br />お店は、高台に立地しているから、<br />お蕎麦と 見下ろす眺望も味わいながら。<br /><br />蕎麦はもともと、参詣客に ふるまわれて<br />いたという(巡礼そば)。<br /><br />昭和後期で一旦、お店は無くなったものの、<br />巡礼そばの味復活を目指す、地元の女性中心の<br />グループが結成され、晴れて平成17年に開業。<br /><br />そんな想いも込められた、打ち立ての<br />お蕎麦に舌鼓。<br /><br />茄子、椎茸の天ぷらに、大きな野菜かき揚げは<br />ちょうどいい衣具合。かぼちゃに こんにゃく、<br />お漬物等の小鉢も付いていて、空腹に沁みる〜<br /><br />“素朴”という言葉が ぴったりな、<br />おばぁさんの味に浸れ 口福。

    そば処 武蔵屋


    お店は、高台に立地しているから、
    お蕎麦と 見下ろす眺望も味わいながら。

    蕎麦はもともと、参詣客に ふるまわれて
    いたという(巡礼そば)。

    昭和後期で一旦、お店は無くなったものの、
    巡礼そばの味復活を目指す、地元の女性中心の
    グループが結成され、晴れて平成17年に開業。

    そんな想いも込められた、打ち立ての
    お蕎麦に舌鼓。

    茄子、椎茸の天ぷらに、大きな野菜かき揚げは
    ちょうどいい衣具合。かぼちゃに こんにゃく、
    お漬物等の小鉢も付いていて、空腹に沁みる〜

    “素朴”という言葉が ぴったりな、
    おばぁさんの味に浸れ 口福。

  • 赤沢宿<br /><br /><br />そば処武蔵屋 前の一角、人見知り?<br />な住人との出会い。<br /><br />お蕎麦を食べて 帰り際、お店の方に<br />“抱いた不思議”を 尋ねた。<br /><br />響き聞こえてくるのは、“講”の方々の<br />やはりお経なのだそう。350人もの<br />“講”が、七面山を登詣されている<br />最中とのことで・・不思議が解消。<br /><br />また、旧大阪屋旅館の敷地内には<br />“赤沢資料館”があるから、ご覧に<br />なってください、と教えて頂いた。

    赤沢宿


    そば処武蔵屋 前の一角、人見知り?
    な住人との出会い。

    お蕎麦を食べて 帰り際、お店の方に
    “抱いた不思議”を 尋ねた。

    響き聞こえてくるのは、“講”の方々の
    やはりお経なのだそう。350人もの
    “講”が、七面山を登詣されている
    最中とのことで・・不思議が解消。

    また、旧大阪屋旅館の敷地内には
    “赤沢資料館”があるから、ご覧に
    なってください、と教えて頂いた。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿<br /><br /><br />さっそく、旧大阪屋旅館に。

    赤沢宿


    さっそく、旧大阪屋旅館に。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 大阪屋旅館<br /><br /><br />門をくぐり、お邪魔させていただく‥

    赤沢宿 ・ 大阪屋旅館


    門をくぐり、お邪魔させていただく‥

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 大阪屋旅館<br /><br /><br />なまこ壁の蔵と主屋の間を<br />抜けると、赤沢資料館が。<br /><br />敷地内そのものが、まさに<br />資料館のよう。

    赤沢宿 ・ 大阪屋旅館


    なまこ壁の蔵と主屋の間を
    抜けると、赤沢資料館が。

    敷地内そのものが、まさに
    資料館のよう。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 ・ 赤沢資料館<br /><br /><br />資料館の軒下、和傘が並ぶ。<br /><br />年季の入ったそれらには、“江戸屋”の文字。<br /><br />江戸屋旅館で 使用されたものでしょうか。

    赤沢宿 ・ 赤沢資料館


    資料館の軒下、和傘が並ぶ。

    年季の入ったそれらには、“江戸屋”の文字。

    江戸屋旅館で 使用されたものでしょうか。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢資料館<br /><br /><br />お蕎麦屋さんの方に聞いた通り、電気の<br />スイッチを押すものの 明かりはつかず;<br /><br />集落における、自給的生活で重宝された<br />品々が所狭しと並ぶ。<br /><br />来訪者は少ない様相で・・;

    赤沢資料館


    お蕎麦屋さんの方に聞いた通り、電気の
    スイッチを押すものの 明かりはつかず;

    集落における、自給的生活で重宝された
    品々が所狭しと並ぶ。

    来訪者は少ない様相で・・;

  • 赤沢宿 ・ 江戸屋旅館<br /><br />最後に、集落入口にかまえる 現役旅館・<br />江戸屋を じっくり目に焼きつける。<br /><br />9軒あった旅籠も、6軒、3軒‥と徐々に<br />減り、現在は この江戸屋旅館のみに。<br /><br />木造の大きな主屋と、蔵に記された書体が<br />目を惹く。

    赤沢宿 ・ 江戸屋旅館

    最後に、集落入口にかまえる 現役旅館・
    江戸屋を じっくり目に焼きつける。

    9軒あった旅籠も、6軒、3軒‥と徐々に
    減り、現在は この江戸屋旅館のみに。

    木造の大きな主屋と、蔵に記された書体が
    目を惹く。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 江戸屋旅館<br /><br /><br />嬉しいことに、89歳という女将さんに、<br />旅館内部を少し案内頂けた。ありがたい。<br /><br />女将さんで27代目、この建物は<br />明治8年改築のものだそう。

    江戸屋旅館


    嬉しいことに、89歳という女将さんに、
    旅館内部を少し案内頂けた。ありがたい。

    女将さんで27代目、この建物は
    明治8年改築のものだそう。

  • 江戸屋旅館<br /><br /><br />広い客間、そして座敷の2辺を囲む<br />周り土間が 特徴の造り(前写真参照)。これは、<br />大勢の参詣客が一斉に、わらじを脱いで<br />お座敷にあがれるように、との理由だそう。<br /><br />元々は武士の家系だそうで、お家に 鎧が<br />残っているそう。<br /><br />その後、長野での7代を経て、この地で旅館を継承。<br /><br />建物は、何回変わったか わからないほどだそう。

    江戸屋旅館


    広い客間、そして座敷の2辺を囲む
    周り土間が 特徴の造り(前写真参照)。これは、
    大勢の参詣客が一斉に、わらじを脱いで
    お座敷にあがれるように、との理由だそう。

    元々は武士の家系だそうで、お家に 鎧が
    残っているそう。

    その後、長野での7代を経て、この地で旅館を継承。

    建物は、何回変わったか わからないほどだそう。

  • 江戸屋旅館<br /><br /><br />参詣客で賑わっていた、往時の写真と<br />ともに、思い出話を聞かせて頂いた。<br /><br />その中で、戦争が終わったのは <br />女将さんが二十歳の頃で‥。<br /><br />「青春は無かった」、と静かに<br />おっしゃったのが 印象に残る。

    江戸屋旅館


    参詣客で賑わっていた、往時の写真と
    ともに、思い出話を聞かせて頂いた。

    その中で、戦争が終わったのは
    女将さんが二十歳の頃で‥。

    「青春は無かった」、と静かに
    おっしゃったのが 印象に残る。

  • 赤沢宿<br /><br />奥に建つのが、内部を見させて頂いた<br />江戸屋旅館、手前の大きな屋根が<br />赤沢資料館が敷地内に建つ、旧大阪屋旅館。<br /><br />大きな構えゆえ、まるで並んでいるかのよう。<br /><br />その昔 両旅館で、永六輔氏の講演会が開催<br />されたそうで、その中、「東京と大阪間の距離は<br />500kmあるが、ここは100mしかなく、<br />非常に短く近い距離なので『日本一短い東海道』<br />だ!」と 話したそうで。<br /><br />案内誌にも、“日本一短い東海道”という文字が、<br />なんとも誇らしげに 記されていた。

    赤沢宿

    奥に建つのが、内部を見させて頂いた
    江戸屋旅館、手前の大きな屋根が
    赤沢資料館が敷地内に建つ、旧大阪屋旅館。

    大きな構えゆえ、まるで並んでいるかのよう。

    その昔 両旅館で、永六輔氏の講演会が開催
    されたそうで、その中、「東京と大阪間の距離は
    500kmあるが、ここは100mしかなく、
    非常に短く近い距離なので『日本一短い東海道』
    だ!」と 話したそうで。

    案内誌にも、“日本一短い東海道”という文字が、
    なんとも誇らしげに 記されていた。

    赤沢宿 名所・史跡

  • 赤沢宿 → 赤沢入口<br /><br /><br />帰りのバス時間14時半が 迫り‥<br />気づけば、歩いて回れる小さな集落に<br />5時間近く滞在していて。それでもなお、<br />佇んでいたいという感覚が止まず‥。思えば、<br /><br />入口の看板に記された“やすらぎの里”と<br />いうコトバ。その通り、安らぎにも似た空気に<br />包まれていたのかもしれません。<br /><br />そんな思いを振り切り、帰路は上りと打って変わり <br />軽快に。と、中間あたりで 一台の車が停まり‥<br />“乗ってかないかい”、というお言葉に甘えて。<br />地元の方かと思えば、神奈川からというご夫婦。<br /><br />赤沢宿へは リピーターだそうで、今回はあの、<br />武蔵屋のお蕎麦だけを目的に、山梨入りしたのだそう。<br />奥様の提案に、3時間かけて運転してきた旦那さん‥<br />おふたりの、互いに投げかける ちょっぴり強めな<br />ツッコミも交じった会話を聞きながら、仲の良さに<br />心が ほんわか暖かくなった ひと時。旅先のオススメ<br />など、会話に花が咲き 結局、身延駅まで送って頂いた<br />のでした。出会いにも多く恵まれ、やすらぎに包まれた<br />旅日和に。

    赤沢宿 → 赤沢入口


    帰りのバス時間14時半が 迫り‥
    気づけば、歩いて回れる小さな集落に
    5時間近く滞在していて。それでもなお、
    佇んでいたいという感覚が止まず‥。思えば、

    入口の看板に記された“やすらぎの里”と
    いうコトバ。その通り、安らぎにも似た空気に
    包まれていたのかもしれません。

    そんな思いを振り切り、帰路は上りと打って変わり
    軽快に。と、中間あたりで 一台の車が停まり‥
    “乗ってかないかい”、というお言葉に甘えて。
    地元の方かと思えば、神奈川からというご夫婦。

    赤沢宿へは リピーターだそうで、今回はあの、
    武蔵屋のお蕎麦だけを目的に、山梨入りしたのだそう。
    奥様の提案に、3時間かけて運転してきた旦那さん‥
    おふたりの、互いに投げかける ちょっぴり強めな
    ツッコミも交じった会話を聞きながら、仲の良さに
    心が ほんわか暖かくなった ひと時。旅先のオススメ
    など、会話に花が咲き 結局、身延駅まで送って頂いた
    のでした。出会いにも多く恵まれ、やすらぎに包まれた
    旅日和に。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • chiinaさん 2013/10/11 12:10:21
    凄い!!
    tokotoko様

    始めまして。

    以前友人が赤沢宿へ家族と日帰りで行ってきたとの話を

    真摯に聞いていなかった私。

    写真も何枚も見せては頂いたのですが…。

    tokotoko様の旅行記を拝見して

    友人の感動をその時に汲み取れなかった私に猛省。

    素晴らしい集落の景色と素朴な方々の生活が手に取るように伝わり

    感動!!

    何時の日か絶対訪れてみたいと思いました。

    素晴らしい感動を有難うございます。

    chiinaより

    tokotoko

    tokotokoさん からの返信 2013/10/12 02:17:08
    RE: はじめまして☆
    chiinaさま

    こんばんは。ご覧くださり、誠にありがとうございます。

    友人のお話、その時は興味の向く先が違ったのでしょうか‥。
    聴く音楽の嗜好に変化があるように、旅先・目的もその時々で
    変わりますよね。

    赤沢宿、私が訪ねたのは土曜日でしたが、観光客は数えるほどで
    ゆっくり散策できました。その素朴さもまた魅力ですね。もう引退した
    旅籠ばかりなのですが、廃墟感は微塵も無く、住民による整備の手が
    行き届いているところが なおのこと良しでした。歩き応え十分ですので
    ぜひとも。

    ちなみに、ご存知かもしれませんが、早川町には秘湯・奈良田
    温泉や西山温泉等、温泉も充実しているようです。

    私は、chiinaさん旅行記での川魚専門料理店との やりとりに
    驚愕です・・;。 そして、デジカメおめでとうございます!
    お父様の益々のご快復を心よりお祈り申し上げます。

    tokotokoより

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