夏空に真っ白な雲が アルプシュピッツェでハイキング ～ ドイツ山岳地方ドライヴと山歩き【後編】

2013/09/04 - 2013/09/04

Zugspitze（ツークシュピッツェの山頂駅）から
ロープウエイと登山電車を乗り継いで
Alpspitze （２，６２８m）を臨む
展望台へ行き　またまた
ロープウエイと登山電車を乗り継いで
ガルミッシュ・パルテンキルヘン駅
へ帰る　大満足の一日でした。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Zugspitze（ツークシュピッツェの山頂駅）から
ロープウェイで一気にEibsee（アイブ湖）駅まで
降りてきました。
ロープウェイから今度は登山電車に乗り換えます。
ロープウェイと登山電車の駅は目の前に見えます。
歩いて数分。
〈１２：１５分発〉

ZugspitzeとEibseeの位置関係を
確かめて
これから登山電車で向かう所は
Kreuzeck-Alpspitzbahn駅です。

乗客の皆さんが電車に乗り込んだ後のホーム。
こんな風景に旅空を感じてしまいます。

２本のレールの中に
ラックレール（ギザギザしたもの）
とピニオンギア（車両の歯車）を噛み合せて
急勾配を電車が登っていくのですね。
小学生の時分には
たしかアブト式と習ったような気がします。

麓の駐車場に停車中の
車のフロントガラスにも
太陽光線が☆☆☆キラキラ！

こんなチロル風景の中を電車は
ゆったりと
走って行きます。

車窓の風景を見ながら
♪ ♪ ♪ ♪ ♪

ログハウスに
オーディオセットと大型TVと
気に入りのDVDを持ち込んで
DIYで 無垢材の本棚を設置。

その前に大きくって ゆったりとした
椅子を置き 珈琲豆をガラガラと挽いて
本を読んだり音楽を聴いたり

朝夕には緑の中を散歩をして

週末になると
車を走らせ街に出かけてゆき
珈琲豆と新刊書や雑誌
それに食料品などを買い込んで
戻ってくると
煙突から白い煙が
ゆらゆらと立ち登っていて
今夜は友人たちと夕食の
テーブルを共にする日だ
♪♪♪♪♪

そんなことを
夢想 していました。

「ニヤニヤ楽しそうにして何を考えて
いたの？」
「オーディオセット？まして、大型TVですって！
せっかく自然の中で暮らそうとしている人たち
が住んでいるところで・・・」

「いいだろぅ。 こんなささやかな夢だって
いつもの都会の喧騒の中ではみられないンだからサ」

「あら、摩天楼好き！って言ってるのは
どこの誰よ（笑）」

「・・・・・」

♪何色もの緑♪

走り出した登山電車の車窓

登山電車は途中Grainau駅の
ホームで乗り換え
目指す
Kreuzeck-Alpspitzbahn駅に着きました。
〈１２：３７分着〉

山肌が青空にクッキリと
こんない〜い天気に
ここでも、また感謝をしました。

登山電車駅とロープウェイ駅は
ここも、目の前。

Kreuzeck駅

立て看板でここでも
位置確認をしておきますか。

ロープウェイで
Alpspitzeを臨み岩山にせり出した
展望台のあるAlpspixへ向かいます。

登山電車で通ってきた
牧場（まきば）を見ながら
高度を上げてゆきます。

こんな風景もわたしにとっては
絶景！

森に抱かれたログハウスも
陽射しを浴びて輝いていました。

絵本を見ているような
風景でした。

ぐぁ〜ん・ぐぁ〜ん
とロープウェイは一気に

ロープウェイ駅に降りると
そこは、天空のテラスでした。

オスターフェルダーコプフ
着は丁度１３：００でした。

あの山々が
オーストリアとの国境線

山々を見渡す
展望テラスレストラン

ここでも ゆっくりとしたかったなぁ。

絶景を臨むレストラン

いよいよ岩山にせり出した展望台を
目指し歩いて行きます。

ひぇ〜！

アルプスの山頂から
麓の街まで
飛び込んでくる！

Alpspitze （２，６２８m）を
臨みます。

迫力の岩山。
ドイツとオーストリアに立ち塞がる
アルプス！
絶景でした。

足元は太い金網状態
下まで
透けて見えています。
お〜う！　恐！

麓の街は
昨夜泊まった
ガルミッシュ・パルテンキルヘン。

ラスベガスのストラスフィアホテルの屋上
にあるライド〈XーStream 〉
エックス・ストリームと
どちらが最初に出来たのやら（笑）

皆んな高い所が好きなンだね。
怖い・怖い
と言いながら 私も好きです。（笑）

歩いてこそのこの道を！

登山電車で通りかかった
麓の小さな街の小さなホテルに
泊まって ハイキングしている
人たちを沢山みました。
そんな旅も憧れるなぁ。

歩いている人がアリさんのよう
に見えます。

陽射しがたっぷりで
気持ちの良い日です。

絶景を臨むレストランを

正面にドイツとオーストリアを
またいだアルプスの岩山がくっきりと

実はランチを
まだ食べていませんでした。

この先にあるホテルでしょうと
思っていましたが ここの
絶景レストランでもいいかな
と、やって来たスタッフの方に
「カード使える？」

と聞きました。
すると、残念ここもキャシュオンリー
とのことで、このまま丘の上に建つという
ホテルまで行くことにしました。

ロープウェイ乗り場まで２分程歩いて
Hochalmまで 又ロープウェイに
乗ります。

遠〜く ガルミッシュ・パルテンキルヘン
の街を臨みます。

気持ち良さそう！

もう少し時間があれば
飛んでみたいのだけれど

時間が欲しい等と
贅沢は言わないことにします。

今回のロープウェイは
下りのロープウェイです。

中継地にある山まで行きます。

Hochalm ロープウェイ駅に着きました。

ここでも立て看板で位置確認を
して と。

ロープウェイで下ってきたとはいえ
ここも１０００数百mはある山の頂
風景を楽しみながら
ランチをする人や休憩をする人たち
「こっち こっち い〜い眺めだぜぇ」
と手招きしてピースサインをしてくれる。
山の仲間は ♪フレンドリー♪

お二人が風景の中に溶け込んでいるよう。

一枚の絵を見ているような感じがしました。

お二人はこの風景を
楽しんでいました。

これからあの向こうに見える
山の中にあるホテルまで歩きます。

ここでも目の前に広がる風景を
ゆっくりと楽しんでいる人がいました。

ホテルがだんだん近くになってきました。

少し坂道もあります。

ほんとうに素敵なハイキングコースです。

山道の途中で
なにやら楽しそうにしている人たちを
見かけました。

映画「パイレーツ・オブカリビアン」の
海賊船に積んであるような
大きな木製の箱。

「コロコロバイキング」
いやぁ〜　楽しい　
こんな所にコロコロバイキングを
設置している
ドイツ人の遊び心 っていいなぁ〜。

それを
夢中でコロコロ 転がしている人。
思わず微笑んでしまう光景でした。

山の見える角度が少しずつ
変わってきます。

お腹もグウ〜！ グウ〜！
ですがもう少しでホテルです
歩こう。

「グーテンターク！」
笑顔が溢れていていいなぁ。

マウンテンバイクで
走っている人もたくさん見かけました。

テラス席からの眺めを期待し
やってきたホテルがここです。

期待通りの絶景テラスレストラン
でした。

いい位置に席を案内して
いただけました。

と、ところがです（汗）。
まさか、ホテルなのに ここでも
キャシュオンリーでした。

仕方がない。
家人は、ビール
私は、コーヒーで
が・ま・ん！

４０分程休憩後
１４：５０分
最後の下りのロープウェイ駅
まで歩きます。

下りのロープウェイが見えてきました。
ここまでのロープウェイは
同じ所は通らず
ぐるりと回るコースにしました。

ロープウェイのKreuzeck駅舎

今度は４〜５人乗りくらい
の可愛いカプセル型です。

スキー場にあるやつです
って
ここはスキー場

今日一日で何度も
ロープウェイに乗りましたが
全部コースは違うので

眺める景色も違い
それだけでも
ゴールデンコースでした。

ツークシュピッツエ＆アルプシュピッツエ
　　「周遊のコンビチケット」
　　６１ユーロ（およそ８３００円）

これ１枚で朝の登山電車から
ここまでの乗り物
全コース乗る事ができました。

Kreuzeck駅から今度は
登山電車で
ガルミッシュ・パルテンキルヘン駅
まで行くつもりでしたが待ち合せ時間が
４０分程あり　駅前に出てみたらバスが
停まっていたのでガルミッシュに行きたい
のですがと聞いたらラッキーにも「通るよ！」
と言うことで更には料金を払おうとしたら
「ロープウエイのチケットがあるならそれで
いいよ」と言われました。

ガルミッシュの街までは１５分くらいで
着き。ホテル近くの大きな（１階と地下もある）
スーパーでATMからユーロを引き出し
思いの他少なくなってきたSDカード
８GBを１枚（種類はこれだけでした。）
ユーロ１１.４９（およそ１５６０円）
買い足しました。

結局ランチは車の中ですることにして
スーパーでサンドイッチと
ハムとオレンジジュースを買いました。

スーパーでは、カードはドイツ銀行のカード
以外は使えないとのことでした。
そう言えば、ハンブルグのSバーンのチケット
もドイツ銀行のカード以外は使えませんでした。

ホテルの駐車場を出発したのが１６：００でした。

少ししてから助手席に
チラッと目をやって
見たら
疲れとランチビールで　
夢の中のようでした。

ランチを車中でした分
時間に余裕が出来たので
予定を前倒しして
「リンダーホフ城」
（ルードリッヒ2世の暮らした城）
へ向かいました。
１７：００着　１７：３０開始の
今日最後の城内ツアーに間に合いました。

深い森の木立の中に立つ
「リンダーホフ城」
を出発したのが１８：３０

今夜のホテルのあるオーバーアマガウの
街の入口に入ってきました。
ここでまた、ホテル名を言って聞いてみる
ことにしました。

陽が陰ってきました。
通りのオープンエアのレストランでは
もうディナータイムに入っているよう
でした。
こういった小さな街のホテルに
泊まってみたいと思っていたのでした。

こんな風に車を所々で
停まりながらきましたが
今夜は暗くなる前までにホテルに
着けるのだろうか。（笑）
でも、オーバーアマガウの街に入ってきたの
ですから♪♪♪

心はずむ楽しい日々を！
　　またお会いしましよう。　　
　　　　　　２０１３年９月３０日　最終P記す。

この旅行記へのコメント （6）

• satさん 2013/10/06 18:37:38

  そういえば！もちろん歩かなかったけれど・・・

  あの街からさん　こんばんは。
  
  そうそう、バンクーバーにも、キャピラノ渓谷なる場所に
  「クリフウォーク」というスリル満点のガラス製歩道がありましたよ。
  
  「お〜う！　恐！」
  
  あの街からさんなら軽々歩けそうな気がしますが（笑）
  
  sat

  あの街からさん からの返信 2013/10/06 21:44:13

  RE: お〜う！恐！が　やがて快感に変わる日が！

  satさん　今晩は。
  
  渓谷に架かるガラスの橋ですって！
  渡ってみたいなぁ〜！
  こうなれば、早く　バンクーバーのキャピラノ渓谷なる場所にあるという
  「クリフウォーク」の画像が載った
  satさんの「バンクーバー」編を見たくなってきました。
  来年のマイアミ＆キーウエスト編まで
  ♪予約しておこうっと！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの街から
  
  
  

• 天野川さん 2013/10/05 01:15:52

  写真を見るだけで心が洗われる

  あの街からさん
  
  こんばんは。
  写真だけで伝わって来ますね。
  素晴らしい景色って、それだけで心が洗われます。
  よいものを見せていただきました。
  
  感動したな。。
  
  Bcheese

  あの街からさん からの返信 2013/10/05 10:24:09

  RE: うれしさを通り越して はずかしさも！

  Bcheeseさん お早うございます。
  
  ４Tを始めてから 写真の写し方が随分変わりました。
  以前は、風景や建物の前で １ヶ所多くって２〜３枚
  パチリ！として満足してしまっていました。
  
  このところやっと４Tの皆さんと同じように
  見せる・見てもらう と頭のどっかにいつもあって
  瞬間 ・ 瞬間 撮っているようになりました。
  
  
  とはいえ 自分の心の動く対象しかカメラは構えないのですが
  
  そう思っているはずなのに帰ってきて整理してみると
  おンなじ様な画像が並んでしまい（反省）
  その箇所で これッ！ という写真を撮ってみたいなぁ~。
  
  ずっーと後になって あぁ あそこに行ってあんな事
  思ったり・感じていたンだ。と思い出すのもいいかな
  って、だから その時々その場で感じたことを残して
  おくかなとも。
  しかし バカなことを書いているなぁ~と〈汗〉のみ
  が残ることになるのかもしれませんネ。（笑）
  
  Bcheese さんの新作も Bcheeseさんの捉えた
  世界に いつもワクワクさせられます。
  
  ありがとうございます。
  あの街から

• 讃岐おばさんさん 2013/10/01 19:47:06

  素晴らしい景色！

  こんばんは〜
  こんな素晴らしい景色を見ながらの食事、美味しいでしょうね。
  キャッシュオンリーとのこと、ちょっと残念でしたね。
  それでもゆったりとロープウェイに乗って楽しまれて羨ましいです。
  
  妄想、面白いですね。

  あの街からさん からの返信 2013/10/01 22:40:28

  RE: ほんと素晴らしい一日でした！

  今晩は 讃岐おばさん
  素晴らしい景色でお腹いっぱいに
  はなりませんでしたが、チョコレートを
  デイバックに入れていたので
  何とか 虫の鳴き声を（お腹の）抑える
  ことが出来ました。（笑）
  
  夢想は楽しいですよ。オススメします。（笑）
  お金もかからないし、好きな時間に入って
  好きな時間に出てくることが出来ますし
  楽しいですぅ。
  あの街から