2013/09/14 - 2013/09/14
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kyosakuさん
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昨年3月、広州南~深セン北の間の高速鉄道に乗車しました。
その車中から、珠海に向かう路線が分岐しているのが見えました。
調べてみると、以前は珠海の街外れの「珠海北駅」まで開通していた路線が、2012年の12月末に「珠海駅」まで延長開業し、マカオとの境界のそばに駅ができています。
これは列車に乗ってみなければ…、と言うことで、香港から出かけてみることにしました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
関空からのpeachで香港に到着。
深夜バスで上環のマカオ行フェリーターミナルに移動。
6:00発のジェットフォイルでマカオに向かいます。 -
一時間ほどでマカオに到着。
この時間は観光客は少ないのか、入境手続きもスムーズに。 -
フェリーターミナルからは、タクシーで直接、珠海との境界(關閘)に向かいます。
關閘では、どこからやって来たのか、大勢の人が中国本土に向かうようです。 -
人々の流れにしたがって、「離境」と書かれた入口に。
-
マカオからの離境はスムーズに。
中国本土への入境は少々並びますが、それでも程なく手続きを完了します。 -
中国本土側(拱北口岸)へ出てきました。
団体旅行客がたむろして、すごい人です。 -
境界の建物のすぐ隣に、珠海駅があります。
-
中国元の持ち合わせがないので、駅前広場を渡った向かいにある両替商で、香港ドルから人民元へ両替。
ボロボロのお札を渡されました。絶対自動販売機は受け付けなさそう…。 -
気を取り直して、駅の切符売り場へ。
まずは有人窓口を覗いてみます。
それなりに人が並んでいて、時間がかかりそう…。 -
続いて自動券売機。
中国人民は身分証があればこちらの方が便利なのに、どうして使わないのかなぁ…。
当然私は券売機では買えないので、有人窓口へ向かいます。 -
覚悟した割り込みもありません。
前に並んでいたおばさんは、買った列車の切符が目的地に停まらない列車のものだったらしく、係員にいろいろ尋ねています。
そのうち係員がキレて、喧嘩状態に…。オイオイ。 -
私はメモ帳に「至広州南 1等 1張 9:00」と書いて、機嫌の悪くなった窓口の係員にパスポートと共に渡します。
端末を叩いていた係員は、私に何か言ってきました。
「小日本に売る切符は無い」と言っている感じでしたが、メモ用紙に「9:15」と書いてきます。
どうやら9:00発の列車は満席なので、次の列車しか無い、と言っているようです。
ということで、9:15発のD7612次の切符を発券してもらいます。 -
切符をもらって、荷物検査を通り、待合室へ。
多くの乗客が9:00発の列車を待っています。 -
自動販売機には、キリンの「ファイア」缶コーヒーが売られています。
一番左下の食べ物らしき缶が気になるなあ…。 -
9:00発の列車の改札が始まりました。
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私が乗る列車の改札も、出発15分前に始まるようです。
改札口の横には、ファストフード店の看板が掲げられていますが、開店する気配はなさそう…。 -
改札が始まって、ホームに上がってみると、CRH1型電車の8両編成が停まっています。
以前乗ったことがあったので、ちょっとガッカリ。 -
私の座席は1号車の1等車です。
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こちらは2等車の座席。5人掛けです。
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珠海駅を定刻に発車。
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網棚の下に、コンセントがあったので、スマートフォンの充電をします。
しかし、使いにくい位置にあるなぁ。
女性の列車員がやってきて、私に何か言います。
「充電しちゃダメ!」と言っているのかなぁ、と怪訝な顔をしていると、網棚に置いたリュックサックを指さします。
どうやら「網棚からはみ出しているから、ちゃんと置け」と言っている様です。 -
この列車員はこまめに車内を廻っては、乗客の手荷物について、あれこれ注意しています。
列車は最高でも195km/hしか出しませんでした。
しかも、9:00発と違い、停車駅の多いタイプで、速達列車が1時間以内で広州南まで行くところを、1時間20分程かかります。 -
窓際には若い女性が座って、豆菓子をポリポリ食べています。
座席のポケットに入っていた、PR雑誌を眺めます。 -
広州鉄路集団公司のPRらしいですが、なぜか使われている写真は日本の新幹線のもの。
とっくに引退した0系や100系の姿も。
写真は著作権切れてるのか? -
うつらうつらしているうちに、昨年乗った深センからの線路が合流。
広州南はまもなくです。 -
定刻に広州南駅に到着。
係員が車体の清掃をしています。
ホームと反対側も誰か洗浄しているのか? -
乗客たちは出口と乗り換え口に向かいます。
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出口は1Fに降りますが、乗り換えの乗客は3Fに昇るようです。
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相変わらず無機質で、少々不気味なコンコース。
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気持ち悪いなぁ。
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駅自体に用はないので、地下鉄の改札に向かいます。
もうすこしお店とかあればいいのにな。 -
広州南駅から、地下鉄2号線、8号線、3号線と乗り継ぎます。
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赤崗塔駅で下車し、広州塔のたもとに出てきました。
スカイツリーより低いそうですが、それでもなかなかの高さです。
「記念撮影をしませんか」と客引きがしつこい。 -
いろいろ土産物屋や飲食店もあって、賑わっていることを期待したのですが、殺風景で何もありません。これはスカイツリーとえらい違いです。
「お箸食堂を運営している」って、何だよ? -
「お箸食堂」は店員が暇そうにしていて、いかにも「ハズレ」といった雰囲気でした。
再び地下鉄に乗って、広州東駅へ向かいます。 -
広州東駅に着きました。
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駅前に出てみましたが、これだけ高層ビルが並んでいるのに、殺風景で、誰も人が歩いていません。
ところどころ日陰に、上半身裸になった人が寝ています。
広州南駅といい、何だか雰囲気悪いなぁ…。 -
香港への直通列車専用の切符売り場です。
支払う通貨が人民元と香港ドルとで、窓口が分かれています。
人民元の窓口に並びましたが、窓口の女性は英語も通じ、14:04発のT809次の切符が買えました。
(人民元で150RMB、香港ドルで190HKD) -
直通列車の待合室は、専用のエスカレーターで昇ります。
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こちらは中国国内の長距離列車専用の改札口。
成都や青島といった、見覚えのある行先の列車も。 -
荷物チェックと出境手続きを受けます。
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出境手続きを終え、待合室で改札が始まるのを待ちます。
どうやら折り返しとなる列車の到着が遅れている様で、なかなか改札が始まりません。
15分ぐらい遅れる、とアナウンスがありました。 -
改札開始。
座席が指定されているのに、乗客たちはわれ先にとホームへ降りていきます。 -
列車員に切符を見せて、車両に乗り込みます。
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昨年、香港から広州東まで乗ったときは、ボロい客車で、座席の向きも固定されていましたが、今回乗った車両は新しく、座席の向きも進行方向にすべて向いています。
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座席の背もたれはあまり倒れませんが、天井が高くて快適です。
窓際にはコンセントもあります。
これなら香港所属の車両(ktt)よりイイかも。 -
と言っているうちに、広州東駅を発車。
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駅のすぐそばには、電気機関車がたむろしています。
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途中、CRH1型の電車列車に追い抜かれます。
意外と乗車までに時間がかかったので、素直に城際列車で深センまで行った方が、移動時間は短かったかも知れません。 -
とはいえ、いったん列車に乗ってしまえば、香港まで乗り換えなし、というのは楽チン。
空調の利いた車内で、居眠り。 -
深センを通過し、香港内に入りました。
ゆっくりゆっくり走ります。
カーブで列車の前方が見えますが、去年のディーゼル機関車から、電気機関車の牽引に変わっています。 -
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香港は終点、ホンハム駅に到着。
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車両は新しくなっても、食堂車は相変わらず連結されている様です。
列車員たちがくつろいでいます。
ホームでうろうろしていたら、香港側の入境手続が長蛇の列に…orz -
10時間ぶりの香港の街。
乗り物に乗るだけでしたが、結構疲れました。
ホテルに向かうことにしましょう。
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