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贋ポリス強盗にやられました。

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2013/09/13 - 2013/09/16

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ムーミンさん

60歳過ぎの夫婦で、この7年間ヨーロッパを中心に旅行をしています。はじめはツアーで周っていましたが詰らなくなり、4年前のギリシャはオプショナルツアーに一切加わらず、殆ど自由行動で、その醍醐味が忘れられず、3年前から半年前に予約した格安航空券と格安ホテルで毎回10日間くらいの旅行を楽しんできました。イギリス、ポルトガル、タイの街を地下鉄、トラム、バスに乗って歩き回ってきましたが、格段危険なこともありませんでした。唯、今回選んだルクセンブルグ、ベルギー、オランダについては気を引き締めていました。特にベルギーの贋ポリスによる現金奪取は要警戒と頭に叩き込んでいきました。初日のルクセンブルグは、朝、薄暗い内から街にくりだし、丸一日へとへとになるまで歩き回り、翌日、ベルギーへ電車で移動。ベルギーはBBに3泊してブリュッセル、ブリュージュ、ゲント、アントワープの街歩きを堪能しました。そしてそこに住むひとの親切さに何度も感動しました。街角で地図を見ていると、若者が、ご婦人が何処に行きたいのかと声を掛けてきて、あるご婦人は300mくらいも自分の待っているバス停から離れて道案内をしてくれました。今まで周ったフランス、スペインや他の国よりも更に親切です。そのような多くの善人に接して気が緩んだのかも知れません。最後のオランダは人気のボートハウスに三泊です。ブリュッセルからアムステルダムに急行電車で約2時間、朝の10時前にアムステルダム中央駅に着きました。オランダに向かう前までは警戒心も強く、現金を腹巻きポシェットの入れて下着の上に巻き、その上にシャツ、そしてベルトを絞めた上に上着です。しかし、油断が生じていました。アムステルダムに着いた時は、腹巻きポシェットはダウンのすぐ下に巻いていました。泊るボートハウスは事前の支払いも、到着時のカード支払いも認められず、到着時に500ユーロあまりを現金で払うことになっていました。アムステルダム到着時、夫婦で約2000ユーロの現金を持っていたのも失敗でした。アムステルダム中央駅からボートハウスまでは歩いて十分くらいです。初めは歩くつもりでしたが、毎日の歩き疲れでタクシーを使うことにしました。しかしタクシーの運転手に行き先の住所を見せると近いから歩けと乗車拒否に会い、ゆく方向を指差されました。その道は事前に調べておいた道と同じなので安心して歩きだしました。二人とも大きなスーツケースを転がし、背中にリュックサックを背負い、おまけに、私は大きなウエストポーチまで腹に巻いていた。そして道は運河沿いの閑静な裏通りとなりました。いつ来たのか、一人のスラブ系らしき男がついてきます。そして並んで歩きだして、何か手助けすることはないかと英語で語りかけてきました。(やっぱり親切なひとが多い!)と半ば感激です。そして、運河を左に、右手の角に小さな公園のあるT字路に来たとき、男が、運河沿いに真っすぐいくと行き止まりだから公園の方に曲がって迂回しろと言い出し、少しやり取りが始まりました。自分たちの地図では直進で行くべきなのです。その時、後ろから二人の男たちが一緒に歩いてきた男に話しかけボディーチェックを始めました。男からパスポートを出させ、財布を出させ、中をチェックしたら返しています。そして更にボディーチェックをしているので、その男が不審者でチェックサレ、私たちは関係ないと思って歩きだそうとしたら二人の男たちは今度は私たちに声を掛けてきました。そして一人が身分証明書らしきものを見せて、自分はポリスだと名乗りました。一瞬、ベルギーの贋ポリスが頭に浮かび、おまえは本当のポリスかと英語で聞き返したが、見せられた身分証明書らしきものが何なのかも判断できない。男はすぐに煙草入れから一本煙草を取り出して臭いを嗅いで見せ、ドラッグのチェックだと説明した。そして日本の金を持っているかと聞いてきた。そしてパスポートと財布を見せろと言ってきた。このあたりで、私の判断力は停止してしまい、男たちはドラッグの検査をしている刑事だと思っていた。ウエストポーチからパスポートを出すと、それをチェックして返してきた。財布を見せろと言うので見せると、札を全部取り出し、中をチェックしてから札を戻して財布ごと返してきた。そして、ダウンジャケットからはみ出していた腹巻ポシェットを見て中を見せろと言うので、見せると一旦札を取り出して中をチェックすると札を戻して返してきた。次にチェックの矛先が妻に向かい、同様にチェックして財布を戻してきた。更に私に向かって日本の金を持っていないかと聞いてきた。実際は日本円用の財布をリュックサックに入れていたが、ノーと言い張ると、同様に妻に聞いてきた。妻は、一万円札を四つ折りに畳んで入れた財布を見せると、同様に財布をチェックして財布を返してきた。が、その時、中身の折りたたんだ十枚程の一万円札を男がポケットに入れようとしているのを妻が見つけ、大声で「ノー!ヘルプ!」と叫んだ。すると二人の男ともう一人の男たちは一万円札を返して踵を返して足早に去って行った。私たちは、何か知らないがホッとして自分たちの地図通りの道でボートハウスにたどり着いた。そこから5分くらいのところだった。ボートハウスのオーナーのP氏がまだ来ていなかったので待っていると、妻が財布の中を見て50ユーロ札が減っていると言いだした。慌てて自分の財布の中を見ると何枚かの少額札はあるが、100ユー札が全てない。腹巻ポシェットも見ると100ユーロ札が全てない。男が手品のように抜き取っていた。私が100ユーロ札11枚、妻が50ユーロ札8枚。総額1500ユーロが盗まれていた。俺おれサギのようなもので、ぐるになった3人組みに、ドラッグのチェックというトリックストーリーい乗せられてまんまと騙されたのだった。それから、ボートハウスのおーなーのP氏には随分お世話になった警察署に連れて行ってもらい、2時間もの時間付き添ってもらった。その時に驚くようなことがあった。事情調書を取られていると、相手のポリスがスマホで、相手はこの男たちかと見せられると、それは正に犯人たちだった。そして次の画面に私たち夫婦の後ろ姿と私たちの正面にいる男たちの顔が映っていた。つまり、防犯カメラがその場面を捉えていたのだ。金は返ってこないが、犯人たちの逮捕が早いことをいのるばかりだ。教訓としては、人通りの少ないところでは、親切そうに話しかける相手には応対しないことだ。しかし、そんな人間不信にさせる盗人に憎しみを覚えるばかりです。そして、駅からはタクシーを使うこと。今思うと乗車拒否の運転手のスラブ系の顔をしており、一味の一人ではなかったかと推測しています。そんな人種的偏見をさせてしまいような盗人にまた憎しみを覚えます。警察のポリスが言っていました。オランダではドラッグは合法でチェックなどしないと。そしてポリスはバッジを付けていると。新たな被害者が出ないことを祈ります。

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