東南アジア・オフロード３　タイ　チェンセン・ラグーン

2013/09/07 - 2013/09/07

チェンライ県のメチャン郡とチェンセン郡との間に大きな湿地帯があります。
湿地帯にアクセスする道とその周回路にダートがあります。
短いダートですが面白そうです。行ってみましょう。

エリア チェンセーン(タイ)

東はメコン川とメーコック川の合流地点に広がる湿地帯。
中部はメーコック川の支流メールア川の流域。
西はNong Yao池をはじめ四つの池とメールア川の源流
Nong Luang池。

一部西隣のメチャン郡にまたがる広大な湿地帯。
「チェンセン・ラグーン」です。

今回はその西側を探索します。

今回はダート探索と言うよりは「泥あそび」です。
長くてせいぜい２〜３kmです。

そんなショートダートが幾つかあります。

2013年　9月7日土曜日

メチャンから1016号線を北東へ、チェンセン方面へ向かいます。

今まで「チェンセーン」と認識していましたが現地の発音では「チェンセン」のが近いようです。

1098号線へ入ります。

雨期の晴れ間、空がキレイです。
煙害の春とは大違い。

1098号線は幹線道路ですが交通量が少なく快適です。

1098号線の分岐から約3km。

左手にこんな建造物が見えてきます。
観光農場の入り口みたいです。

タイでは特異な風景、見落とすことは無いでしょう。

ここが幾つかあるラグーンへの入り口。
南西からのアプローチになります。

かなり古いアスファルトの道が続きます。
ダートに還る寸前。

この周辺、何らかの開発地だったようです。
おそらくは頓挫して久しい感じ。

竣工から一度も改修されてない道だと思われます。

ラグーンの入り口から約2kmでダートです。

灌木の中を暫く進むと、やがて風景が開けてきます。

雨期は色々と覚悟が必要。

汚れるのを恐れていると却って転倒します。
男前にど真ん中を行きましょう。

再びに灌木の中を進みます。

入り口から約3kmでNong Luang 池に到着。
「チェンセン・ラグーン」の西端です。

雨期です。水が豊富に溢れています。

水は想像以上にキレイでした。

で、水の出口で待ち構えます。

大量の小魚が捕れるようです。

湖岸は水草で覆われており、水遊びに水辺に下りるには向いてないですね。

湿地の脇の道を更に進みます。

真っ直ぐ走ってくれません。草地も水でぐちゃぐちゃです。

湿地帯への入り口から約5kmで行き止まり。

先客が居ました。地元の漁師さんでしょう。

複数の湖沼と河川で形成される広大な水系です。

思い描いていた「ラグーン」のイメージ通りです。

来た道を引き返します。

地元民が多数来ています。
人の気配があちらコチラで感じられます。

1km程戻った所の丁字路を北へ。

少し丘を登ってみます。

丘の上から湿地帯を望みます。

チェンセンから西にメコン川沿って点在する湿地帯があります。
そして、この南西に広がる広大な湿地帯を併せて
「チェンセン・ラグーン」と称するようです。

ある外国のガイドブックが先行して命名したらしいです。
現地でこの名称は浸透しておりません。

この手のはひっくるめて「 Nong ( 沼、池 ) 」と言うようです。

次にラグーンの北西から進入します。
1016号線まで戻り1098号線で右折せずに直進します。

約kmで Wat Chuea Chet Tom です。
ここで右折します。

お寺を右折してすぐ右手にダートが見えます。

ここがラグーンへの北西からのアプローチ。
このダートはほんの僅か。見えてるだけです。

ただし、ラグーンに近付くにつれ結構な悪路になります。

この先解り辛いので地図にしてみました。

やがて湿地帯の道に。

「チェンセン・ラグーン」の北西端
Nong Yao 池です。

ここでも地元民が漁をしています。

魚は豊富に穫れるようです。

幹線路はラグーンから少し離れた所を沿うように走っています。

分岐ごとにそれぞれの水辺へ辿り着きます。

漁師さんに声をかけられました。

大概こんな方は笑顔で写真に応じてくれます。

釣果を見せてもらいました。

右下、蟹が逃げて行くのが見えるでしょうか。
この蟹は対象外、小魚メインだそうです。

ラグーンの反対側には広大な水田が広がっています。

脇道の丘の上から。

ラグーン西側周辺の泥遊び、もといダート探索は終了。

今来た道を帰ります。湿地帯のダートでした。

「チェンセン・ラグーン」東側はまた日を改めて…。