2013/08/22 - 2013/08/28
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charaboさん
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今年は20年に一度の式年遷宮の年に当たっており、その行事の一環としてない食う、外宮に白石(玉砂利)を奉納するお白石持ちの行事が行われた。伊勢市を中心にほぼ小学校の学区単位に77の地区が、参加する行事である。外宮の場合は、JR山田上口駅から外宮まで、奉納用の白石を積んだ奉曳車を曳き、外宮到着後、宮司からお払いを受け、受け取った白石を新殿においてくる行事である。神宮関係者以外のものが、神殿の神域に入れるのはこれが唯一の機会である。10月に新殿に御神体が移されて式年遷宮の行事は完了する。
今度の旅行のメインはこの行事に参加することで、8月23日が河崎旭通の割当日で、伊勢河崎の実家に戻った。当日は一時的に雨が降ったものの幸い出発前に雨も上がり、好条件で奉曳車の曳航が実施された。車は、木遣り連の木遣りの後「エイヤ」の掛け声で曳き始められ、喧嘩引きといって左右の綱をひっぱっている者通しが、相手の綱に向かって道の端まで押し込みあう練り歩きをはさみながら、約4時間かけて引き続けるものである。
外宮到着後は、上述のように白石を奉納するのであるが、楽しみは、あばれながら綱を曳くことにある。外宮の場合は、帰り車といって外宮から河崎旭通まで車を引いて帰るのも行事のうちである。これが終わると2033年まで機会がなく、参加者みな思いをこめて余韻を楽しみながら外宮まで曳いたのと同じように、木遣りあり、踊りあり、休憩を含めて最後の力を振り絞るのが帰り車のよさである。
朝10時から夜の8時半まで、地区の人間にとって特別の時間が曳いているうちは長く、曳き終わるあっという間の一日が終わる。
24日25日の週末は、内宮のおかげ横丁なども行こうと思ったが、あいにくの雨で、ホテルに泊まっていれば別だけれども、寝泊りは実家だったので休養に当てた。また伊勢は、結構昔からの食堂が残るところで、グルメの旅とはいえないものの伊勢うどん、あわびの釜飯、あるいは、豚捨(松阪肉が有名であるが伊勢のこの肉屋も老舗でよい肉を扱う)でステーキなどを食べることになった。
月曜日は、ようやく雨が上がり、実家のある河崎は、かって朝ドラの「おしん」が行商に歩いた道という設定で、ロケも行われた場所なので、久しぶりに歩き回り、かっての魚市場があったあたりを中心にカメラに収めた(河崎の町並みということで商家や町家が部分的に保存されている)。以下は、クチコミに書いた部分を再録しておきたい。
「河崎の町は、町中を流れる勢多川の水運を利用した魚市場で栄えた町。魚市場が郊外に移転した今昔の賑やかさが消えひっそり静まりかえっている。このままでは昔の面影をとどめる町屋が、一件、また一件と取り壊されるのをくい止めよう立ち上がったのが町並み保存会で、何軒かは、戦前からのままである。伊勢うどんのつたやなどところどころに食堂(レストランとカタカナで言える類のものではなない)やこちらはちょっとしゃれた、趣きのある喫茶店があり、見るよりは食べる楽しみがある通りである。
また、勝手のNHKの朝ドラ、おしんが行商で通ったとされ、ロケが行われた場所は今も残るが、溝川が暗渠化され雰囲気が変わってしまっている。
当方は、まさにこの界隈路地を少し入ったところで育ったのでよく知っているが、魚市場が移転した後すぐに保存会が立ち上がっていたら、もう少し見栄えがしただろうし、今度戻った機会に歩いてみたが祖父母の家を含めこのままでは消えて行きそうな町屋がいくつかあり、昔の町屋は一度壊してしまうともう建てられる大工もいず、何とか残したいものである」
一言付言しておくと、伊勢のスタンダードから見るとやや高いが、町家のとうふは、そのの通り町家を改造したもので、一昔前の河崎の町家の面影を残している。また、豆腐の販売も行っているので、本通りからやや入るがちょっとのぞいても面白いかも知れない。
7月の内宮、8月の外宮のお白石持ちは、それぞれ名が良い一日であったが、振り返ると一瞬の出来事次の20年までは、長いなという感慨だけが残る旅であった。
帰りは、京都で一泊し、京都では嵯峨野を久しぶりに歩き、夜は、新京極に繰り出し、翌日大阪に出て国立国際美術館で「貴婦人と一角獣展」を見て戻ったというのが今回の旅のあらましである。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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雄白石持ち 出発準備完了
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お神酒も積んで
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奉英車に積まれたお白石
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木遣り連も颯爽と
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エンヤの掛け声とともに綱を曳く。
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奉曵車、外宮到着、宮司からお祓いを受ける。
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奉納用の白石。
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白石を入れた樽を上から見ると。
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いざ白石を奉納へ、河崎旭通の人々。鳥居のはるかかなたが神殿。
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地区の木箱の前で白石を受け取る。
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ここより先は奉納団の法被を着ていないと入れません。
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新神殿。10月に御神体が遷され式年遷宮の行事は完了。
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現在の本殿。20年の月日の重みを感じる。特に屋根の部分が古色を帯びる。
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各奉曵団の奉納の旗がはためく神宮前。
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本日最後の船江の奉曵団が到着。5000人の大デレゲーション。白石を受け取るまでが大変。
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外宮のお白石持ちでは、帰り車と行って、地元まで奉曵車をひっぱて帰るのが習わし。河崎六ヶ町の帰り車の準備風景。
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帰り車は。遅くなるのでライトアップもされる。
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朝の曳き始めから約7時間、皆まだまだ元気。
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すっかり陽が落ちても先はまだまだ長い。
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午後8時、最後の一頑張り。
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外宮近くの食事処でフランス料理ならこの店、Bon Vivant(ボンヴィヴァン)。
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ボンヴィヴァンの外観。元の伊勢市中央郵便局の建物で、料理とともの建物もしっかり見てほしい。
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ボンヴィヴァン入口。
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アワビの姿にのせきや。2階が食堂で、アワビの釜めしがお勧め(2800円)。
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伊勢では老舗の牛肉店、豚捨。本店は格調高くお座敷であるが、この外宮支店はカジュアルで、700円台の牛丼から7000円台のステーキまで予算に応じて。
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河崎町並みの案内板
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おしんのロケがあった場所
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勢多川。この川を上って河崎の魚市場まで魚が運ばれてきた。
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川辺に立つ商家の倉。
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町家を利用した町家のとうふ(食堂)。
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