2013/07/19 - 2013/07/21
395位(同エリア605件中)
izkuさん
[旅行日程]
7月14日-15日与那国島
7月16日-18日西表島
7月19日-20日波照間島
7月21日-22日竹富島&石垣島
東京よりはるかに台北に近い八重山諸島
同じ日本でも海外旅行と変わらないほど、いろいろな驚きや発見がありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 船 ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
波照間島へは西表島の大原港からやってきました。
石垣島からは70分かかるところ、西表からなら35分なので、これを利用しない手はありません。
1日に1便しかないその船に乗るため、西表のニラカナイから1時間以上かけて路線バスで大原港へ、その後2時間時間をつぶしてようやく乗船です。
波照間島行きのチケットを買うと、石垣島行きというのを波照間島行きというハンコで消して、手書きで料金を変更したチケットが渡されます。
便利なのに需要がないのですね。
この日はそれほど波もなく、酔い止めを飲んで、ひたすら水平線の彼方を見ながら、なんとか無事に波照間島に到着しました。
港にはいろいろな宿のお迎えの車が来ています。
私たちも宿の車を見つけて乗り込みます。
前日来たお客さんはみんなヘロヘロだったと聞いてほっとしました。
波照間島での宿は、島唯一のホテル、オーシャンズです。
集落の中心にあって、便利できれいなホテルです。
これは部屋からの眺め。学校が見えます。 -
チェックイン時にレンタサイクルをお願いしたところ、宿泊者は1日500円、2日目からは無料のようです。
裏にあるのを乗っていったらいいよ〜、と言われてどんな自転車かと思ったら、きれいで変速機付の自転車でした。
さっそく、お昼の時間なので、ホテルでもらった手書きの地図を頼りに「くくるカフェ」へ。 -
くくるカフェは民家を改装して作られた素敵なカフェです。
外の風が気持ちよさそうだったので、外の席に座ります。 -
中の特等席に看板猫が。
この子がいるのに悪いかなと思って外にしたというのもあります。
カメラを構えたらこっちを向いてくれなくなりました。 -
ランチは島豆腐のベジタコライス。
これベジだけあってお肉が使われていないそうです。
全然気づきません。
おいしかったし、これでヘルシーなら言うことなし。 -
腹ごしらえしたら、島内観光に出発〜!
地図を頼りになんとなく近そうなところからぐる〜っと回ってこようと、適当に考えて、まずは灯台。
写真には写っていませんが、この灯台よりドコモのアンテナの方が背が高いのです。
灯台がんばれ! -
灯台の近くにあった建物の敷地内にいたやぎ。
全然人が通らないので、お!誰か来た!、という感じです。 -
島内の道は中心から放射状に拡がっていて、1本間違えると最終的には結構違うところに着いてしまいます。
この後、日本最南端の碑に向かっているつもりが、現在使われていない波照間空港の方に出てしまいました。
広い野っぱらにやぎがいたり -
牛がいたり。
誰が飼ってるのでしょう?飼い主は見かけませんでした。 -
軌道修正して、星空観測タワーのところに自転車を置き、歩いて最南端の碑に向かいました。
でも、最南端の碑のところにも駐車スペースがあるので、そちらに行く場合は近くに停めた方が楽です。
星空観測タワーはこのころ台風で故障していて、ホテルでは夜8時に星空観測タワーへの送迎をしてくれていたのですが、結局行きませんでした。 -
波照間島はそれほど広くないし、自転車で余裕で回れると甘く見ていましたが、結構アップダウンがあってきついということが、この頃気づきました。
でも、毎日うまいものを満喫しているので、消費せねばとペダルをこぎます。
ようやくニシ浜に到着。
この日は曇っていたので、せっかくのきれいな海もあまりきれいに写りません。
明日ゆっくり遊びに来よう〜と楽しみになります。 -
このニシ浜へ下りてくる道が結構な坂道で、行きは気持ち良いけど帰りが大変。
変速機を駆使して何とか上って行きます。
浜辺は当然海抜0メートルですが、ホテルがある島の中心は海抜40メートルくらいの表示がありました。
つまり、浜まで下りたら40メートル分自力で上って行かないと帰れないのです。
覚悟して下りましょう。 -
ニシ浜のところで見かけたヤギ
こんな崖でも上り下りできます。すごい! -
ちょっと上ったところでもう汗だく。
これはもう地図に書いてあった「みんぴか」でかき氷です。
これは「波照間黒みつスペシャル」
黒蜜ときな粉がかかっています。
ニシ浜を見下ろしながら食べるかき氷、おいしかった! -
かき氷でリフレッシュして島の中心の方に戻ってきました。
波照間島は猫が多いようで、あちこちに見かけました。
カメラを向けるとカメラ目線をくれる猫ちゃんが多くて楽しかったです。 -
汚水のマンホールのふたですが、きれいです。
-
コート盛に向かう手前の原っぱにいたヤギ
ヤギもこっちを見てくれます。
この日はずっと曇っていましたが、曇っているからと言って油断大敵。
日焼け止めの塗り直しをさぼっていたら、この日1日でかなり焼けてしまいました。 -
これはコート盛
らせん状の階段を上っていくと上からの見晴らしがよいです。
汗だくになってホテルに戻りシャワーをしてから近所の売店をのぞきつつ、夕食の「あがん」に向かいます。
この日は運が良いようで、まるま売店、名石売店、どちらにも幻の泡盛「泡波」が。
この時まだ貴重品ということはよくわかってなかったのですが、2合瓶は1人1本まで、ミニボトルは1人10本まで、と書いてあるので、これは買っていかねばと気づきます。 -
泡波や黒蜜や黒糖くるみなど、お土産を買いこんで「あがん」に到着。
予約はしていなかったのですが、開店時間の6時に行ったら大丈夫でした。
そのうち、来ても入れなかった人がいたので、時間によっては予約をした方がよさそうです。 -
自家製ハム。
メニューには3種類くらいあるのですが、この日はあまりなかったらしく、あるものの盛り合わせになっているようです。 -
マグロのお刺身
-
たしかカリカリポークのサラダ、というような名前だったような。
そしてカリカリスパムが載っていると思ったら、普通の豚肉だったような。 -
ミミガーともやし炒め
もやしがいっぱいでミミガーはちょっとかと思ったら、いっぱい入っています。 -
ワタガラス豆腐
スクガラスとワタガラスはどう違うのですかとお姉さんに聞いて、ワタガラスは塩辛みたいなものです、と説明されましたが、だいたいそんな感じ。
期待通り。 -
出ました!泡波!
ボトルなら2000円、グラスだと500円、ボトルの方がかなりお得なのですが、まだボトルで頼む勇気なく、まず水割りで1杯。
今回の旅行で日々泡盛に親しんできて、なんとなくわかってきました。
これは水割りで飲んではいかんと。
2杯目はロックにして、チェイサーのお水をもらいます。
この泡波グラス、マニア垂涎の品ですね。きっと。 -
締めのいかすみそうめんチャンプルー
いかすみ濃厚です。
お気に入りのスペインバルのいかすみのパスタと甲乙つけがたいいかすみ度で、大満足して帰ります。 -
波照間島2日目の朝
ホテルの朝食です。
豪華でもボリュームたっぷりでもないけど、日々おいしいものを食べているので、朝はこのくらいでいいです。 -
昨日島内観光はだいたいできたと思うので、今日はニシ浜で遊びます。
自転車で浜の方へ下りていく道 -
前日よりは少し天気が良くなったのですが、それでもちょっと曇り気味かな?
でも、海もビーチも空も本当にきれいです。
今回巡った島の中で一番きれいなビーチでした。
薄い水色のところは浅くて、それがちょっとグレーがかっているところにはサンゴがあって、きれいな魚がたくさんいます。
こんなに手軽にこんなにきれいな魚が見えるのなら、西表で波酔いしながらシュノーケリングをしなくてもよかったかも、と思ったりして。 -
ホテルオーシャンズでは、シュノーケリングしたければ、裏にあるやつ使っていいよ〜と言われて、自転車置き場の上にぶら下がって干してあるライフジャケットとマスクを借りてきました。
これまたきれいなマスクでよかったです。
砂浜にはやどかりがいっぱい。気づくとあちこちの貝殻が動いています。 -
ちなみに西表で星砂探しが楽しかったので、一応ニシ浜でも探してみました。
ここでもなんとなく星砂っぽいのが見つかります。 -
お昼は一度集落まで戻って、どうしようかな〜と悩みつつ、昨日のあがんのお隣にあるみのる荘でソーキそばをいただきます。
海から上がってまだ乾かないままだったので、外のテーブルで食べました。
乾かないといっても、完全日焼け対策で長袖のラッシュガード&ラッシュトレンカにサーフパンツといういでたちなので、濡れてること以外は問題無いかと。
島の住民にとってはここが住む場所なので、水着とか上半身裸とかで歩き回らないでくださいね、という注意書きをあちこちで読んだので、気を付けましょう。 -
お昼を食べたら再びニシ浜へ。
1日遊んでも飽きません。
きれいな魚などの写真が無いのが残念です。
私たちは見られませんでしたが、近くでウミガメが見れたという話をしていた人がいたので、ウミガメも来るらしいです。 -
広ーい空に一面のサトウキビ畑がまさに波照間島なのですが、台風の後でサトウキビ畑が青々としていないのが残念です。
-
波照間島の猫はたぶんみんな幸せです。
こんな道の真ん中でごろごろしてても、車は避けて通ってくれるので、ごろごろしたまま。 -
泡波を作っている波照間酒造所
こんな小さなところで作っています。 -
2日目の夜はホテルで食べることにしました。
他にも行ってみたいお店はあったのですが、手持ちの現金が減ってきて、チェックアウトの時に払えるかどうか、帰りの船代が残るかどうか心配になってきたのです。
この日は土曜日、島の唯一の金融機関の郵便局もやってないだろうと思っていたら、実は夕方まではやっていたらしいのですが、気付かずお金をおろすチャンスを逃します。
で、ホテルの夕食。夕食は1000円です。
気付くと食べ過ぎているので、このくらいがちょうどよいです。 -
頼んだビールがなくなると、ホテルの奥さんが「お酒飲まないの〜?」と聞きます。
さらに「ボトルで2000円だよ?飲み切らなかったら持って帰っていいよ」と言われます。
波照間島最後の晩、飲みたいのはやまやまです。
そこで正直に、現金が足りなくなるかもしれず、飲みたいけど心配、と言ったところ、「足りなかったら振込でいいよ」と言われたので、安心して泡波をボトルでもらいます。
あー、よかった。 -
ご飯を食べ終わったけど、まだ泡波は残っていたので、部屋で飲むならどうぞ、と氷とお水のセットをもらいます。
でもそのとき既に、旦那はもう今日は閉店、という感じでした。
とりあえず部屋に置いて、屋上に行ってみます。
屋上は出た瞬間は真っ暗で何も見えないのですが、目が慣れると見えるようになってきます。
この日は曇っていたのであんまり星は見えませんでしたが、ゴザがいくつも置いてあって、屋上で寝っころがって星を見ることができます。
気持ち良くてそのまま朝まで寝ちゃう人がたまにいるらしいです。
ここで残りの泡波を飲んだらおいしいだろうな〜と思いつつ、本当に旦那が寝そうなので部屋に戻ります。
せっかく用意してもらったお水と氷なので、私だけちょっとだけ続きをやって寝ます。 -
翌朝、チェックアウトの際、二人の有り金を合わせてなんとか支払いもできました。
帰りの船の便を伝えると、港に送ってもらえます。
波照間島には今回2泊したのですが、思っていた以上によいところで、もっといたかったなぁ〜、と後ろ髪を引かれる気持ちで石垣に戻ります。
この日は参議院議員選挙の日だったのですが、島では昨日選挙をやっている様子だったので、自分の曜日感覚がおかしくなった?と思っていたら、同じ船に波照間島の投票箱を運ぶ選挙管理委員の人が乗っていました。
選挙当日の開票のために、離島は1日投票日が早かったりするのですね。
驚きました。
こんな青空の下、石垣まで約70分もの船に船酔いを心配しながら乗り込みます。
さようなら〜波照間島、また来ます!
竹富島&石垣島へつづく
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