現代アートの祭典♪　瀬戸内国際芸術祭２０１３（ART　豊島）工事中

2013/08/22 - 2013/08/22

今回で６島目となる豊島は宇野港からフェリーで４０分（復路：４０人乗りの高速船で２５分）
島内での移動はバス又はレンタサイクルですが、炎天下の夏季では冷房の効いたバスを利用。

エリア 直島・豊島・小豊島(香川)

勝者はいない - マルチ・バスケットボール　　イオベット＆ポンズ いおべっと＆ぽんず　スペイン
　
地元の人や来場者がバスケットを楽しめる場を創出｡だが､普通とは違い､バックボードにはたくさんのリングが付いている｡想像力を働かせ､独自のルールが必要なバスケットだ｡

トムナフーリ　森万里子

生と死を象徴する現代のモニュメントを設置｡この立体は神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)とコンピュータで接続しており､超新星爆発(星の死)が起こると光を放つ｡

空の粒子/唐櫃　青木野枝


貯水タンクを錆びた彫刻が囲む。空に粒子が舞うかのような形は、円形に切り出されたコールテン綱をつなぎ合わせて制作。今年は新たにベンチを設置。会期中お接待を実施し、かつてコミュニティの拠点だった場のにぎわいを取り戻す。

島キッチン　安部良 あべりょう


安部が設計した、半屋外に席がある開放的なレストラン。島のお母さんたちと丸ノ内ホテルのシェフが協働し、地元産の魚や野菜を使った料理がおいしい。また、テラスでは音楽やダンスなどイベントやワークショップが開催される。

あなたの最初の色（私の頭の中の解-私の胃の中の溶液）　ピピロッティ・リスト
スイス

島キッチン敷地内にある蔵に映像インスタレーションを展示｡円形のスクリーンに､チューリップや風景などカラフルな映像が投影され､鑑賞者を幸福感で包む｡

瀬戸内海を望む豊島の小高い丘の中腹に立地されている手島美術館付近。周囲には美術館建設を機に地元住民が中心となって再生した棚田が広がり、自然と建築、アートが融和した美しい環境をつくりだしている。

かがみ - 青への想い

国境を越えて・海　　リン・シュンロン（林舜龍） りん・しゅんろん　台湾

アーティスト・リン・シュンロン（林舜龍）とツァイスー（差事）劇団によるプロジェクト。台湾から流れ着いた木の実をモチーフにした8m大の作品を豊島の甲生の港に展示するほか、野外演劇や歌や踊りなどのパフォーマンスを披露する。（

かがみ - 青への想い　クレイグ・ウォルシュ＆ヒロミ・タンゴ くれいぐ・うぉるしゅ＆ひろみ・たんご　オーストラリア／日本

使われなくなった船や家、生活道具などを材料に、集落の人々と協働し作品を制作。鏡張りにした廃船を海に浮かべる作品を中心に、対話を通して島の生活や人の記憶を見せるインスタレーションを空家で展開する。

遠い記憶　塩田千春 しおたちはる

前回の芸術祭で、島々で集めた木製建具で構成したトンネルを設置。それから3年、建物の老朽化により公開最後の年を迎える。次回に向け、新たな記憶として蘇らせる計画を公開。

Big Bambú　マイク＋ダグ・スターン アメリカ合衆国



数千本の竹による巨大な作品が、甲生地区の竹林の中に出現。竹はナイロンロープで繋がれながら、ロッククライマーなどによって組み上げられていく。鑑賞者は、巨大な構築物の通路を登り、周りの風景を眺めることができる。

豊島横尾館　横尾忠則／永山祐子 よこおただのり／ながやまゆうこ


家浦地区の集落にある民家を改修してつくられた、横尾忠則の美術館。三連の大作絵画「原始宇宙」をメインとした平面作品11点と、円塔の中や庭園に展開されるインスタレーション作品が敷地全体に拡がる。生と死をひとつのものとして考える場となる。

あなたが愛するものは、あなたを泣かせもする（日本フランチャイズバージョン）
トビアス・レーベルガー


港に面した空家をカフェに改装。迷彩柄やストライプ､水玉などの模様が天井や床､壁､テーブルに施され､店内の空間がまるごと作品となっている｡