2013/08/01 - 2013/08/11
35位(同エリア164件中)
クララさん
3回目のスイスの旅は私たち夫婦と友達夫婦の4人で。スマホやらiPadのある生活が当たり前となった今では、旅行中もネット接続が欠かせません。友達夫婦と別行動をした時の連絡手段に欠かせないのはLine。wi-fi接続なら完全無料で通信できるのがうれしいですね。
スイスのホテルはたいてい宿泊者は無料でwi-fi接続ができるようになっていますが、それだけで十分とは言えないですよね。
そこで接続を確実に、しかも安く手に入れるためにとった手段をご紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
我が家はiphoneユーザーで、今回はiPadも1台持参です。
友達夫婦はドコモのアンドロイド携帯。合計5台のデバイスを持っての旅行です。
そこで選んだのがスイスのNTTかドコモと言えるswisscom(スイスコム)。その名もPocket connect(ポケットコネクト)。
選んだ理由は安いから。
今回の旅行は成田発成田着まで12日間。
日本でルーターを2台借りると、見積では3万円以上です。まして、各自が海外パケ放題の契約をしていったとしたら、もっとかかりますよね。
ところが、スイスコムさん、ご覧のとおり5日間で36フラン。6日目以降は4フランで最大1か月85フランです。さすが、旅行者にやさしいお国。
しかも現地で借りて現地で返すので、今回の旅では9日間お借りすればよいことになります。
日本もこうゆうサービスをもっと広めて欲しいですね。海外旅行中だけwi-fiルーターをレンタルって商売はありますが、国内旅行中の貸し出しサービスってないのではないかしら?
外国から日本に来る旅行者のみなさん、どうしてるんだろう? -
まずは、旅行に出る前に、スイスコムのポケットコネクトのページにアクセスし、ルーターを借りる予約をしておきましょう。
Reserve nowというところから入ると、必要事項を入力できます。
まずはどこの場所で借りるかを指定します。
私たちはチューリッヒ空港に到着なので、空港のSBB(スイス鉄道の窓口)を選びました。主だった都市のツーリストインフォメーションやスイスコムショップも選べますが、営業時間に注意しないと受け取れないので要注意です。
あとは名前とか住所とかID(パスポート番号)といった個人情報と、メールアドレスとクレジットカード情報を入力。
入力を終えると、登録したメールアドレスに予約確認メールが届きます。しかも日本語で!かなり頼りない内容ですが。
予約番号がメールの件名にのみ、記載されているので念のため控えておくと良いでしょう。
1台で5台のデバイスを接続できるのですが、別行動をした時のために、今回は、私が友達夫婦の分も含めて2台借りる予約をしました。(1台ずつしか入力できないので、同じことを2回繰り返しました。)
ちなみに料金は2台9日間でおよそ1万1000円。4人で割ったら3,000円いきません。ありがた〜い。 -
準備完了。いざスイスへ向かいます。お天気に恵まれ見事な青空でしょ。
雲一つないとはこのことです。 -
借りた場所、チューリッヒ空港駅です。
空港に着いて初めにすることと言ったら、やはり鉄道のチケットを買うこと。今回はスイスフレキシーパス5日間を購入です。
いつも、空港から出て隣の建物に移動し、エスカレーターを降りた、こちらのチケット売り場でレイルパスを購入していたのですが、今回は、隣のレイルパス専用?のブースで買うように言われました。
そこで、レイルパスを買って、ついでにポケットコネクトを予約してることを伝えると、すぐにわかってくれて、ルーター一式を持ってきてくれました。
登録したメールアドレスを伝えると、ルーターの設定をし、すぐに使えるようにしてくれます。
当然、私のアドレスで2台予約していることも了解しておりましたが、別々の支払いにしたい?と聞かれ、改めて友達のアドレスで登録してくれました。
結果的にはなにやらうまくいかなかったみたいで、2台分、私のクレジットカードから引き落とされましたが。
ほかの外国人観光客もみんなポケットコネクトを借りていました。窓口での手続きには少々時間はかかりますが、駅の窓口で借りられるのはとても便利です。
本当にありがたいですね。 -
こちらがルーター一式。
ケースにデバイスの識別コードとパスワードが記載されているので、ルーターの電源を入れて、スマホの接続先を選んで入力すれば、即接続できます。
簡単!!事前に入れておいたSBBのアプリを起動させて、時刻表検索をします。それにしたがって、鉄道に乗り込み宿泊地ミューレンに向かいます。
バッテリーはおよそ4時間ほど持つらしいのですが、こまめに切って、必要な時に電源を入れれば1日使えます。充電コードもついているので、移動中に電車の中で充電も可能です。 -
実は、初日の夜に問題発生。
充電をしようとしたところ、ルーターの充電コードの接続口が破損していて、充電できませんでした。結構、お手軽な作りでヤワでした。
翌日、まずはラウターブルネンの駅で交換できるかを聞いてみましたが、「ポストオフィスに行きなさい」と。
ポストオフィスでは「知らない。ここはダメ。インターラーケンのスイスコムショップに行きなさい。」
インターラーケンヴェストのスイスコムショップでは「あら〜ごめんなさいね。でもここには置いてないから、ツーリストインフォメーションに行ってね」
ツーリストインフォメーションでは「なんでうちなの?スイスコムショップに行ったら?」と言われましたが、事情を説明したところ、カウンターの女性はスイスコムショップに電話をし、やっとこ新しいものと交換してくれました。
ホッ
もちろん、新しいものを受け取った際にはちゃんと壊れていないか確認して受け取りましたよ。
今後ははじめに駅で受け取る時もちゃ〜んと確認したほうが良いことを学びました。 -
ところで、ホテルの予約時には、wi-fiが無料で使えることを条件に探しました。
結果的には、ホテルで接続はできるとパスワードをもらいましたが、部屋が4階で電波が弱いのか、接続できませんでした。
そんな時にはポケットコネクト。
充電しながら電源を入れておけば、常時快適に接続できるのですから便利です。
明日の予定や、列車の接続を確認するのにやはりネット接続は欠かせない時代になってしまったようです。 -
こんな山の上だって、接続できます。
友達夫婦と別行動をした時などは、本当に便利でした。
何時に到着できそうだよ、何か買い出しは必要?先にビールを飲んでるよ、などなど。 -
たとえば、電車の中でポケットコネクトに電源を入れて、wi-fiつないで、SBBのアプリを起動させます。
そうすれば、次の乗換駅に何時に到着し、次の電車は何番線かも確認できるので、駅に着いた瞬間に即座にホームを移動できます。乗り継ぎが良すぎて、意外と乗り換え時間が短いことってありますよね。そんな時に、慣れない駅の時刻表やホームの案内板を見てもたついている間に、電車がいっちゃったーなんてことがないように、これはとても便利な武器なのです。 -
さて、旅も終わり、ルーターを返す時はどうしたらよいか?
簡単です。黄色いポストに一式入れるだけ。
え〜、本当にこのまま入れていいの?って思いながら、ありがとう、と言ってストンと投函です。
このポストはチューリッヒ中央駅のホームにあったもの。
郵便局と鉄道会社と観光案内窓口がスイスコムに協力して事業を行っているわけですよね。旅行者にやさしい国とはこうゆうところで差が出るのですね。 -
おまけで、黄色いポストの写真をいくつか。
これはツェルマットの中心からはずれた小さな集落で見つけたもの。 -
ツェルマットの街中で
-
ツヴァイジンメンの駅のホームで。
国内のどんな小さな村にもある黄色いポストに投函すれば返却が完了です。
すばらいしいのひとことです。
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